大ヒット作「金椛国春秋」シリーズに続く気鋭のファンタジー作家の注目作。「三国志」の時代から続く戦乱の中国、五胡十六国時代。人界に囚われた霊獣・一角麒と奴隷から盗賊に身を転じたベイラの、冒険と戦いの物語。壮大なスケールで中国の戦乱の世を描き、そこに育まれる二人の友情愛を感動的に描く本格的中華ファンタジー、第一弾『獲麟(かくりん)の書』、二ヵ月連続堂々刊行。(講談社文庫50周年記念特別書下ろし作品)
Posted by ブクログ 2023年02月19日
中華ファンタジーではあるが軍記物のような読後感。
知らない単語や地名がばんばんでてくるのと心理描写が薄い点で物語に没入するのに時間がかかるが、戦局描写はとても軽快でおもしろかった。
中国の歴史をかじるとより面白く読めるのかも。
石勒、史実に存在する人なのかな??
30代前半くらいの石勒の描写はとて...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月17日
五胡十六国時代。
麒麟が天命を果たすために旅立つ。
彼の名前は炎駒。
戦乱の時代に彼が旅の途中で出会ったのは、ベイラという匈奴の青年。
奴隷から将軍へ駆け巡るベイラの人生はどうなっていくのか?
来月に発売される、下巻が楽しみです(*^-^*)
間違えて下巻に感想を書き込んでしまいました。い...続きを読む
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