ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
12pt
唯一の味方だった破天荒な祖母を亡くした、七歳の少女エルサ。遺言にしたがって祖母の謝罪の手紙を持ちさまざまな人々を訪ねるうちに、エルサは知らなかった祖母の姿と、自分を取り巻く強い絆を知る。『幸せなひとりぼっち』の著者がおくる、少女の心温まる物語
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
この著者の本は初めて読んだ。なんだか、楽しい気分で読めた。ハリー・ポッター、スパイダーマン、X-メン、、、が好きなら尚更。
慣れるまで読みにくい本だった。 もうすぐ8歳のエルサの理屈っぽく夢見勝ちな性格そのままのような文体。 「◯◯のような~」がやたらに長く頻繁に出てくるのだ。その引用がハリー・ポッターや知らない本の引用だったりするとお手上げ。 登場人物も多く、それぞれが強烈な個性を持っているので気になりストーリーを追う...続きを読むのが止まる。 複雑な架空の世界と現実が混じりあってわからなくなり、戻って読み直す。 エルサをはじめ登場人物それぞれが抱えているものがひとつでもテーマになるほどの社会問題が盛りだくさん。 けれど!読み続けると後半のおもしろさに驚く。諦めずに最後まで読んで良かった~。 バラバラだった登場人物たちと架空の世界とがおばあちゃんを軸にひとつに集束していく。その過程をエルサが知るための「おばあちゃんのごめんリスト」だったんだ。 おばあちゃんの願いを叶える過程でエルサは変わっていく成長の物語でもある。
もうすぐ8歳の孤独で変わった女の子が、亡くなった祖母からの手紙に導かれて周囲の人や動物と交流し、絆を結び、自分も周りも再生させていく、「許し」の物語。とても優しい話だと思った。 このおばあちゃんというのがすさまじく破天荒でハードボイルドなのだけれど、でも実は昔は紛争地域に赴いて傷つき見捨てられた人々...続きを読むを助ける医師だったというすごい人。 おばあちゃんが女の子に聞かせていたおとぎ話の世界と現実が入り乱れていて、かつ、おとぎ話の世界の出来事や国名などがややこしいのでとっても読みにくかったけれど、後半に謎が解きほぐされていくと、止まらなくなった。 複雑で難しい問題が諸々ある現代社会だけれど、人を信じる(または人を信じたいという)作者の揺るぎない想いを感じて、ジーンとした。
先日読んで気に入った『ブリット=マリーはここにいた』のフレドリック バックマンの作品です。 訳者曰く“生意気なクソガキ”のエルサ。ハリー・ポッター好きで、理屈っぽくて、どこか夢見がちな変わり者。そのため友達がおらず、学校ではいじめを受けている。そしてエルサのスーパーヒーローがおばあちゃん。若い頃は...続きを読む娘を置いて世界中の紛争や災害の中で患者を救う当時としては珍しい女性外科医。エルサが生まれてからは医者を止め孫娘の養育に専念するが、半裸でベランダに立ち下を行く人にペイントボールを投げつけるような破天荒。無免許運転の常習者でハチャメチャで傍迷惑な女性。二人が共有しているのがおばあちゃんが語る6つの王国の物語。 序盤でおばあちゃんが癌で亡くなります。そしてエルサはおばあちゃんから託された謝罪の手紙を配り始めます。 正直かなり読みづらい。おばあちゃんが語る物語と現実が錯綜する上に、結論までに様々な紆余曲折を経る倒置的な文体。そして婉曲表現。途中でアレッと思い、前に戻って読み直すこともしばしば。でも面白いのです。 どこか軽いミステリーっぽい話の流れの中に、いじめや家庭内暴力、戦争、強制される良識などの重苦しい話を織り交ぜてきます。そして登場人物は皆、心に傷を持ち、どこか頑なで暗い。でも、著者はそれらをすべて温かくまとめ上げて行きます。 もっとも現実にこんなおばあちゃん、孫娘が居たら手に負えないでしょうが(笑) ちなみに『ブリット=マリーはここにいた』は本作のスピンオフ物語。本作の主要登場人物としてブリット=マリーが登場しています。
説明的な文体や、おばあちゃんとエルサの空想話の言葉や設定がイメージできず、最初はとても読みづらく、諦めようかと考えた。飛ばしながら読み進めていったら、後半になって住人とおばあちゃんとの繋がりが紐解けてきて、面白くなってきたので最後まで読めた。前半の読みにくさが△。
読みづらかった。翻訳のせいでなく、おとぎ話を差し込む構成が場当たり的だったのが理由だと思う。 登場人物がみんな何らかの傷や負い目を抱えていて、主人公で語り手でもエルサが子供らしい傍若無人さで、周囲の大人を巻き込んでいく。 大人が読んでも面白い物語だと思うので、もう少し読みやすくなればと思った。
序盤はちょっと読み進むのに時間がかかったけれど、段々わかってくるにつれてページを捲る手が止まらなくなった。 ちょっと変わった、愛すべき人たちの物語。
7歳になるエルサは、母親と母親のパートナーであるイェーオリ暮らしている。同じアパートのフロアに住む元医師のおばあちゃんとエルサは、最高の友だち。わからない事はウィキペディアで調べ、紙の本より電子ブックを好み、ハリーポッターが大好きでグリフィンドールのマフラーを放さない。そんな、ちょっと変わった子エル...続きを読むサは、学校では浮いている。おばあちゃんはエルサに、おはなしのなかの国・ミアマスの事をたくさん話してくれる。それがエルサの大好きな時だった。ちょっと頑固で変わり者のおばあちゃんが、ガンで亡くなってしまう。おばあちゃんは、エルサに同じアパートに住む住人たちへ手紙を届けてくれるように頼んでいた。 おばあちゃんの手紙は、どれも「ごめんなさい」から始まっていた。 ほとんど知らなかったアパートの住人たちと、おばあちゃんとの関係がだんだんわかっていき、最悪の場面を切り抜け、エルサは幸せな仲間たちに出会うことになる。 変わり者のあつまりのようなアパートの住人たちの本当の姿を知ることで、おばあちゃんはエルサに残してくれたものにきずく。
大好きなおばあちゃんが亡くなる直前に手紙を渡すミッションを受けとった主人公。 そのミッションをこなすうちに見えてくる、同じアパートに暮らす一見変わった人たちの悲しい過去。 子供向けの物語のように見えて、現実の問題を扱っている深いお話です。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
おばあちゃんのごめんねリスト
新刊情報をお知らせします。
フレドリック バックマン
坂本あおい
フォロー機能について
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
仮面の町
ザ・メイデンズ ギリシャ悲劇の殺人
サイコセラピスト
幸せなひとりぼっち
新アラビア夜話
生存者
出口のない農場
ハティの最期の舞台
作者のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲おばあちゃんのごめんねリスト ページトップヘ