作品一覧

  • モスクワの伯爵 上

    モスクワの伯爵

    小説・文芸

    3.9
    1~2巻1,430円 (税込)
    NHK「心おどる あの人の本棚」に登場した感動作の文庫化 革命政府によって、ホテルに軟禁された伯爵。一歩外に出れば死が待っている極限状況で伯爵が見つけたのは、人生の豊かさだった!?
  • リンカーン・ハイウェイ

    リンカーン・ハイウェイ

    小説・文芸

    4.3
    1巻4,070円 (税込)
    刑務所から出た18歳のエメットは、母が暮らしているはずのサンフランシスコに車で弟と向かうことに。だが、その車はエメットの悪友二人に奪われてしまう。車を取り戻すためエメットはNYに弟と向かうが--。10日間の少年4人の旅と成長を描く傑作ロードノベル
  • フォワード 未来を視る6つのSF

    フォワード 未来を視る6つのSF

    小説・文芸

    4.5
    1巻1,364円 (税込)
    〔ヒューゴー賞受賞〕アンディ・ウィアーやN・K・ジェミシンなど、6人の人気作家が未来を描く珠玉のアンソロジー。全篇初邦訳
  • 賢者たちの街

    賢者たちの街

    小説・文芸

    3.9
    1巻3,630円 (税込)
    1937年の大晦日。25歳の本好きな秘書ケイティは、下宿先のルームメイトのイヴとともに繰りだしたグレニッチ・ヴィレッジのバーで、完璧な服装と振る舞いの若き銀行員ティンカーと出会い、友達になる。この一夜が、3人を上流階級へと導く1年間の幕開けとなる──ウィットと教養に溢れた会話、ディケンズ、ソロー、クリスティーといった往年の作家の名作、20代の万能感と残酷な喪失……夢に向かって登ってゆく者たちの青春のきらめきをすべて詰め込んだ1冊。

ユーザーレビュー

  • モスクワの伯爵 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    伯爵とソフィアの親子関係、アンナやミーシカとの関係、ボヤルスキーの三巨頭の関係など、上巻よりもさらに人間関係が深くなっていて面白かった。
    伯爵がこれまで築いてきた人間関係のすべてが伯爵の軟禁生活からの解放につながっている感じもあり、感慨深い。
    「自分の境遇の主人となる」と決めメトロポールホテル内で生きてきた伯爵が、最後はソフィアと自分のために自由を掴み取ることができたのがとても良かったと感じた。
    ニーナはどうなったのか?脱出後のソフィアと伯爵は再会できるのか?など語られない部分もあるが、不完全燃焼感も無く、心に残る作品だった。

    0
    2026年10月20日
  • フォワード 未来を視る6つのSF

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白い!!
    「夏の霜:ブレイク・クラウチ」(パインズ)
     人間はかしこい、AIもまたかしこい。
     けれど、やはり人間はやらかしてしまう。同じようにAIもまたやらかしてしまう。

    「エマージェンシー・スキン:N・K・ジェミシン」(第五の季節)
     ずっとずっとの将来ありそうだな、と思ったり。
     
    「方舟(アーク):ベロニカ・ロス」(ダイバージェント)
     哀愁漂う
     これが一番好き

    「目的地に到着しました:エイモア・トールズ」(モスクワの伯爵)
     後半に出てくるバーの二人がナイスキャラ

    「最後の会話:ポール・トレンブレイ」(終末の訪問者)
     かなしいかな、やめられないのだね

    「乱数ジェネレーター:アンディ・ウィアー」
     量子ビットやら難しそうに感じるも、頭がいいだけではない。冷静さ度胸もあって、ラストはおぉ~って感じでスッキリ

    0
    2026年08月22日
  • モスクワの伯爵 下

    Posted by ブクログ

    ソフィアとの会話やゲームをする伯爵が大人気ない感じで微笑ましいなと思いながらもカテリーナから親友ミーシカが編纂した本を受け取ったシーンやソフィアとの最後の晩餐のシーンが切なくて印象的だった。

    映画「カサブランカ」は観てないけど、自由を求めてアメリカを目指す姿が本作と重なったり、本作も戦争や政治の混乱が背景にあって、この2作品が響き合っていることが分かる。

    伯爵の貴族然とした優雅な振舞いや会話のユーモアは本作のテーマである境遇の主人であるからこそできることであって、どんな環境であっても朗らかであれとエンカレッジする本作は多くの人に読んでもらいたいと思う作品。

    0
    2026年05月31日
  • モスクワの伯爵 上

    Posted by ブクログ

    2度のロシア革命を経てボリシェヴィキ(革命政府)が統治をする1922年モスクワで、革命前は聖アンドレイ勲章を持つほどの貴族ではあるものの、現在は革命思想に賛同しないとみられる無目的な堕落者と見なされた貴族階級のアレクサンドル・イリイチ・ロストフは革命政府の命令によりモスクワのホテル“メトロポール”から出れば、銃殺するという条件で即時の銃殺刑を免れる。
    ロストフ伯爵は自由のない惨めな身になっても境遇の奴隷にならないよう、紳士としてメトロポールの人々と接してゆく。

    本書はメトロポールでの出来事に限定されているので、少し退屈に思える時もあるかもしれないが、洒脱な会話と展開、20世紀ロシアの社交界という世界観が飽きさせないし、またプーシキン、トルストイ、ドストエフスキーといったロシアの文学からの引用は読書好きならより面白く読めると思う。

    作者はスティーヴン・キングのように子どもを魅力的に書くのが上手いように思う。本書の中では知性的かつ素朴な倫理観を持った、けれども生真面目すぎて危うい少女ニーナが描かれているが、著者の別作品「リンカーン・ハイウェイ」の少年ビリーも読んでいて好ましい人物だった。

    激動の20世紀前半期におけるロシアの政治・社会情勢が本書の時代背景だが、大人が恭順しているものごとの仕組みや価値観を子どものまなざしによって、ナイーブではあるが時に鋭く、時に真理とも思えるよう問いかけられていると感じることが、著者の作品を読んでいるとある。

    上巻の終わりには時が1938年となり、ロストフも48歳になっている。そんな中、新たな展開が訪れて上巻が終わるので、下巻で物語がどんな展開を見せてゆくのか期待しかない。

    0
    2026年04月12日
  • リンカーン・ハイウェイ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    神に見放されたと思った時、自分でどうにかする力がある。
    人生はダイヤモンドを横にした図。いつの間に狭くなって最期は1点になる。
    とどまるから、外側には羨望、内側は強欲に。
    移動しよう。未来は、自分で何にでもなれる。
    怒りは10秒数えて静める。自分の人生を棒にふらない。友は選ぼう。
    ホワイトライ。

    ラストが予想外。確かにアメリカ人が好きそうな映画のような終わり方!
    面白かった。
    ページターナー。
    モスクワの伯爵より好き。
    サリーは、あの時代から次の新しい時代の女の生き方!
    ソー サリー キャン ウェイト♪
    2024年に読んだ本で1番好きです。

    0
    2024年07月28日

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