無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
パク・チャヌク監督、イ・ビョンホン主演映画『しあわせな選択』原作。
アメリカン・ミステリーの巨匠の代表作。
2001年度「週刊文春ミステリーベスト10」第3位、「このミステリーがすごい!」第4位。
ゼロ年代ミステリーの戦慄の名作。
リストラで長年勤めた製紙会社をクビになったわたしは、妻子のために、ある犯罪計画を決意した。わたしと同じようなキャリアを持つライバルを一掃する計画である。わたしだったらきっと応募するだろう中途採用の求人広告を出し、届いた履歴書の中から自分より優秀な者たちを選び出し――
殺す。そうすればライバルは減る。
こうして優秀なビジネスマンにして心優しい夫であり父であるバークは、殺人に手を染める。恐怖に震え、段取りを間違え、返り討ちされそうになり……そうした殺しを重ねるうちに、彼のなかの殺人者が目覚めはじめる。果たして彼と彼の家族に穏やかな幸福の日々は戻ってくるのか?
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
自分から仕事を取ってしまったらどうなるのか。もちろん仕事が全てではないだろうけど、子どもも小さい今、仕事によって得られるもの、もちろん主にお金が失われてはやはり暮らしていくには厳しいだろうな。そうしたらどうするのか。まぁ今は想像するだけなんだけども、きっとなんでもやるだろうな。昔上司が殺人以外なら何をやっても良いと言ったとかなんとか。どうだろうか、それ以外なら何でもやるだろうか。いやもしかしたら人を殺すことで何かを得られるならそれを想像しないでいられるだろうか。もし得られるものが大きいとしても、きっと自分は踏みとどまる。まぁ普通ね。
でもそれをやりきる人もいるんだろう。何でもやるという言葉に嘘もなく。家族のため、自分のために立ち上がり、この世界を牛耳る資本主義に真っ向から戦いを挑み、そして勝利する。カッコ良いじゃないか。
この本はきっと世の中で頑張るお父さんたちに向けた賛歌であり、迷わず行けよ、行けばわかるさ、と言った猪木の言葉も今ならきっと理解できるのである。
Posted by ブクログ
失業社会に警鐘を鳴らす作品。
リストラされたビジネスマンが就職活動の邪魔になりそうな元同業者を次々と殺していくという話。主人公は天性の殺人者のようで、行き当たりばったりの犯行のくせに次々と殺人を成功させていく。裏表紙などでは「戦慄のノワール」「シリアスな犯罪小説」と紹介されているが、ほとんどブラックユーモア、というかギャグ小説である。しかし、失業率が上がっている現代日本社会の状況を考えると、現実にこんな事が起こっているのかもしれないという考えが頭をよぎってしまい、単純に笑い飛ばすことができない。経営者の皆さん、人命を守るためにもリストラは止めた方がいいです。
Posted by ブクログ
今年の春,この本を原作にしたコスタ・ガヴラス監督の『Le Couperet(斧)』を先に観てたので,読んでみた。リストラでクビになった男が,元のポストに復帰するために再就職のライバルを殺していく…という,内容はサスペンスものなのに,映画のほうはジョゼ・ガルシア(←どちらかといえばコメディ俳優)が主演。でもウェストレイクがコメディ・ミステリの人だと知って,なるほどそういうテイストかと納得。日本では中高年のリストラより新卒採用の縮小のほうが大きかったし,主人公と同じような境遇の人は,なんだかんだ言って実際には多数派でないように思えるので,あまり流行らないかもしれないけど…
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
小説・文芸
小説・文芸
小説・文芸