村井章子の作品一覧
「村井章子」の「ファスト&スロー」「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「村井章子」の「ファスト&スロー」「DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー論文」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
『幸福論』(アラン)、『ファスト&スロー』(ダニエル・カーネマン)、 『LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲』(シェリル・サンドバーグ)などの翻訳を手がける。
Posted by ブクログ
所有という概念と、それがどのように形成されたか、変化しているのか。
その中で私たちの社会はどうなって行くのか。望む方向に導くためにどんなことが行われているのか。
アメリカの法律はイギリス系で、ドイツやフランスをベースにする大陸系の日本とはいくらか状況は違っている。また、州ごとに法律が違うというアメリカの特異性もある。
印象的なのは、法的な所有をコントロールすることで社会は良くも悪くも変えられるということ。
金持ちが税金を払わなくていいようにすることで社会の不平等は拡大する。一方で、環境を守るようなインセンティブを設計できる。
裁判所はどんな社会が望ましいのかという観点を含めて法を解釈、運用して
Posted by ブクログ
判断あるところにノイズ(バラつき)あり。
この本を読んで、本当に肝に銘じるべき言葉だと思った。
裁判や医師の判断、人事評価、間違いなく客観的と思えるような科学的捜査法など、
均一な判断が下されるべきものにも、実はその判断には想像以上にバラつき(ノイズ)がある。
裁判であれば、裁判官ごとや、同じ裁判官でも事例や時と場合によって、判断にバラつきがある。
それは言わば、くじ引きやガチャのようなものと言っていいくらいにバラつきがある。
ノイズ(バラつき)はエラーを引き起こす要因になるが、
バイアス(偏り)が注目されやすい一方で、ノイズ(バラつき)は見落とされやすい。
本書では、そのノイズの例を上