あらすじ
大ヒット作「金椛国春秋」シリーズに続く気鋭のファンタジー作家の注目作。
「三国志」の時代から続く戦乱の中国、五胡十六国時代。
涸れ井戸の巣の卵から孵って数十年を一人で過ごしてきた幼龍・翠鱗は、赤麒麟の一角に拾われる。
翠鱗は、神獣となるために聖王を探しに人界へ。
西王母の山を目指す途中、長安で瞳に紫光を持つ少年の苻堅と出会う。
非凡な聡明さと覇王の相を持つ苻堅に惹かれた翠鱗は、一角の「まず西王母に会え」という助言を忘れて、
これが自分の聖王と考え、長安に留まる。
多民族の入り乱れる華北を統一したいと考えていた苻堅は、龍の仔を手に入れたことで自分の天命を信じるようになる。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
井戸の底で生まれ、一角麒に保護され養育を受けた蛟の翠鱗。
果たして自分は空を駆ける龍となれるのか、それともただの妖獣の子なのか。
光の輪に包まれた符堅に出会い別れ、再び会った時に自分の聖王だと決めついていくことにする。
天命を受けるために西王母に会いに行く試練を後回しにして。
果たして符堅は聖王なのか。翠鱗は龍となれるのか。
Posted by ブクログ
青い蜥蜴/炎駒と蛟龍/龍驤将軍/華北大乱/
大秦建国/聖王と守護獣/東海王/王佐の才/
二雄対決/決起と弑逆/大秦天王
一角麒が山で拾った蛟の翠麟。一角麒の話を聞いて翠麟も霊獣を目指すことにする。
若干、手前勝手な気性な気がするので大丈夫?と心配になってしまう。
とりあえずお手並み拝見です。