感情の沼
この著者の書いた文章を読むと、沼にハマっていくような感覚になった。
「自分はこう思う!」という感情的で荒々しい表現が少し押し付けがましく感じた。
だが、その側面とは違う角度から彼女の文章を評価するなら、ありのままの感情を剥き出しにしてて、泥くさいくらい真っ直ぐなところが良い。
良さに気づくと片足を突っ込んだら抜け出せない沼にのめり込むような感覚に襲われる
この本を読み、書きたいという欲望を承認欲求と絡めて
読者の心に何かのひっかかりを作れる彼女が素直に凄いと思うし、自分にもひっかかりが産まれた。