上田麻由子のレビュー一覧

  • 楽園の子どもたち

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    各章の題が映画のタイトルになっていた。作中にもたくさんの映画タイトルが出てきた。どれも少し昔のものばかり。
    あ、これ見たなとか、これは聞いたこともないぞなどと思いながら読むのが楽しかった。

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    2026年10月07日
  • 楽園の子どもたち

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    変に甘くて薄苦いインスタントコーヒーを一気に飲み干すように、退廃の美を味わう作品。
    私は「子どもたち」寄りの心持ちらしく、狂気も吐き気もどろりと飲み干してしまったけれど、世の中的に正常な側からしたら読むに耐えないかもしれない。

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    2026年09月10日
  • 人形のアルファベット

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    貧困や困難のなかで喘ぐ女性が主人公の作品が多数の短編集。
    ゴシックホラーというか直接的な恐怖というよりおどろおどろしい不気味な雰囲気の作品が多い。どの作品もストーリーの理屈やオチが明確にあるわけではないので読む人は選びそう。

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    2026年08月08日
  • 人形のアルファベット

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    不潔でストレスフルで肉感的で気味が悪い。「人間」の感情と感触が生々しく蘇ってくる文章だ。

    出てくる人物が身勝手で不気味で感情移入しにくい、もしくはしすぎてつらい状況に胸が痛くなる。でも消されてなるものかと主張してくる生と、性の手ごたえがあり、動かし難く忘れがたい読書経験となった。

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    2025年09月12日
  • 人形のアルファベット

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    何とも不思議な物語ですごく好みだ。
    どうやらデビュー作らしい。
    13の作品で構成されているけど、通底するのがダークでグロテスクな世界だ。
    なかで「アガタの機械」がお気に入り。標題作は何と2行の作品。これにはまいった。訳が分からない。

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    2025年08月24日
  • 楽園の子どもたち

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    ネタバレ

    カオス!
    最初は、あ、何かいいな昔ながらの映画館とかで働くの楽しそう!と思ってたけどそんな事はなかった…
    客層も日本ではないからそれが普通なのか、汚しすぎ。この本の中で働いてる人達は、あとがきにも書いてあるように不適合者だった。が、彼らは彼らなりに暗闇の中で楽しみ仕事をしていた。夜な夜な集まってみんなで映画っていいやん。
    アイリスはヤバかったな、何だったんだろう。いや、この本自体何だったんだろ?
    なんかホラーなのか、ただカオスな本なのかわからず読み終えたけど、読むのは止まらなかった。カオスな日常が普通(新しい映画館)に戻っていったとき、みんなおかしくなった。何ともいえない本だったな。
    でも面白かったと言える。
    アンドリューは嫌い。

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    2026年10月25日
  • 人形のアルファベット

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    何とも奇怪な物語
    13の物語全てが
    グロテスクで 汚くて 狂った世界観
    幻想的というよりも奇怪。だ
    最初から最後まで 不思議な世界
    既成概念を破壊される
    好みの大きく別れる作品だ

    おどろおどろしい
    モノクロの大人向けの絵本のような感じ

    話の結末がまるで見えないからこそ
    ページをめくる手が止まらなかった
    それぞれの物語も短いものなので
    あっという間に
    読めてしまう
    頭のイメージか追いつかない事もあったけど 笑

    いやぁ…すごいの読んじゃったなぁ…
    嫌悪感を超えてしまって
    不思議と魅力すら感じる1冊だった

    唯一無二過ぎて
    評価を付けられない
    間をとって星3に

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    2025年10月05日
  • 人形のアルファベット

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    不気味で汚い。けれど美しさを感じる瞬間も。だけどやはり猥雑さに目がいく。女性が書いたものだということは分かる。

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    2025年09月17日
  • 人形のアルファベット

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    シャーリイ・ジャクスン賞を受賞したとのことで気になって読んでみた。
    シャーリイ・ジャクスンより生々しさが強い気がする。
    全体的にディストピア感があり、貧困層の女性の話が多い。

    一番好きだったのは「蜘蛛の手記」。
    「ほどく」「ネズミの女王」「アガタの機械」も好きかな。
    表題作はまさかの二行だけでびっくりした。

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    2025年06月24日