作品一覧

  • リンカーン・ハイウェイ
    4.8
    1巻4,070円 (税込)
    刑務所から出た18歳のエメットは、母が暮らしているはずのサンフランシスコに車で弟と向かうことに。だが、その車はエメットの悪友二人に奪われてしまう。車を取り戻すためエメットはNYに弟と向かうが--。10日間の少年4人の旅と成長を描く傑作ロードノベル
  • フォワード 未来を視る6つのSF
    4.3
    1巻1,364円 (税込)
    〔ヒューゴー賞受賞〕アンディ・ウィアーやN・K・ジェミシンなど、6人の人気作家が未来を描く珠玉のアンソロジー。全篇初邦訳
  • 賢者たちの街
    4.1
    1巻3,630円 (税込)
    1937年の大晦日。25歳の本好きな秘書ケイティは、下宿先のルームメイトのイヴとともに繰りだしたグレニッチ・ヴィレッジのバーで、完璧な服装と振る舞いの若き銀行員ティンカーと出会い、友達になる。この一夜が、3人を上流階級へと導く1年間の幕開けとなる──ウィットと教養に溢れた会話、ディケンズ、ソロー、クリスティーといった往年の作家の名作、20代の万能感と残酷な喪失……夢に向かって登ってゆく者たちの青春のきらめきをすべて詰め込んだ1冊。
  • モスクワの伯爵
    4.5
    1巻3,960円 (税込)
    ロシア革命後、堕落した特権階級である罪で、一生ホテルから出られなくなった伯爵。絶望に沈みゆくなか、曲者ぞろいの従業員と客との出会いが彼に新たな生き方を選ばせる。艷やかな人物造形、きらびやかな生活描写、上質なユーモアに全世界が惚れた話題の書!
  • モスクワの伯爵

    Posted by ブクログ

    翻訳を挟むので文のリズムに乗るまで少し時間がかかるが、乗ってしまうとあっという間に読んでしまう。ロストフ伯爵の骨の髄まで染み込んだ紳士ぶり、博識ぶり、哲学的な語り、それにいくつになってもユーモアを忘れないチャーミングなお人柄がこの本に彩りを与えまくっている!
    気づいていない伏線なんかもたくさんありそうですし,ロストフ伯爵にもまた会いたいので絶対また読みます。

    0
    2024年10月26日
  • モスクワの伯爵

    Posted by ブクログ

    映画化もされた2016年のベストセラー(邦訳は 2019年)。ストーリーの奇抜さ、時代背景、登場人物の魅力、細部の描き方とどれをとっても秀逸で、十分に長い小説ではあるのだが、読み終わるのが惜しくなるほど。最近読んだ小説の中では間違いなく最も秀逸な傑作。

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    2024年08月15日
  • リンカーン・ハイウェイ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    神に見放されたと思った時、自分でどうにかする力がある。
    人生はダイヤモンドを横にした図。いつの間に狭くなって最期は1点になる。
    とどまるから、外側には羨望、内側は強欲に。
    移動しよう。未来は、自分で何にでもなれる。
    怒りは10秒数えて静める。自分の人生を棒にふらない。友は選ぼう。
    ホワイトライ。

    ラストが予想外。確かにアメリカ人が好きそうな映画のような終わり方!
    面白かった。
    ページターナー。
    モスクワの伯爵より好き。
    サリーは、あの時代から次の新しい時代の女の生き方!
    2024年に読んだ本で1番好きです。

    0
    2024年07月28日
  • リンカーン・ハイウェイ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み応えありすぎのロードノベル。深い味わいがジワーっと沁みてくる文章で描かれる、主人公格4人と脇を固める個性的な登場人物の考えや生き様が実に良い。人生を旅する小説の魅力が670Pを超えるページ数にすらあふれるほどに詰まっている傑作。

    分厚さと多視点の構成に敷居を高さを感じるが、難解な文章でもなくリズムも程良くて次第にはまっていく。腕がダルクなる書籍の重さはツラかったが(笑

    エメットとビリー兄弟、ダチェスとウーリーの脱獄組、きっちり姐さんのサリー、ユリシーズ、タウンハウス、アバカス…かれらの生き様思想のタペストリーが編みこまれた先のラスト。好みが分かれると色んな書評に書かれているが(俺は絶対

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    2024年04月21日
  • モスクワの伯爵

    Posted by ブクログ

    人生を投げないって実はすごく難しくて、かっこよくて、魅力的!正しく、賢く、健やかに!健気に!生きたいな!

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    2023年11月02日

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