【感想・ネタバレ】霊獣紀 蛟龍の書(上)のレビュー

あらすじ

大ヒット作「金椛国春秋」シリーズに続く気鋭のファンタジー作家の注目作。
「三国志」の時代から続く戦乱の中国、五胡十六国時代。

涸れ井戸の巣の卵から孵って数十年を一人で過ごしてきた幼龍・翠鱗は、赤麒麟の一角に拾われる。
翠鱗は、神獣となるために聖王を探しに人界へ。
西王母の山を目指す途中、長安で瞳に紫光を持つ少年の苻堅と出会う。
非凡な聡明さと覇王の相を持つ苻堅に惹かれた翠鱗は、一角の「まず西王母に会え」という助言を忘れて、
これが自分の聖王と考え、長安に留まる。

多民族の入り乱れる華北を統一したいと考えていた苻堅は、龍の仔を手に入れたことで自分の天命を信じるようになる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

井戸の底で生まれ、一角麒に保護され養育を受けた蛟の翠鱗。
果たして自分は空を駆ける龍となれるのか、それともただの妖獣の子なのか。
光の輪に包まれた符堅に出会い別れ、再び会った時に自分の聖王だと決めついていくことにする。
天命を受けるために西王母に会いに行く試練を後回しにして。
果たして符堅は聖王なのか。翠鱗は龍となれるのか。

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2023年06月17日

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