リンカーン・ハイウェイ

リンカーン・ハイウェイ

小説・文芸
4,070円 (税込)

20pt

4.3

刑務所から出た18歳のエメットは、母が暮らしているはずのサンフランシスコに車で弟と向かうことに。だが、その車はエメットの悪友二人に奪われてしまう。車を取り戻すためエメットはNYに弟と向かうが--。10日間の少年4人の旅と成長を描く傑作ロードノベル

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    早川書房
  • タイトル
    :
    リンカーン・ハイウェイ
  • タイトルID
    :
    1417632
  • ページ数
    :
    680ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年09月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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リンカーン・ハイウェイ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    更生施設から戻ってきたエメットは、亡くなった父親の牧場や自宅が借金の抵当になっている事を知る。エメットは、残された車で家を出た母親を探しに、弟のビリーとカリフォルニアを目指す。だが、そこに更生施設からこっそり抜け出してきたダチェスとウーリーが加わることになり…。

    第二次大戦後の米国を舞台にしたロード・ノベル。二転三転するストーリーにハラハラしながら10日間の物語が続く。
    ラストは、なんと言えば良いのやら、ダチェスはどうなったの???

    0
    2026年06月22日

    Posted by ブクログ

    もうね、前半はハラハラしっぱなしだったんですよ。
    車は?お金は?なんでそんなことするんだい(怒)ってね。
    私は、真面目な人がバカを見る的なことが、どうにも嫌みたいw
    でも話が進むにつれ、因果応報といいますか、良い人には救いの手が差し伸べられて意外な展開で助けられていく様に、私までもが救われる思いでした。
    最後はちょっと悲しい思いもしましたけども、ね。

    ユリシーズの「本当に見捨てられたと感じてはじめて、人は次になにが起きるかは自分次第なのだという事実を受け入れられるんだ」付近のセリフ、痺れました!

    0
    2025年07月10日

    Posted by ブクログ

    1954年、アメリカ。
    18歳のエメットは更生施設を出所し、弟が待つネブラスカの自宅に戻って来たが、そこには施設から逃げ出したダチェスとウーリーもいた。
    エメットと弟は、母が暮らしているはずのカリフォルニアに行き、心機一転、新しい生活を始めるはずだった。だが、ダチェスとウーリーに愛車のスチュードベーカーを奪われ、仕方なく二人の後を追ってニューヨークに行くことに。
    ダチェスは、上流階級出身のウーリーの一族がニューヨーク州北部に所有する屋敷の金庫の金をみんなで山分けすると豪語していたのだ。
    孤児院のシスター、胡散臭い牧師、妻と別れた善良な黒人男性、売れないシェイクスピア俳優、憧れの作家――道中、エメットと弟は多くの出会いと別れを経験する。

    ミステリマガジンの最新号の特集を読んでいたら、翻訳ミステリ一覧の最後に本作が取り上げられていた。謎解き要素はほぼなく、ただただ登場人物の語りと道行を楽しみました。それにしても
    食べ物描写が上手ですね。

    0
    2023年11月28日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    神に見放されたと思った時、自分でどうにかする力がある。
    人生はダイヤモンドを横にした図。いつの間に狭くなって最期は1点になる。
    とどまるから、外側には羨望、内側は強欲に。
    移動しよう。未来は、自分で何にでもなれる。
    怒りは10秒数えて静める。自分の人生を棒にふらない。友は選ぼう。
    ホワイトライ。

    ラストが予想外。確かにアメリカ人が好きそうな映画のような終わり方!
    面白かった。
    ページターナー。
    モスクワの伯爵より好き。
    サリーは、あの時代から次の新しい時代の女の生き方!
    ソー サリー キャン ウェイト♪
    2024年に読んだ本で1番好きです。

    0
    2024年07月28日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読み応えありすぎのロードノベル。深い味わいがジワーっと沁みてくる文章で描かれる、主人公格4人と脇を固める個性的な登場人物の考えや生き様が実に良い。人生を旅する小説の魅力が670Pを超えるページ数にすらあふれるほどに詰まっている傑作。

    分厚さと多視点の構成に敷居を高さを感じるが、難解な文章でもなくリズムも程良くて次第にはまっていく。腕がダルクなる書籍の重さはツラかったが(笑

    エメットとビリー兄弟、ダチェスとウーリーの脱獄組、きっちり姐さんのサリー、ユリシーズ、タウンハウス、アバカス…かれらの生き様思想のタペストリーが編みこまれた先のラスト。好みが分かれると色んな書評に書かれているが(俺は絶対に好きじゃない)、読んだものにしかこの模様の是非は語れない。

    忘れられない至高の読書時間となった。いやホンマ実に素晴らしい!

    0
    2024年04月21日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ロードノベルかと言われると、自信を持って頷けない部分もあるかなぁ。読書体験そのものはたしかにロードノベルだけれど(笑)

    クセノスは歴史上の人物の名前のように聞こえるがクセルクセス(古代ペルシャ王)とかきセノフォン(古代ギリシャの軍人、哲学者)とかのような人名ではない。 クセノスは外国人、見知らぬ者、友人を意味する古代ギリシャの言葉だ。もっと簡単に言うなら、他者である。アバーナシー教授の言うように、 クセノスは人がほとんど気づかない、目立たない身なりをした、その辺にいる者のことだ。歴史全体を通してさまざまな姿で出現した。 夜警や従者、使者や小姓、店主、給仕あるいは放浪者として普通は無名で、得体が知れず、きわめて頻繁に忘れられているが、 クセノスは常に正しい時に正しい場所にあらわれ、出来事の過程において欠かすことのできない役割を演じる。(p.651-652)

    というのがテーマなのだろうが、色々な人たちの出会いで主たる登場人物の4人の何かが変わったようにはみえない。道行き後のサリーがエメットをどのように変えたのかが知りたかったがその前で話は終る。
    エンディングについては賛否が分かれそう。
    どこかトレヴェニアンを思わせた。

    0
    2023年09月25日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    スチュードベーカーというアメ車に乗ってリンカーンハイウェイ(アメリカを東西に横断する道路)を旅する少年たちのロードノベルだと思っていたけど、兄弟とその友達、そして行く先々で出会う人たちの物語だった。たった10日間の冒険だけど、679ページもあり重い。
    登場人物は問題児だと思っていたけど、みんな個性的があって魅力的。物語のラストは想像と違ったけど、こういうのもありだと思った。

    0
    2024年11月26日

リンカーン・ハイウェイ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    早川書房
  • タイトル
    :
    リンカーン・ハイウェイ
  • タイトルID
    :
    1417632
  • ページ数
    :
    680ページ
  • 電子版発売日
    :
    2023年09月05日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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