サイコセラピスト

サイコセラピスト

抑圧的な父親のもとで育ち、苦しんだセオ。自分と似た境遇の人々を救いたいと願う彼は、心理療法士になった。順調にキャリアを重ねるうち、彼はずっと気になっていた六年前の殺人事件の犯人――夫を射殺した画家――を収容する施設の求人広告を目にする。事件以降ずっと沈黙している彼女の口を開かせることができるのは、僕しかいない。そう思ったセオは彼女の担当に志願するが……。《ニューヨーク・タイムズ》ベストセラー・リストに連続23週ランクイン。巧みなプロットと戦慄のラストに圧倒される傑作ミステリ

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サイコセラピスト のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白かったです!
    まさにページターナー。後半はほぼ一気読みでした。
    全然スカッとする終わりではないし心理学的な考えを自分の内面と照らし合わせて鬱々となったりもしたんですが、読めて良かったと思います。
    他の方も感想に書かれてましたが、こういうのには私も100%ひっかかります(笑)

    邦題はサイコセラピ

    0
    2023年02月12日

    Posted by ブクログ

    ミステリーとしてとても面白い。

    心理療法は死と再生の物語であると言ったのは河合隼雄先生だったけれども、この物語は死と再生というよりも罪と罰だろうか。

    同業者からすれば物語冒頭から逆転移(よりもむしろ転移)状態にあって、どうもこのセラピストは心理療法家としてのラインを最初から侵していると「嫌な感覚

    0
    2020年03月02日

    Posted by ブクログ

    写実的な絵画のようで、引き留め続けるほどの何ものかを感じることはなかったはずだった。なんとはなしに眺め続け、柱書に目を止める。自身の過去なのか、形而上的なわたしと、作品のちょっとしたやり取りが始まった。だまし絵のような細部に、引っ掛かるものを受け取るが、サッと流れ。小さな安どのような回収に、振り返ら

    0
    2019年12月13日

    Posted by ブクログ

    初のポケットミステリに手を出してみた。
    翻訳本だったから読めるかな~って不安だったんだけれど、読み進めるとそんなことは杞憂に終わり物語の深みにドンドンはまっていった。
    内面をえぐるような心理描写。そして衝撃の結末。
    とても楽しめた一冊。

    0
    2019年10月11日

    Posted by ブクログ

    主人公は心理療法士・セオ。
    夫殺しで入院中のアリシアの心を救うため、〈ザ・グローヴ〉へ転職しアリシアに近づく。
    ショックで沈黙しているアリシアを癒せるのか?

    セオの私生活・アリシアの日記と交互に描かれるこの作品。
    この2つが終盤に繋がります。ゾッと来ました^^;

    ボリュームあるかな?と思ったけど

    0
    2025年02月09日

    Posted by ブクログ

    終盤からは見事にページターナーの術にかけられた。おいおいおいマジかよオイと途中気を抜いて読んでたところを、ギュッと引き締められクイッと一気に引き寄せられる感覚に。

    本を閉じた後の表情は、目をまん丸にひん剥いて口はOの形に開けているあの絵文字で決まりでアール。

    0
    2023年11月30日

    Posted by ブクログ

    心理療法士(サイコセラピスト)のセオには気になっている人物がいた。数年前、自分の夫の顔面に銃弾を撃ちこんで殺した画家の女性アリシア。
    裁判で有罪となった彼女は施設に収容されているが、本当に彼女が夫を殺したのか、その動機については謎のままだ。彼セオはアリシアに接近し、彼女が何故夫を殺すに至った真相に迫

    0
    2020年03月29日

    Posted by ブクログ

    心理療法士のセオは精神病院に入院するアリシアを担当する。彼女は6年前に夫の顔面を撃ち抜いて殺害し、それからひとことも口を聞いていなかった。セオは彼女の心を開けるのか。事件の謎は明らかになるのか。主人公の現在と過去や、アリシアの残した日記で少しずつ謎の真相に迫っていく構成で、いかにも怪しい奴らが次々と

    0
    2020年03月12日

    Posted by ブクログ

    突然夫を銃で射殺し、その後六年もの間沈黙を保ち続けている画家の妻。彼女の口を開かせたいと使命感を覚えた心理療法士のセオは、彼女となんとか意思疎通を図ろうとするが――。
    短い章立てでするすると読んでいくうちに、六年前の事件の真実を追うメインストーリーとともに、主人公の複雑な境遇や沈黙を守る女性の日記が

    0
    2019年12月04日

    Posted by ブクログ

    なんてこった。おもしろいいいいいいい。
    これが第一作目だなんて、末恐ろしいなぁ。
    ぜひ多くの人に、予備知識なしに読んで欲しいので、あーだこーだ言うのはやめておくけれど、ほんとに構成のうまさは、さすが脚本を学んでいるだけのことはあるな、と。

    次回作もたのしみ!

    0
    2019年10月11日

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