作品一覧

  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった
    値引きあり

    月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

    小説・文芸

    4.1
    全1巻880円 (税込)
    いつも、二番目。 私を一番に思ってくれる人は、誰もいない。 それでも私は——ひとりぼっちじゃ、なかった。 恋人に「プロポーズするなら元カノがいい」と告げられ、婚約寸前でフラれた桃子。 田舎の父からも、 「天国の母さんに、桃子が幸せになった姿を見せてやりたい」と言われてしまう。 「私には、愛し愛されるパートナーができない。 他の人はじょうずに進める人生ゲームのマスが、自分には進めない。 私は、なにかが足りてない人間なんじゃないか——」 桃子が働いているのは、三軒茶屋の小さな喫茶店、「雨宿り」。 ここでは、毎週金曜夜十時、“元カレごはん埋葬委員会”が開かれる。 失恋相手との思い出のごはんが作れなくなった人たちが、 その恋を「埋葬」するために集まる場所だ。 モラハラを受けているのに、相手に好かれるように振る舞ってしまうかれん、 推しが結婚してつらくても平気なふりをする美穂、 二股をされても「彼以上に成長させてくれる人に会える気がしない」と悩む夏希、 「初デートで牡蠣を食べようと誘われたら、脈なしってことですよね?」と思い出を語る黒田…… 相談者たちの失恋の話を聞き、 思い出の料理をつくって共に食べるうち、桃子は気づいていく。 誰かに選ばれないからといって、足りていない人間なわけではない、と。 元カレごはん埋葬委員会。 迷った心が帰る場所は、ここにある。 “ままならない気持ち”の名手、川代紗生の新作・書き下ろしが登場! 共感とおいしさのつまった、なんども読みたくなる1冊です。 【目次】 第1話 プロポーズ未遂の洋風茶碗蒸し 第2話 ググれよ男のさっぱり煮 第3話 推しに捧げたカルボナーラ 第4話 二股男の不合格オムライス 第5話 "脈なし"を悟った牡蠣フライ 第6話 ママがいない日の塩胡椒チャーハン 第7話 愛されなくても愛せるからあげ
  • 元カレごはん埋葬委員会
    値引きあり

    元カレごはん埋葬委員会

    小説・文芸

    3.9
    1巻880円 (税込)
    金曜夜、二十二時。場所は喫茶「雨宿り」。 食べると元彼の顔が浮かぶけど、お蔵入りさせたくないあのレシピ。 また、作れるようにいたします。 「女を振る場所によりによってラブホをえらばなくたって いいでしょうが、ばかー!」 29歳、4年付き合った彼氏にフラれた、 クソ重くてめんどくさい女、桃子。 国宝級のイケメンだけど、 実は忘れられない彼女がいる店長、雨宮伊織。 親との関係に複雑な思いを抱えながら 近所の寺、星山寺で修行する僧侶、黒田穂積。 金曜夜、二十二時。場所は喫茶「雨宿り」。 元彼の好きだったあのレシピ、 成仏させて、 また作れるようにいたします!! 泣いて、泣いて、みんなと話して、 泣き止んだら、 あのご飯を作って、一緒に食べよう。
  • 私の居場所が見つからない。

    私の居場所が見つからない。

    ビジネス・実用

    4.2
    1巻1,650円 (税込)
    最近、若者の間で「承認欲求」に悩む人が増えているという。 SNS世代ゆえに、他人の目線を常に意識して生きている。 その「生きづらさ」に疲れてしまうのだという。 著者の川代紗生さんは、SNS世代のど真ん中。 書店スタッフとして働きながら、その書店のブログにコンプレックスや承認欲求を吐き出すように(でもユーモアも交えて)書きまくったところ、多くの共感の声が集まり、バズりまくった。 これまでに10万PV以上を記録した記事は10本以上ある。 強い感受性ゆえに、悩み、傷つき、成長していく姿に読者は感動を覚える。 韓国エッセイに通じるテイストがあるが、彼女の筆力ははるかにそれらを超えている。 「川代ノート」の人気記事をベースに、現代の若者が抱える「承認欲求」や「コンプレックス」「生きづらさ」、そして、そこからの脱出を描く自己啓発書。

ユーザーレビュー

  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

    Posted by ブクログ

    元カレ埋葬委員会、埋葬ご飯面白い!
    わたしの埋葬ご飯はホタルイカと菜の花のペペロンチーノ、鰹のタタキかなあ、、、

    ググれよ男ってネーミングセンス良い。自分の欲しい言葉をくれる人と話をして安心を得る、これって悪いことではないよね。でも変わりたいと思ったときに背中を押してくれる言葉を求めてチャンスを逃さなかった女の子は素敵だと思った。

    結婚してない自分は足りてないんじゃないかなって私が最近思うことだった。まして浮気された身からすると、私は他の女の子とは違うのかなって考えたくないけどふとした時に思ってしまう。
    自分の幸せはなにか改めて考えてみたいと思った。

    0
    2026年09月14日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まず、とにかく読みやすい。
    本を普段読まない人でも、内容がスッと入ってくる。あまり難しい言葉が多くなく、すらすらと読める。

    そして内容についても、本当に素敵だった。
    まだ24の私には、相手のいない31歳という桃子の気持ちはあまり分かってあげられなかったが、桃子自身が他者や自身に感じる気持ちは痛いほど共感できた。

    元カレごはん埋葬委員会にくるお客さんたちのそれぞれの悩みも、共感するところが多すぎてその度に胸が苦しくなった。でも、同じように感じる人が沢山いるんだって、自分だけじゃないんだなって思う気持ちも大きくなった。
    みんな所詮1人の人間で、どんなに賢くてもお金があってもセンスがあっても、た

    0
    2026年09月14日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

    Posted by ブクログ

    世界でたった1人、一生その人の隣にいていい権利を得ることが「結婚」なのだとしたら、そんな奇跡的な運命の人に出会える人がいる一方で、出会えない人生を過ごす人もいる。恋愛の面白さと複雑さ、そして切なさに共感できる一冊でした。

    0
    2026年09月06日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

    Posted by ブクログ

    親や周りの言うことをよく聞いて育って来た人、というか、考えを矯正されて自分の意思を持てなくなってしまった人、というか…そんな人はめちゃくちゃ共感できると思います。
    第7話まであるのですが、最終話で少し泣いてしまいました。なんでかは言い表せませんが…

    0
    2026年09月03日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

    Posted by ブクログ

    結婚して子供を産むことが「正」で「足りてる人間」のように扱われる世の中で、自分だって誰かに愛されたいし、一人前じゃないなんて、幸せじゃないなんて言わないでと願う主人公と、その周りの人たちの葛藤のお話。
    毎週金曜に「元カレごはん埋葬委員会」なんてものを開いてさまざまなお客様のカレの埋葬話と共に、皆であーだこーだ語り合って新たな発見があったりして。ご飯を食べて埋葬と記憶の塗り替える短編のようなエピソードがいくつかあったのが面白かったです。

    誰かに思ってもらえるこの瞬間が一生続くとも限らない中で、結婚しててもしてなくても刺さるお話だと思います。

    0
    2026年09月01日

新規会員限定 70%OFFクーポン 今すぐGET