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金曜夜、二十二時。場所は喫茶「雨宿り」。
食べると元彼の顔が浮かぶけど、お蔵入りさせたくないあのレシピ。
また、作れるようにいたします。
「女を振る場所によりによってラブホをえらばなくたって
いいでしょうが、ばかー!」
29歳、4年付き合った彼氏にフラれた、
クソ重くてめんどくさい女、桃子。
国宝級のイケメンだけど、
実は忘れられない彼女がいる店長、雨宮伊織。
親との関係に複雑な思いを抱えながら
近所の寺、星山寺で修行する僧侶、黒田穂積。
金曜夜、二十二時。場所は喫茶「雨宿り」。
元彼の好きだったあのレシピ、
成仏させて、
また作れるようにいたします!!
泣いて、泣いて、みんなと話して、
泣き止んだら、
あのご飯を作って、一緒に食べよう。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
元カレごはん埋葬委員会
川代紗生
SUNMARK
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金曜夜、二十二時。場所は喫茶「雨宿り」。
元彼の好きだったあのレシピ、
成仏させて、
また作れるようにいたします!!
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『月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった』の元カレごはん埋葬委員会。
設立秘話ー
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“私のために傷つけられてほしかった。”
ーもう、どうにもしようがない気持ち。
“つらい時期を救ってくれたスーパーヒーローを嫌いになるのは、簡単じゃないのだ、”
ーもどかしくて、切ない気持ち。
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一人で抱え込むしかできないような、
そんな気持ちありますよね??
ここでは、全部吐き出していいんです。
つらくて仕方ない気持ちも、
みんなで話して、
泣いて、
食べれば、
また明日を生きる力に変わっていく。
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読むと、
共感する。
怒って、
泣いて、
笑顔になれる。
そんな優しい物語です✧
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泣いて、泣いて、みんなと話して、
泣き止んだら、
あのご飯を作って、一緒に食べよう。
失恋の傷を癒してくれるのは、共感、時間、復讐、この三つしかないんだよ
『別れよう』って言われて傷ついてる顔を見たかった。私がこれだけ傷ついてるんだから恭平だって、私のために傷つけられてほしかった。
元カレが好きだったバターチキンカレー
つらい時期を救ってくれたスーパーヒーローを嫌いになるのは、簡単じゃないのだ。
彼の心には、どう足掻いても埋められないほどの大きな空洞があいっていて、私自身も、その空洞を埋める、手段の一つになりたかった
申し訳ないことなんてないの。食べるってのは体もだけど、心を回復させる行為でもあるんだよ。
今日という日をなんとか生き抜いてきた人の、「これ食べたい!」という願いを叶えられるのは、なんて幸せなことなんだろう。
物への執着は過去への執着。
傷つくことを先送りにすると、あとあとこんなに、キツくなるもんなんだね
ももちゃん、ありがとうね。私、よっかったよ。ちゃんと『めんどくさい』をやってよかった。わーって思い切り泣いて、大人気なく復讐しにいって、よかったよ。何歳になっても、『めんどくさい』をやるべきときには、やらなきゃダメなんだって、思ったよ
吐き出すべきときに吐き出さなかった後悔は、ずっと心の中で燻りぐづける。ずっと燃えつづけるボヤを心に飼いながら生きるのは、結構しんどい。……しんどかったんだ
つらい出来事を打ち明ける相手に自分が選ばれたっていう恍惚感をエサに思う存分泣くんだ
壮絶な人生を送りながらも、前向きに生きる人のふり。もっと親密になりたいと近づいてきた人に見せるための、深く傷ついた人のふり。いろんな顔を使い分けるんだ
自分の気持ちがなかったからさ。俺はね、相手に合わせて、気持ちを捏造するのが抜群にうまいんだよ。そんなに難しくないよ。『こういう人であってほしい』っていう相手の望み通りにふるまってあげるだけでいいんだもん
やりたくなくても、俺は、自分の気持ちと逆のことをしちゃうんだ。悲しくなりたいときに悲しくなれない。どうしたらいいかわからないんだよ
ぐちゃぐちゃな気持ちは、ぐちゃぐちゃなままにしておいていいんですよ
全部きれいじゃなくていい。言葉にしなくてもいい。
Posted by ブクログ
誰にも言えない思いやくすぶり続けた未練を、思い出の食事とともに「埋葬」する。舞台となる喫茶『雨宿り』で繰り広げられるやり取りは、騒がしくて切なく、最後には温かい愛に溢れていました。
ページをめくるたびに共感して、泣いて、最後には心が軽くなる。まさに私にとって最高のデトックス本です。
恋愛における自分の「重さ」を自覚している私にとって、主人公の桃子ちゃんは他人とは思えず、共感もひとしおでした。爆モテ女・しおりちゃんの語る「自分で自分の機嫌をとるのがうまい」「可愛げがある」といった女の子には強く憧れます。
けれど、そんな完璧に見える女の子にだって、埋葬したい気持ちがある。
皆が吐き出す思いに、人間関係のままならなさを感じます。彼らも、私たちも、みんな幸せになれたらいいのに……と、つい願わずにはいられません。
一番好きなお話は「おばあちゃんの秘密のおにぎり」です。梅干しに込められた深い愛に触れるたび、何度読み返しても涙が溢れてしまいます。
Posted by ブクログ
元彼との思い出で食べれなくなった料理を食べて、気持ちを整理し、彼に対する想いを埋葬し、次にすすむ。
喫茶雨宿りで毎週金曜に開かれる、元かれごはん埋葬委員会。
委員長で喫茶雨宿りの料理担当ももこ。店長、副委員長で常連客でもある僧侶黒田と依頼人で開かれる埋葬委員会。
金曜に訪れる客の失恋話と成仏のために食べる思い出の料理。
くずすぎる彼やずるすぎる彼、仕事と私どっちが大事なの問題や店長の恋や黒田の家族の話。
真正面からつらさに向き合わないと前に進めないのかもしれない。おせっかいで真っすぐに感情を表せるももこによって、感情を露わにしたり、隠していた気持ちを出すことができて恋を埋葬できる。
私も喫茶雨宿りのメニューを食べてみたくなった
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