タワー

タワー

小説・文芸
2,420円 (税込)

12pt

3.6

674階建巨大タワー国家――。地上からの脅威が迫り、下層階を軍隊、上層階を富裕層が占める〈ビーンスターク〉の人々は、不完全で、優しい。

犬の俳優Pの謎、愛国の低所恐怖症、デモ隊vs.インド象、大陸間弾道ミサイル、テロリストの葛藤……
チョン・セラン、パク・チャヌク激賞!!
韓国SFの金字塔にして、笑いと涙の摩天楼エンタテインメントが、ついに日本上陸!

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    河出書房新社
  • タイトル
    :
    タワー
  • タイトルID
    :
    1247330
  • ページ数
    :
    330ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年11月04日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

タワー のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    超超大型のマンション?というシチュエーションのアイデアがまずすごい。ありそうでなかった。
    そのシチュエーションを生かした短編ストーリーも、それぞれ角度が違って面白い。
    ディテールが細かく作られているのがよくわかる。
    読む人の想像力を掻き立てられて面白かった。

    0
    2025年05月05日

    Posted by ブクログ

    これは面白かった。
    どの短編も粒ぞろいな印象深くユーモア溢れる作品が揃っていた。
    しかも、短編で描かれている世界が共通して”ビーンスターク”という674階建ての巨大なタワーというのも面白い。そこに50万人もの人々が生活しているという舞台がまずとんでもない。
    このとんでもない世界の中で、何だそれって思うヘンテコな世界もあれば、心温まる良い話もあってかなり面白い。
    この世界観をもっと見たい! って思えるような上質な短編集だった。
    いや、本当ずっとやってほしいまである笑

    0
    2024年01月10日

    Posted by ブクログ

    674階建の独立国家タワー「ビーンスターク」が舞台の連作小説。
    戦争やテロや外国人雇用問題など、「ビーンスターク」を取り巻く環境は厳しいものだが、中で暮らす人々はどこか温かい雰囲気で(ゾウとか出てくるし)、希望を感じる物語だった。

    韓国情勢に詳しければ、もっと楽しめたと思う。

    0
    2023年04月25日

    Posted by ブクログ

    国は、領土があって横に広がっているもの。
    もし国が縦にのびていたら…?

    674階建ての摩天楼がひとつの国家になっていて、そこで起きるあれやこれや。
    移動手段はエレベーター。争いも起きるこのタワーで、鍵になるのはやはりこのエレベーターだ。『低所恐怖症』や『垂直主義』『水平主義』といった言葉が存在する世界。発想が最高に面白い。

    訳者あとがきを読んで、単なる空想ではなく、現実社会との強い結びつきを感じさせる社会派文学であることを知った。韓国の社会問題など疎いため、難しく感じるところもあった。あとがきを読んでから、本編に進んでもいいかもしれない!

    0
    2026年07月11日

    Posted by ブクログ

    674階建ての独立国家という設定が秀逸な連作短編。Netflixでドラマ化してほしい。

    スタートはアイロニカルなトーンだけれど、3編目の「タクラマカン配達事故」からぐっと人情味があふれてくる。ちょっと『サマーウォーズ』っぽいと思った。SFらしい劇的な飛躍があるのも良い。

    0
    2026年07月08日

    Posted by ブクログ

    巨大タワーを独立国家として物語が展開されるというシチュエーションが斬新。収録作の「タクラマカン配達事故」が特に良かった。コミカルに描きつつ、社会風刺の緩急が絶妙だった。ただ、抽象化されている部分が多く、物語への没入のしづらさも感じた。

    0
    2025年06月19日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    目次
    ・東方の三博士―犬入りバージョン
    ・自然礼賛
    ・タクラマカン配達事故
    ・エレベーター機動演習
    ・広場の阿弥陀仏
    ・シャーリアにかなうもの
    ・付録
     作家Kの「熊神の午後」より
     カフェ・ビーンス・トーキング―『520階研究』序文より
     内面表出演技にたけた俳優Pのいかれたインタビュー
     『タワー』概念用語辞典

    たぶん初めて読んだと思うのですが、想像以上に面白かったです韓国SF。
    974階建ての巨大なタワー国家「ビーンスターク」を舞台に繰り広げられる、緩くつながった連作短篇。

    21階までは外国人も自由に出入りできる非武装地帯、22階から25階までが軍隊が占拠している「警備室」という名の国境検問所。
    上階に行くほど金持ちが住むというのは想定内だが、上階は寒いらしい。
    対外的には「コスモマフィア」という武装勢力と戦争中。
    周辺国からは憧れられているけれど、外国人労働者は使い捨てにされている。
    タワーとはいえ水平面の面積もそれなりにあるので、「垂直運送」=機械化されている、「水平運送」=人力が主、がイデオロギーの対立にもなっている。
    等々、かなり丁寧に作りこまれた世界。

    『東方の三博士―犬入りバージョン』がまず面白い。
    タワー内の権力の流れを研究するために、高級ウィスキーにタグをつけて位置情報を追い、贈り物として流されていくルートを分析するというものなのだけど、その助手としてタワー外から雇われた三博士、クリスマスに生まれた上司の赤子を祝福するためにそれぞれの贈り物を持って出かけるのだが…。

    タワーの構造というのが、テトリスのように無計画にパーツを継ぎ足してできたものなので、同じフロアに会っても同じエリアとは限らない、壁を隔てて隣同士の家に行くのにすら、エレベーターを何度も乗り換えないと辿りつけないこともあるというもので、慣れない外国人の三博士は目的地に行くまでも大変苦労するのである。
    笑いながら読んでいたけれど、よく考えてみれば結構ディストピアな展開。

    一番人気のある作品が『タクラマカン配達事故』らしい。
    私も一番好き。
    縦にも横にも高さにも広大なタワー国家は、エレベーターわきにある青いポストに郵便を入れておくと、善意の人たちの個人個人の善意で無料で数日後には郵便が届くシステムがある。
    エレベーターの乗り換え時に、通りかかりにある宛先の郵便を、ついでに運ぶのだ。

    タクラマカン砂漠で撃墜された外国人傭兵のパイロットを、タワー国家が見捨てた彼を、世界中の善意の人がネットで情報を共有しながら、探す。
    最初の数人は頼まれたかもしれないけれど、ネットでその動きを知った人たちが、世界中で頼まれもせずに、砂漠の中の映像からパイロットを見つけ出す。
    ただそれだけの話なんだけど、インターネットの本来のありようってものを考えさせられる。
    粗探しして人を貶めるために作られたわけではないはず。

    付録のカフェの話も、安いけどまずいコーヒーを飲みながらおしゃべりをする、地域の人たちのオアシスだったカフェが、おしゃれで美味しいテイクアウトのコーヒー店に駆逐され、地域のコミュニティも消滅してしまったという、フィクションで片付けられないようなショートストーリー。

    現実の世界は、ディストピアに向かっているのだろうか。
    それともこの作品から微かに漂う希望の光を信じていいのだろうか。

    0
    2024年11月12日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    文体のせいなのか、私にとっては読みにくいと感じて途中で諦めてしまった。
    設定自体は面白いので、今度また機会があれば読みたい。

    0
    2026年02月17日

タワー の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    河出書房新社
  • タイトル
    :
    タワー
  • タイトルID
    :
    1247330
  • ページ数
    :
    330ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年11月04日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す