春どきのフレッド伯父さん

春どきのフレッド伯父さん

小説・文芸
2,534円 (税込)

12pt

4.3

ウッドハウスの全小説中、否、世界文学史上、もっともイカれていて、ハチャメチャで、ナイスなキャラの持ち主といわれたフレッド伯父さんが、あのブランディングズ城で大暴れ。英国ウッドハウス協会の「一番好きな短編」投票でも堂々のトップを獲得した「ゆけゆけ、フレッド伯父さん」もあわせて収録。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    国書刊行会
  • タイトル
    :
    春どきのフレッド伯父さん
  • タイトルID
    :
    1033597
  • ページ数
    :
    370ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年11月12日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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春どきのフレッド伯父さん のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    若者たちが抱える金銭的問題を解決すべく(?)ブランディングス城に乗り込むイッケナム卿一行。
    事態はどんどん複雑化していきますが天才的な閃きと軽妙な話術でもって物事をあるべきところに収めていく様が気持ちよかったです。


    「それ自体で善いことも悪いことも存在しないんだ。善悪を決定するのは思考だ」

    0
    2025年10月31日

    Posted by ブクログ

    可哀想なポンゴ.(トウィッスルトン)の奴は、しょっちゅうあいつのフレッド伯父さんの話を僕にしてくるんですが、その時奴の目に涙が浮かんでなかったと言うなら、僕には涙がどんなものか、そいつを見てもわからないってことでしょう。ハンプシャー州イッケナム、イッケナム.ホ-ルのイッケナム伯爵は、一年の大半はそこの田舎で過ごすんです。
    ですが時々いやらしい具合に首輪をすり抜けて逃げ出して、アルバニ-のポンゴのフラットを襲撃するんです。それでその度毎回、あの哀れな青年は何かしらの魂の試練にさらされるんですよ。あの叔父さんの問題っていうのは、御年六十何歳かになってはいるんですが、帝都に到着するやいなや、弱冠二十二歳の若造みたいな気分になっちゃうところなんです。「過剰」って言葉の意味をご存知かどうか分かりませんが、それが田舎から出てきたポンゴのフレッド叔父さんがロンドンにいるとき、必ずしでかすことなんですよ。-本文より。
    イギリス貴族はこうだと分かる、気位が高いどころかとんでもなく高慢チキで、高圧的。大金持ちの貴族はほんの一握りだが、その金に群がるのはいかさまペテン師だけでは無い。親族だって負けてはいない。博打には金を惜しまないが、身内の無心には耳を貸さない。徹底している。そんな中、我らがフレッド叔父さんは過剰な愛に溢れる人だ。ゆけゆけフレッド叔父さん、甘美と光明を振りまくために。

    0
    2022年03月02日

    Posted by ブクログ

    オリジナルは1939年。Uncle Fred in the Springtime

    森村さんのウッドハウスは、ジーヴスの5冊目くらいまで読んで、その後10年以上読んでいなかった。
    いつのまにかシリーズは完結して、他シリーズも続々刊行されている。
    森村さんの仕事量に感服した。

    今回はジーヴスものではないので、気持ちも新たに、久々に手に取ってみた。
    相変わらずのふわふわした世界と、言葉尽くしのユーモアにニヤニヤさせられる。
    シェークスピアやテニスンのパロディが頻出しているようだけど、わかっていて読んだらもっと笑えるだろうなあ。

    今回はエムズワース卿(このシリーズも読んでいなかった)も登場するが、主人公?たる、フレッド伯父さん、こと、イッケナム卿がなかなかのキャラクター。
    ちょっと読んだだけでも危ういところだらけなのに、自信満々のこの人物をすっかり気に入ってしまった。
    エムズワースは喋り方も老人ぽい訳になっていたけど、その少し後輩であるイッケナムは一人称も【俺】で若々しくて可愛い。
    ドローンズクラブ、サー・ロデリック・グロソップなど懐かしい名前が登場して、やはりジーヴスやバーティと同じ世界の住人なんだなあと感動。
    (語り手のポンゴも、名前だけはバーティシリーズに出ていたらしい)
    相変わらずの、優雅でわちゃわちゃした彼らの生活にうっとりした。
    ※手元にはお金はないけど、基本は金持ちのお話

    3人出てくる老貴族は、甥や息子から見ればみんな狂っているし、女性陣はいつも最強。ウッドハウス節は健在だ。
    今回はちょっと登場人物が多すぎた感もあり、最後は突然のハッピーエンドになるけど、読んでいる間はとても楽しかった。
    三谷幸喜のコメディなどとも近い笑いだと思う。

    イッケナムが貴族年鑑を読むのは、「変な名前を見て笑いたいときだけ」…爆笑。
    さすが、アメリカで、長く、普通の人として商売してきただけある。(後書によると、爵位継承位最底辺の育ちだったのに、あれよあれよと爵位を得てしまったという背景あり)
    イッケナムの、イカれた思考の中にもごく稀に、普通の人らしい感覚があって興味深い。少なくとも表面上は、他の貴族より一枚上手。
    同時収録の短編、「ゆけゆけ、フレッド伯父さん」も、読んでいるあいだ、ずっと脳内に吹き替えの笑い声が響いて来るギャグ小説だった。


    最後に。
    イッケナムってどんなスペルだろうと調べたら↓
    あの長い本名はFrederick Altamont Cornwallis Twistleton,5th Earl of Ickenhamでした。写すだけでも大変だ。

    名前といえば、さらに、レジナルドのあだ名がどうしてポンゴなんだ?という一点。
    かっこいい本名があるのに謎すぎる。

    0
    2021年11月04日

春どきのフレッド伯父さん の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    国書刊行会
  • タイトル
    :
    春どきのフレッド伯父さん
  • タイトルID
    :
    1033597
  • ページ数
    :
    370ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年11月12日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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