川代紗生のレビュー一覧
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ネタバレタイトルがとても綺麗で手に取りました。
もう何度泣いたか分からない。
刺さりまくりで大好きな1冊になりました。
店長と娘さんの会話。
「忘れてほしい」が切なすぎて泣いて、直後の「忘れないよ」で涙腺大崩壊。
主人公が結婚を期待する父親にこれまで言えずにいた事を吐露するシーンも。
世間体を気にしていたのではなく、この子はそばに誰かいてくれないと…という気持ちからだったとわかってからがもうダメでした。
ひとつひとつのシーンが美しすぎた。
母親の火葬のあと、縁側で茫然とする父にわずか10歳の子が作ったまる焦げのからあげ。むっとして泣き出す幼き日の主人公。
そして、火葬の間絶対に主人公の手を離さなか -
Posted by ブクログ
ネタバレ私には好きな人がいる。思いはまだ伝えていない。私の世界はその人で象られていて、法律になってしまっている。本作も、その人の好きな「月」がタイトルに入っていたから購読させて頂きました。
本作は、読んでいて心に沁み渡り、でもどこか嫌悪感を感じていた。結城桃子さんが色んな人と出会い、色んな感性に出会い、自分を見つめ直すきっかけを得て、それでも次々と新しい問題が表面化していくところに、自分を投影してしまうからだった。でも、最後には、本作を読んで本当に良かった、本作に出会えて、自分が変われると本気で思った。桃子さんは決して、闘う人を傍観しなかった。
たとえ希望が無くとも、セルクルみたいな幸せの型にハマらな -
Posted by ブクログ
元カノと別れるタイミングで買ったこの本。
自分は相手にとっての1番になれないことを知って、虚しくて苦しくて悔しくて、何かに縋るように買った。
主人公もまた彼氏と別れる所から始まり、その彼氏は元カノが良いとのこと。少し自分と重ねた。
この本ですごく共感したのは、「自分は足りない人間なのかもしれない」ということ。恋愛とか結婚とか、職場や世の中の人が当たり前にしてることが、できていなくてすごく劣等感に苛まれる。
それでも、自分は自分なのだから、馬鹿でもアホでも頭が悪くて全部受け入れて生きていきたいと思った。
そして、もちろん努力はするけれども、そんな自分を愛してくれる人がいたら凄く嬉しいだろ -
Posted by ブクログ
小説をあんまり読まない自分が改めて小説を読もうと思わせてくれた本です。
表紙がすごくオシャレで帯に書かれた
「いつも、二番手。私を一番に思ってくれる人は、誰もいない。」
この文に惹かれて購入して読みました。
元カレごはん埋葬委員会という作品を読まず今作を先に読んだんですが、前作(?)を知らなくても楽しめました。
この作品に出てくる喫茶店が実在してたら常連になりたい、もしくはこの人たちと一緒に働きたいなぁ、暖かい居場所だなぁって思いました。
出てくる料理も美味しそうだしレシピ通り作ってみたいとも思いました。
本当に素敵な本に出会えたなと思います! -
Posted by ブクログ
元カレごはん埋葬委員会
川代紗生
SUNMARK
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金曜夜、二十二時。場所は喫茶「雨宿り」。
元彼の好きだったあのレシピ、
成仏させて、
また作れるようにいたします!!
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『月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった』の元カレごはん埋葬委員会。
設立秘話ー
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“私のために傷つけられてほしかった。”
ーもう、どうにもしようがない気持ち。
“つらい時期を救ってくれたスーパーヒーローを嫌いになるのは、簡単じゃないのだ、”
ーもどかしくて、切ない気持ち。
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一人で抱え込むしかできないような、
そんな気持ちありますよね??
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Posted by ブクログ
誰にも言えない思いやくすぶり続けた未練を、思い出の食事とともに「埋葬」する。舞台となる喫茶『雨宿り』で繰り広げられるやり取りは、騒がしくて切なく、最後には温かい愛に溢れていました。
ページをめくるたびに共感して、泣いて、最後には心が軽くなる。まさに私にとって最高のデトックス本です。
恋愛における自分の「重さ」を自覚している私にとって、主人公の桃子ちゃんは他人とは思えず、共感もひとしおでした。爆モテ女・しおりちゃんの語る「自分で自分の機嫌をとるのがうまい」「可愛げがある」といった女の子には強く憧れます。
けれど、そんな完璧に見える女の子にだって、埋葬したい気持ちがある。
皆が吐き出す思いに、人