堀川志野舞のレビュー一覧

  • ゴーイング・ゼロ

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    ネタバレ

    「フェーズ1」は追跡サスペンスものとしておもしろかったとは思うのだが、「フェーズ2」に関してはエンタメとしてはいまひとつ。情報管理や国家の安全など取り扱うテーマはおもしろいが、現実って難しいよねで終わってうまくオチをつけられていない気がする。この主人公の物語としては「フェーズ3」まで書ききってほしかった。まああの後やること自体はフェーズ1の焼き直しになりそうだが。

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    2025年03月22日
  • 図書館は逃走中

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    最後まで予測不可能な展開でした!

    訳があって社会から逃げている四人が家族になっていく物語です。数々の物語の世界をなぞりながら旅を続ける彼らに勇気をもらいました。
    物語はいつどんな時も傍にいてくれる存在だと感じます☺️

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    2024年09月28日
  • ロックダウン

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    世界に人工的に作られた謎のウィルスによって主人公の息子が死んでしまった。。。
    しかし全く感情移入できない。主役の不倫?している中国系の女性の方が感情的にも行動的にもメインなんだが、ちくちくアジア人差別、障害者差別に対するケアが全くなっとらん!みたいな表記があり。結局、製薬会社の金儲けのため、ウィルス対策委員長みたいな人がウィルスまきちらしていたんだが、かまってちゃん的な姿勢が気になった。

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    2024年04月19日
  • ディズニープリンセスのベッドタイムストーリー

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    2歳11ヶ月 4歳9ヶ月
    2歳児にはまだはやかった。プリンセスの普段着はドレスじゃないのが納得できない様子…

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    2023年11月27日
  • ロックダウン

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    ネタバレ

    Whyがなかなか明かされない(勘が鈍いだけか、、)
    いくら非常事態で退職数時間前とはいえ、組織を外れてこんなに一人で何もかもやっちゃっていいんだろうか?評価は⭐︎2.5だけど、カステッリ博士が気に入ったので⭐︎3に。

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    2021年02月28日
  • ロックダウン

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    死亡率80%の新型ウイルスが猛威をふるうロンドン。
    数か月で死者50万人を超え、ロックダウンで街が恐怖に包囲されるなか、
    仮設病院の建設現場で肉を削ぎ落とされた子供の骨が発見される。
    人手不足で辞職前日に駆り出された刑事マクニールは身元の割り出しを急ぐが、
    直後に愛する者の感染を知る。事件に没頭する彼を嘲笑うように次々と起こる殺人――
    絡み合う謎の先にある驚愕の真実とは!?

    著者の作品を読むのは三作目。前二作が好印象だったので、期待して読んでみた。時節柄、出版のタイミングは良かったが、驚愕の真実とは言えませんでした。残念。

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    2021年01月23日
  • わたしが降らせた雪

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    10歳のジュディスは、信仰厚い父親と二人暮らし。勉強はできるが、学校ではいじめっこのニールとその仲間に執拗にいじめられている。そんなジュディスは、自分の部屋に廃物で作ったミニチュアの庭を大切にしている。ある週末、月曜日にはトイレに頭を突っ込んでやると言われ、自分のミニチュアの庭に雪を降らせると、本当に雪が降り学校も休校になる。そこからジュディスは、神の声を聞くようになり、ミニチュアの庭で起きたことが現実の世界でも起きるようになっていく。

    ニールのいじめがエスカレートし、父親の職場での立場も含め追い詰められていくジュディス。ミニチュアの世界が現実になることで次々起こる災難。その闇に気づき止めよ

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    2019年07月18日
  • 世界ショートセレクション4 マーク・トウェイン ショートセレクション 百万ポンド紙幣

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    ネタバレ

    理論社の世界ショートセレクションの4でマーク・トウェイン~晩鐘のミレーが売れたわけは、貧乏画家の仲間が死んだことにした為だった。黒人の年配メイドが年中ニコニコしている訳。嘘を吐くと地獄へ行くと信じている老いた双子の姉妹が、腸チフスに罹った姪とその娘を励ます為に嘘を突き通す。急死した友人を棺に入れて汽車で故郷に運んでいる積もりの男は、棺と銃の入った箱を間違え、チーズの匂いを死体の腐乱した匂いと勘違いして、匂いで具合が悪くなり死んでしまう。鉱山株を扱う事務員だった男はヨットで漂流し、イギリスの船に救助されたが、ロンドンで一文無し。金持ちの兄弟が100万ポンドの紙幣を手にして成功するか否かの掛けに使

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    2017年09月11日
  • 図書館は逃走中

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    表紙の可愛さとは裏腹に、中身は割とシリアス。いつか母が帰ってきてくれると信じて、母の思い出の品を大切に保管しているボビー。ボビーを守るためにサイボーグになろうとした親友サニー。障害がある少女・ローザと、シングルマザーのヴァル。そして脱獄犯のジョン。それぞれに抱えるものがあるけど、逃走中に家族のふりをする中で、いつしかほんとの家族のようになっていく。物語に終わりなんてない。ここで語られるのは、幸せな場面で語ることを終えた、一人の少年の物語。

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    2017年09月11日
  • いつかぼくが帰る場所

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    世界中に疫病が蔓延し、ほとんどの人が死に廃墟となった世界。
    主人公は、奇跡的に病気に侵されなかった男。
    妻は、病気で失った。
    乾いた空港に住み、セスナを飛ばすことによって外界と繋がりを持っている。
    その、乾いた、空虚な世界が、リアルに迫ってくる。
    その空港に暮らす仲間、感染しているが生き延びている家族。そして、男はさらに仲間を探して飛行機を駆る。

    ほとんどの人が死に絶えた世界。
    その世界に、現実のチェルノブイリ周辺の光景が重なる。
    乾いた大地に、津波と放射能の両方にさらされている被災地の風景が重なる。
    ほとんどの人が死んでしまった世界。
    そこに生き残った、少ない人類が生き続けている世界。

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    2015年06月06日
  • わたしが降らせた雪

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    エホバの証人という信仰に厚いために学校でイジメにあう少女がいた。
    ゴミや身の回りのもので作った箱庭に起こした出来事が実現してしまうようになり、あたかも自分が神のようになってしまう。
    しかし彼女は聡明だ。そのような力を持つことの重さにもきちんと気づく。
    彼女にそんな力を与えた、私は神であるという声。
    これはまるで悪魔みたいだったけど、一体なんだったのだろう?
    怒りという感情に目覚めた彼女の心だったのかな?
    最後信仰一本やりだった父親が彼女ときちんと向き合ってくれて、明るい未来が見えてきたのがいい感じだった。

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    2013年09月19日