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パリの書店主ローランが道端で女物のバッグを拾った。中身はパトリック・モディアノのサイン本と香水瓶、クリーニング屋の伝票と、文章が綴られた赤い手帳。バツイチ男のローランは女が書き綴った魅惑的な世界に魅せられ、わずかな手がかりを頼りに落とし主を探し始める。英王室カミラ夫人も絶賛、洒脱な大人のおとぎ話第二弾。
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誕生の日を待ちながら、母親のお腹のなかにいる「わたし」。その耳に届く、愛の囁き、ラジオの音、そして犯罪の気配――。胎内から窺い知る、まだ見ぬ外の世界。美しい母、詩を愛する父、父の強欲な弟が繰り広げる、まったく新しい『ハムレット』。サスペンスと鋭い洞察、苦い笑いに満ちた、英国の名匠による極上の最新作。
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本年(2017年)7月16日に逝去したゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロ あらゆるポップ・カルチャーに影響を与えた『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』 あの日、あの夜、他では一体何が起こっていたのか── 総勢19人のベストセラー作家がゾンビ映画の原点に挑む! ロメロの遺稿となったゾンビ小説も収録! ★日本版には各作家によるロメロ追悼文を特別収録!
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十九世紀的世界観を脱して新たな文学技法を追究し、心理小説の祖として、また現代文学の礎を築いた先駆者として、再評価の高まるヘンリー・ジェイムズ。多様な解釈を許す作風から難解なイメージがつきまとうが、読む人、読む時代により素晴らしさが再発見され続ける、稀代のストーリーテラーでもある。百を超える作品から、リーダブルで多彩な魅力溢れる「モーヴ夫人」「五十男の日記」「嘘つき」「教え子」「ほんもの」を収録。
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「ハッピーエンドのお話はないの?」「だってこれはロシアのお話だからね」――サンクトペテルブルクに生まれ、ロシア革命にともなってオランダに帰国した祖父が語る、悲哀と滑稽に満ちた人生の物語。『ハリネズミの願い』の作家による宝箱のような掌篇集。
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著名な経済学者のロドニーは結婚式をまえに、気もそぞろだった。途上国の開発援助に打ち込んでいた彼を恋のとりこにしたのは、現地調査で出会ったベトナム人の少女だった! 国連や世界銀行のエリートたちの裏の顔をスキャンダラスに描き、あのトマ・ピケティが絶賛した長篇小説。
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台北、東京、マラケシュ、ウィーン、チューリヒ、パリ……。弁護士で作家の「私」は講演会や朗読会で世界各国を訪れ、さまざまな過去を抱える人々と出会う。16年前に弁護したかつての依頼人がマラケシュで語った、当時明かさなかった事故死の事情。イタリアの古い館に滞在中、怪我をした隣人の女性から聞いた衝撃的な身の上話。ベルリンで亡くなった知人の遺言執行者に指名されて知った、彼の唯一の遺産相続人との愛憎半ばする関係──。死や罪悪感に翻弄される純粋で奇妙な人々の物語と、ところどころに挿入された歴史上のエピソードによる全26章は、ページを閉じたあとに、深く鮮烈な余韻を残す。クライスト賞受賞、日本で本屋大賞「翻訳小説部門」第1位に輝いた『犯罪』の著者が贈る新たな傑作短編集!
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ヒトラーを狂わせた四つの鉤十字-- 覇者の秘宝をめぐり、独英仏が激突!! 欧州ベストセラーコンビが放つメタ戦記ミステリ 一九三九年――。ヒマラヤの奥深く、チベットの聖地へと送りこまれたナチスのシンクタンク〈アーネンエルベ〉の探検部隊が、鉤十字を象ったルビー色に輝く物体を持ち帰る。それは世界に分散して隠された古代の遺物【ルビ:レリック】で、四つあると伝えられている権力のシンボルの一つだった。四つの鉤十字は、それぞれがこの世を形成する“四大元素”の水、風、地、火を表しており、そのすべてを手にした者は世界を制するという。そのうちの一つを手に入れたナチス・ドイツは破竹の勢いで進撃を続け、領土を拡大していく。だが、世界を征服し、ヒトラーの千年王国思想を実現させるには、残る三つのレリックも獲得する必要があった。 親衛隊長官のヒムラーとその片腕のヴァイストルトは、レリックの在りかを示す絵画があるというスペインのモンセラート修道院に向かうが、絵画は一足先にフランス人のトリスタンによって持ち出されていた。ヴァイストルトは投獄されていたトリスタンを調査団のメンバーに加え、絵画の謎を解き、二つ目のレリックを追って、異端カタリ派終焉の地、モンセギュールの城跡に向かう。 一方、ドイツに抵抗を続けていたイギリスは、ナチスの不穏な動きを察知していた。チャーチル首相直下の諜報機関SOEのマローリーは、敵側にレリックが渡るのを阻止すべくモンセギュールに乗りこむ。ここにレリックをめぐる争奪戦の火蓋が切られた――。 著者について エリック・ジャコメッティ Eric Giacometti 『ル・パリジャン』誌などで活躍するジャーナリスト、作家。執筆活動の傍ら、フリーメイソンと因縁が囁かれるコートダジュール事件の調査などにも携わる。著作に累計220万部を突破した「マルカス警視」シリーズがある。
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十四年の刑期を終えたラファエルは、出所するとすぐに弟ウィリアムとともに新しい<仕事>に取り掛かった。すべては計画通りに進んでいた。だが、三千万ユーロの宝石を手に飛び出したとき、ラファエルたちを待ち受けていたのは警官隊だった。激しい銃撃戦が繰り広げられ、最愛の弟が瀕死の重傷を負ってしまう。 追っ手を逃れ、瀕死のウィリアムを一刻も早く治療しなければならない。警察の非常線をかいくぐり、ラファエルたちは村はずれの古びた屋敷に逃げ込んだ。広大な敷地に建つその家にいたのは夫の帰りを待つ妻のサンドラがひとりだけ。理想的な隠れ家のはずだったが、帰宅した屋敷の主は純粋なほどに残酷なシリアルキラーだった……。 フランスを代表するミステリー作家が紡ぐ極上のサイコスリラー、ついに日本上陸。
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米独露開戦――ヨーロッパは三度戦場と化す!! プーチン時代が終焉を迎えたロシアでは、息を吹き返した共産勢力が政権を握り、“ソヴィエト”の復権が急速に進められていた。粛清を繰り返し書記長の座に就いたチェニンコは、ワルシャワ条約機構を復活。さらに、東西ドイツの分断を目論み軍事介入を開始した。一方、ドイツではネオナチが台頭し、これに対抗。二カ月の内戦の末にソヴィエト軍の放逐に成功する。東西の統一を維持したことでネオナチ支持の機運が高まり、次の総選挙ではそのリーダーであるフロミッシュの勝利が確実視されるようになっていく。ナチスを憎悪するチェニンコに対し、ソヴィエト軍作戦長官はある作戦を提案する。圧倒的な物量で陸と空から一気にドイツ全土へ侵攻するその計画は、大規模演習と偽って百万のソヴィエト兵をドイツ国境沿いに集結。同時多発的に在欧米軍の通信機能を破壊・分断し、指揮系統を麻痺させた隙をつき、五日間でドイツを制圧する電撃作戦だった。 著者について ●著者略歴 ウォルト・グラッグ WALT GRAGG テキサス州オースティンで妻や子ども、孫たちとともに暮らす元弁護士。ロースクール入学前にアメリカ陸軍で軍隊生活を経験し、さまざまな任務に従事。冷戦のさなかには、ドイツのアメリカ欧州軍司令本部に三年間勤務している。この頃、ドイツ防衛時のアメリカ軍の作戦計画に関与し、数多くの演習に参加。本書の着想を得るとともに、これらの実体験が本書の場面設定や描写のもとになった。本書『ザ・レッド・ライン 第三次欧州大戦』が長編小説のデビュー作となる。 ●訳者略歴 北川由子 Yuko Kitagawa 翻訳家。英国ニューカッスル大学修士課程修了。得意なゲームはアーケードゲームとレースゲーム。主な訳書に、『亡霊は砂塵に消えた ステルス機特殊部隊777チェイス』『不可解の国のアリッサ』『マインクラフト はじまりの島』(すべて竹書房)などがある。?
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あの文豪の生涯と作品を織りまぜて、リシャッフルし、夢見直して、12の妖しい、美しいピースに仕立てた本。それだけで十分すごいが、さらにこの日本語版は、原文の独特のリズムを緻密に再現し、等しく妖美な作品を再創造している。奇跡のような一冊。 ――柴田元幸 本書を読む者は 必ずや二度三度と 芥川の文学的狂気に侵される。 イギリス暗黒文学の旗手が、芥川龍之介の生涯を恐るべきヴィジョンと魔術的な語りを通じて幻想文学として語り直す。 芥川龍之介。東方と西方の物語と伝承と信仰に魅せられた男。そのなかで静かに渦を巻く不安。それがページから少しずつ滲み出す。 半透明の歯車が帝都を襲った震災の瓦礫の彼方にうごめき、頽廃の上海の川面には死んだ犬が浮き沈み、長崎には切支丹の影が落ち、己が生み出した虚構の分身が動き出し、そして漱石がロンドンでの怪異を語る。河童。ポオ。堀川保吉。ドッペルゲンゲル。鴉。マリア像。歯車。羅生門、藪の中、蜘蛛の糸、西方の人――キリスト。私のキリスト。 ジェイ・ルービン訳の芥川作品をピース自身の呪術的な語りとコラージュし/マッシュアップし/リミックスして生み出した幻想と不安のタペストリーを、コーマック・マッカーシーやリチャード・パワーズらを手がけた黒原敏行が芥川自身の文章と精密によりあわせて完成させた日本語版。芥川と幻想ノワールの結合として、原語版以上の衝撃をもって読者を眩惑する。 災厄と文学、狂気と詩情、日本文学と英国文学、現代文学と近代文学、現実と幻覚……すべての境界をおぼろに融かしてゆく文学と翻訳のはなれわざ。
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【映画『ロング,ロングバケーション』原作!】ガン治療中のエラと認知症の夫ジョンの老夫婦。ふたりは子供たちの反対を無視し、かつて一家で旅をしたキャンピングカーに乗って、なつかしいディズニーランドを目指し、ルート66でアメリカ大陸横断の旅に出る。記憶はまだらでも、ジョンの運転は昔通り。ハンバーガーばかり食べたがるジョン、痛み止めを飲み続ける助手席のエラ。強盗に遭ったり、危うくエラが置いてきぼりにされそうになったり、ホテルの超高級スイートに宿泊してみたり……。そして最後の最後にふたりが向かったのは? 老いについて、夫婦について、人生について……軽やかなタッチで見事に描いた傑作。
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新しい世界を信じて夢見た 彼らが練習した未来へ 著者は、社会問題に独創的な想像力で対峙する、韓国で最も注目される新鋭作家である。 光州事件、釜山アメリカ文化院放火事件からの時間を、歩きながら思索し、つながりあう五人の女性たち。今を生きる・過去を理解する・未来を思うことを重層的に描く物語。 スミと幼馴染のジョンスンはホテルで会って話している。東京の大学院に留学し、仕事に追われる自分に不安になるスミ。ジョンスンは東京で結婚し離婚して、育児の悩みや経済的な苦労を抱える。スミはこの日の朝まで、親戚のユンミ姉さんと一緒にいた。ユンミ姉さんのことをしっかり記憶にとどめておきたいとスミは強く思う。 1980年代、釜山に住む中学生のスミの家に、刑務所を出た大学生のユンミ姉さんが突然やってきた。彼女がアメリカ文化院放火事件の実行犯の一人だと教えてくれたのはジョンスンだった。ある日、ユンミ姉さんがバスで光州へ行くと言い、スミが同行することになる……。 ソウルに住む作家の「私」は釜山を訪れた際、不動産を所有しながら一人で暮らす六十代の女性、チェ・ミョンファンと出会い、その生き方に刺激を受ける。そして、ずっと興味を持っていた釜山アメリカ文化院放火事件に、チェ・ミョンファンも遭遇していたと知り……。 釜山アメリカ文化院放火事件に関わる人々は「来たるべき未来を練習した人」とされ、「私」は現地周辺を歩きながら、当時の人々が何を思い、記憶し、来たるべき未来の練習をしていたか、息をするような等身大の感覚で肉薄していく。 「私」は『チボー家の人々』を心の拠り所にし、ジャックの存在を自身の内にあたたかく感じ取る。人々が練習した未来は今日に続き、悩みながら懸命に生きる読者一人一人と強い信頼を結ぶ。
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「生者とは、生の許しを受けた死者にすぎない」 二十世紀初頭のアルバニア北部の荒涼たる高地。この土地を支配するのは「カヌン」と呼ばれる、先祖伝来の終わることのない復讐の掟である。兄の血を奪い返した山岳民の若い男ジョルグは、三十日間の休戦の猶予ののちに自らの死を待つ身だった。しかし、この土地を新婚旅行で訪れた作家の妻ディアナと、馬車の窓越しにただ一度視線を合わせたことで、ふたりは命を賭してその運命を交錯させてゆく――。伝説と神話の影をまとった悲劇の時空間が立ちのぼる、忘れがたく美しい叙事詩的散文。 現代のアルバニア文学を、そして世界文学を牽引したカダレの作品は、フランス語を筆頭に四〇以上の言語に翻訳され、ノーベル文学賞の候補にたびたびその名が挙がったが、作家は二〇二四年七月に惜しまれつつ八十八歳で亡くなった。カダレの創作全体を見渡す井浦伊知郎氏(アルバニア語学・翻訳)による解説を巻末に付す。
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アフガンの女性作家たちによる23の短篇集。 書くことがこんなにも強靭な抵抗になるなんて。 この炎のような短篇集を読み、語り合うことで、彼女たちの命懸けの戦いにくわわろう。――柚木麻子 早急に、世界に届けられなければならない声がある。 そしてその声は、物語の力を借りて、何より強いものとなる。――西加奈子 どんなに過酷な現実が目の前にあっても私たちは描く。 ペンを持っている間だけ心は自由に空を飛べるから。――窪美澄 抑圧・蹂躙され口を塞がれた女性たちがペンを執り、鳥の翼のように自由に紡ぎ出した言葉の数々。女性嫌悪、家父長制、暴力、貧困、テロ、戦争、死。一日一日を生き抜くことに精一杯の彼女たちが、身の危険に晒されても表現したかった自分たちの居る残酷な世界と胸のなかで羽ばたく美しい世界。 アフガニスタンの女性作家18人が紡ぎ出す、心揺さぶる23の短篇集。
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米女性作家によるリアルで残酷な法廷と恋愛。 フロリダ州で起きた乳児焼死事件。放火の疑いをかけられた裁判の被告は、乳児の義理の姉である十代の少女だった。陪審員として7名の男女が集められるが、裁判期間中は郊外のモーテルに隔離、名前も伏せられ番号で呼ばれる。陪審員同士の個人的交流も固く禁じられていた。そんな中、老齢の夫を持つ50代のカメラマンC-2は、年下の解剖医と禁断の情事に身を投じていく。被告の運命を握る重責と正義に対する思い、女性としての焦燥や欲望の間で揺れるC-2の運命の歯車が狂い出す…。 M・フリーマン、D・キートン主演のヒット映画『眺めのいい部屋売ります』の原作著者が乾いた筆致で描く、リアルな法廷小説にして残酷な恋愛小説。
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夏休み最初の一週間,ぼくはいやいやキャンプに参加することになった.大量の蚊,ハイキング,工作……ジゴクだ!イェルクへのいじめが気がかりながら何もできず葛藤するうちに,毎晩夢にオオカミが現れて…….理屈っぽいぼくと気の優しいイェルクが,互いを思いやり友情を育んでいく.2024年ドイツ児童文学賞受賞作.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
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1980年、ミシシッピ州。サルベージダイバーのボビーは深海に沈んだ飛行機に潜るが、それ以降、周囲に不穏な影が見え隠れしはじめる。亡き妹への思いを心の奥底に抱えたまま、彼は広大で無情な世界をさまようが……。アメリカ文学の巨匠が描く喪失と受容の物語。『ザ・ロード』の巨匠コーマック・マッカーシー最後の二部作登場
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「リアルな世界」を経験してほしいという父親の望みに応え,ひと夏の間,法律事務所で働くことになった,マルセロ.心を揺さぶられる日々のなかで,次第に自らの進むべき道を見いだしていきます.社会に出ていく若者が経験する不安や成長を,発達障害をもつ17歳の少年の内面から描いた,さわやかな青春小説.
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『帰ってきたヒトラー』の著者が6年の沈黙を破ってついに発表した小説。数年後の欧州を舞台に、押し寄せる難民と国境を閉じるドイツ。何が、なぜ起こるのか、満を持して問う問題作。
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舞台は1980年代。時の大統領ミッテランがブラッスリーに置き忘れた帽子は、持ち主が変わるたびに彼らの人生に幸運をもたらしてゆく。うだつの上がらない会計士、不倫を断ち切れない女、スランプ中の天才調香師、退屈なブルジョワ男。まだ携帯もインターネットもなく、フランスが最も輝いていた時代の、洒脱な大人のおとぎ話。
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それは1914年のうららかな春、プロイセンで撮られた一枚の写真から時空を超えてはじまった―物語の愉しみ、思索の緻密さの絡み合い。20世紀全体を、アメリカ、戦争と死、陰謀と謎を描ききった、現代アメリカ文学における最重要作家、パワーズの驚異のデビュー作。 ※本電子書籍は、「舞踏会へ向かう三人の農夫 上・下」の合本版です。
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ティレニア海とイオニア海を見下ろす場所に、かつて存在した《いちじくの館》。焼失したこの宿の再建を目指す祖父と孫を中心とする数世代にわたる旅は、時に交差し、時に分かれて、荒々しくも美しい軌跡を描いてゆく――。豊饒なイメージと響き渡るポリフォニー。イタリアの注目作家による、土地に深く根差した強靱な物語。
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2017年に没した著者が死の直前に脱稿した、26年ぶりの短篇集。『ジーザス・サン』の流れを汲みつつ、どん底から救済を夢見る人々の姿を通して、アメリカ的精神のゆくえを冷徹に見つめる5篇を収録。 「海の乙女の惜しみなさ」 広告代理店に長年勤務した60代前半のビル・ウィットマンの人生の瞬間をめぐる断片的な物語。老境に差しかかった語り手にのしかかる「老い」と「死」という主題が全体を貫く。 「首絞めボブ」 1967年、主人公はささいな非行により刑務所に収監される。そこで目にしたのは、無秩序の寸前で保たれている秩序、それぞれの受刑者が語る虚構すれすれの体験談だった。 「ドッペルゲンガー、ポルターガイスト」 詩人である大学教師ケヴィンが、才能豊かな教え子マークのエルヴィス・プレスリーに対する強迫観念を振り返る。マークはエルヴィスに関する陰謀説を証明しようとしていた。 「老い」と「死」という主題と、老いつつある「アメリカ」そのものを視野に入れた描写が、どの短篇にも色濃く現われている。生前、「現在においてもっとも影響力のある作家」と呼ばれた著者の集大成と呼ぶにふさわしい作品。
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『ショウコの微笑』『わたしに無害なひと』などで人気を博し、数々の賞を受賞してきた実力派作家の最新短編集! 手をのばし、すれ違う、 二人に差しこむひとすじの光。 人間関係の感情の機微を卓抜した力で描くチェ・ウニョン。 〈書くこと〉を使命とする強い意志。問い直される女性への差別。 【収録作】 大学で研究者を目指す私と女性講師を描く、表題作/基地村での女性殺害問題と校内誌編集部を描く、「役割」/雇用形態の異なる二人の車中での会話を描いた、「一年」/DV問題を扱った、「返信」/「夫と妻と子ども」という「一般家族」を超えた繋がりを描く、「種まき」「伯母さんへ」「消える、消えない」 2018年から2023年までに書かれた中短編全7編。
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本邦初訳、韓国発の衝撃の短篇小説集! 純度100%のケア文学 韓国社会と向き合った優れた作品に贈られるシン・ドンヨプ文学賞を受賞している女性作家による注目の短篇小説集。祖母の看病をする長男の嫁、育休中の母親、同い年の子をもつママ友、認知症の父を施設に預けている専業主婦の女性など、収録する10篇の主人公はすべて女性。ワンオペ育児や介護など、家族のケアに時間と労力を捧げる人々がケアされない日常の中で、不安、孤独、嫌悪感、愛着と憎しみにまみれながら静かに奮闘し、どんでん返しが待ち受ける――。 ケアする人が抱える不安や、繊細な感情の揺れを掬い上げ、ケアそのものを取り巻く社会の構造的な問題や矛盾も浮き彫りにする本作は日本の多くの読者に共感と衝撃を持って受け止められるだろう。 「ヨンジュの半分」:かつて同期だったヨンジュは息子を3歳で亡くしていた。「私」は育休中に子どもと出かけた公園で偶然ヨンジュと再会する。頻繁に会うようになったヨンジュの存在がワンオペ育児の唯一の息抜きになっていたが、ある日、ヨンジュが子どもの面倒を見てくれていた時に、死んだ子の名前で子どもを呼んでいる場面に出くわす……。 「ケアする心」:八か月の娘を抱えたミヨンは、職場復帰を前にベビーシッターを探すが、信頼できそうな人はなかなか見つからない。そんな時、同じ団地に夫婦で暮らす高齢女性、ナムヒが名乗りを上げ、自宅で子どもを預かりたいと言う。ミヨンは監視カメラを設置する条件で子どもの世話を頼むが、ある日、映らない場所の秘密を偶然目撃してしまう……。 [目次] 第一部 ナツメ 安 ギョンジャ 第二部 ヨンジュの半分 ケアセンター天国 ケアする心 私の隣人との距離 第三部 入所 特別災難地域 台風注意報 作家のことば 推薦のことば 訳者あとがき
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マテオとルーファス。 〈デス=キャスト〉によって死を宣告された少年たちは、残された1日を懸命に生き抜きます。 自分だったら、最後の1日をどう過ごすだろう。誰に会いたくなるだろう。 けれど、〈デス=キャスト〉のないこの世界では、その日がいつ訪れるのかはわかりません。 だからこそ、今日が最後かもしれないという気持ちを持って、毎日を生きなければなりませんね。 また、何気ない会話や描写の中に、はっとするようなフレーズがちりばめられているのが印象的。それらを栞のように、大切に心にしまいました。 彼らのエンド・デーがどんな結末を迎えるのか。 ぜひ皆さまご自身の目でお確かめくださいませ。 ――斉藤壮馬さん(声優) この小説を大人になる前に読むことができるのは、どれだけ幸せなことでしょうか。明日も生きよう、精いっぱい生き抜いてやろうと誓える物語でした。 ――けんご@小説紹介さん(TikTokクリエイター) ★全米100万部突破! ★2021年米国で最も売れたYA小説! ★NY Times ベストセラーリスト15カ月連続1位! 真夜中0時過ぎに、その日死ぬことを予告するサービス「デス=キャスト」が普及した世界。死を告げられた二人の少年、マテオとルーファスは、最後の時を共に過ごす相手を見つけるアプリ「ラストフレンド」を通じて出会う。内気な性格から、今まで友人をほとんど作れず、自分の殻に閉じこもってしまったマテオ。家族を失い、とある出来事から最後の一日に里親家族からも引き離されてしまったルーファス。克服したい過去や、後悔、叶えたかった夢――様々な想いを胸に、二人は最後の一日をどう生きるのか? ラストがわかっているのに読めば必ず涙する、二人の儚い物語。
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くつ屋の息子トミーはドリトル先生の助手になり 先生や動物たちと不思議な島を目指す そこは、地図に描けない、ただよいつづける島だった。 ※この本は1920年に始まったドリトル先生シリーズの100周年を記念してアメリカで刊行された、改訂新版(Centenary Edition) です。100年の時を経ても変わらないユーモアやわくわく感はそのままに、21世紀にふさわしい内容と、読みやすい完全新訳でお届けします。 ここが新しい! 100周年記念エディション: 新しい内容:差別的な表現・内容をあらためました。より純粋に物語を味わえます。 新しい訳:これまでの邦訳とはまったく違った文体で、楽しく読みやすい本です。 ※小学校3年生以上の漢字にルビがふってあります。
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アウシュヴィッツ強制収容所に、囚人たちによってひっそりと作られた“学校”。ここには8冊だけの秘密の“図書館”がある。図書係に指名されたのは14歳の少女ディタ。本の所持が禁じられているなか、少女は命の危険も顧みず、服の下に本を隠し持つ。収容所という地獄にあって、ディタは屈しない。本を愛する少女の生きる強さ、彼女をめぐるユダヤ人の人々の生き様を、モデルとなった実在の人物へのインタビューと取材から描いた、事実に基づく物語。感涙必至の大作!
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難民滞在施設をでて,親友の家に引っ越したマディーナたち.ようやくこの国で「ふつう」の生活を始めたが,パパは音信不通で,ママはうつ.夢は医者になること,でも家族の面倒を見るので精一杯.そして周りに外国人に厳しい目を向ける人たちが増えて…….力強く語られる,難民一家のリアルな日常.『あいだのわたし』続編.
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ねぇ、あなたの愛はホンモノなの? 2023年タイム誌「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた、大ベストセラー作家コリーン・フーヴァーが放つ話題作! 背筋が凍る×胸に迫る恋愛小説! 21歳の女子大学生のスローンにとって、恋人アサとの生活は地獄だった。アサは麻薬密売グループのリーダーで、支配欲が強く、スローンに異常な執着心を抱いていた。しかし自閉症の弟を支えるにはアサの「汚いカネ」に頼るしかなかった。そんな折、スローンはカーターという男子学生と知り合い、好意を抱く。だが、彼はアサを逮捕するべく大学に潜入中の麻薬捜査官だった。そして、彼女が下した最後の決断とは?
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1949年8月、ナクバ(大災厄)渦中のパレスチナ/イスラエルで起きたレイプ殺人と、現代でその痕跡を辿るパレスチナ人女性。二つの時代における極限状況下の〈日常〉を抉る傑作中篇。 この作品の「細部」に宿っているものは、私の精神世界を激しく揺さぶり、皮膚の内側を震えさせる。この本の中の言葉の粒子に引き摺り込まれ、永遠に忘れられない体験になり今も私を切り刻んでいる。 ——村田沙耶香氏(作家) かき消された声、かき消された瞬間と共にあるために、この小説は血を流している。 ——西加奈子氏(作家) *2023年、本作はドイツの文学賞であるリベラトゥール賞を受賞。しかし同年10月、イスラエルによるガザへの攻撃が激化するなか、フランクフルト・ブックフェアで開催予定だった授賞式は同賞の主催団体リトプロムによって中止され、ブックフェアは「イスラエル側に完全に連帯する」との声明を出した。この決定に対しては、作家や出版関係者を中心に、世界中から抗議の声が上がっている。
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「みんな手紙を待ってる.難民として認定する,って書かれた手紙.」十五歳のマディーナは,命がけで家族とこの国に逃げてきた.学校に通い,友情や恋に悩み,新しい生活になじもうとするマディーナ.留まれるのか,送り返されるのか.あいだで揺れ闘う少女が日記帳にぶつける,怒りと葛藤とあこがれの日々.装画=蓮池もも
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原発事故後のチェルノブイリの森でたくましく生きぬいた子犬のゾーヤと,その子ミーシャ,そしてゾーヤの飼い主だった少女ナターシャの運命を追う壮大な物語.野生のオオカミやクマやヤマネコがすむ森でくりひろげられる動物たちのスリルあふれる冒険の歳月を,カーネギー賞作家が生き生きと描く.挿絵はキース・ロビンソン.
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200年前も恋する乙女たちは何かと大変でした 19世紀イングランドの田園を舞台に、 対照的な姉妹の恋と結婚への道を描く、 オースティン作品で最初に刊行された傑作。 オースティンの作品は、すべて平凡な田舎の出来事を描いたものであり、 求めた題材の範囲は非常に狭く、いずれも登場人物は名家の娘と牧師や軍人などの紳士で、 この男女が紆余曲折を経てめでたく結婚して終わる。 オースティンは「田舎に3、4の家庭があれば小説にもってこいの材料だ」、 と述べているが、そこでの人間の姿を徹底的に描き尽くしており、 人間性の不変さを示し、心理写実主義の先駆ともされている。 一連の作品は、 英文学古典の一つとして高く評価されていて、 初級の講義から各国の学会での高度な研究に至るまで多くの大学で オースティンの作品が取り上げられている。 バースのゲイ・ストリートには現在、ジェーン・オースティン・センターがあり、 様々な資料を展示する他、研究・啓蒙活動が行われている。 「君の心の庭に忍耐を植えよ、その草は苦くともその実は甘い」は彼女の言葉である。 *2016年以降に流通している10ポンド紙幣の肖像画に、ジェイン・オースティンが採用されている。 ■著者 オースティン,ジェーン(Austen,Jane) 1775-1817。英国南部ハンプシャー州生まれ。 18世紀から19世紀イングランドにおける田舎の中流社会を舞台として、 女性の私生活を結婚を中心に皮肉と愛情を込めて描き、 その作品は近代英国長編小説の頂点とみなされている。 また英語における自由間接話法(描出話法)の発達に大きく貢献したことでも知られる ■翻訳 パーカー敬子(パーカーケイコ) 1957年東京女子大学文学部英米文学科卒業、カナダに渡る。 1964年にトロント王立音楽院よりARCT (Associate of the Royal Conservatory of Toronto) の教師資格を得て、46年間音楽理論を主として教授。 2016年に同音楽院より第一回Teacher of Distinction賞を受賞。 1950年代後期よりジェーン・オースティン研究を始め、 1981年にJane Austen Society of North America(JASNA)に入会。 1998年よりバンクーバー近辺の日系シニアの為に「音楽の会」(コロナ禍で休会中)を、 また2011年からは「ジェーン・オースティンを英語で読む会」を主催、現在に至る (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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意識不明の作家の人気シリーズを完結する依頼が。 夢のようなオファーだがなぜ私に? アメリカで人気No.1の作家が仕掛ける、一気読み必至の衝撃サスペンス! 新たに「エピローグ」が追加された特別版! 語られているのは真実か嘘なのか―― NY、マンハッタンに住むローウェン・アシュリーは売れない作家。仕事でもぱっとしない上に、幼い頃からトラウマを抱え、引っ込み思案で友人もほとんどいない。おまけに末期がんを患う母親の看病で、しばらく家に引きこもっているうちに社会との接点を完全に見失って、家賃滞納で退去勧告まで受けていた。ところが、そんな『崖っぷち』ローウェンに、ある日、驚くようなオファーが舞い込む。
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そんなのもう終わり あなたとわたし ふたりで終わらせるの ネイキッド・トゥルース(むき出しの真実)は必ずしも美しくないから 取り返しのつかない15秒 “It stops here. With me and you. It ends with us.” “Naked truths aren't always pretty” “Fifteen seconds that we'll never get back.” フラワーショップを開業したばかりのリリーと脳神経外科医のライルは、情熱的な恋に落ち結婚。仕事もプライベートも充実した毎日だったが、ライルには幼い頃のトラウマがあることが発覚……。 最後の最後まで心を揺さぶりつづけ、全米の女性をとりこにした恋愛小説。 電子限定ボーナストラック「コリーン・フーヴァーと母ヴァノイの対談」を巻末特別収録! 原題:It Ends with Us
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部屋はただの空間ではなく、精神の表出、知性の産物でもある……われわれは部屋をつくり、部屋はわれわれをつくる。それがオスカーの信念だった。神経質で完璧主義の音楽家である友人オスカー宅で、二匹の猫を預かり留守番をすることになったぼく。スタイリッシュなフラットでの気ままな日々が待っているはずだったが、思いもかけない展開に……。そこここで見つかる友人の細かい注意書き。フローリングには万全の注意を払ってほしい、コースターなしで床に飲み物を置かないこと。猫をソファには絶対上がらせないこと。ピアノで遊ばないでほしい……等々。次第に追い詰められていくぼく。恐ろしくもおかしいカフカ的不条理世界。悪夢のような八日間の果てにオスカーから聞かされたのは? ベティ・トラスク賞受賞作。
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兄は船旅に出る妹を見送ったが、それは彼女が乗る予定の船ではなかった。ひと月後、妹から手紙が届く。彼女は、その船では日付も時刻も現在位置も確認できないと書いていた。手紙を読み進めるにつれ、内容はさらに常軌を逸していき……(「船の話」)。ある日突然、部屋の中に謎の大きな鳥が現れる。“わたし”は、なぜか外に出ていかない鳥の正体を突き止めようとするが……(「ロック鳥」)。旅行から帰ったら、自分が死んだとアパートの住人に触れまわった女がいたという奇妙な話を聞かされて……(「六月半ばの真昼どき」)。大都会N市では、死体から蘇生させられた“灰色の者”たちが、清掃や介護などの労働を人間の代わりに行っていた。彼らに生前の記憶は一切なく、恐怖も希望も憎悪も持ち合わせていない。しかしある時、“灰色の者”たちにすさまじい変化が訪れ……(「その昔、N市では」)。日常に忍びこむ奇妙な幻想。背筋を震わせる人間心理の闇。懸命に生きる人々の切なさ。戦後ドイツを代表する女性作家の粋を集めた、全15作の日本オリジナル傑作選!/【目次】白熊/ジェニファーの夢/精霊トゥンシュ/船の話/ロック鳥/幽霊/六月半ばの真昼どき/ルピナス/長い影/長距離電話/その昔、N市では/四月/見知らぬ土地/いいですよ、わたしの天使/人間という謎/訳者あとがき
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デンマーク屈指の小説家ユニットと「ガラスの鍵賞」受賞作家が 「童話作家アンデルセン」の誕生に秘められた謎に挑む デンマーク発のノワール・ミステリ 一八三四年、デンマーク--。路地に娼婦がたむろする退廃の街コペンハーゲンで、無残な水死体が引き揚げられた。被害者は貧しい娼婦のアナであることが判明し、ほどなくして、被疑者も特定される。“最後の客”がアナの部屋に入るところを、妹のモーリーが目撃していたのだ。 その男の名はハンス・クリスチャン・アンデルセン。名もなき詩人だ。 殺人犯として投獄されたアンデルセンだったが、唯一の伝手を使い、期限付きで釈放される。与えられた猶予はたったの三日。その間に無実を証明できなければ、断頭台行きは免れない。限られた時間の中で、アンデルセンは真犯人を見つけ出すことができるのか?
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後半から面白い作品は、そこまで誰も読み進めてはくれません。数ヶ月、数年かかった力作、大切な作品だからこそ書き出しで読者に見限られたくない。そんな不安を払拭させてくれる必読書です。 ―― 肥前文俊 (ライトノベル作家/「書き出し祭り」主催) はじまりよければ全てよし! 小説の「書き出し」に特化した唯一無二の物語執筆術、ここに登場! 名作に共通する揺るぎない事実、それは「書き出し」がすぐれている点です。やっとの思いで書き上げた作品なのに、文学賞に応募しても審査を通過しない、小説投稿サイトでアクセスが伸びない、同人誌を作ったものの手にとってもらえない……もしかしたら大多数の読者や編集者は、最初の数行で読むことを止めてしまっているのかもしれません。 本書では、オープニングシーンを構成する10の要素を細かく分析し、レイモンド・カーヴァーやガブリエル・ガルシア゠マルケスといった一流の作家たちによる多種多彩な作品を例に、その書き出しのどこがどのようにすぐれ、なぜ読者を惹きつけるのかを具体的に解説していきます。また、きっかけとなる出来事を作りあげるための詳細な手順や、バックストーリーを詰めこみすぎるといったよくある失敗を避けるコツ、オープニングシーンの適切な長さや場面転換の方法、登場人物の紹介や伏線の張り方に加え、多数の出版エージェントや編集者からのアドバイスも聞くことができます。 名作の書き出しのみを集めた書籍や特集などはあるものの、具体的に何をどう書けば良い作品になるのか、オープニングがどれほど重要な意味を持つのかを詳細に説いた書籍はこれまでありませんでした。本書では、読者が思わず唸る物語の書き出し方について指南する、唯一無二にして絶対的な一冊と言えるでしょう。 書き出しの一文から読者を引き込み、思わず最後まで読んでしまう物語の書き方を伝授した、ありそうでなかった「はじまり」の書き方指南書です。
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老いた元老書店主は朗読を通して青年を読書へと誘う。老人の読書案内は、そのまま人生の道案内でもあった! 本と友情、本と愛情……本は人と人を結び合わせる。老人介護施設で働き始めた18歳の落ちこぼれ青年グレゴワールは、本だらけの居室で本に埋もれるように暮らす元書店主のピキエ老人に出会い、まったく無縁だった本の世界に足を踏み入れる。体も目も不自由になってきているピキエ老人に朗読をするのが日課となり、それは他の入居者たちにも波及する。ある日はサリンジャー、ある日はラブレー、ある日はアレッサンドロ・バリッコ……。そして、二人は下水管を通して発禁本の朗読を希望者にこっそり聞かせるイベントまで企画する! 青年は本のソムリエのような老人の案内に従って様々な本に出会い、その魅力に取り憑かれていく。
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女は手が届く確かな幸せを願い、男は国家の繁栄を求めて旅に出た。貧富の差や数々の苦難を乗り越え、激動の20世紀ドイツを生きた女性オルガ。彼女が言えなかった秘密、そして人生の最期にとった途方もない選択の意味が、最果ての町に眠る手紙で解き明かされる――。ひとりの女性の毅然とした生き方を描いて話題となった長篇。
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史上最悪の独裁者・ヒトラーの覚醒により、覇者の秘宝<鉤十字>を巡る戦いは苛烈を極めていく。メタ戦記ミステリ、シリーズ第二弾!
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過酷な冬を越すために人間が冬眠する世界での物語。 ふとした偶然からチャーリーは冬季取締官に志願する。 冬季取締官は眠らずに盗賊(ヴィラン)や冬の魔物(ウィンターフォルク)に対処する過酷な仕事だ。 無事取締官になったチャーリーは、冬眠に失敗しナイトウォーカーになった女性を別の地区まで送り届けることに。 ナイトウォーカーは普段はおとなしいが、 空腹になるとひとを襲うちょっぴり危険な存在だ。 途中で思わぬ事件に巻き込まれながらも、ようやく〈セクター12〉にたどり着いたチャーリーは、 夢の中の夏の楽園(サマートピア)で、美しいベルギッタと出逢うことになるのだった。 二度と還らぬあの夏の砂浜で。
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その墓に近づく者に禍あれ―― 火星に行くほうがまだ簡単! ? 今回の財宝探しは最高難易度! ! 地下遺跡で未知なる敵が待ち受ける ! 映画化進行中の歴史ミステリ×アクション! ! 歴史に埋もれた財宝の謎を追うチーム〈ハンターズ〉――最強の指揮官コッブと4人のプロフェッショナルたちの新たなミッションは、アレクサンダー大王の墓を発掘すること。世界の歴史上、もっとも偉大な征服者と評されるアレクサンダー大王の墓の在り処は考古学史上最大の謎のひとつとされている。エジプトに乗り込んだコッブたちは、手がかりを追ってアレクサンドリアの地下に広がる貯水施設の調査を行ない、西暦365年に起きた津波が関係しているらしいことをつかむ。だが、地元の裏社会のボスとのトラブルに巻き込まれたばかりか、謎の暗殺集団からも襲撃され、仲間を拉致されてしまう。コッブたちは仲間を取り戻し、墓を発見できるのか! ? 最強のチームが歴史上最大の謎に挑む!
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心臓移植手術を受けながら、生物学者はどんな夢を見たのか(「デニス・ノーブルの心臓」)。ダイアナ妃に憧れた少女が語る、プリンセスの結婚から死去までの日々とは(「ダイアナを夢見て:十二フレーム」)。“聖戦”に参加するためリクルーターの電話を待つイスラム教徒の青年たちは、観光地で何を思うのか(「ラディカル・フィッシュを褒めたたえて」)。芸術家の老女が、家のあちこちにいる幽霊たちへ向ける想いとは(「すべての愛しい幽霊たち」)。幅広い分野の著名人たち、そして世間に名前の知られていない市井の人々。彼らの人生がさりげない語り口で描かれ、浮かび上がる鮮烈なイメージが、わたしたちの心を奪う。ブッカー賞候補作家が贈る、切なさと愛おしさに満ちた12編。カナダ総督文学賞最終候補作。/【収録作】「雪解け」/「ソロで、アカペラで」/「デニス・ノーブルの心臓」/「シルヴィアはあの世でピンクの服を着る」/「大切なものがある」/「オシレイト・ワイルドリー」/「ダイアナを夢見て:十二フレーム」/「ラディカル・フィッシュを褒めたたえて」/「チェーホフを思いながら」/「市民による逮捕の方法」/「わたしたちはメソジスト教徒だ」/「すべての愛しい幽霊たち」
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犯罪のサポートと情報の売買。それがカーラの仕事だった。だが今回持ち込まれた依頼は危険きわまりない――〈プログラム〉への潜入の手配である。頻発する刑務所の暴動に手を焼いたイギリス政府が導入した矯正施設、〈プログラム〉。ゴーストタウンとなった住宅街を接収、二重の壁で囲み、そこで受刑者たちによる「自治」が行われている。依頼人は元狙撃兵の殺し屋ジョハンセン。カーラの手配でジョハンセンは施設に潜入するが……。 依頼の背景を調べはじめたカーラは、次々に不可解で不穏な事実にぶちあたる。かつて彼女とジョハンセンが関わったギャングの抗争。元MI5の老スパイの死。謎の失踪を遂げた女性医師。警察、MI5、犯罪者たち……この一件の裏側で何か秘められた謀略が動いている。そして〈プログラム〉の中では、ジョハンセンに怨みを抱く大物ギャングが待ち受けていた……。 ジョン・ル・カレばりの陰謀の迷宮。スタイリッシュなクライム・ノワールの語り口。最高にクールな女性ヒーローと巧妙なプロットでイギリス出版界を揺るがせた新人のデビュー作。
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台湾版スタンド・バイ・ミーの誕生! 少年たちは親に逆らい 自由を求める旅に出た―― 台湾版「スタンド・バイ・ミー」の誕生! 「記憶とはこんなに不完全で、暗号のように時間をかけて解読するしかないのだ」 故・天野健太郎氏絶賛! 【あらすじ】 僕の人生最初の記憶は、3歳で神棚の前に跪かされ、百元札を盗んだ咎で両親と祖母から叱責されているものだ。でも、この記憶は本物だろうか……? 台湾のとある都会の片隅、夜市と花街で名を馳せる猥雑な下町で、僕ら3人――僕、翊亞(イーヤー)、阿煌(アーホァン)は育った。12歳の夏休み、僕らは廃屋の敷地にそびえるマンゴーの樹にツリーハウスを造り、大人たちが禁じた境界線の向こうを眺めながら、この街から脱出する秘密の計画を立てた。 時が経ち、暗号学を教える大学教授の職を失い、幼い娘の世話に専念する僕の元に、ピアニストとして名声を得ていた翊亞の訃報が届く。「こんな日が来るのを俺はとっくに知ってた」阿煌の言葉をきっかけに、僕は暗号を解くように、過去の記憶を手繰り始める――。
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コスタ小説賞受賞作品 アイルランドの田舎から大都会ブルックリンへ移民した少女の感動と成長の物語。 舞台はアイルランドのエニスコーシーとニューヨークのブルックリン、時代は1951年ごろから2年間あまり。主人公アイリーシュはエニスコーシーに母と姉と共に暮らす若い娘。女学校を出て、才気はあるが、地元ではろくな職もないので、神父のあっせんでブルックリンに移民する。そしてアイリッシュ・コミュニティの若い娘たちが住む下宿屋に暮らし、デパートの店員となるが、ホームシックに悩む。やがて簿記の資格を取るため夜学に通うようになり、週末にはダンスホールへ行く。そこでイタリア移民の若者トニーと恋に落ちるが、思わぬ事情でアイルランドに帰国する。彼女はブルックリンへ戻るつもりでいたが、地元でハンサムなジムと再会する……。 当時の社会と文化の細部を鮮やかに再現し、巧みな会話と心理描写が冴えわたる。船出、奮闘、恋愛、そして思わぬ事件と結末が……。ジョイス、マクガハン、トレヴァーの系譜を継ぐ、アイルランド文学の至宝!
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ゴシック・ロマンスの最高峰 17世紀末のスコットランド、地方領主コルウァンの二人の息子は、両親の不和により別々に育てられた。明朗快活で誰にでも愛される兄ジョージと、厳格な信仰をもつ母親のもとで陰鬱な宗教的狂熱の虜となった弟ロバート。自分が神に義認されあらゆる罪を免れていると信じるロバートは、17歳の誕生日に出会った不思議な力を持つ人物に唆されるまま、恐ろしい行為を重ねていく。変幻自在にその姿を変える〝謎の友人〟の正体は? そして政治的対立に揺れる議会開催中のエディンバラで、兄弟の宿命的な確執はついに衝撃の結末へ……。奇怪な事件の顚末が異なる視点から語られ、重層するテクストが読者を解釈の迷宮へと誘う。小説の可能性を極限まで追求し、アラスター・グレイらの現代作家にも多大な影響を与える、ゴシック小説隆盛の掉尾を飾る傑作にして早過ぎたポストモダン小説。(『悪の誘惑』改題)
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孤立無援の少女たちに迫る悪の影 一八四〇年代のイギリス、身寄りのない少女ルーカンは勤め先の主人に言い寄られて屋敷を逃げ出し、学校時代の親友で大富豪の娘ゾジーヌのもとへ向かった。しかし、ゾジーヌの側にも大きな境遇の変化があり、財産もなく孤立無援の二人はロンドンへ出て職を探すことに。そこでフランスの田舎に住む慈善家の牧師夫妻から一年間の期限付きで養女にしたいという申し出を受ける。異国の地に落ち着いた少女たちは、老牧師から授業を受け、菜園の世話をしながら平和な生活を送り始めるが、やがて仮面の裏側に隠された恐ろしい事実を知ってしまう。圧倒的な悪の力に立ち向かうことを決意した二人の運命は? 『アフリカの日々』の作家ディネセンが、ナチス・ドイツ占領下のデンマークで変名を用いて発表した本書は、悪の支配に抗う少女たちのロマンティックな冒険を描いて、暗い時代に生きる人々の心を虜にした。
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米Amazon 2020年Best YA選出作品! チグハグなふたりが惹かれあっていく、という王道のラブストーリーに、とっておきの隠し味がいくつも加わって、出会ったことのない胸のときめきと爽快感! ――南沢奈央さん(女優) 顔を合わせれば皮肉を飛ばし合う、優等生のペッパーとクラスのお調子者のジャック。 そんな正反対の二人は、家業の飲食店のTwitterを運営しているという互いに知らない共通点を持っていた。 ある日、ペッパーの母親が経営するハンバーガーチェーンが起こした“レシピ盗難事件”をきっかけに、 二人はやがて全米を揺るがす、激しいリプライ戦争を繰り広げることに! その一方、二人は学校で流行りの匿名チャットアプリで親密な関係になっていた……。 お互いの正体を知ったとき、二人の関係はどうなるのか?
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現代アフリカ文学の最前線を紹介する、新海外文学シリーズ《アフリカ文学の愉楽》創刊! 小社の海外文学路線を切り拓いた《世界幻想文学大系》、のちのブームを決定づけた《ラテンアメリカ文学叢書》の刊行開始から約半世紀。 これまで日本で語られることの少なかった20世紀後半から現代までの芳醇なアフリカ文学の世界を本格的に紹介すべく、そして遠く離れた日本の読者が抱くアフリカへの印象をより豊かなものとすべく、《アフリカ文学の愉楽》が刊行開始! 第1回配本は、現代アフリカ文学随一のヒップスター、コンゴ共和国出身のアラン・マバンクによる代表作! コンゴ共和国の港湾都市ポワント=ノワールの下町にあるバー"ツケ払いお断り"。 バーの主人《頑固なカタツムリ》からの依頼で、《割れたグラス》はバーとその常連客たちとの日々を思いのまま1冊のノートに書き留めていくことになる。 何枚ものオムツを穿いた《パンパース男》、フランスかぶれの寝取られ《印刷屋》、誰よりも長く放尿できると豪語する《蛇口女》など、いずれ劣らぬ酔客たちの奇怪な逸話が次々とノートに綴られていく。 やがて、《割れたグラス》は自身についても書きはじめるのだが……。 作家としてはじめてコレージュ・ド・フランスの招聘教授に着任、また国際ブッカー賞の選考委員を務めるなど、現代アフリカ文学の最重要作家のひとりとして活躍の場を世界的なものへと広げている、アラン・マバンクが放つ驚異の傑作がいまここに! フランコフォニー五大陸賞をはじめ数々の文学賞を受賞、ルノドー賞最終候補作にして、英国ガーディアン紙が選ぶ「21世紀の100冊」にも選出された、酔いどれたちのめくるめく狂想曲!
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事故で2年間植物状態になっている恋人を見舞い続ける“私”の前に、分身を名乗る幽霊が現れる。自分そっくりな幽霊が一向に姿を消さないため、“私”は仕方なく一緒に暮らし始めるが……(「幽霊の心で」)。人間をクラゲにしてしまう、変種のクラゲが大量発生する。社会に動揺が走るなか、音楽活動をやめた“私”は、自らクラゲになりたがる人をサポートする仕事につき……(「光っていません」)。所属している劇団が行き詰まり、仕方なく役割代行サービスをしている駆け出し俳優の“あたし”。誰かに代わって別れを告げたりニセの恋人になったりしているうち、ある男から、「冬眠の準備を手伝ってほしい」という依頼があり……(「冬眠する男」)。閉塞感に満ちた日常に解放をもたらす、韓国発、8つの奇妙な物語!/【目次】幽霊の心で/光っていません/夏は水の光みたいに/見知らぬ夜に、私たちは/家に帰って寝なくちゃ/冬眠する男/アラスカではないけれど/カーテンコール、延長戦、ファイナルステージ/作家の言葉/解説=倉本さおり
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ママはみんなを泣かせて死んでしまった.だからわたしは,生きるためにママと反対のことをする.ママ似の髪を切って,生きものの面倒はみない,本も読まない.そして,みんなを笑わせるんだ――12歳のサーシャは悲しみを乗り越えるため,秘密の7つのリストを作る.スウェーデンを代表するYA作家が描く,心の再生の物語.
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「悲しいかな、我々は自分たちの世界について ほとんど知らないということを学んでしまった。」 ──スタンフォード・ラッフルズ(シンガポール創設者) 一八一五年のタンボラ山の噴火── シンガポール創設者ラッフルズはそこで何を見、知ったのか? シグマフォースVS中国軍 インドネシア各地で起こる地震と火山噴火 自然界の力を軍事転用しようと目論む中国軍 それを阻止すべくシグマフォースが立ち向かう! 世界35カ国で翻訳、全世界累計2,000万部以上突破の ベストセラー・シリーズ最新作! 科学的事実から──地球外生命体は存在するのか? 「宇宙には我々しかいないのか?」 これは初めて夜空の星を見上げ、そこにも誰かがいるのだろうか、いるとすれば誰なのだろうかと思って以来ずっと、人類を悩ませ、そして人類が挑んできた疑問だ。二〇二一年十月、NASAの研究者グループがこの疑問を評価するための枠組みを提示し、地球外生命体を示す可能性のある「バイオシグネチャー(生命存在指標)」の存在を確かめるために必要な七つの厳密な手順を取りまとめた。彼らはこのリストを「生命体検出の信頼性」の尺度と命名した。これと似た動きとして、二〇二一年一月にCIAは、UFOやUAP(Unidentified Aerial Phenomenon:未確認空中現象)に関連した「ブラックボールト」として知られる三十万ページ近くの文書の機密扱いを解除した。米国国防総省も同様にその年の七月、二〇〇四年から二〇二一年にかけて軍の操縦士が証言したUAPの事案百四十四件に関する非機密報告書を作成した。 このところの相次ぐ機密解除、緩やかに続いているデータの漏洩、国防総省の高官を招いた二〇二二年の議会での聴聞会が、いずれも地球外生命体に関するものであることから、ある疑問が浮かんでくる。 「政府はすでに何を知っているのか?」そしてこれらの情報公開の急増からもう一つの疑問が生じる。「政府は我々を何に備えさせようとしているのか?」 その答えがこれから明らかになる。 〈あらすじ〉 ニュージーランド沖合での深海調査「タイタンプロジェクト」に参加した海洋生物学者のフィービー・リードは、新種と思われる巨大サンゴを発見する。しかし、プロジェクトは頻発する地震に悩まされていた。一方、香港滞在中に大地震に見舞われたシグマフォースのグレイ・ピアース隊長たちは、ペインター・クロウ司令官から中国の原子力潜水艦が行方不明になり、その場所が頻発する地震の震源が集中するトンガ海溝付近だと知らされる。グレイたちは中国の不審な動きを追うため、シンガポールの博物館に赴く。地震の調査のため深海探査艇でトンガ海溝に潜ったフィービーたちは、見たこともないような巨大なサンゴの森を目にする。だが、タイタンプロジェクトとグレイたちには地震とは別の危険が迫りつつあった。
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年齢を重ねた今だからわかる、あの日の別れへの後悔、そしてその本当の意味を――。男と女、親と子、友だち、隣人。『朗読者』で世界中の読者を魅了したドイツの人気作家が、「人生の秋」を迎えた自らの心象風景にも重ねて、さまざまな人々のあの日への思いを綴る。色調豊かな紅葉の山々を渡り歩くかのような味わいに包まれる短篇集。
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人を喰うことは、常に神を喰うこと 私たちは神への深き愛ゆえに、神との融合を求めて聖餐を催し、その血肉に見立てたパンと葡萄酒を体内に取り込んで恍惚とする。だとすれば、兄弟たる人間へのフィリアゆえにその肉体を貪る行為も、貴き愛と呼べるだろう...... なぜ男は「美しいひと」を食べたのか。全篇にちりばめられた、古今東西の食人にまつわる膨大な逸話の引用から浮かび上がる、「真実の愛の行為」としての食人の姿とは。この、妖しい輝きを発する告白体の小説こそ、カニバリズム文学のイデアへの最接近を果たした奇書と呼んでも過言ではない。
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欧州最後の独裁国家ベラルーシ。その内実を、小説の力で暴く。群集事故によって昏睡状態に陥った高校生ツィスク。老いた祖母だけがその回復を信じ、病室で永遠のような時を過ごす一方、隣の大国に依存していた国家は、民が慕ったはずの大統領の手によって、少しずつ病んでいく。10年後の2009年、奇跡的に目覚めたツィスクが見たものは、ひとりの大統領にすべてを掌握された祖国、そして理不尽な状況に疑問をもつことも許されぬ人々の姿だった。時間制限付きのWi-Fi。嘘を吐く国営放送。生活の困窮による、女性の愛人ビジネス。荒唐無稽な大統領令と「理不尽ゲーム」。ジャーナリストの不審死。5年ごとの大統領選では、現職が異常な高得票率で再選される……。緊迫の続く、現在のベラルーシの姿へとつながる物語。
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24歳のピップは、学生ローンを抱え、仕事もぱっとせず、恋愛も失敗ばかり。彼女はひょんなことから、あるNGO組織のインターンシップに参加することになるが、それは名前も素性も知らない父への道につながっていた。全米図書賞作家による波瀾万丈な成長譚!
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ノーベル文学賞受賞作家が二十代後半に発表した短篇小説集 解説:桜庭一樹 ノーベル文学賞作家ハン・ガンの初期から近年に至るまで、未邦訳の小説を斎藤真理子個人訳で贈る《ハン・ガン コレクション》第1巻。 『菜食主義者』の前身である表題作をはじめ、変化していく社会の中で個人が抱える闇と傷を凝視した、生命力みなぎる初期の短篇8篇。 「私の女の実」:高層マンションの13階に妻と暮らす夫は、妻の体に痣があることに気づく。結婚後4年に及ぶ生活の中で妻が心を削られてきたからなのだが、夫はそのことに気づかず、妻はしだいに言葉を失っていった。ある日、ベランダに出ていた妻の体の一部が植物になっているのを見つけた夫は、大きな植木鉢を買ってきて妻を植えるが… 「日暮れ時に犬たちはどんな気持ちだろう」:貧困と父親の暴力に耐えかねて母親は出て行き、酒飲みの父と暮らすことになった少女テリョン。学校に行くこともできない少女は空腹を抱えつつ、母との思い出を拠り所に、父や周囲のことにじっと目を凝らす。 「赤ちゃん仏」:人気のニュースキャスターで完璧主義者の夫と暮らすイラストレーターの「私」は、普段から化粧もしない地味な女性。だが、自分だけが知る夫の秘密がある。彼の体には子供の頃に負ったやけどの跡が全身にひろがっている… 「ある日彼は」:体一つで上京した彼は、新聞・雑誌社に本を配達する仕事をしている。ソウルの埃と煤煙がひどいため、彼は配達中に何度も顔を洗う。冬のある日、ミンファと出会ったのも顔を洗った直後だった。彼から本を受け取るとき、ミンファは悲鳴をあげた。彼の頬が裂けて血が出ていたのだ。再度配達に行った際、ミンファに「横顔、すてきですね」と言われた彼は彼女をデートに誘う… 【目次】 日本の読者の皆さまへ ハン・ガン 私の女の実 日暮れ時に犬たちはどんな気持ちだろう 赤ちゃん仏 ある日彼は 赤い花の中で 九つの物語 白い花 線路を流れる川 あとがき ハン・ガン 解説 声なき人の代わりに 桜庭一樹 訳者あとがき 斎藤真理子
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『ブルックリン』の続編、終わらない愛の物語 物語のはじまりは1976年のロングアイランド。アイリーシュは夫のトニー、十代の娘、息子とともに新興住宅地で暮らしている。 ある日のこと、見知らぬ男が彼女を訪ねてきて、平穏な日々に激震をもたらす。トニーがその男の妻を妊娠させたので、赤ん坊が生まれたら連れてくるというのだ。「留守なら、玄関先に置いて帰るからそう思え」と。 赤ん坊の姿を絶対に見たくない、と夫に宣言したアイリーシュは、その夏80歳の誕生日を迎える母親に会うために、アイルランドへの帰郷を決める。姉が急逝したあの夏以来、じつに25年ぶりの帰郷である。 舞台はエニスコーシーの町へ移り、アイリーシュは懐かしい顔と再会する。幼なじみのナンシーは夫のジョージに先立たれ、苦労の末に今はフィッシュ・アンド・チップスの店をほぼひとりで切り盛りしている。そして、あの夏アイリーシュと恋に落ちて捨てられたジムは、親からパブを引き継ぎ、いまだに独り身でいる。 心に隙間を抱えた大人の男女3人が四半世紀の時を経て再会し、互いに本音を隠しながら、新たな物語を繰り広げていく……。
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『侍女の物語』前夜のアトウッド 世界的作家アトウッドの初期短編集が待望の復刊。キャンパスで繰り広げられる奇妙な追跡劇(「火星から来た男」)、記者が陥る漂流の危機(「旅行記事」)、すれ違いから各々孤独を深める夫婦(「ケツァール」)、適性に悩む医者の卵がある少女に向ける感情(「訓練」)、下宿屋で巻き起こる異文化をめぐる騒ぎ(「ダンシング・ガールズ」)など――アトウッドのぞくぞくするような「巧さ」が詰まった七編を収録。あからさまにではなく、ほんの少しだけ垣間見せるというやり方で、日常に潜む違和や世界の綻びをアトウッドは示してみせる。 「ことに「キッチン・ドア」で描かれる、形のない、だがはっきりと肌で感じる破滅の予兆は、のちの『侍女の物語』や〈マッドアダム〉三部作のディストピア世界の前日譚と見ることもでき、世界のあちこちで不穏な狼煙の上がる二〇二五年に読むと、これを訳した当時よりずっと生々しい実感をともなって迫ってくる。およそ五十年前に書かれたにもかかわらず、これらの物語は少しも古びていない、どころか読むたびに「今」の物語として更新されつづける。そのことに何よりも驚きを感じる」(「復刊によせて」より)
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韓国社会の〝恨〟を描くゴシックスリラー 物語の舞台は、1950年代後半、朝鮮戦争の傷跡が生々しく残る、朝鮮初の西洋式「大仏ホテル」。朝鮮半島に外国人が押し寄せた時代に仁川に建てられた実在のホテルである。 アメリカ軍の無差別爆撃で家族を亡くしたチ・ヨンヒョンは仁川の港で泊まり客を大仏ホテルに案内する仕事をしていた。雇い主は同い歳のコ・ヨンジュだ。ヨンジュは苦労して英語を習得し、大仏ホテルの後身である中華楼での通訳を経て、再オープンした大仏ホテルの管理を任される一方で、アメリカ行きを虎視眈々と狙う。中華楼の料理人のルェ・イハンは、韓国人からヘイトの対象とされる華僑の一族のひとり。かつて栄華を誇った大仏ホテルも、今や中華楼三階の客室三室とホールだけの営業となった。悪霊に取り憑かれていると噂される大仏ホテルに、ある日、シャーリイ・ジャクスンがチェックイン。エミリー・ブロンテも姿を現し、運命の歯車が回りだす。 伝播する憎しみ、恨み、運命を変えたい人々、叶えたい想い……。スリリングな展開と繊細な心理描写によって、韓国社会の通奏底音である「恨(ハン)」を描ききり、最後は大きな感動に包まれる、著者の新境地。
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父子二代の記憶へ漕ぎ出す 鮮烈な長篇デビュー作 台湾を代表する作家であり、世界的に注目を集める作家・呉明益の長篇デビュー作の待望の邦訳。のちに『自転車泥棒』や『歩道橋の魔術師』にもつながる原初の物語である。 台北で暮らすフリーライターの「ぼく」は、数十年に一度と言われる竹の開花を見るために陽明山に登るが、その日から睡眠のリズムに異常が起きていることに気づく。睡眠の異常に悩む「ぼく」の意識は、やがて太平洋戦争末期に神奈川県の高座海軍工廠に少年工として十三歳で渡り、日本軍の戦闘機製造に従事した父・三郎の人生を追憶していく。戦後の三郎は、海軍工廠で働いた影響から難聴を患いながらも、台北に建設された中華商場で修理工として寡黙に生活を送っていた。中華商場での思い出やそこでの父の姿を振り返りながら「ぼく」は睡眠の異常の原因を探るために日本へ行くことを決意し、沈黙の下に埋もれた三郎の過去を掘り起こしていく。三郎が暮らした海軍工廠の宿舎には、勤労動員された平岡君(三島由紀夫)もいて、三郎たちにギリシア神話や自作の物語を話して聞かせるなど兄のように慕われていたが、やがて彼らは玉音放送を聴くことになるのだった――。
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ナイジェリアの貧しい養鶏家の青年チノンソは、富裕層の女性と恋に落ちた。彼女と結婚するため全財産をなげうってキプロスに向かうが、そこで待ちうけていた運命とは――。「新しいアフリカの才能」と称される著者による、ナイジェリア神話を取り入れた大長篇
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※この商品は、作品の内容を鑑み、固定レイアウト型で制作した電子書籍です。文字だけを拡大することができませんので、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できませんので、ご注意ください。また、お読みになる端末で無料サンプルをお試しいただいた上でのご購入をお願いいたします。※ジムは、両親や親族とトレーラーハウスで集団移動しながら暮らす“パヴィー”の少年。 アイルランドの小さな集落で、定住者である “バッファー”の学校に通いはじめるが、偏見や差別にさらされ、不良たちから理不尽な暴力を受ける。そんな中、ジムは周囲から浮いているバッファーの少女、キットと親しくなる。他人に流されず、芯の強いキットにジムは惹かれていくが、彼の病弱ないとこが不良たちに襲われる事件が起きてしまい──。苦しみや孤独を抱えた少年と少女の出会い、 揺れ動く気持ち。『ロンドン・アイの謎』 『すばやい澄んだ叫び』の著者による繊細な一編を、気鋭のイラストレーターが鮮烈な挿絵で彩った、心に響く物語!
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姉が弟の遺体を浄める。本来これは同性の仕事なのだが、姉は自分がやると主張した――。亡き弟の思い出を情感豊かに紡ぐ「浄め(グスル)」。アメリカの女の子として成長してきたアラブ系移民2世の“わたし”と、波乱の人生をおくった伯母の物語に、窓から飛び降りた女が女神と邂逅する幻想的な光景を織り込んだ「マナートの娘たち」。#MeToo運動以前の映画産業で、あるインターンの女性が受けたハラスメントを描き、問題提起する「懸命に努力するものだけが成功する」。新聞記事や手紙、メールの文章、リアリティー番組の台本やSNS投稿など虚実取り交ぜた多彩な媒体のコラージュで、フロリダで実際に起こったシリア・レバノン系移民夫婦のリンチ事件を核に、アメリカという国家に潜む暴力性や異質なものを排除しようとする人間の本質を浮かび上がらせる野心的な傑作「アリゲーター」。過酷な現実を生きる人々に寄り添い、多様な声を届けようとする全9篇。現代アメリカ文学の新鋭による鮮烈なデビュー短篇集!/【目次】浄め(グスル)/マナートの娘たち/失踪/懸命に努力するものだけが成功する/カナンの地で/アリゲーター/サメの夏/わたしたちはかつてシリア人だった/三幕構成による、ある女の子の物語/謝辞/訳者あとがき
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2014年、イスラエルのネゲブ砂漠。秘密軍事施設には“将軍”の命令により、ただ一人の囚人Zが長年監禁されており、一人だけの看守に見張られている。ユダヤ系アメリカ人の学生からイスラエルの諜報員になり、自国の権力者に監禁されるに至った囚人Zの数奇な人生とは──。Zの存在を隠したまま何年も意識不明でベッドに横たわる将軍の回想、パレスチナ難民の青年の受難、パリで恋に落ちたZとウエイトレスのかつての逃避行。幾つかの物語が循環しつつ重なり合い、悲哀、諦観、希望を繰り返しもたらす不条理なパレスチナ紛争と、それに翻弄されながら生きる人々の姿を描き上げる。『アンネ・フランクについて語るときに僕たちの語ること』がフランク・オコナー国際短編賞受賞、ピュリッツアー賞最終候補となった著者による傑作長編!
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魅力的なキャラクターを作るためには何から始めるべきか? 矛盾や葛藤といった複雑な内面を生み出すためにはどうすればいいのか? 人間関係をダイナミックに表現するためには何が必要か? キャラクター創作のノウハウが凝縮された古典が、待望の邦訳! ハリウッドを拠点に、2000本以上の脚本に関わってきたスクリプト・コンサルタント、リンダ・シーガー。そんな彼女が、キャラクター創作のテクニックを徹底伝授。 本書は、キャラクター設定の基礎(人物や時代背景のリサーチ、身体や感情の表現方法など)を理解することから入り、実践(バックストーリーや人間関係の作り方、セリフの書き方など)、応用(非現実的なキャラクターの作り方、ステレオタイプを超えるために考えるべきことなど)、とステップアップ式に構成されており、効率的にキャラクター創作の基礎とその応用方法を学ぶことができます。 また、タイプに基づいたキャラクターの設定、脇役に人柄や特徴を与える方法、サブテキストについて、など細部のテクニックに関しても解説しているため、これ1冊でキャラクター創作に必要なあらゆる知識を得ることができるでしょう。 加えて本書には、30名以上のクリエイターたちの生の声も収録。映画やテレビの脚本家はもちろん、小説家、劇作家といった人々、そしてマンガ家や広告クリエイターなど多彩な作り手が、キャラクターの創作や人間関係の構築に関する独自の方法論を語っています。 シーガーとクリエイターたちの解説や方法論が書かれているだけでなく、自作を執筆する前のよい準備運動になるであろうエクササイズ、作品を創作する際にチェックリストの役割を果たすクエスチョンなども収録しています。ほかにもひとつの作品やひとりの人物にフォーカスし掘り下げていくことで、より深い理解へと促すケーススタディ、章の内容を簡潔に記すことで頭の整理に役立つまとめなども各章に用意。 映画、テレビドラマ、演劇、小説、マンガ、ゲーム……すべてのジャンルの物語創作者、必携の1冊! ☆原書は1990年刊行。数多くある物語創作術の中でも、キャラクター創作における定番書。 ☆ハリウッドを中心に活躍する脚本家や、アメリカの人気小説家の声も多数収録。 ☆各章の理解を深める、エクササイズ、ケーススタディ、クエスチョン、まとめを掲載。 ☆黒人、アジア系、ヒスパニック系など人種を描く際の注意点にも触れられており、現在の書き手必読。
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恋も殺しもドラッグも、すべてが熱に焼かれてく。「スペクテイター」誌、「フィナンシャル・タイムズ」紙年間ベストブック選出。世界に衝撃を与えたブラジルの才能による鮮烈デビュー作! ・ 映画『シティ・オブ・ゴッド』以後の最も重要な想像力――アイリッシュ・タイムズ ・ いつも何かが壊れるみたいだ――。 マフィアと警察が抗争を繰り広げ、麻薬中毒者たちが路頭をさまようなか、子どもは本物の拳銃で遊び回り、若者たちはビーチで大麻を吸い、恋をする。 ・ ブラジル発、新リアリズム(ノーヴォ・ヘアリズモ)がついに上陸! 世界10カ国で翻訳。 ・ 「ブラジルの大作家ローザに匹敵する」――カエターノ・ヴェローゾ 「人生とはこんなにも容易く狂ってしまう」――ガーディアン 「リオデジャネイロのスラム〈ファベーラ〉生活を、タフで優しい文体で、驚くほど力強く描いた」――カーカス・レビュー
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五百両の銀子で、私はその男に買われた。 当代随一の才子と謳われ、誰もが温潤な君子だと信じて疑わぬ男―― だが私は知っている。 その麗しい仮面の下に、実の父さえ手に掛けるほど冷酷な本性が潜んでいることを。 没落し、行き場を失った私は彼のもとへ売られた。 「いつか、あの手で私も殺されるのではないか……」 怯えながら過ごす眠れぬ夜。 しかし彼は、私の予想に反して血塗られた道を進み続ける。 私の前に立ちはだかる者があれば、神を屠り、仏を殺してでも―― その手を決して離さなかった。 恐怖から始まった縁は、やがて私を最高位の座へ押し上げる。 皇后へ。 「泣くな。お前の足元に転がる死体は、すべて私が片付けてやろう」 絶望の底で買われた少女と、冷徹な才子。 血と執着が織りなす、中華宮廷ロマンス。
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愛か、破滅か――。 世界を魅了したロマンタジー、待望の邦訳化! 運命に翻弄されるふたりの恋と、宮廷を揺るがす陰謀の渦。 すべてを懸けた闘いがここに始まる。 【あらすじ】 〈七つの大罪〉をつかさどる王子たちが潜むとひそかに囁かれる街、ウェイヴァリー・グリーン。 魔法の存在が噂され、呪われた物体に関われば破滅するとも言われるこの街で、 有名女性画家カミラは過去に描いた贋作を盾に脅されていた。 そんなある日、彼女のもとを訪れたのは、謎めいた美貌の男性エンヴィ。 彼はカミラに、呪われた物体のうちでももっとも危険とされる「呪われし玉座」の絵を依頼する。 カミラは依頼を断り、この危険な香りのする彼に惹かれまいとするのだが…。 エンヴィは魔界で崩壊寸前の宮廷を救うべく、過酷なゲームに身を投じていた。 やがてふたりは、魔界と人間界の運命を揺るがす危険な陰謀へと巻き込まれていく――。
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