川代紗生のレビュー一覧

  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    大切な人に頂いた大切な本です。
    装丁から美しい。
    帯にあるように、読み手に寄り添ってくれるような優しいお話でした。
    内容すべてが優しいという訳ではなくて... 上手くいかない場面では、登場人物と一緒にガチガチに考えさせられるし、解決と共に頭の中も解凍してくれる、という没入感もあり、それがまた良かったです。

    それから作中に出てくるお料理の美味しそうな事と言ったら...!
    レシピが付いてるのも嬉しいな。
    (作ってみたいけど、想像の中に留めておきたい気持ちもあり悩ましい。笑)

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    2026年05月17日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    周りをみればみんな当たり前のようにパートナーと一緒にいる。
    どうして自分だけ、たった1人に『選ばれない』のか。
    「誰にも選ばれない僕を、僕は選びたいとは、どうしても思えないんです」
    黒田さんの過去の恋愛から綴られる切実な寂しさと桃子への優しいエールに胸が苦しくなる。
    『選ばれない』自分を『足りてない』と思わなくてすむ日が、私にもいつか来たら良い

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    2026年05月17日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    結婚=幸せ
    結婚できない=足りない人間
    そう言う偏見は今も昔もある。
    そんな世の中で、血が繋がらなくても、結婚しなくても「家族だ」と言い切れる3人の関係を羨ましく思った。
    寂しがり屋だから、自分の代わりに、娘の側に誰かいて欲しいと願うお父さんの気持ちも泣けた。

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    2026年05月13日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    自分を認められない。許せない。そんな時にこの本に出てくる言葉たちを読むと、静かにやさしく大丈夫だよと言ってくれてる気がします。。
    傷ついても立ち上がる強さ、その吐き出す役割をこの本は担ってくれてる気がします。。

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    2026年05月13日
  • 元カレごはん埋葬委員会

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    元カレごはん埋葬委員会
    川代紗生
    SUNMARK

    ーーーーーー

    金曜夜、二十二時。場所は喫茶「雨宿り」。

    元彼の好きだったあのレシピ、
    成仏させて、
    また作れるようにいたします!!

    ーーーーーー

    『月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった』の元カレごはん埋葬委員会。

    設立秘話ー

    ーーーーーー

    “私のために傷つけられてほしかった。”

    ーもう、どうにもしようがない気持ち。


    “つらい時期を救ってくれたスーパーヒーローを嫌いになるのは、簡単じゃないのだ、”

    ーもどかしくて、切ない気持ち。

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    一人で抱え込むしかできないような、
    そんな気持ちありますよね??

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    2026年05月11日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    「自分を愛して、一人で強く生きましょう」みたいな、綺麗な自己啓発の結論じゃない。ここにあるのは、「誰かに依存してしまう、どうしようもなく弱い自分のまま、人とぶつかり合って生きていくしかない」という泥臭い覚悟の記録だ。
    純粋じゃなくても、みっともなく誰かにすがる姿も、人と人がぐちゃぐちゃに関わり合うこと自体がすごく愛おしいものなんだと気づかせてくれる。
    ださかろうが、どんくさかろうが、恥ずかしげもなく人にぶつかって生きていく。自分もそんなふうに、泥だらけのまま人と関わって生きていきたいと強く思わせてくれる、血の通った一冊。

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    2026年05月11日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    美味しいものを食べた時、綺麗な景色を見た時。あの人にも食べさせてあげたい、見せてあげたいと真っ先に思い浮かぶ人。そんな人ができること、そしてそんな人から愛されること。それはなんて奇跡の話なのでしょう。
    けれど、そんな奇跡が私に起きなくてもこうして私は幸せに生きている。時には寂しさも感じるけれど、そんな私をどうか、認めて欲しい。そんな人たちをこの本が優しく包んでくれる。

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    2026年05月10日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    20代前半、周りが結婚やパートナーとの同棲の話を聞くと自分のことを欠けている、足りないそんな風に思う瞬間が多くあります。思っていることを伝えるのが苦手で言語化できないからこそ、この本に出会えてよかったと思いました。

    パートナーが嫌いな食べ物をなんとなく食べなくなったり、自分の好きだったものに割く時間が無くなったり、人に無意識に合わせて自分が無くなる感覚

    言いたいことを我慢してどんどん自分を削ってどこで自分を補充すればいいのかわからなくなる感覚

    いつしか自分らしさとかそういうものが無くなって、結局私って何になるんだろうとつくづく思います。

    自分が苦しい原因を無くすためには失う人もいて、そ

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    2026年05月09日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    埋葬委員会、私も参加したいと心から思った。
    だけどこの3人がメンバーではないと意味がない。
    この3人の埋葬委員会に参加したい。
    桃子ちゃん、黒田さん、店長、3人の深くて強い絆がとても美しくて尊くて唯一無二の居場所で
    立ち入ることは誰も許されないような気さえして
    だけど埋葬委員会がある、いつだって受け入れてくれる3人の温かさに私も包まれたいと心から思った。
    "足りている人間"だとか"足りていない人間"だとか
    "世間一般的な幸福の基準やゴール地点"だとか
    そんなことに囚われ続けなくてもいいということを
    3人の関係性、各々の経験から、沢山教

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    2026年05月08日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    ものすごく、泣いてしまった
    心にそっと寄り添ってくれるような、頭の凝りを少しほぐしてくれるような。

    今の自分に刺さるところが多すぎて、ダメージ食らって1回本閉じたり、泣いちゃったり、感情が忙しかったな〜〜
    「足りていない」って感覚わかるなあ と思った。
    夏希さんの章に1番共感したかもしれない。まず相手の顔色を伺ってしまうとか、理由がわからないまま人生うまくいかないより理由があってうまくいかない方がマシ、とか。
    わたしも、わたしを誇れるようになりたい。

    月がきれいな夜や何気ない日常の中で自分のことを思い出してもらえたり、思い出す相手がいるって本当にすごく幸せなことなんだと思う。

    あと出てく

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    2026年05月06日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    周囲と同じように普通に恋人がいてそのうち結婚して子供が産まれて家庭を持つのが当たり前であり、それが幸せであるという風潮。間違ってはいないと思うけど必ずしもそれだけが幸せじゃないよ。自分の幸せは自分で決めていいんだよと背中を押してくれてるような一冊。

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    2026年05月05日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    ネタバレ

    装画を担当されている日下明さんが好きで、この作品を手に取った。前作を読んでいなかったが、躓くところはほとんどなくスラスラと読めた。


    物語は三軒茶屋に佇む小さな喫茶店『雨宿り』が舞台。そこで料理人として働く結城桃子と、店長の雨宮伊織、常連客で僧侶の黒田穂積の3人を中心に、毎週金曜夜10時に開催される「元カレ埋葬委員会」を通して、登場人物が愛した人の、もう食べられなくなった料理を作り、その人のことを語り合いながらいただくことで、心の蟠りを解いて埋葬するというストーリー。


    読んでいて、私が抱えていた、今まで言語化してこなかったけれど確かに感じていたもやもやを、この本が掬い取って上手く言葉にし

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    2026年05月03日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    ネタバレ

    レシピの名前の付け方がとにかく秀逸。料理のレシピが本にも載ってるので作ってみようと思う!
    それ以上に、タイトルの意味がわかった時に私のことを思い出してくれる人がいるのは本当にすごいことだと。一緒に暮らして、生活を共にし、私のことを1番に考えてくれていた家族は奇跡だと。大人になって親元から離れた時に同じようなことを想ってくれる人はきっと多くはない。でも、彼氏彼女ではなく。お互いに支え合った友人同士でも、一度助けてくれただけの人でも「これ見せてあげたいな」と思ってくれるだけで十分幸せなんだと想った。

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    2026年05月03日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    スラスラと読めて3日程度で完読。主人公の結城さんよりも私は若く結婚で悩むことはまだないが、彼女に感情移入しながら読むことができた。

    人間は誰しも孤独であり、自分の存在意義を必死に探そうと生きている。その意義を感じられる一つの方法が、結婚。結婚と言っても一括りにはできないが、自分がどんな姿であろうと愛してくれて、自分に価値があると思わせてくれるパートナーに出会えたという証という捉え方はできる。それが幸せと社会では一般的に考えているけれど、その幸せの証を得る方法は必ずしも結婚だけじゃないとこの本は気付かせてくれた。これから先多くの人が、自分なりの幸せの形を引け目なく築ける寛容な社会になってほしい

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    2026年05月02日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    ネタバレ

    桃子ちゃんの気持ちがすごく分かる。30前後の女性ならどうしても一度は悩む人が多いと思う。結婚・出産、、、。誰かに人生を共にしたいと思ってもらえない。選べれない自分はどこかダメな人間なのだろうか、と。
    ただ桃子ちゃんのお父さんの気持ちもわかってしまって辛い。ただ幸せになって欲しいだけなのに。プレッシャーをかけてしまったりすることってあるよね。最後には和解できて良かった。美味しいご飯を作れるってだけで素敵だと思うけどな。

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    2026年04月26日
  • 元カレごはん埋葬委員会

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    読みたかった本の前作だと知って読んだ。想像以上に良かった。大好き。
    主人公の桃ちゃんがいわゆる重い女なんだけど、得意の料理で人々の煮え切らない思いを浄化していく。自分の元カレへの思いも含めて。
    素敵なエピソードがたくさんあるのだけれど、一番好きだったのが『おばあちゃんの秘密のおにぎり』!!夫婦の手紙のやり取り、おばあちゃんの愛に溢れたノート、もうキュンキュンした。二人の関係に憧れる。これは続編にも期待大!!

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    2026年04月12日
  • 元カレごはん埋葬委員会

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    誰にも言えない思いやくすぶり続けた未練を、思い出の食事とともに「埋葬」する。舞台となる喫茶『雨宿り』で繰り広げられるやり取りは、騒がしくて切なく、最後には温かい愛に溢れていました。
    ページをめくるたびに共感して、泣いて、最後には心が軽くなる。まさに私にとって最高のデトックス本です。

    恋愛における自分の「重さ」を自覚している私にとって、主人公の桃子ちゃんは他人とは思えず、共感もひとしおでした。爆モテ女・しおりちゃんの語る「自分で自分の機嫌をとるのがうまい」「可愛げがある」といった女の子には強く憧れます。
    けれど、そんな完璧に見える女の子にだって、埋葬したい気持ちがある。
    皆が吐き出す思いに、人

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    2026年03月21日
  • 元カレごはん埋葬委員会

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    元カレとあるけど亡くなった奥さんや母親など恋人に限らず誰かとの思い出に纏わる料理の話。一番好きなのは本屋の木村さんの奥さんとの思い出料理。黒田さんの母親は悪気無く息子を差別して追い詰めて、でも気が付かないんだろうな、一生。どの話に出てくる料理も美味しそうで再現してみたいな。ドラマ化しやすそうなお話だなーとも思った。

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    2026年03月13日
  • 元カレごはん埋葬委員会

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    料理で本心をぶつかり合う爽やかな短編集。ヒロインの桃子ずっと爆走してるし、爆泣きしたし、愛おしい。店長さんと黒田さんの物語で泣きました。

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    2025年05月31日
  • 元カレごはん埋葬委員会

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    激レアさんで知り、渋谷の天狼書店で元カレの好きだったバターチキンカレーを食べた時に読みたいと思い購入。
    思った以上に優しく、人間味満載の物語だった。誰でも一つは心の奥にしまってるものがあり、人には理解されないだろうと悩みがある。それを吐き出して、ゼロにしてもいいし、心の中に留めてもいい、どんな人の生き方も肯定してくれる。
    どの物語も最後自分自身で決めた道に進んでいく人たちを見ると自分も頑張ろうと思える話だった。

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    2025年04月20日