元カレごはん埋葬委員会
川代紗生
SUNMARK
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金曜夜、二十二時。場所は喫茶「雨宿り」。
元彼の好きだったあのレシピ、
成仏させて、
また作れるようにいたします!!
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『月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった』の元カレごはん埋葬委員会。
設立秘話ー
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“私のために傷つけられてほしかった。”
ーもう、どうにもしようがない気持ち。
“つらい時期を救ってくれたスーパーヒーローを嫌いになるのは、簡単じゃないのだ、”
ーもどかしくて、切ない気持ち。
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一人で抱え込むしかできないような、
そんな気持ちありますよね??
ここでは、全部吐き出していいんです。
つらくて仕方ない気持ちも、
みんなで話して、
泣いて、
食べれば、
また明日を生きる力に変わっていく。
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読むと、
共感する。
怒って、
泣いて、
笑顔になれる。
そんな優しい物語です✧
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泣いて、泣いて、みんなと話して、
泣き止んだら、
あのご飯を作って、一緒に食べよう。
失恋の傷を癒してくれるのは、共感、時間、復讐、この三つしかないんだよ
『別れよう』って言われて傷ついてる顔を見たかった。私がこれだけ傷ついてるんだから恭平だって、私のために傷つけられてほしかった。
元カレが好きだったバターチキンカレー
つらい時期を救ってくれたスーパーヒーローを嫌いになるのは、簡単じゃないのだ。
彼の心には、どう足掻いても埋められないほどの大きな空洞があいっていて、私自身も、その空洞を埋める、手段の一つになりたかった
申し訳ないことなんてないの。食べるってのは体もだけど、心を回復させる行為でもあるんだよ。
今日という日をなんとか生き抜いてきた人の、「これ食べたい!」という願いを叶えられるのは、なんて幸せなことなんだろう。
物への執着は過去への執着。
傷つくことを先送りにすると、あとあとこんなに、キツくなるもんなんだね
ももちゃん、ありがとうね。私、よっかったよ。ちゃんと『めんどくさい』をやってよかった。わーって思い切り泣いて、大人気なく復讐しにいって、よかったよ。何歳になっても、『めんどくさい』をやるべきときには、やらなきゃダメなんだって、思ったよ
吐き出すべきときに吐き出さなかった後悔は、ずっと心の中で燻りぐづける。ずっと燃えつづけるボヤを心に飼いながら生きるのは、結構しんどい。……しんどかったんだ
つらい出来事を打ち明ける相手に自分が選ばれたっていう恍惚感をエサに思う存分泣くんだ
壮絶な人生を送りながらも、前向きに生きる人のふり。もっと親密になりたいと近づいてきた人に見せるための、深く傷ついた人のふり。いろんな顔を使い分けるんだ
自分の気持ちがなかったからさ。俺はね、相手に合わせて、気持ちを捏造するのが抜群にうまいんだよ。そんなに難しくないよ。『こういう人であってほしい』っていう相手の望み通りにふるまってあげるだけでいいんだもん
やりたくなくても、俺は、自分の気持ちと逆のことをしちゃうんだ。悲しくなりたいときに悲しくなれない。どうしたらいいかわからないんだよ
ぐちゃぐちゃな気持ちは、ぐちゃぐちゃなままにしておいていいんですよ
全部きれいじゃなくていい。言葉にしなくてもいい。