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華人移民を母に持つフランス生まれのマリー・趙は、ひょんなことから清の皇帝・乾隆帝の第十七皇子・愛新覚羅永璘お抱えの糕點厨師(ガオディアンチューシー)見習いとして北京で働くことに。男性厨師ばかりの清の御膳房で、〝瑪麗〟は皇子を取り巻く家庭や宮廷の駆け引きの中、パティシエールとして独り立ちできるのか!? 華やかな宮廷文化と満漢の美食が繰り広げる、中華ロマン物語。
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Posted by ブクログ
安定の篠原悠希さんでした。 移民華人の母を持つフランス人のマリーは市民革命を逃れ、ひょんなことから知り合った清国の十七皇子に守られるように清国へと亡命します。 いくら十七番目といえど皇族なので多忙を極めるリンロン(皇子の愛称です。本名はちょっと忘れた)は、マリーを自宅の厨房に放り出すようにして、皇...続きを読む帝のおわす地へ行ってしまいました。 残されたマリーは文化の違いに戸惑いつつもマイペースに仕事をしますが、畏れ多くも雲の上の存在である主家と気安く言葉を交わす異国人の娘を押し付けられた格好になってしまった厨房長をはじめとする下働きの人たちは、マリーにどういう態度をとっていいのか、遠巻きにしている様子です。 清の国の時代の中国に外国人がどのぐらいいて、しかもそれが屋敷の下働きをしているというのは、どのぐらい珍しいのか、わたしは知りませんが、リンロンの屋敷の人たちはおしなべて気のいい人たちが多いようで安心しました。 バターはおろか牛乳ですら容易には手に入らない国にあって、マリーが知恵を絞って作るお菓子がどんどん増えていくのが楽しみです。 マリーとリンロンの出会った経緯も、まだ明かされていないし、続きも読みたいな、と思います。
読みたいと思っている『金椛国春秋』の作者さんのお話だったので、とりあえず1巻だけ購入。表紙がとってもキュートだし、何より女性の菓子職人をちゃんとパティシエールと説明していてかなり好感度高し、でした(女性でもパティシエと表現する作品が多いため。N○Kの「○れ」とかね)。 永璘の母ってあの瓔珞だよね?...続きを読む 瓔珞の息子ってだけで永璘には親しみを感じる。とはいえ、前半のマリーに対する放置っぷりにはちょっと笑った。まあ皇子だからそこはしょうがないかな。 マリーが材料や道具がない中で工夫してお菓子を作っていくのがいい。占いなんて、と馬鹿にしている反面、呪術師の予言を気にして、成親王に対して打千礼をするのはおかしかった。 アミヨーが何気に好きだ~。燕児も李二、李三もいい奴だなぁ。いい仲間に恵まれて良かったよ。 それに、読んでいてすごく勉強になる。皇子の格の順番とか、菓子職人=ガオデイアンチユーシーとか、あの竹馬みたいな靴(笑)=花盆靴っていうのか~とか。 あと、マリーたちの会話にちょっと出てきた、猫耳麺って、響きからしてかわいいな。いつか食べてみたい! 2巻では念願のオーブンもできるみたいだし、続きも読みたいな。
楽しめた。 一巻目ということで周りの人のことを押さえつつの物語展開。 続きも楽しみ。 2021.8.12 98
道具も材料も揃わぬなかで作る工夫と思い出にあふれたフランス菓子の数々、美味しそう 異国の地で少女が暮らしていくには厳しい環境、小さな問題はあるものの職場に恵まれていて安心 どういう経緯でマリーがフランスから清国へ来ることになったのか、大まかにしかわからず色々思惑がありそうで… 心配でもあり今後の騒動...続きを読むに期待もしてしまう
異国で道具も材料も揃わないまま作れるお菓子に挑戦しているマリーを応援しつつ読んでいました。 続きがありそうな感じなので読みたいです。
第一話 王妃の指輪 第二話 砂糖菓子の踊り子 第三話 永璘皇子の帰還 清王国皇子の家の男性ばかりの厨房でパティシエールを目指すフランス生まれのマリー。文化の違い、言葉の違いを乗り越えて元気にやっていけるのか、親の目線になってしまう。 ルビがひらがなとカタカナがあって、?? と思いなが...続きを読むら読み進み、あぁ わかった。日本語読みかどうか かな (それは正しい?)
華人移民を母に持つフランス生まれのマリー・趙は、中国・清王朝の第十七皇子・永璘お抱えのパティシエール見習いとして北京で働くことになる。 男性ばかりの御膳房で、マリーはパティシエールとして独り立ち出来るのか。 18世紀の清を舞台に、フランス革命から逃れた少女が菓子職人を目指す成長物語です。 文化も食...続きを読む事も何もかも違う異国の地で、それでも故郷のお菓子を再現しようと試行錯誤する主人公が生き生きしていて魅力的。今後のロマンスにも期待してしまいます。 ただ、この主人公頑張ってて可愛いと思う反面迂闊な部分も多くて、読んでる最中いつか首が飛ぶんじゃないかと心配になりました(物理)。 中華風にアレンジされたお菓子もおいしそうです。 コティニャックっていうお菓子初めて聞きましたが、調べたところゼリーやジャムみたいなお菓子なんでしょうか。色々お菓子や料理が出てきますが、これが特においしそうに感じました。
フランス革命の動乱の中、中国へとやって来たマリー! 異国の地に突如放り出されたのに、たくましく厨房で生き抜いていく姿がすごいと思いました! マリーの作るフランス菓子を素直に受け入れていく方々がすごいですね~ 流石人の上に立つお方だと感心しました! マリーの作るお菓子がどれも美味しそうです! 本物を...続きを読む食べてみたいです!
中国清王朝乾隆帝の時代,フランス革命を逃れてマリーは北京にやってきた.パティシエールとしての厨房での働きとそろわない材料で作るお菓子の数々が魅力だ.そしてどこかで登場しそうなロマンにも期待する.
華人移民の母を持つフランス生まれのパティシエール見習いが、清王朝の皇子に北京に連れ帰られて働くことから始まる物語。 1巻目だからか、世界観の構築と登場人物の紹介がメイン。中華ロマン物語と紹介があるけど、女性が自分の腕だけで出世していくのか、皇子とのロマンスとなるのかはまだ不明。 ちょっと続きが気にな...続きを読むる。
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親王殿下のパティシエール
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