川代紗生のレビュー一覧
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ネタバレ自分が感じていた漠然とした寂しさの正体が見えた気がした。
そして、色んなことを気づかせてくれた!
✳︎ 結婚相手には「二番目に好きくらいの人がちょうどいい」という通説は、相手が一途に自分を好きでい続けてくれるという前提があってこそ成立する。
✳︎ どうして未婚の人には、『幸せなままでいてほしい』じゃなくて、『幸せになってほしい』と……思ってしまうのか。当たり前のように存在する「結婚」を「幸せ」と翻訳する文化
✳︎猛烈に好きな人ができると、その人が法律になってしまう
✳︎誰かのための自分になっていないか。自分を守ってくれる自分のための自分はいるのか。
元カレご飯埋葬委員会、なんてい -
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表紙も金字を使っておしゃれで売ろう!という感じだし、タイトルもキャッチーなので、流行りの若い人向けという感じ(あまりよくない意味で)かと思っていたが、心の声がそのまま表現されている感じがとても良かったです。
『元カレごはん埋葬委員』の続きものだったのに、そちらを読まず本作から読んでしまって、知らない設定があり強引に読み進めた感あったので、1作目から読むことをお勧めします。
二番目に好きな人との結婚がうまくいく説も通説だけど、この本を読んで、一番好きな人と結婚したくなった。月がきれいな夜に思い出してしまう人・思い出してくれる人と。自分の「好き」に素直に生きていこうと思いました。 -
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普段、読んだことがない作家さんの本はあまり読まないのですが、こちらは本屋さんで推されているのをみて気になったのと、想定の美しさも相まって購入してすぐによみました。
テーマは、結婚や失恋、友情や家族について描かれていて、そこに関係するおいしそうなご飯が出てきて人生と食事の大切な関係も描かれており、食べ物系小説が好きな私にとってはとても読みやすかったです。
また、登場人物たちがそれぞれの失恋を乗り越えていくなかで、その人にしかわからない感情や葛藤がまっすぐで素直な表現で描かれていて、かなり共感もできました。
最後の章の「家族」に触れた部分では、子として親に対する想いや親が子に対する想い、他人だけど -
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喫茶「雨宿り」に訪れる人たちの恋愛と失恋をテーマにした連作短編集。どの章もとても読みやすかった。
自分自身を「足りている」と評価できる人は、どのぐらいいるんだろう。足りていないと感じるから、誰かに評価してもらいたいし、足りていないと感じるから、誰かといたい。足りていないから、誰かに頼りたくて、満たしてほしくて、必要とされたい。何かを求め続けるほど、正解から遠くなって、やっぱりずっと、足りないまま。
「雨宿り」に集う主人公ももちゃん、店長、黒田さん。みんなそれぞれ、足りない部分と向き合い、生きている。本当は逃げたくて抜け出したくて必要とされたいだけなのにと、がんじがらめになりながら、考えずにはい -
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「みんなが正解といってる枠」に嵌めたがる。
人はなんでこんなに不器用なんだろう
今年発売された『月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった』。
読み終わった後に前作があったとは…。
『元カレごはん埋葬委員会』の発端と言える物語。
桃子の失恋から始まり、『元カレごはん埋葬委員会』に来店する失恋した男女。そして伊織と黒田さん。
みんな生きることが不器用なんだなと思った。
いやいや彼らだけじゃない。読んでる私たち…すべての人間もみんな不器用。
桃子が言う言葉に、しっくりきたことはありませんか。
「自分はずれてるくせに、ずれているところを受け入れてほしいくせに、相手には、ずれていない、みんなに -
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食べ物には人それぞれの思い出が詰まっているのですよね。
香りや味って前にそれを嗅いだり食べたりした時に一瞬にして戻してくれる。
もしも、元カレと食べてた思い出たっぷりのものがあったとしたら何年たってもそれを食べるたびに辛い記憶を呼び起こしてしまう…かも。
その食べ物を他の人と食べて記憶を上書きするのはなかなかいい方法かもしれないですね。
私は母の作ったおにぎりがもう一度食べたいなぁ。
(Word)
ごはんがおいしいこと。
好きな人たちと一緒に、おいしいものを食べること。
もしかしたらこれこそが、私にとっての、一番の幸せの形なのかもしれない。 -
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元カレとの思い出が詰まってる料理を元彼の話をしながら埋葬しよう!をコンセプトに毎週金曜日の夜、イケメン店長が営むカフェで話を聞き、料理を作る主人公・結城桃子。
桃子自身も29歳で4年付き合った彼氏に振られたことがきっかけで、カフェ「雨宿」で働き始める。
出てくる料理がとにかくおいしそう。桃子の思い出の料理「元カレが好きだったバターチキンカレー」うまそうすぎて、スパイスポチッちゃった。
店長の過去の恋を描いた「友達の先の景色を見てみたかったキャロットケーキ」は泣かしにきてて、逆な泣けなった。キャロットケーキはうまそげで、食べたくなった。笑