月下上海

月下上海

作者名 :
通常価格 652円 (593円+税)
紙の本 [参考] 660円 (税込)
獲得ポイント

3pt

    【対応端末】
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
    【縦読み対応端末】
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ

※縦読み機能のご利用については、ご利用ガイドをご確認ください

作品内容

第二十回松本清張賞受賞。スキャンダルを逆手にとり人気画家にのしあがった財閥令嬢・八島多江子。謀略渦巻く戦時下の上海で、多江子が愛する運命の男たち。

昭和17年10月、八島財閥令嬢にして当代の人気画家・八島多江子は、戦時統制化の日本を離れ、上海にやってきた。そこで、招聘元である中日文化協会に潜入していた憲兵大尉・槙庸平から、民族資本家・夏方震に接近し、重慶に逃れた蒋介石政権と通じている証拠を探すように強要される。
「協力を断れば、8年前の事件の真相をマスコミに公表する」
8年前、多江子が夫・瑠偉とその愛人によって殺されかける有名な事件が起きた。愛人は取り調べ中に自殺し、瑠偉は証拠不十分で釈放されたものの、親元の伯爵家から除籍され、満州へ追われた。そして奇跡的に一命を取り留めた多江子は、スキャンダルを武器に人気画家へのし上がった。だが、その真相は、愛人と外地へ駆け落ちしようとした瑠偉を許せなかった多江子が、他殺に見せかけて自殺を図ったのだった。槙は何故か、その秘密を嗅ぎつけていた――。

カテゴリ
小説・文芸
ジャンル
小説 / 国内小説
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
320ページ
電子版発売日
2015年06月12日
紙の本の発売
2015年06月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
1MB

関連タグ:

月下上海 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2017年08月01日

    面白かった。
    主人公 八島多江子のたくましい生き方が魅力的に描かれていて 一気に読んだ。他の登場人物もみんな魅力的で引き込まれた。
    ラストも余韻があって良かった。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2016年11月20日

    一万円選書の中の一冊。

    読み始める前は「上海の話かあ。なんか地名とか読めない漢字ばっかとかで、読みにくそう」と思ってましたが、そんな心配ご無用、でした。読めなくたってどうでもよい。話がおもしろい。

    菊池寛が出てきたので、え、八島多江子って実在した人物?と調べたりしてしまいました。

    お金持ちはた...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2015年12月26日

    THE女性が描いた女性の物語。
    多江子のプライドも気持ちの変化も行動も割と共感出来たけれど、それは私自身が女性であるからで男性から見たら「?」となる様な気もする。
    戦時下の上海という舞台は魅力的だったけれど、割とあっさり描かれているのでもっと物語に反映させて激動の半生にして欲しかった。
    けれどこの余...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2021年03月24日

    詳細に描き出される「魔都」上海が舞台として何より魅力的。多分そうだろうと思っていたが、作中に現れるクラブやホテルの名前は全て実在のものだという。気が強くて行動力のあるヒロインは、そのくせ妙に男に甘いところがあって、女性よりむしろ男の目に魅力的に映るかも知れない。正直、寸止め感みたいなものはあるのだが...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2016年01月16日

    戦時中の上海、過去にスキャンダルで時の人となった画家の主人公が、活動拠点を移して再発起を図るが、きなくさいトラブルに巻き込まれていく…、という物語。
    装丁のイメージどおり、才色兼備の女性と一癖二癖ある男性陣との愛憎入れ混じる展開を混ぜつつ陰謀も匂わせて、スピーディに物語は展開します。
    …のですが、「...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2015年08月04日

    多江子という人の聡明さと強さに圧倒
    第2次世界大戦中の上海とはこういう場所だったのか
    その時代の日本人と中国人
    そして、富裕層との格差が痛いほどで
    過酷な多江子の運命に、すっかりおじけずき
    多江子の強さと機敏に打ちのめされる
    とても力強く、オシャレで、女ごころが切ない
    素敵な小説でした

    人はどうに...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています