プロフィール

  • 作者名:ダニエル・カーネマン(ダニエルカーネマン)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1934年03月05日
  • 出身地:イスラエル / テル・アヴィヴ

ヘブライ大学卒。カリフォルニア大学バークレー校で博士号(心理学)取得。2002年ノーベル経済学賞を受賞。『ダニエル・カーネマン 心理と経済を語る』、『ファスト&スロー』など数多くの作品を手がける。

作品一覧

  • 「使命」ありき3つのステップ キャリアの成功とは何か
    -
    1~999巻550円 (税込)
    キャリアの成功とは何だろうか。 キャリア形成コンサルタントの著者は、 次の3つが達成された状態だという。 すなわち、 (1)自分が職業人生で達成したい使命が明確になる、 (2)その使命の達成を自分の職業とできる、 (3)職業人生におけるコントロールを自分で握る、である。 そのために最も必要なのが、実はリーダーシップであると説く。
  • NOISE上 組織はなぜ判断を誤るのか?
    4.0
    1~2巻2,310円 (税込)
    保険料の見積りや企業の人事評価、また医師の診断や裁判など、均一な判断を下すことが前提とされる組織において判断のばらつき(ノイズ)が生じるのはなぜか? フェアな社会を実現するために、行動経済学の第一人者たちが真に合理的な意思決定のあり方を考える
  • 「バカ」の研究
    3.7
    1巻1,760円 (税込)
    フランスで8万部のベストセラー!世界20カ国で翻訳決定! 職場で、家庭で、社会で、ネットで、人はなぜバカなことをするのか? ダニエル・カーネマン、ダン・アリエリー、アントニオ・ダマシオ、ジャン゠クロード・カリエールなど、世界の知性が結集し、頭脳を駆使して「バカ」という謎に迫る!? 「バカはなぜ自分を賢いと思いこむのか」 「感情的な人間はバカなのか」 「バカみたいに食べすぎてしまうのはどうして?」 「マスコミの情報操作に釣られるバカ」 「民主主義は合理性で成り立っているのか」etc... 行動経済学、認知心理学、情報科学、哲学、人類学ほか、多角的な視点から、人間のバカげた行動を徹底解析! 【目次】 ●バカについての科学研究(セルジュ・シコッティ/心理学者) ●知性が高いバカ(イヴ゠アレクサンドル・タルマン/自然科学者) ●迷信や陰謀を信じるバカ(ブリジット・アクセルラッド/哲学者) ●バカの理論(アーロン・ジェームズ/哲学者) ●人間は決して合理的な生き物ではない(ジャン゠フランソワ・マルミオン/心理学者) ●認知バイアスとバカ(エヴァ・ドロツダ゠サンコウスカ/社会心理学者) ●二とおりのスピードで思考する(ダニエル・カーネマン/ノーベル賞経済学者) ●なぜ人間は偶然の一致に意味を見いだそうとするのか(ニコラ・ゴーヴリ/数学者) ●バカのことば(パトリック・モロー/編集者) ●感情的な人間はバカなのか? (アントニオ・ダマシオ/神経科学者) ●バカとナルシシズム(ジャン・コトロー/精神科医) ●フェイクニュースを作っているのはメディア自身だ(ライアン・ホリデイ/メディア戦略家) ●SNSにおけるバカ(フランソワ・ジョスト/哲学者) ●インターネットのせいで人間はバカになる? (ハワード・ガードナー/認知科学者・教育学者) ●バカとポスト真実(セバスチャン・ディエゲス/神経心理学者) ●バカげた決定を回避するには? (クローディ・ベール/人間科学ジャーナリスト) ●なぜバカみたいに食べすぎてしまうのか? (ダン・アリエリー/行動経済学者) ●動物に対してバカなことをする人間(ローラン・ベーグ/社会心理学者) ●子どもとバカ(アリソン・ゴプニック/哲学者) ●夢とバカの関係(デルフィーヌ・ウディエット/脳研究者) ●バカは自分を賢いと思いこむ(ジャン゠クロード・カリエール/シナリオライター) ●バカなことをした自分を許す(ステイシー・キャラハン/心理学者) ●知識人とバカ(トビ・ナタン/心理学者・人類学者)
  • ファスト&スロー (上)
    4.2
    1~2巻1,056円 (税込)
    我々の直感は間違ってばかり? 意識はさほど我々の意思決定に影響をおよぼしていない? 心理学者ながらノーベル経済学賞受賞の離れ業を成し遂げ、行動経済学を世界にしらしめた、伝統的人間観を覆す、カーネマンの代表的著作。2012年度最高のノンフィクション。待望の邦訳。

ユーザーレビュー

  • ファスト&スロー (上)

    Posted by ブクログ

    あらゆる本で引用されてる古典なのでずっと気になっていて、いざ手に取って読んでみたが、いやはやなんとも素晴らしい。
    SNS中毒、スマホゲーム中毒、フェイクニュース、陰謀論、ポピュリズム、トランプ現象など昨今の問題を理解する上で必読と言える。

    ビジネス書では研究エビデンスを本文中に盛り込むことが多いが、取ってつけたような形が多く、読みにくいし印象に残りにくい。その点、本書は項それ自体のテーマを裏付ける研究であるし、著者本人が考えて生み出した研究であるから固有のエピソードもあって面白い。
    やはり一次情報は強い。

    身近な人を思い浮かべると、システム1優位な人もシステム2優位な人も思い浮かぶ。
    しか

    0
    2025年07月23日
  • 「バカ」の研究

    Posted by ブクログ

    様々なバカがあちこちに蔓延する現代、そもそもバカとは何なのかを考察している一冊。
    「頭が悪い人」がバカなのか、あいつをバカだと思っている私とあなたはバカではないのか…などのバカげた深遠なる探求へ本書が読者を導きます。
    天才には限界があるがバカには限界がなく、しかも彼らは増殖しているように見えるほど目立つ性質を持った生き物です。
    様々な専門分野からバカを考察した結果では定義も様々となるわけですが、子供=バカなのかという問いには一貫してNOとなります。
    思慮不足、経験不足から引き起こされるバカげた結果は“粗相”であり、もたらされる結果がどんなものかわかっていながらバカげた行動を起こしてしまう大人こ

    0
    2025年04月10日
  • ファスト&スロー (上)

    Posted by ブクログ

    【書名】
    ファストアンドスロー上 ダニエル・カーネマン

    【目的】
    自身のバイアスに自覚的になり、自身の判断エラーを防ぎたい。
    そのために、システム1、システム2という概念を知り、判断エラー事例に触れる。
    結論、辛かったがその分何かが身についた気がする。

    【要点】
    アンカリング効果、プライミング、問題の過度な単純化、平均回帰、ハロー効果、後知恵効果、が事例を通じてどう判断エラーにいたるか提示されている。
    多くの直観に反する実験結果が提示されている。

    【印象に残ったポイント】
    わたしの理解力だと、難解で読みにくい。
    ただ、数々の書籍で参照されていた本書の概念が身体知的にインストールできた気が

    0
    2025年03月19日
  • NOISE下 組織はなぜ判断を誤るのか?

    Posted by ブクログ

    『ファスト&スロー』のカーネマンらによる著。組織の判断の誤りに焦点。バイアス(真の値からのズレ。全体的に評価が甘い、等)と、ノイズ(ばらつき。「あなたはいつも同じ人間ではない」)がある。ノイズを減らせば、バイアスを顕在化させることができる。人間の判断をモデル化して、モデルに基づく予測をすると、本人よりも精度が上がる(ノイズが除去されるため)。

    0
    2025年01月19日
  • NOISE下 組織はなぜ判断を誤るのか?

    Posted by ブクログ

    判断あるところにノイズ(バラつき)あり。
    この本を読んで、本当に肝に銘じるべき言葉だと思った。

    裁判や医師の判断、人事評価、間違いなく客観的と思えるような科学的捜査法など、
    均一な判断が下されるべきものにも、実はその判断には想像以上にバラつき(ノイズ)がある。
    裁判であれば、裁判官ごとや、同じ裁判官でも事例や時と場合によって、判断にバラつきがある。
    それは言わば、くじ引きやガチャのようなものと言っていいくらいにバラつきがある。

    ノイズ(バラつき)はエラーを引き起こす要因になるが、
    バイアス(偏り)が注目されやすい一方で、ノイズ(バラつき)は見落とされやすい。

    本書では、そのノイズの例を上

    0
    2024年06月19日

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