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旅客機墜落事故の唯一の生存者である12歳の少年エドワード。両親と兄を失い、生きる気力を失っていた少年の6年に及ぶ成長の日々が、事故が起きる直前の機内の状況と交互に語られる。
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Posted by ブクログ
飛行機墜落事故で唯一生き残ったエドワードが、事故と向き合い大人へと成長していく物語。 一見有り得ないような設定でご都合主義だと思う人もいるが、実際に起こった墜落事故で一人だけ生き残った少年のニュースを見て感化されて作家さんは書いている。 取材の元、機内での実際のやり取りも使用していて、事故に関わる...続きを読む全ての人に敬意を持って書かれていることを理解して読むと深みが変わるかと思います。 遺族からのたくさんのエドワードへの手紙は正直身勝手だと感じる。 小さな少年に死んだ者への代わりになって欲しいなんて本当に遺族が思うのだろうかと驚きはした。 しかしここでのテーマは傷ついたエドワードの心の再生であり、新しいエドワードの成長だと思う。 エドワードが作中に自分は残された側の人間であり、残された側の人にしかわからない感情があると感じる。 そして身内が事故で死んでしまって手紙をよこす人々を同じ残された側だと思い、救いを求める気持ちに寄り添うことで自分が救われる側にもなっていく。 悪くいうと傷の舐め合いにもなるが、エドワードが自身を心配して気遣い、手紙の存在を内緒にしていた叔父に言うセリフに心をうたれる。 そしてずっと側にいてくれるシェイがとにかく素敵な女性であり、シェイがエドワードに最後に愛を語る場面はこの本の一番書きたかったところだと思う。 辛いときや悲しいとき人はあれこれ考えすぎてしまうことがある。ふさぎこんで前に進めなくなったときシンプルに考えることも大切だと。 今があるのはラッキーだったと。 そう割り切ることも必要じゃないかと思える作品です。
シチュエーションから、全く関係ないのにアンブレイカブル思い出してしまいました。ラストはやっとここまで来られたんだ、としみじみ。飛行機パートとエドワードパートの交錯が面白かったです。こんな状況に触れることはないから、そこに置かれた人の心情が汲み取れたのが新鮮でした。
飛行機事故の唯一の生存者である少年を主人公としたYA小説。実際の飛行機事故を参考にしているとのこと。
『奇跡の少年が奏でる、とまどいと再生の鎮魂歌』 飛行機事故でただ一人生き残り、両親と兄を失った12歳のエドワード。変貌した環境にとまどい、周りの人達と右往左往しながらも再生の道を歩んでいく。特別な力はなかったけど、これも運命だったのかな…
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