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作品一覧

  • 楽園の子どもたち
    NEW

    楽園の子どもたち

    小説・文芸

    4.0
    1巻2,970円 (税込)
    ようやく得た職場は、前任が5日で精神を病んだという、古い映画館〈パラダイス〉。ある日私は、閉館後の館内で夜毎起きていることを知り──。英語圏で最も注目を集める作家の鮮烈長編作。 この国に越してきたばかりのサリーが働き始めたのは、前任者が5日で精神を病んだという映画館──。GRANTA「若手作家ベスト20」選出、英語圏最注目作家による傑作長編。王谷晶、朝宮運河推薦。 ここは人間の臓器のように 暗闇に捨て置かれた映画館〈パラダイス〉 ほとんど何も持たずに、この国に引っ越してきたばかりのサリーが働きはじめたのは、前任者が5日で精神を病んだという映画館。同僚の誰からも話しかけられない日々を過ごしていたが、ある日閉館後の館内を覗くとそこには──。 ******** 暗闇の中で倦み腐り歓喜することが唯一赦される場所。美しく悍ましい映画館に魂を食われる痛みと悦びが、読み終えた後もいつまでも疼く。 ──王谷晶(『ババヤガの夜』) グルドーヴァが描く青春の姿はこんなにも歪で、薄汚れていて、美しい。この場所では、幻想が現実を呑みこみ、虚構が本当になる。 ──朝宮運河(『現代ホラー小説を知るための100冊』) ******** 〈映画×労働×グロテスク〉 『人形のアルファベット』のカミラ・グルドーヴァによる傑作長編! 2016年「ワクシー」(『人形のアルファベット』収録、2025年河出書房新社刊)でシャーリイ・ジャクスン賞受賞 2023年GRANTA「若⼿作家ベスト20」選出 2026年『人形のアルファベット』で「このホラーがすごい!」海外編第6位 そして本書『楽園の子どもたち』で、英語圏で最も権威ある文学賞の一つである女性文学賞ノミネート 英語圏最注目作家の傑作長編がついに邦訳! ======== 『楽園の子どもたち』目次 真夜中のカーボーイ 七人の侍 何がジェーンに起ったか? ミツバチのささやき タクシードライバー テオレマ 月光石 獣人 天国への階段 カビリアの夜 オズ ファニーとアレクサンデル 天使の復讐 ポップコーン おもちゃの王国 赤い影 ファントム・オブ・パラダイス ヘザース/ベロニカの熱い日 ローズマリーの赤ちゃん ラスト・ショー 赤い靴 ベニスに死す  謝辞  訳者あとがき
  • 人形のアルファベット

    人形のアルファベット

    小説・文芸

    3.5
    1巻2,750円 (税込)
    奪われし者たちの悲鳴がグロテスクに世界を覆う。GRANTA「若手作家ベスト20」選出、英語圏で最も注目を集める作家による、シャーリイ・ジャクスン賞受賞作を含む鮮烈のデビュー作! 肉片が、聞いている――。 ミシン、人形、缶詰、蜘蛛、そして女たち……。 ★シャーリイ・ジャクスン賞受賞(本書収録作「ワクシー」) ★GRANTA「若手作家ベスト20」選出(イギリスの老舗文芸誌「GRANTA」が10年ごとに選出) 雑誌「MONKEY」(スイッチ・パブリッシング刊/「アガタの機械」/柴田元幸訳)や「文藝」(河出書房新社刊/「ネズミの女王」/上田麻由子訳)で話題の著者による鮮烈デビュー作が、ついに刊行! ******** 「既成概念を覆す試み」 ――ウォール・ストリート・ジャーナル 「素晴らしい! 印象深く、しかし、すぐに消えてしまいそうなほど儚いイメージ。グルドーヴァは、美しさを描くための最も難しいテクニックを見事に駆使している」 ――デボラ・レヴィ(『ホットミルク』著者) 「ダークで知的で美しく、絶妙にグロテスクな、グルドーヴァの世界を読む喜び。 ――ヘレン・オイェイェミ(『あなたのものじゃないものは、あなたのものじゃない』著者) 裂けたストッキングと手縫いのベルベットのドレス。知的なバロック小説であり、完璧かつ大胆、巧妙かつ繊細な傑作。アンジェラ・カーターの正統な後継者であるカミラ・グルドーヴァの、飾り気がなく、それでいて魅惑的な文体を、ぜひ読んで、愛してほしい!真似ごとや作り物ではない、真に奇妙に輝く宝石のような作家だから」 ――ニコラ・バーカー(2007年ブッカー賞最終候補作『Darkmans』著者) 『人形のアルファベット』は、独自の世界を細部に至るまで創り上げている。初めて見る風景なのに、まるでずっとそこにあり、誰かに見つけられることを、そして魅了されることを待っていたかのよう。 ――シーラ・ヘティ(ニューヨーク・マガジン誌2018年ベストブック『Motherhood』著者) ******** 日常をグロテスクに彩る、珠玉の13編! 女たちが自分の身体を、果物の皮をむくようにほどき始めると、本当の身体が出てきて――。(「ほどく」) すべての女の人生の目標は、試験で賞金を稼ぎ子どもも欲しがる男を見つけること。(「ワクシー」) 薄暗い屋根裏のミシンが生み出す幻影たちに、どんどん魅せられてゆく、ふたりの少女。(「アガタの機械」) 女から求められ芸術のミューズである八本脚の男が、ある日美しいミシンと出会い――。(「蜘蛛の手記」)
  • むずかしい女たち

    むずかしい女たち

    小説・文芸

    -
    1巻2,640円 (税込)
    DV、レイプ、性虐待、性の痛みと性への怒り……女として生きる先には、いつも困難が待ち受けている。ベストセラー『バッド・フェミニスト』のロクサーヌ・ゲイが描く、21の女たちの物語。

ユーザーレビュー

  • 楽園の子どもたち

    Posted by ブクログ

    変に甘くて薄苦いインスタントコーヒーを一気に飲み干すように、退廃の美を味わう作品。
    私は「子どもたち」寄りの心持ちらしく、狂気も吐き気もどろりと飲み干してしまったけれど、世の中的に正常な側からしたら読むに耐えないかもしれない。

    0
    2026年09月10日
  • 人形のアルファベット

    Posted by ブクログ

    貧困や困難のなかで喘ぐ女性が主人公の作品が多数の短編集。
    ゴシックホラーというか直接的な恐怖というよりおどろおどろしい不気味な雰囲気の作品が多い。どの作品もストーリーの理屈やオチが明確にあるわけではないので読む人は選びそう。

    0
    2026年08月08日
  • 人形のアルファベット

    Posted by ブクログ

    不潔でストレスフルで肉感的で気味が悪い。「人間」の感情と感触が生々しく蘇ってくる文章だ。

    出てくる人物が身勝手で不気味で感情移入しにくい、もしくはしすぎてつらい状況に胸が痛くなる。でも消されてなるものかと主張してくる生と、性の手ごたえがあり、動かし難く忘れがたい読書経験となった。

    0
    2025年09月12日
  • 人形のアルファベット

    Posted by ブクログ

    何とも不思議な物語ですごく好みだ。
    どうやらデビュー作らしい。
    13の作品で構成されているけど、通底するのがダークでグロテスクな世界だ。
    なかで「アガタの機械」がお気に入り。標題作は何と2行の作品。これにはまいった。訳が分からない。

    0
    2025年08月24日
  • 人形のアルファベット

    Posted by ブクログ

    何とも奇怪な物語
    13の物語全てが
    グロテスクで 汚くて 狂った世界観
    幻想的というよりも奇怪。だ
    最初から最後まで 不思議な世界
    既成概念を破壊される
    好みの大きく別れる作品だ

    おどろおどろしい
    モノクロの大人向けの絵本のような感じ

    話の結末がまるで見えないからこそ
    ページをめくる手が止まらなかった
    それぞれの物語も短いものなので
    あっという間に
    読めてしまう
    頭のイメージか追いつかない事もあったけど 笑

    いやぁ…すごいの読んじゃったなぁ…
    嫌悪感を超えてしまって
    不思議と魅力すら感じる1冊だった

    唯一無二過ぎて
    評価を付けられない
    間をとって星3に

    0
    2025年10月05日

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