あらすじ
鎌倉の古い洋館でシェアハウスを始めた香良。家を飛び出してきた親友の三樹子と、愛犬と暮らす少し神経質な里子、嫁に嫌われ自分の家から追い出された千恵子 ……。そんな、どこにも居場所のなかった〝訳あり〞住人たちと、喧嘩をしながらも穏やかに暮らしていたが、楽しい日々も永遠には続かない。『鎌倉駅徒歩8分、空室あり』、待望の続編。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
前作含めあまり読書してこなかった人でも読みやすい本
傍から見たら丁寧な暮らしで羨ましいと思ったけど、その人なりの悩みや葛藤があったり上手くいかない人生だったりとその経験があったからこそのシェアハウスによるスローライフなんだと考えたりもした。
鎌倉に行けば登場人物に会えるのではないかという思いが巡ってくるくらいリアルに没頭した一冊。
Posted by ブクログ
空室あり の続編
今回の住人達は色恋沙汰や心酔などで盛り上がっていて少し切ない所もありましたが楽しく読めました
前作とも合わせて植物や野鳥、季節感などがたくさん描写されていて、今度鎌倉に行く時はそれも意識して楽しみたいですね
⋯⋯⋯コーヒー焼酎が気になっています
Posted by ブクログ
前作を読み終わってすぐにこの続編を読みました。
前回に続き、庭の植物の色が目に浮かび、コーヒーの香りに癒される。今回は、パスタのシーンと新たな住民が加わったことで、登場人物それぞれの内面がより深く映し出され、互いに絡み合っている。
ラストについている手書きレシピページがまた良き。旬のわかめの香りまで、感じられるところが好き。
Posted by ブクログ
継続的に本を読んでいると、自分の好みがだんだん明確になってくるものですね。
私は、女性たちがひとつ屋根の下で共同生活を送る物語が結構好きです。
小説でも漫画でも、面白くないわけがない。
生い立ちが違えば、価値観も違う。
そんな人たちが集まって、何も起きないわけがないのです。
非常に憧れる。
しかし、自分にはできない。
だからこそ、こういった物語に惹かれるのだと思います。
『鎌倉駅徒歩8分、空室あり』の続編ともなる本作では、新キャラが登場します。
フランスでパティシエの修行中だったかと思いきや、途中で挫折し、お金も尽きて日本に戻ってきたという倉林さんの娘・美紗緒です。
前作では、住人同士がいざこざを起こし、すったもんだの末に理解し合うというストーリーでした。
しかし美紗緒は、そんな住人たちの中にスッと溶け込んでいきます。
やっぱりね、胃袋をつかめる人は強いと思いました。
週1で作る美紗緒のパスタのおいしそうなことと言ったら。
読んでいるだけで、頭の中にパスタの絵が浮かんできます。
住人たちは、一人ひとりそれぞれ悩みを抱えています。
けれど、その悩みに対してあたふたするわけではありません。
ゆっくり時間をかけながら、自分の感情と折り合いをつけていくのです。
若い頃のように、すぐに結果を求めたり、白黒つけたりしない。
曖昧な状態を楽しむ余裕、とでもいうのでしょうか。
そんなものを感じました。
「人生は麻雀と似たようなものよ。間違った道は進んでないと思っても、思わぬところで理不尽な目にあう。でも、そこで落ちこんだり感情的になったりしても前には進めない。クールにやるべきことをやっていけば、道は開けるわ」
登場人物の一人が語った言葉ですが、年齢を重ねれば重ねるほど、この言葉に実感がともなってきます。
思い通りにいかないこともある。
理不尽なこともある。
それでも、感情に飲まれすぎず、今できることをやっていく。
大人になるって、そういうことなのかもしれません。
よーし!
今日も頑張っていこう!!
Posted by ブクログ
わけありシェアハウスの続編。
やっぱり、このリ雰囲気がなんか好きです。
鎌倉で古民家カフェ&シェアハウスを営む
香良を中心にした連作短編集。
今回は、新しい住民が増えたり
三樹子の元夫がコンタクト取ってきたり
里子に出会い、千恵子に別れがあり
その別れがまた出会いを呼んで
あゆみの心を惑わせる。
月並みな感想だけど
みんな幸せになってほしいわ〜。
巻末には、新しく加わった美佐緒による
プロのまかないパスタ料理レシピつき。