手配する女

手配する女

小説・文芸
2,200円 (税込)

11pt

ビル清掃員・三矢唯の真の仕事は地面師詐欺の“なりすまし役”を手配すること。一度は全てを失った彼女は、窮地に陥った人々に大金をもたらす仕事を「人助け」と信じ、半生を投じてきた。やがて迎えた人生最後の案件、身体に複数の欠損を持つ老女の手配を依頼され――裏社会を誇り高く生きる女の姿を描く痛快ノワール!

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • タイトル
    :
    手配する女
  • タイトルID
    :
    2169727
  • 電子版発売日
    :
    2026年03月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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手配する女 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    地面師の中の手配師になった女性の話。
    丁寧にいきさつが描かれるので、主人公に寄り添いながら読み進められた。
    ドラマの地面師は見てはいないが、小池栄子さんを頭の中で動かしながら読んだ。
    なかなか理解できない状況や生き方にも関わらず、そうだなぁと納得できました。心の動きとか好きな感じ。例えば、主人公が実家を出ていく辺りの描写とか。
    ハラハラしたり、痛快だったり。ドラマはもっと過激みたいですね。これくらいが、私には丁度楽しめるかな。星5つ。

    0
    2026年07月26日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    地面師の物語ではあるが、それぞれの詐欺事件を軽い感じで描いていることもあり、「人助け」という大義名分を持つ唯の心情に沿って、かえって詐欺事件に爽快感すら感じてしまう。
    地面師の末路としては穏やかな終わり方となっていて読後感も良かった。
    勧善懲悪ではないところが斬新で面白かった。

    0
    2026年05月25日

    Posted by ブクログ

    いつもは料理メインの本ばかりなので、びっくり。

    でも、昔はミステリーも書いていたよね、と思い出しつつ。

    料理であれ、ミステリーであれ、面白い!

    地面師の話かなーと思いきや…?
    最後にビシッと様々な伏線が回収されていて気持ち良かった〜。

    0
    2026年05月21日

    Posted by ブクログ

    なんと、あの平和な食堂のおばさんシリーズ作者の書いた本。読み応えたっぷり。面白かった。

    唯は75歳の清掃員。下斗米と迫水、忍足、鎌田と料亭でご飯を食べる。
    忍足は情報屋、物件の情報を集める。
    迫水はニンベン師、書類や印鑑、身分証明書の偽造を請け負う。
    鎌田は交渉役、直に相手と接触して商取引を行う。
    唯はなりすまし役を手配する手配師。
    下斗米は大元締め、計画を立案し、それぞれの専門家を選んで、計画を実行に移す。

    昭和50年。唯は特殊詐欺にあう。倒産する会社の株を購入。300万円渡されて実家を追い出される。

    城崎温泉の旅館ふじのやで働く。お客さんに誘われて、東京に帰る。72歳の男の未亡人に化けるよう言われる。この事件の時の責任者は館林。ここで交渉役の下斗米に会う。

    次の案件は綾瀬瑠佳62歳の未亡人。昔の同僚の長谷部文乃に500万円で依頼する。文乃はうまくやりおおせた。

    増田恒男70歳。阿佐ヶ谷200坪の屋敷に暮らす。またなりすまし役を手配する。

    バブルが弾けて、手配師の仕事は休業状態。児玉林太郎を手配したが、ドジを踏まれたのでこのヤマはなくなる。

    1000万と引換に右手の指4本と左耳たぶを落としてもらう。

    0
    2026年05月15日

    Posted by ブクログ

    詐欺師(地面師)になるまでの人生を追体験できる小説。

    表の顔は「掃除屋のおばちゃん」でも真の姿は「地面師一員の手配師」。
    内容からもとてもそそられる内容だったので気になって読みましたが、
    なぜ、普通の女性が詐欺師に染まっていくのか、とてもリアルで面白かったです。

    詐欺師の魅力に惹き込まれる感じもありました。
    人を騙すしてお金を手に入れるのは道徳的にはもちろんダメだけど・・・
    手に入れたお金で人生をやり直すチャンスを与えれるのも捨て難いとも感じます。

    0
    2026年05月10日

    Posted by ブクログ

    決して良い行いでは無いが実際救われてる人も居る、そういう境界線が曖昧な善でもあり悪でもあるそんな状態なのに何処か心が温まる感じがした。

    0
    2026年09月29日

    Posted by ブクログ

    唯さんカッコよ!以前ネトフリで話題になり、その時初めて地面師の手口を知った。犯罪者だけど、ちょっと格好いい悪役だなぁとと思ってしまう。正直言って好きです。

    0
    2026年08月09日

    Posted by ブクログ

    ネトフリドラマ『地面師たち』を観てからの購入。
    長い間積読だったものを、ようやく読み終えた。
    地面師の中の手配師(ドラマでいうところの小池栄子さん)にスポットを当てた物語。
    ただし、ドラマと本作は全く関係ない。

    地面師たちを見た人たちはわかると思うが、
    手配師とは地面師の詐欺グループの中の
    なりすまし役を調達する役割の人だ。

    お金のためなら詐欺に加担してくれそうな老若男女と知り合うために、旅館に勤めたり、ビルの清掃業を日々行なったりしている。

    地方の旅館は訳ありな人が働いていることが多いそう。(現代はそんなことないかもしれないが)
    そして会社がたくさん入っているビルの清掃業を行なっていると情報収集に役立つらしい。

    確かに、自分たちの話を聞いているなんて思わずに、秘密事項を話してしまう時ってなきにしもあらず。
    そんなあなたは、情報を抜き取られているかもしれない…!!!

    その人になりきるだけで、数百万。

    色々な事情で生活に困窮していたら
    ぐらっとくる。

    彼女は、お金に困っている人を救うつもりで、窮地に陥っている人に声をかけるのだ。

    初めての作家さんだったが、詐欺師という犯罪者をヒーローみたいに描くのが上手だった。
    犯罪なのだが、なぜか応援したくなってしまう。

    そして、実際に地面師たちはまだこの世の中に存在している。
    不動産業界で働いているわけではないので、全く実感はないのだが、知らない世界が覗けた分面白かった。

    0
    2026年08月08日

    Posted by ブクログ

    地面師関連のルポや小説は以前何冊か読みましたが、今回はその中の手配師の女性の話。
    読みやすい文章で、ストレスなく読み終えました。

    報酬で豪遊するわけでもなく、毎日堅実に働く生活。(着物や食にお金をかけているようでしたが)
    純粋な人助けと、高揚感を求めて。という感じなのでしょうか。
    淡々とした主人公に共感も好感も嫌悪感も抱くことなく、へぇーこんな人生があるんだなぁという感想です。

    0
    2026年08月07日

    Posted by ブクログ

    ビル清掃員と地面師の二つの顔を持つ女性の半生を描いた小説。面白くて一気読み。自分が手配したなりすましは犯罪に手を染めるしかなくなった落伍者。そんな人たちを手助けしているのだと信じるところが恐ろしい。

    0
    2026年07月25日

手配する女 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    新潮社
  • タイトル
    :
    手配する女
  • タイトルID
    :
    2169727
  • 電子版発売日
    :
    2026年03月25日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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