堀川志野舞のレビュー一覧

  • ロックダウン
    ピーター・メイ『ロックダウン』ハーパーBOOKS。

    2005年に余りにも非現実的との批判を浴び、陽の目を見なかったミステリーが緊急刊行。小説の中に描かれる状況が、新型コロナウイルス感染禍の現在の状況と酷似していることから緊急刊行となったようだ。

    確かに本作に描かれるパンデミックの状況は今の世界の...続きを読む
  • 図書館は逃走中
    久しぶりでワクワクする話に合った
    ハチャメチャなのに切ない
    かわいそうなのに笑える
    よかった!!
  • 図書館は逃走中
    ボーイ・ミーツ・ブックであると同時にボーイ・ミーツ・ボーイであり、ガールであり、ファミリーでもある。本には全てが詰まっている。
    あのジジイのような没落貴族?というのは実際にいたりするものなんだろうか。爵位を子供に継がせたくないという人がいたとして、それは可能なんだろうか。可能だとして、どんな手続き...続きを読む
  • 図書館は逃走中
    本は自分を知らない世界へ連れてってくれる。それを改めて教えてもらった。自分が何故本を読むのか、初心を思い出させられたような。自分の世界がどんなに辛いものでも、それが当たり前だと、他の世界を受け入れられない。でも、本を読んで違う世界を知って、現実を変えられると分かった時に、人は変わっていく。主人公のボ...続きを読む
  • 図書館は逃走中
    父親から酷い扱いを受け、学校でもいじめられている少年ボビーの冒険物語。

    物語は、どんな人の人生にもある。
    自分の決断と行動次第で、素晴らしい物語が紡がれていく。
    ハッピーエンドなんてない。だって人生には良いこともあるし、悪いこともある。その代わり、悪いことだけでは終わらない。だって、おはなしが終わ...続きを読む
  • NASA式 最強の健康法 「座りすぎ」をやめると、脳と身体が変わる
    【宇宙空間で過ごすことと地球上で寝たきり、座りっぱなしで過ごすことは同じと説く】
    宇宙飛行士が宇宙空間から地球に帰還した際、筋肉や骨が衰え、運動機能が低下することはよく知られている。重力がないため、負荷が適切にかからないことで発生する。
    地球上でも身体を動かさないことで、同じように筋肉や骨が衰え、運...続きを読む
  • NASA式 最強の健康法 「座りすぎ」をやめると、脳と身体が変わる

    健康維持のヒント

    宇宙から帰った飛行士と老人に共通していること。宇宙飛行士を通常生活に戻すための研究が、健康に生きるヒントを与えてくれました。死ぬまで健康(笑)を願うのは世界共通…地球とうまく生きていこうと思います。
  • わたしが降らせた雪
    イギリスの作家グレース・マクリーン、2012年発表の小説。「エホバの証人」をモデルにしていると思われるキリスト教の異端の一派の熱心な信徒の家庭に育った少女の一人称の物語り。宗教や奇跡が大きなテーマとなっていますが、宗教的な物語りというより、父子家庭の父と娘の絆の再生を描いた物語りであり、とても心に響...続きを読む
  • いつかぼくが帰る場所
    サバイバルものなのだけれど、詩的な表現で静かな印象
    たっぷり時間があって ひまをもてあますような時間に、お茶をいただきながらもう一度繙いてみるのもいいかな
    なんて思った
  • いつかぼくが帰る場所
    幻想的な雰囲気の表紙は新潮文庫の宮澤賢治のシリーズのよう。

    疫病のため世界は崩壊してしまった。わずかに生き残った者たちはそれぞれの地にアジトを作り生きているが、映画マッドマックスのような自治組織は作れていない。出会った他人はすべて襲撃者とみなし、射殺している。時には子供も。ルールが無い暴力世界では...続きを読む
  • わたしが降らせた雪
    原題は〈The Land of Decoration〉。ハルマゲドンで世界が滅んだ後にやってくるとされる〈最も美しい土地〉のこと。

    いじめに苦しむ10歳の少女ジュディスは、自分の部屋に〈最も美しい土地〉を作った。そこに雪を降らせて神様に祈ると、外の世界にも雪が降った。過酷ないじめが待ち受ける恐怖の...続きを読む
  • ロックダウン
    Whyがなかなか明かされない(勘が鈍いだけか、、)
    いくら非常事態で退職数時間前とはいえ、組織を外れてこんなに一人で何もかもやっちゃっていいんだろうか?評価は⭐︎2.5だけど、カステッリ博士が気に入ったので⭐︎3に。
  • ロックダウン
    死亡率80%の新型ウイルスが猛威をふるうロンドン。
    数か月で死者50万人を超え、ロックダウンで街が恐怖に包囲されるなか、
    仮設病院の建設現場で肉を削ぎ落とされた子供の骨が発見される。
    人手不足で辞職前日に駆り出された刑事マクニールは身元の割り出しを急ぐが、
    直後に愛する者の感染を知る。事件に...続きを読む
  • わたしが降らせた雪
    10歳のジュディスは、信仰厚い父親と二人暮らし。勉強はできるが、学校ではいじめっこのニールとその仲間に執拗にいじめられている。そんなジュディスは、自分の部屋に廃物で作ったミニチュアの庭を大切にしている。ある週末、月曜日にはトイレに頭を突っ込んでやると言われ、自分のミニチュアの庭に雪を降らせると、本当...続きを読む
  • 図書館は逃走中
    表紙の可愛さとは裏腹に、中身は割とシリアス。いつか母が帰ってきてくれると信じて、母の思い出の品を大切に保管しているボビー。ボビーを守るためにサイボーグになろうとした親友サニー。障害がある少女・ローザと、シングルマザーのヴァル。そして脱獄犯のジョン。それぞれに抱えるものがあるけど、逃走中に家族のふりを...続きを読む
  • いつかぼくが帰る場所
    世界中に疫病が蔓延し、ほとんどの人が死に廃墟となった世界。
    主人公は、奇跡的に病気に侵されなかった男。
    妻は、病気で失った。
    乾いた空港に住み、セスナを飛ばすことによって外界と繋がりを持っている。
    その、乾いた、空虚な世界が、リアルに迫ってくる。
    その空港に暮らす仲間、感染しているが生き延びている家...続きを読む
  • 狼の王子
    小説としたら日記をもとにしてその書いた女性を訪ねるということでいいと思う。しかし、裏表紙でデンマークの作家と宣伝されながら、デンマークの舞台ではなくてアイルランドだけの舞台であるし、登場人物もイギリス人である。北欧小説ではない。
  • 狼の王子
    謎の詩を遂げた叔母と2人の姪。
    被害者の一人が密かに書いた日記を手に入れたことで、郵便局員のナイルは事件の真相を探り始める。

    ものすごく引力の強い導入部に期待が高まるものの、どんどん尻窄みになっていった感。
    盛り込みすぎて描写不足になっている。
    女性同士の確執を書きたかったのか、男女の関係を書きた...続きを読む
  • 狼の王子
    魅力的な物語とその語り手に惹かれ、憎しみを抱き、滅んでゆく女達の物語。恩田陸が好みそうな話だ。監禁された犠牲者が謎の手記を遺し、その謎を他者が追うというのはゴシック的。謎を追うのがコミック作家志望の若者というのは現代的だ。
  • わたしが降らせた雪
    エホバの証人という信仰に厚いために学校でイジメにあう少女がいた。
    ゴミや身の回りのもので作った箱庭に起こした出来事が実現してしまうようになり、あたかも自分が神のようになってしまう。
    しかし彼女は聡明だ。そのような力を持つことの重さにもきちんと気づく。
    彼女にそんな力を与えた、私は神であるという声。
    ...続きを読む