帳簿の世界史

帳簿の世界史

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作品内容

「権力とは財布を握っていることである」

アダム・スミス、カール・マルクス、マックス・ウェーバー……。
彼らが口を揃えて主張していた「帳簿」の力とは、一体何なのか。

これまでの歴史家たちが見逃してきた「帳簿の世界史」を、
会計と歴史のプロフェッショナルが初めて紐解く。

・なぜスペイン帝国は栄え、没落したのか。
・なぜフランス革命は起きたのか。
・なぜアメリカ独立は成功したのか。
・なぜ日本は急速に列強へ追いつくことができたのか。

その歴史の裏には全て、帳簿を駆使する会計士たちがいた!

【目次】
■序 章 ルイ一六世はなぜ断頭台へ送られたのか
■第1章 帳簿はいかにして生まれたのか
■第2章 イタリア商人の「富と罰」
■第3章 新プラトン主義に敗れたメディチ家
■第4章 「太陽の沈まぬ国」が沈むとき
■第5章 オランダ黄金時代を作った複式簿記
■第6章 ブルボン朝最盛期を築いた冷酷な会計顧問
■第7章 英国首相ウォルポールの裏金工作
■第8章 名門ウェッジウッドを生んだ帳簿分析
■第9章 フランス絶対王政を丸裸にした財務長官
■第10章 会計の力を駆使したアメリカ建国の父たち
■第11章 鉄道が生んだ公認会計士
■第12章 『クリスマス・キャロル』に描かれた会計の二面性
■第13章 大恐慌とリーマン・ショックはなぜ防げなかったのか
■終 章 経済破綻は世界の金融システムに組み込まれている
■日本版特別付録 帳簿の日本史(編集部)
■解説 山田真哉

カテゴリ
ビジネス・実用
ジャンル
学術・語学 / 教育
出版社
文藝春秋
掲載誌・レーベル
文春文庫
ページ数
416ページ
電子版発売日
2018年04月10日
紙の本の発売
2018年04月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
8MB

帳簿の世界史 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2021年04月15日

    帳簿というか会計を締めて現状を把握しないと複雑な世の中を把握する事は無理だし、実態を把握しないと適確な施策を打つのは不可能だと思う。特に今の世の中は本当に複雑になっているから。そうした会計の重要な役割がどう認知されて、発展してきたのかを説明してくれるが、正直現在でも上手く回っていないというのが著者の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年03月19日

    とてもおもしろかった。

    一番驚いたのは、会計というのは原罪も完全になされているわけではないこと。
    大企業や国家などの大組織での経営の実情を反映することは、意識、倫理的にも、物理的にも非常に困難なことだとわかった。

    考えてみたら、個人の青色申告ですら、大変なのに、為替や株価、原材料価格の上下など、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年12月24日

    営業時代は監査を受ける側、内部統制時代は監査をする側。両方の経験があるので他の人よりも興味深く読むことができたと思う。
    本書はお金の流れを人々がどのように管理しようかと考えた中で試行錯誤の中で生まれた複式簿記の歴史を中心に進む。
    そしてお金の流れを管理するための簿記と監査は歴史的な成り立ちからも表裏...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年12月18日

    歴史の本を読んでみたくなったので、買って読んでみた。
    複式簿記に関する記述が随所に見られるが、知らなくてもそんなに困ることはない。(僕は詳しくない。)帳簿によって歴史が動いたということを著者は主張したかったようだが、実際に帳簿が決定打になったかというとそれほど単純でもないように思う。ただ、現代社会に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年07月28日

    歴史学者 磯田道史氏が、オススメし帯を書き、
    公認会計士 山田真哉氏が解説(文庫版)を書いている本が面白くないわけないと購入。

    確かにタイトル通り、気軽に読めるような内容ではなく、読み進めるのに時間はかかったけど、歴史を会計という観点で読み解くと、こんなに面白いものなのかと。
    今の世の中の流れとか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年06月10日

     会計学の視点での世界史。中々に堅苦しさがある本だったが、集中を切らさずに読めた。訳が良いのだろう。
     複式簿記がこれほどの大発明だったとは知らず、その影響力の大きさに驚いた。少し学習した方が良いと思い、簡単に簿記の勉強を始めた。少し知識が増えた上で、あらためて本書の内容をトレースするとより良いだろ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年12月14日

    これを読んだから会計ができるようになるとか、ではないのだが、「教養本」として楽しく読めた。

    ニュートンが南海株に結構な額を投資していたとか、ウェッジウッドが帳簿分析に長けていたとか、簿記・会計をめぐる小ネタも満載である。

    さまざまな事件を経て、会計の技術やルールが進化してきたことはよくわかったの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年02月04日

    少し前に読み終わった本。『会計の世界史』を読んでいたら思い出したので、ついでにレビューする。

    一言でいうと、『美味しんぼ』の帳簿バージョン。美味しんぼが、あらゆる問題を料理で解決するように、この本の作者にとっては、世界のあらゆる事件はすべて、帳簿に端を発し、帳簿によって解決される。

    会計の知識を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年01月09日

    都合が悪くなると数字を見なくなる、自分の利益のために改竄を行う、集計手間がかかるため反対され頓挫する…今日では財務会計は細かく制度化されているのものの、制度化されていないものを扱うデータ分析の世界では、いまでも似たようなことは起きていると感じます。
    歴史を学ぶことで会計と監査がなぜいまの形になったの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年12月11日

    中世イタリアで複式簿記が生まれたことから、リーマンショックまで、会計と監査の重要性を時系列でおった作品。
    なぜ会計が広く用いられるようになるまで時間を要したのかをうまく説明できていると感じた。
    特に、ルネサンス期の人文主義に偏重した考え方や、絶対王政における秘密主義的な考え方が会計・監査の広まりを妨...続きを読む

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