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  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった
    完結

    月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

    小説・文芸

    3.9
    全1巻1,760円 (税込)
    いつも、二番目。 私を一番に思ってくれる人は、誰もいない。 それでも私は——ひとりぼっちじゃ、なかった。 恋人に「プロポーズするなら元カノがいい」と告げられ、婚約寸前でフラれた桃子。 田舎の父からも、 「天国の母さんに、桃子が幸せになった姿を見せてやりたい」と言われてしまう。 「私には、愛し愛されるパートナーができない。 他の人はじょうずに進める人生ゲームのマスが、自分には進めない。 私は、なにかが足りてない人間なんじゃないか——」 桃子が働いているのは、三軒茶屋の小さな喫茶店、「雨宿り」。 ここでは、毎週金曜夜十時、“元カレごはん埋葬委員会”が開かれる。 失恋相手との思い出のごはんが作れなくなった人たちが、 その恋を「埋葬」するために集まる場所だ。 モラハラを受けているのに、相手に好かれるように振る舞ってしまうかれん、 推しが結婚してつらくても平気なふりをする美穂、 二股をされても「彼以上に成長させてくれる人に会える気がしない」と悩む夏希、 「初デートで牡蠣を食べようと誘われたら、脈なしってことですよね?」と思い出を語る黒田…… 相談者たちの失恋の話を聞き、 思い出の料理をつくって共に食べるうち、桃子は気づいていく。 誰かに選ばれないからといって、足りていない人間なわけではない、と。 元カレごはん埋葬委員会。 迷った心が帰る場所は、ここにある。 “ままならない気持ち”の名手、川代紗生の新作・書き下ろしが登場! 共感とおいしさのつまった、なんども読みたくなる1冊です。 【目次】 第1話 プロポーズ未遂の洋風茶碗蒸し 第2話 ググれよ男のさっぱり煮 第3話 推しに捧げたカルボナーラ 第4話 二股男の不合格オムライス 第5話 "脈なし"を悟った牡蠣フライ 第6話 ママがいない日の塩胡椒チャーハン 第7話 愛されなくても愛せるからあげ
  • 元カレごはん埋葬委員会

    元カレごはん埋葬委員会

    小説・文芸

    3.9
    1巻1,760円 (税込)
    金曜夜、二十二時。場所は喫茶「雨宿り」。 食べると元彼の顔が浮かぶけど、お蔵入りさせたくないあのレシピ。 また、作れるようにいたします。 「女を振る場所によりによってラブホをえらばなくたって いいでしょうが、ばかー!」 29歳、4年付き合った彼氏にフラれた、 クソ重くてめんどくさい女、桃子。 国宝級のイケメンだけど、 実は忘れられない彼女がいる店長、雨宮伊織。 親との関係に複雑な思いを抱えながら 近所の寺、星山寺で修行する僧侶、黒田穂積。 金曜夜、二十二時。場所は喫茶「雨宿り」。 元彼の好きだったあのレシピ、 成仏させて、 また作れるようにいたします!! 泣いて、泣いて、みんなと話して、 泣き止んだら、 あのご飯を作って、一緒に食べよう。
  • 私の居場所が見つからない。

    私の居場所が見つからない。

    ビジネス・実用

    4.2
    1巻1,650円 (税込)
    最近、若者の間で「承認欲求」に悩む人が増えているという。 SNS世代ゆえに、他人の目線を常に意識して生きている。 その「生きづらさ」に疲れてしまうのだという。 著者の川代紗生さんは、SNS世代のど真ん中。 書店スタッフとして働きながら、その書店のブログにコンプレックスや承認欲求を吐き出すように(でもユーモアも交えて)書きまくったところ、多くの共感の声が集まり、バズりまくった。 これまでに10万PV以上を記録した記事は10本以上ある。 強い感受性ゆえに、悩み、傷つき、成長していく姿に読者は感動を覚える。 韓国エッセイに通じるテイストがあるが、彼女の筆力ははるかにそれらを超えている。 「川代ノート」の人気記事をベースに、現代の若者が抱える「承認欲求」や「コンプレックス」「生きづらさ」、そして、そこからの脱出を描く自己啓発書。

ユーザーレビュー

  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

    Posted by ブクログ

    泣き過ぎてぐちゃぐちゃになりながら読みました。29歳、元カレ埋葬委員会の委員長やらせて下さい。私は料理人で将来自分の店をしたい、そして結婚も子供も欲しいと思ってるのでこの本に出てくる話がクリティカルヒットしました。

    0
    2026年10月25日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第一話から、自分の古傷と重なるところがあって大号泣。なんでそんなことまで言うの…と思うけど、相手も必死だったんだよね。

    食ってやっぱり記憶と結びついているから、ネガティブな記憶と通じるものがあると食べられなくなったたりすることもあるけど、それをあえて食べながら、思いっきり話して手放すための「埋葬委員会」はとても面白い視点だった。

    第六話は特に印象的。雫ちゃんの思いが全て語られることはなかったけど、それでも周りの描写から推測できて、もどかしくて、それをまだ言葉にできる年齢でもないから余計に苦しいながらも、雨宿りに来てくれてよかった。

    第七話は、私は体験してないけどなんとなく感じるいわゆる世間からのプレッシャーに、すごくまっすぐこちら側の苦しみを言葉にする場面でほんとにもう大号泣。自分が見て見ぬふりをしてきたものを直視させられた気分で、痛々しくもあり救われた気分にもなった。
    それからお父さんの言葉。「動かずにいられないのは、さみしいから」「離れない誰かが必要なんだ」
    ここを読みながら私は、自分の母だったら同じことを言うんだろうなと思って涙が止まらなかった。

    月がきれいな夜に思い出してくれる誰かがほしかった。思い出される自分でありたかった。
    きれいな月を見て、ふと虚しく思う理由が自分の中で腑に落ちた本だった。
    これからきれいな月をみた時は、私はこの本を思い出すと思うし、この本を読みながら一緒に感じた苦しみや痛み、救われた気持ちを思い出すだろうな。

    0
    2026年10月20日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

    Posted by ブクログ

    「足りてない人間」が今の自分自身にすごく刺さる。自分を認めてあげたいけど、どこか他人と比べてしまう自分がいて、苦しい。
    でも真っ直ぐに自分の信じた道を進むこと、周りの大切にしてくれる人たちを大事にしたいと思える本でした。足りてないんじゃない、足りない自分だからこそ、落ち込んで、頑張れるし前を向ける。

    0
    2026年10月18日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

    Posted by ブクログ

    自分を愛せなくても自分を認めてくれる人がいる世界ごと愛そう、そんな優しさがたくさん散りばめられた本で胸に刺さる。
    ダメなこと、足りないところ、自分らしさを出せないこともたくさんあるけれど、それでも大切にしてくれる誰かと手を取りあって、そんな世界を少し生き抜いてやろうと奮闘する登場人物に1歩を踏み出す勇気を貰える。

    0
    2026年10月14日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

    Posted by ブクログ

    ‪全ページ付箋が貼りたくなるほど私にブッ刺さった話‬。
    ‪どの言葉もわかるし、どちらの言いたいこともわかる、そんな気持ち。‬
    ‪特に結婚の話。親のいう結婚が幸せがプレッシャーになることもあるし、幸せのカタチはそれぞれ違うなぁ、ってこと。‬

    0
    2026年10月14日

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