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鎌倉の古い洋館でシェアハウスを始めた香良。家を飛び出してきた親友の三樹子と、愛犬と暮らす少し神経質な里子、嫁に嫌われ自分の家から追い出された千恵子 ……。そんな、どこにも居場所のなかった〝訳あり〞住人たちと、喧嘩をしながらも穏やかに暮らしていたが、楽しい日々も永遠には続かない。『鎌倉駅徒歩8分、空室あり』、待望の続編。
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Posted by ブクログ
前作も読んでいるうちに自然と時間を忘れ、心地よさを感じる本だったが、今作も鎌倉の雄大な自然の描写とともに、登場人物たちが抱える心のもやもやが折り合いをつけながらはれていく様子に引き込まれた。
前作含めあまり読書してこなかった人でも読みやすい本 傍から見たら丁寧な暮らしで羨ましいと思ったけど、その人なりの悩みや葛藤があったり上手くいかない人生だったりとその経験があったからこそのシェアハウスによるスローライフなんだと考えたりもした。 鎌倉に行けば登場人物に会えるのではないかという思いが巡...続きを読むってくるくらいリアルに没頭した一冊。
空室あり の続編 今回の住人達は色恋沙汰や心酔などで盛り上がっていて少し切ない所もありましたが楽しく読めました 前作とも合わせて植物や野鳥、季節感などがたくさん描写されていて、今度鎌倉に行く時はそれも意識して楽しみたいですね ⋯⋯⋯コーヒー焼酎が気になっています
「おうちカフェ」の続編。 庭に集う鳥たちの鳴き声がにぎやかに響き、紫陽花が大きく葉を広げる5月。 「おうちカフェ」で暮らす香良、三樹子、里子、あゆみ、千恵子の5人に、新たにもう一人の住人が加わった。 お隣の倉林さんの娘美佐緒は、パティシエの修行に行ったはずなのに訳ありで帰国。 居場所をなくした“昭和...続きを読む生まれ”の集まる鎌倉の古い洋館が、どんどんにぎやかになってきます。 それぞれのプライベートを守りながら、ちょうどいい距離感で暮らしていける仲間っていいですね。 賄いパスタと美味しいコーヒーで嫌なことも忘れられそう。 さまざまな鳥の鳴き声や、雲や木や花を表現する色の名前がたくさん出てきて、とても風情があります。 鎌倉に行ってみたくなります。 恋の話もちらほら出てくるけれど、生きることは誰かに依存することではなく、自分でなにかを築き上げることなのかな。 悲しいお別れもあるけれど、過ぎ去った人もきっと何かを残してくれているはず。 穏やかに暮らす彼女たちに、今日よりも明日がきっといい日でありますように。
素敵な風景や花の名前、美味しそうな料理が沢山出てくる。鎌倉の地名もよく分かるから頭の中で景色が再生される。
前作から2年後のシェアハウスを描く今作。新たなメンバーが加わり、価値観の違う人間同士集まる生活や簡単にいかない恋愛に悩みながらも、穏やかな居場所があることへの安心感があった。 個人的には前作より今作の方が好み。 みんな幸せになってほしいなぁ。
前作を読み終わってすぐにこの続編を読みました。 前回に続き、庭の植物の色が目に浮かび、コーヒーの香りに癒される。今回は、パスタのシーンと新たな住民が加わったことで、登場人物それぞれの内面がより深く映し出され、互いに絡み合っている。 ラストについている手書きレシピページがまた良き。旬のわかめの香りまで...続きを読む、感じられるところが好き。
シェアハウス、思わず憧れてしまう。 豊かな自然に恵まれた鎌倉もステキだし。 でも、木々や鳥など、ちゃんとわかる人が居ないとただの自然かも。 住人それぞれ、いろいろあるけれど、静かに魅力的な日々だと思った。
コーヒーが飲みたくなる小説。 前作に続き、鎌倉の豊かな風景と人々の暮らしの中にある自然が所々に描かれているのがとても良い。 ただ、どうも恋愛感情に傾きがちなのが気になると言うかあんまり好みではないなぁ…と。
継続的に本を読んでいると、自分の好みがだんだん明確になってくるものですね。 私は、女性たちがひとつ屋根の下で共同生活を送る物語が結構好きです。 小説でも漫画でも、面白くないわけがない。 生い立ちが違えば、価値観も違う。 そんな人たちが集まって、何も起きないわけがないのです。 非常に憧れる。 し...続きを読むかし、自分にはできない。 だからこそ、こういった物語に惹かれるのだと思います。 『鎌倉駅徒歩8分、空室あり』の続編ともなる本作では、新キャラが登場します。 フランスでパティシエの修行中だったかと思いきや、途中で挫折し、お金も尽きて日本に戻ってきたという倉林さんの娘・美紗緒です。 前作では、住人同士がいざこざを起こし、すったもんだの末に理解し合うというストーリーでした。 しかし美紗緒は、そんな住人たちの中にスッと溶け込んでいきます。 やっぱりね、胃袋をつかめる人は強いと思いました。 週1で作る美紗緒のパスタのおいしそうなことと言ったら。 読んでいるだけで、頭の中にパスタの絵が浮かんできます。 住人たちは、一人ひとりそれぞれ悩みを抱えています。 けれど、その悩みに対してあたふたするわけではありません。 ゆっくり時間をかけながら、自分の感情と折り合いをつけていくのです。 若い頃のように、すぐに結果を求めたり、白黒つけたりしない。 曖昧な状態を楽しむ余裕、とでもいうのでしょうか。 そんなものを感じました。 「人生は麻雀と似たようなものよ。間違った道は進んでないと思っても、思わぬところで理不尽な目にあう。でも、そこで落ちこんだり感情的になったりしても前には進めない。クールにやるべきことをやっていけば、道は開けるわ」 登場人物の一人が語った言葉ですが、年齢を重ねれば重ねるほど、この言葉に実感がともなってきます。 思い通りにいかないこともある。 理不尽なこともある。 それでも、感情に飲まれすぎず、今できることをやっていく。 大人になるって、そういうことなのかもしれません。 よーし! 今日も頑張っていこう!!
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