川代紗生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
元カレごはん埋葬委員会
川代紗生
SUNMARK
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金曜夜、二十二時。場所は喫茶「雨宿り」。
元彼の好きだったあのレシピ、
成仏させて、
また作れるようにいたします!!
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『月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった』の元カレごはん埋葬委員会。
設立秘話ー
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“私のために傷つけられてほしかった。”
ーもう、どうにもしようがない気持ち。
“つらい時期を救ってくれたスーパーヒーローを嫌いになるのは、簡単じゃないのだ、”
ーもどかしくて、切ない気持ち。
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一人で抱え込むしかできないような、
そんな気持ちありますよね??
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Posted by ブクログ
20代前半、周りが結婚やパートナーとの同棲の話を聞くと自分のことを欠けている、足りないそんな風に思う瞬間が多くあります。思っていることを伝えるのが苦手で言語化できないからこそ、この本に出会えてよかったと思いました。
パートナーが嫌いな食べ物をなんとなく食べなくなったり、自分の好きだったものに割く時間が無くなったり、人に無意識に合わせて自分が無くなる感覚
言いたいことを我慢してどんどん自分を削ってどこで自分を補充すればいいのかわからなくなる感覚
いつしか自分らしさとかそういうものが無くなって、結局私って何になるんだろうとつくづく思います。
自分が苦しい原因を無くすためには失う人もいて、そ -
Posted by ブクログ
ものすごく、泣いてしまった
心にそっと寄り添ってくれるような、頭の凝りを少しほぐしてくれるような。
今の自分に刺さるところが多すぎて、ダメージ食らって1回本閉じたり、泣いちゃったり、感情が忙しかったな〜〜
「足りていない」って感覚わかるなあ と思った。
夏希さんの章に1番共感したかもしれない。まず相手の顔色を伺ってしまうとか、理由がわからないまま人生うまくいかないより理由があってうまくいかない方がマシ、とか。
わたしも、わたしを誇れるようになりたい。
月がきれいな夜や何気ない日常の中で自分のことを思い出してもらえたり、思い出す相手がいるって本当にすごく幸せなことなんだと思う。
あと出てく -
Posted by ブクログ
ネタバレ装画を担当されている日下明さんが好きで、この作品を手に取った。前作を読んでいなかったが、躓くところはほとんどなくスラスラと読めた。
物語は三軒茶屋に佇む小さな喫茶店『雨宿り』が舞台。そこで料理人として働く結城桃子と、店長の雨宮伊織、常連客で僧侶の黒田穂積の3人を中心に、毎週金曜夜10時に開催される「元カレ埋葬委員会」を通して、登場人物が愛した人の、もう食べられなくなった料理を作り、その人のことを語り合いながらいただくことで、心の蟠りを解いて埋葬するというストーリー。
読んでいて、私が抱えていた、今まで言語化してこなかったけれど確かに感じていたもやもやを、この本が掬い取って上手く言葉にし -
Posted by ブクログ
スラスラと読めて3日程度で完読。主人公の結城さんよりも私は若く結婚で悩むことはまだないが、彼女に感情移入しながら読むことができた。
人間は誰しも孤独であり、自分の存在意義を必死に探そうと生きている。その意義を感じられる一つの方法が、結婚。結婚と言っても一括りにはできないが、自分がどんな姿であろうと愛してくれて、自分に価値があると思わせてくれるパートナーに出会えたという証という捉え方はできる。それが幸せと社会では一般的に考えているけれど、その幸せの証を得る方法は必ずしも結婚だけじゃないとこの本は気付かせてくれた。これから先多くの人が、自分なりの幸せの形を引け目なく築ける寛容な社会になってほしい -
Posted by ブクログ
誰にも言えない思いやくすぶり続けた未練を、思い出の食事とともに「埋葬」する。舞台となる喫茶『雨宿り』で繰り広げられるやり取りは、騒がしくて切なく、最後には温かい愛に溢れていました。
ページをめくるたびに共感して、泣いて、最後には心が軽くなる。まさに私にとって最高のデトックス本です。
恋愛における自分の「重さ」を自覚している私にとって、主人公の桃子ちゃんは他人とは思えず、共感もひとしおでした。爆モテ女・しおりちゃんの語る「自分で自分の機嫌をとるのがうまい」「可愛げがある」といった女の子には強く憧れます。
けれど、そんな完璧に見える女の子にだって、埋葬したい気持ちがある。
皆が吐き出す思いに、人