NOISE上 組織はなぜ判断を誤るのか?

NOISE上 組織はなぜ判断を誤るのか?

保険料の見積りや企業の人事評価、また医師の診断や裁判など、均一な判断を下すことが前提とされる組織において判断のばらつき(ノイズ)が生じるのはなぜか? フェアな社会を実現するために、行動経済学の第一人者たちが真に合理的な意思決定のあり方を考える

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NOISE上 組織はなぜ判断を誤るのか? のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年07月31日

    前著「ファストアンドスロー」が人間のバイアスについて書かれた本であったのに対して、本著は「ノイズ」(=標準偏差。ばらつき)について書かれた本。
    同じ人間でも、判断する気分・時間・外部要因によって答えを変えてしまう。それに対応するためにはどうすればよいのか?

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    Posted by ブクログ 2022年07月27日

    バイアスについての名著『ファスト・アンド・スロー』の内容の繰り返しにならないかを懸念してたのですが、杞憂どころか、ノイズという全く新しい視点で書かれた目から鱗の内容でした。統計学的な中央値のずれがバイアスなのに対し、標準偏差の大きさがノイズです。

    経営判断や司法判断などの一度きりの判断は、繰り返し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年06月25日

    第1章 犯罪と刑罰
    量刑のノイズについて話そう
    「調査によると、同じ犯罪に対して刑の厳しさに大幅なちがいがあるらしい。これは不公平だ。どの判事が担当するかで量刑がちがうのはどう考えてもおかしい」
    「重さが裁判官の機嫌だとか、その日が暑いとか寒いといったことに左右されるべきではない」
    「量刑ガイドライ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年05月22日

    ノイズ(Noise)とは、原因不明な異音、転用して、判断に含まれている説明のつかない誤り

    628頁、29章にも及ぶ大作、統計学、心理学、行動経済学にまたがる
    理解困難な難書でした。見慣れない用語が、複数の章にまたがって、現れるので
    その確認を含めて、一読に1週間以上も時間がかかってしまいました。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年03月21日

    行動経済学という学問をまさしく一般に普及させた立役者の一人といえば、『ファスト&スロー』等の著作で知られるダニエル・カーネマンであろう。彼が、ナッジ理論の理論的中枢もであるキャス・R・サンスティーンらと記した新作にあたり、行動経済学の新たな世界が開けた、といっても過言ではない面白さに満ち溢れている(...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月03日

    本書は、ノーベル経済学賞を受賞した「ファストアンドスロー」の著者であるダニエルカーネマン等が
    ヒューマンエラーである「ノイズ」について考察した本です。
    多角的に研究された内容が多数紹介されており、この本を読めるというのは「めちゃくちゃ、お得だー❕」と思いました。
    医者や裁判官の判断でさえ、ノイズがあ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月29日

    面白かった。
    ファースト&スローも良かったが、人間の判断の曖昧さ、将来の予測、ノイズやバイアスなどは、自分が判断する時に気をつけなければならない。
    最初の発言者に、意見が引っ張られると言うことは、経験的にある。
    尺度ノイズについてはもっと勉強しないといけない。

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    Posted by ブクログ 2022年10月09日

    本書は、ノーベル経済学賞を受賞したダニエルカーネマンの著書で、人間の意思決定のばらつきを取り扱っています。

    人間の意思決定は、ノイズ(ばらつき)とバイアスに影響されています。
    バイアスについては、前著のファスト&スローで解説されており、本書では、ノイズについて解説されています。

    私達の身...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月03日

    とても面白いです。
    人間の判断の雑さについて気にしていた時期なので、人間の弱さがよくよく理解できました。
    自分もシステム2や外部の視点をしっかり意識して使っていきたい。
    下巻も読みます。

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    Posted by ブクログ 2022年02月23日

    アイザック・アシモフさんが書いた銀河帝国興亡史ハリ・セルダンの説く心理歴史学は、この本を読む限り、究極の行動経済学なんだなあとつくづく思います。

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