あらすじ
大ヒット作「金椛国春秋」シリーズに続く気鋭のファンタジー作家の注目作。「三国志」の時代から続く戦乱の中国、五胡十六国時代。人界に囚われた霊獣・一角麒と奴隷から盗賊に身を転じたベイラの、冒険と戦いの物語。壮大なスケールで中国の戦乱の世を描き、そこに育まれる二人の友情愛を感動的に描く本格的中華ファンタジー、第一弾『獲麟(かくりん)の書』、二ヵ月連続堂々刊行。(講談社文庫50周年記念特別書下ろし作品)
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Posted by ブクログ
五胡十六国時代。
麒麟が天命を果たすために旅立つ。
彼の名前は炎駒。
戦乱の時代に彼が旅の途中で出会ったのは、ベイラという匈奴の青年。
奴隷から将軍へ駆け巡るベイラの人生はどうなっていくのか?
来月に発売される、下巻が楽しみです(*^-^*)
間違えて下巻に感想を書き込んでしまいました。いいねをしてくださった皆様、申し訳ありませんm(__)m
Posted by ブクログ
霊獣紀シリーズ、絶対ハマると思って温存してたけど、予想通りだった。
面白い。
篠原さんの作品は初めて読んだけど、心理描写が特に巧み。ベイラと一角に関しては、本当に一緒に苦悩させられる。
Posted by ブクログ
人ではない一角と少数部族のベイラ。時間の進み方が違い考え方も違うふたりの道は離れたりよりあったりしながら続く。
周囲に翻弄されるところは類似点になるのかなぁ。
この先の物語を待ちます。
ファンタジーかと思ったら
試し読みで麒麟とかでてくるのでいそいそと手に取ってしまいましたが、国盗りの史実をなぞったお話で、しかも超スピードで進んでいくので歴史書を読んでる感じでした。。主人公も皇帝になれるような優れた人物にも思えず。。ちょっと消化不良気味です
Posted by ブクログ
霊獣一角麒赤麒麟一角の旅立ち、西王母のいる玉山を目指して人の住む地へ向かう。
一角が白い光の立つ少年ベイラと出会い共に過ごしたり離れたりして20年、変わらぬ少年の一角と戦いの中で平晋王世龍と地位を得ていくベイラの物語。
Posted by ブクログ
中華ファンタジーではあるが軍記物のような読後感。
知らない単語や地名がばんばんでてくるのと心理描写が薄い点で物語に没入するのに時間がかかるが、戦局描写はとても軽快でおもしろかった。
中国の歴史をかじるとより面白く読めるのかも。
石勒、史実に存在する人なのかな??
30代前半くらいの石勒の描写はとてもかわいくてすきでした。