霊獣紀 獲麟の書(下)

霊獣紀 獲麟の書(下)

770円 (税込)

3pt

3.9

未知の英雄が新しい時代を築く。必読の傑作!――作家 田中芳樹(大)

終わらぬ戦。天命のゆくえは……

戦に敗れ漢の新王・劉淵の臣下となったベイラ改め世龍。劉淵は世龍を重用し、氏族の娘ナランを妻として授ける。一方、天への光輝を放つ世龍を中原の聖王にするという天命を背負った霊獣・一角だが、激しさを極めてゆく戦争に、虐殺や流血を嫌う体は衰弱していく。いったんは結ばれた二人の心の絆はどこに?【講談社文庫50周年記念書き下ろし作品】

〈天命とは? 人界に降りた霊獣が霊格を上げるためにすべき責務。霊獣は自分自身で天命を見出さなくてはならない〉

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霊獣紀 のシリーズ作品

1~6巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~6件目 / 6件
  • 霊獣紀 獲麟の書(上)
    737円 (税込)
    大ヒット作「金椛国春秋」シリーズに続く気鋭のファンタジー作家の注目作。「三国志」の時代から続く戦乱の中国、五胡十六国時代。人界に囚われた霊獣・一角麒と奴隷から盗賊に身を転じたベイラの、冒険と戦いの物語。壮大なスケールで中国の戦乱の世を描き、そこに育まれる二人の友情愛を感動的に描く本格的中華ファンタジー、第一弾『獲麟(かくりん)の書』、二ヵ月連続堂々刊行。(講談社文庫50周年記念特別書下ろし作品)
  • 霊獣紀 獲麟の書(下)
    770円 (税込)
    未知の英雄が新しい時代を築く。必読の傑作!――作家 田中芳樹(大) 終わらぬ戦。天命のゆくえは……  戦に敗れ漢の新王・劉淵の臣下となったベイラ改め世龍。劉淵は世龍を重用し、氏族の娘ナランを妻として授ける。一方、天への光輝を放つ世龍を中原の聖王にするという天命を背負った霊獣・一角だが、激しさを極めてゆく戦争に、虐殺や流血を嫌う体は衰弱していく。いったんは結ばれた二人の心の絆はどこに?【講談社文庫50周年記念書き下ろし作品】 〈天命とは? 人界に降りた霊獣が霊格を上げるためにすべき責務。霊獣は自分自身で天命を見出さなくてはならない〉
  • 霊獣紀 蛟龍の書(上)
    715円 (税込)
    大ヒット作「金椛国春秋」シリーズに続く気鋭のファンタジー作家の注目作。 「三国志」の時代から続く戦乱の中国、五胡十六国時代。 涸れ井戸の巣の卵から孵って数十年を一人で過ごしてきた幼龍・翠鱗は、赤麒麟の一角に拾われる。 翠鱗は、神獣となるために聖王を探しに人界へ。 西王母の山を目指す途中、長安で瞳に紫光を持つ少年の苻堅と出会う。 非凡な聡明さと覇王の相を持つ苻堅に惹かれた翠鱗は、一角の「まず西王母に会え」という助言を忘れて、 これが自分の聖王と考え、長安に留まる。 多民族の入り乱れる華北を統一したいと考えていた苻堅は、龍の仔を手に入れたことで自分の天命を信じるようになる。
  • 霊獣紀 蛟龍の書(下)
    715円 (税込)
    大ヒット作「金椛国春秋」シリーズに続く気鋭のファンタジー作家の注目作。 「三国志」の時代から続く戦乱の中国、五胡十六国時代。 「天命であろうとなかろうと、ぼくは文玉が聖王の道を進むのを見届けたいんだ」 大秦天王に即位した苻堅は、諸族の相和する世界を目指し、華北統一に邁進する。 霊獣・翠鱗は光暈をまとう苻堅の聖徳を信じて守護していたが、 鮮卑族の慕容垂など、ほかにも光に包まれた人物が現れ、動揺する。 光暈は聖王のしるしではないのか。 宰相王猛の死で苻堅の政に翳りが見え始める。 〈書下ろし〉
  • 霊獣紀 鳳雛の書(上)
    803円 (税込)
    大ヒット作「金椛国春秋」シリーズに続く気鋭のファンタジー作家の注目作。 「三国志」の時代から続く戦乱の中国、五胡十六国時代。 鳳凰の眷属・紫鸞は、玉山で天命を授かった直後、神獣・一角麒に出会う。 人界に馴染むことが肝要だ、という一角の助言から、紫鸞は人間の街で暮らす。 ある夕暮れ、突如現れた流星に突き動かされ、北方遊牧民の穹盧に辿り着く。 紫鸞を惹きつけたのは、たった今受精した未来の聖王が放つ光だった。〈書下ろし〉
  • 霊獣紀 鳳雛の書(下)
    869円 (税込)
    大ヒット作「金椛国春秋」シリーズに続く気鋭のファンタジー作家の注目作。 「三国志」の時代から続く戦乱の中国、五胡十六国時代。 赤麒麟の一角は、中原の人界を旅して聖王候補たちと交わるうちに、 聖王の条件は何なのか、 霊獣の役割とはどんなものなのか、 天の意図に思いを巡らすようになる。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

霊獣紀 獲麟の書(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日本人は中国の歴史が好きですよねえ!
    三国志 キングダム 色々
    この本は 日本人の大好きな麒麟ともに 国を作っていく後趙の皇帝になっていくベイラ(世龍)の話し

    麒麟(炎麒)は 殺生が嫌い

    だけど 国の統一には 戦争は必須

    こんなに沢山の人を殺して 天命は果たせるのか?

    と一角麒は悩む

    戦い

    0
    2022年02月09日

    Posted by ブクログ

    世龍は人として中原を駆け抜けた。一角の助けはあったけれどそれに寄りかからず、自分の判断を芯に据えて。霊獣の存在を否定せずあるがままに受け入れて。王として長生きして欲しかったな。
    さて 一角の次の出会いは??

    0
    2022年02月03日

    Posted by ブクログ

    上巻より物語っぽい。相変わらず麒麟はいても居なくてもみたいな所があるが、上巻よりは空気ではない。
    相変わらず地名も人名も難しく、1冊読み終えるのに他の本の3倍かかる。
    2回目読もうとは思わないかな。

    0
    2024年05月09日

    Posted by ブクログ

    中国の史実に則ってそれに霊獣を登場させ天命という思想を重ねてくるところのアイデアは魅力的だったが,短い物語の中でたくさんの情報を詰め込んであり説明的な文章が多く歴史書を読んでいるような気がした.ごちゃごちゃした時代なので煩雑なのは仕方ないと思うけれど主人公たちがもっと生き生きとしていれば面白かったの

    0
    2022年06月04日

    Posted by ブクログ

    五胡十六国時代を知るきっかけとして、とても良い作品と思いましたが
    一角の存在がそんなに作用していなかったようにも思いました。
    個人的な感想としては、期待していたよりかはちょっと物足りなかったかな、というのが本音です。
    史実ベースでよく見かける淡々さがあったのかもと感じました。
    ただ石勒という人は改め

    0
    2022年01月28日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一気に読んだ。面白かった。
    この時代を全く知らなかったので、実際のモデルがいることも最初わからなかったww もっと麒麟が関わるのかと思ったけど、ただ見守るだけなのね……。

    0
    2022年07月26日

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