堀川志野舞の作品一覧
「堀川志野舞」の「ラスト・サバイバー」「カーズのベッドタイムストーリー」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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小説・文芸
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Posted by ブクログ
ピーター・ヘラー『ラスト・サバイバー 下』ハヤカワ文庫。
リドラー・スコットによる映画化されたベストセラー小説。2015年刊行の『いつかぼくが帰る場所』を改題、分冊、文庫化。
疫病により人類がほぼ全滅した後の世界を描いたディストピア小説である。上巻の長閑でのんびりした雰囲気から一転、下巻は怒涛の展開が待ち受ける。
愛犬のジャスパーを失い、打ちひしがれる中、3年前に無線から聞いた声を追い、セスナ機で飛び立ったヒッグ。
セスナ機が着陸したのは、父娘が暮らす農場だった。父親はヒッグを危険な侵入者と見做し、銃を向けたが、ヒッグは少しずつその誤解を解き、3人で食事を共にするまでになった。父娘も
Posted by ブクログ
ピーター・ヘラー『ラスト・サバイバー 上』ハヤカワ文庫。
リドラー・スコットによる映画化されたベストセラー小説。2015年刊行の『いつかぼくが帰る場所』を改題、分冊、文庫化。
冒頭から主人公のヒッグによる独り語りによる展開が続く。登場人物は40歳になったばかりの飛行機乗りのヒッグ、年老いた愛犬のジャスパー、隣人でガンマニアのハングリーだけであり、ヒッグの静かな語りはどこか寂しさを感じさせ、その描写は詩的でもある。この雰囲気はパット・メセニーの傑作『ミズーリの空高く』だろう。
舞台は9年前に発生した謎の疫病で人類がほぼ全滅した後の世界であり、設定はリチャード・マシスンの原作で映画化された『
Posted by ブクログ
ピーター・メイ『ロックダウン』ハーパーBOOKS。
2005年に余りにも非現実的との批判を浴び、陽の目を見なかったミステリーが緊急刊行。小説の中に描かれる状況が、新型コロナウイルス感染禍の現在の状況と酷似していることから緊急刊行となったようだ。
確かに本作に描かれるパンデミックの状況は今の世界の現状と本当に酷似している。都市封鎖、マスク、仮設病院の突貫工事、医療関係者の相次ぐ感染による医療崩壊に陥る様子はまさに世界の今という感じだ。また、最初はミステリーとしてはイマイチかなと思ったのだが、終盤の怒濤の展開には驚いた。そして、まさか少女の殺人事件が感染症とリンクするとは全くだに予想しなかった