作品一覧

  • ナースの卯月に視えるもの
    4.0
    1~4巻800円 (税込)
    新川帆立大絶賛! 創作大賞2023(note主催)「別冊文藝春秋賞」受賞作 「号泣しました。様々な痛みを抱えて生きる人々を、そっと包み込んで肯定してくれる優しい作品です。」――新川帆立(作家)       ★感涙必至のお仕事ミステリーが誕生!★ ~元看護師の著者が送る、命の物語~ 完治の望めない人々が集う長期療養型病棟に務める看護師・卯月咲笑。ある日、意識不明の男性のベッド脇に見知らぬ女の子の姿が。それは卯月だけに視える患者の「思い残し」だった――。彼らの心残りを解きほぐし、より良い看護を目指したいと奔走する日々が始まった。ナースが起こす小さな奇跡に心温まるお仕事ミステリー。
  • 桃井ナースがお邪魔します
    4.3
    1巻850円 (税込)
    ****** 訪問看護師が差し出す手は、こんなにも温かくて頼もしい。 ――前川ほまれ(小説家・看護師) ****** 桃井の明るさと不思議な力が利用者の心と謎を解きほぐす! 人気シリーズ「ナースの卯月に視えるもの」でデビューの著者、最新作! 元看護師の著者による、元気になれるあたたかなお仕事小説。 【内容紹介】 訪問看護師2年目、27歳の桃井由乃。ある日、いつものように利用者さんのお宅へ伺うと、部屋にいくつかの穴があいていた。触ってみると実際には穴はあいていない。「……家の怪異だ」。人の心が家に現れ怪異として見える桃井は、外見からは分かりづらい利用者さんの異変に気付き……。 カバー装画=丹地陽子 カバー装丁=bookwall ★医療業界から書店員さんまで、「励まされた」と感動の声、続々★ 「自分の過去や家庭にも向き合い少しずつ進んでいく彼女に大変励まされた」くまざわ書店 調布店・柴崎莉沙さん 「この本を読んで、自分だけでがんばらず、頼ってもいいんだと思えるようになりました」訪問看護師・Uさん 「ストーリーの向かう先に、心温まり元気を貰えました」理学療法士・Tさん 「きっと読んで勇気づけられる人がいる」学校図書館・荒木久美さん 「誰の尊厳も諦めない、温かいことばが溢れていて励まさました」訪問看護師・Iさん 「数々のエピソードが看護師として自分の経験したことばかりで驚きました。自分の大切な人のために訪問看護を頼むことになったら桃井ナースに来てもらいたい」訪問看護師・Kさん
  • こころのカルテ 潜入心理師・月野ゆん
    4.1
    1巻682円 (税込)
    潜入心理師、人の心の「核」に触れる。 横浜みなと大学病院で働く月野ゆんは、精神疾患をかかえた人の心の「核」に潜入し、治療をおこなう潜入心理師だ。日本で初めて人の心に潜入した潜入師で、ゆんの憧れの先輩である本城京と、精神科の看護師経験を持つ、同じく潜入師の先輩・蓮まこととともに、ゆんは今日も患者の記憶のなかへと潜っていく。 ゆんには、患者の心の「核」がどこにあるかがわかる不思議な力があった。幼いころに母親から「あんたなんか、産むんじゃなかった」と言われた記憶、いじめに加担してしまった記憶、夫の不倫発覚など、ゆんたちが対峙する患者の心の「核」は様々だ。まだ新しい資格で成り手が少ないなか、ゆんがこの仕事を志したのには、実は理由があって──。 「ナースの卯月に視えるもの」シリーズで注目を集める元看護師の著者、待望の最新作! (底本 2025年3月発売作品)

ユーザーレビュー

  • 命の交差点 ナースの卯月に視えるもの

    Posted by ブクログ

    シリーズ、3作目。
    がんの専門家として成長した看護師・卯月 咲笑。
    患者の『思い残し』が見える彼女は、本作では、自身の検診で再検査が発覚。
    果たして、どうなるのか?

    青い空が見たいと願う患者、孫に会いたい患者、そして、結婚式の直前に交通事故に会い、意識のない彼女を待ち続ける彼。などなど

    一年ぶりに植物状態から回復した彼女に、それを見つめる婚約者やご両親の姿。
    この奇跡のシーンにウルウルです。
    本当に、こんなことが起きると良いですね。

    最後、卯月さんに異動の話が、、、
    果たして、どうなるの?

    0
    2025年11月23日
  • ナースの卯月に視えるもの

    Posted by ブクログ

    一人の女性ナースの成長譚です。
    彼女とは全く違いますが私は持病を持っています。
    その持病に囚われすぎると生活が困難になることを
    実感しているので、最終的に彼女が出した答えは
    私にとって同じ答えとして持っていてもいいかもしれない。
    と感じました。

    0
    2025年11月18日
  • 天国への道草 ナースの卯月に視えるもの

    Posted by ブクログ

    「死」を感じる小説は「生」がくっきりと浮かんでくる。

    看護師の卯月咲笑には不思議な能力がある。
    それは患者の「思い残していること」が視えること。
    思い残しを解消するために色々奔走するお仕事小説。

    第4弾の今作は新設されたホスピスに異動。
    最期の時が迫る患者のい何ができるのか、寄り沿っていく。

    1巻では少し無茶をしても患者の「思い残し」を解決よしようとしている卯月が
    自分の出来ることの範囲で解決しようとしている姿に成長を感じた。

    そして青葉総合病院はあの横浜の青葉区がモデルなのか?(青葉区の近くに住んでいるので勝手に親近感)
    これは第5弾もあるのでしょうか?
    すごく気になります。

    0
    2025年11月13日
  • 桃井ナースがお邪魔します

    Posted by ブクログ

    『ナースの卯月に視えるもの』でデビューした秋谷りんこさんの作品。
    訪問看護師2年目の桃井 由乃は、利用者さんの家にある怪異を見つける力がある。それは人の心が怪異として現れるという。

    外見からは分かりづらい利用者さんの異変に気付き、そこで、、、
    病院勤務の看護師とは、また異なる対応が求められるなど、難しい所も多いですね。

    ・心の穴を埋めるには
    ・一緒にいるために
    ・たとえ忘れてしまっても
    ・家族だけど
    ・明日へつなぐ

    家族は、必ず親の介護をしなければならないのか?
    訪問看護師としても、人としても、思い悩む日々。

    でも、少しづつ前を向いて一歩一歩進んでいくのが、大切なんですね。

    0
    2025年11月08日
  • ナースの卯月に視えるもの2 絆をつなぐ

    Posted by ブクログ

    シリーズ、第二弾。
    看護師・卯月 咲笑は、患者が死を意識した時『思い残し』が見える。

    今回は、看護師長のの背中に浮かぶ男性の姿が,,,
    果たして、彼は誰なのか?

    そして、実の母がパーキンソン病が発見され、卯月はどうする?
    そんなつもりはないのに、つい母と喧嘩してしまう。やがて、、、

    患者同士の高橋さんと剛力さんの関係も、良いですね。
    命の尊さを見つめるシリーズです◎。

    0
    2025年10月25日

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