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大切な人へ、あなたが最後に贈りたいものは何ですか? 依頼人の死後にしかるべき人の元へ遺品を送り届ける「天国宅配便」で働く七星律は、今日もバイクで配達先へ向かう。友人たちに先立たれた孤独な老女、祖母と喧嘩別れした女子高生、幼馴染みと結ばれなかった中年男、顧問の先生を喪った部活仲間……。会えなくなった人から届いた思いがけない小包みの中身とは? 言いそびれた言葉と伝えられなかった想いにきっと涙があふれる。今を生きる力が湧いてくる感動作、待望の文庫化!
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Posted by ブクログ
第1話から涙が止められない。 涙と感動が9割、あとの1割は爽やかさ。依頼人からの贈り物を貰い、受取人が今までの生き方を見つめ直すのが良き!小さなお家とかくれんぼの話がお気に入り。配達人の七星律も魅力的。続編も読まねば!
天国宅配便シリーズの第1作目。 読むのが最後になってしまいましたが、やっぱり好きなシリーズでした。 ・私たちの小さなお家:ゴミ屋敷に住む75歳の夕子について ・オセロの女王:地方で家を守って生きてきた八重と東京に憧れる孫の文香、「やってみろ」という言葉の持つ意味 ・午後十時のかくれんぼ:かくれんぼ...続きを読むが好きな幼馴染のこと ・最後の課外授業:サイエンス部の5人に顧問の真田先生から贈られたものは… ・エピローグ:七星と母親のこと 今回もどれも好きだなと思って読みすすめましたが、特に良かったのかサイエンス部のお話とオセロの女王。
亡くなった人と残された人を贈り物で繋ぐ、あたたかい物語でした。 ある日届けられた宅配便は、心当たりなど何もない『天国宅配便』なる運送会社のものだった。差出人は、既に亡くなってしまった人。依頼人が生前、亡くなってから届けてほしいと依頼した遺品をしかるべき時期に届けるサービスが『天国宅配便』だとい...続きを読むう。受け取った相手の反応は様々。共に生活していた友人たちに先立たれた老女、祖母と喧嘩別れした女子高生、かくれんぼの得意な幼馴染を見つけられなかった男性、つながりなどなかったはずの高校時代の顧問から謎の手紙が届いた元部活の同級生たち。生前伝えられなかった想いが、届かなかった言葉が、時間を経て宅配便の形で彼ら、彼女らにようやく届く。 今回、このタイトルを選んだのは直前に読んでいた『ラストラン』が思いの外幽霊の強いお話だったので、『天国からの宅配便』ということなら天使か何かのようなキャラクターが死後の世界から何かを宅配便で届けていくような話なのではないか、とタイトルから想像したからでした。それなら幽霊繋がりになるかもしれないからこの話にしようか、と。 第一章を読んで、その予想は外れていたことはすぐにわかりました。それよりももっとずっと、強い想いを感じるお話でした。 宅配便を受け取った時、送った差出人は既に亡くなっている。一方通行になるだけの贈り物のはずなのに、その贈り物はどれも、生前の誰かの想いが強く残って、相手の心に深く潜り込む力がある。そんなことを感じさせる贈り物の数々。そこに至るまでの登場人物の背景を丁寧に書いてくれているため、その贈り物を受け取った人が、その贈り物に何を見てどんなことを感じているのか感情移入がしやすく、何度も泣きそうになりながら読みました。 どのお話もとても素敵で、素晴らしい話だったと思います。特に印象に残っているのは祖母と女子高生のお話と、高校の部活顧問と部活メンバーのお話です。 私がもし、亡くなった大切な誰かから『天国宅配便』を受け取ることができたなら、一体何を思うだろう、と考えると同時に、私がもし亡くなった後に誰かに何かを送ることができるなら、なにを渡したいと思うだろう、とも考えてしまいます。 今この現代に、『天国宅配便』なんてサービスはないだろうし、そもそも死を予期して何かを準備しておく間もなく死んでしまうかもしれない人生です。死んだ後に何かを用意する前に、生きているうちに、後悔のないように何かを伝えられる人でありたいと思います。 とても心温まる、優しい物語でした。
「午後10時のかくれんぼ」、オーディブルで聞いていたのですが、車の中で大泣きしました。そんな結末、予想もしませんでした。 本の題名から泣けるお話ということは、予想できましたが、正に著者の狙いにハマってしまいました。
感動(T ^ T) 届け物を依頼人の死後届ける。 それは、大切な人を残して亡くなる人とその後生きる人を繋ぐ届け物。 亡くなった人とは再び会えないが荷物を通して伝わる思いがある。それがこれからを生きる残された人にとっての大きな糧になる。
亡くなったひとからの宅配便。贈り物は色々あり、込められた思いもそれぞれでした。 生きている人からの贈り物は想像できるけど、亡くなったひとからの贈り物は想像できないので、楽しく読めました。。読み終わりは、自分なら何を贈るか、なども考えてしまいます。
亡くなった人から、天国宅配便で贈り物が届く4つの物語。 自分の事を想って、最期に手紙や贈り物を届くように依頼してくれているだけで嬉しくて泣いてしまいそうです。 すごく愛を感じる物語でした。
午後10時のかくれんぼ、に、見えない優しさを感じます。星の王子さまの名言、大切なことは見えない、というのが思い出されます。
心がホッとする。 残された人にとって素敵なシステム。 だけど、そんな風に 事前に準備できるなんてこと そうそうないと思う。 だからこそ、生きてる間に伝えたい事や成したい事は しておくべきだと。 いつどんな形で、突然亡くなってしまうかなんて わからないから。 いつも、このようなストーリーを読むと思う事...続きを読むなんだけど なかなか私は大切に生きる事ができない。 ダメダメです。
4話とエピローグからなる短編集。 1〜3話は、ありきたりの話だなと思いつつ読んでいたが、4話だけは違った。 登場する5人のキャラが、短編の短い中でうまく描かれていて、ラストの5人が集まる所から後は、すごく心を動かされた。この4話だけで長編にすれば良かったのにと思った。
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天国からの宅配便
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柊サナカ
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