ようこそ、ヒュナム洞書店へ

ようこそ、ヒュナム洞書店へ

2,640円 (税込)

13pt

【2024年本屋大賞翻訳小説部門第1位】

完璧な人生なんてないけれど、「これでいい」と思える今日はある。
ネットで人気を博し韓国で累計25万部(2023年9月26日現在)を突破した、心温まるベストセラー小説!

ソウル市内の住宅街にできた「ヒュナム洞書店」。会社を辞めたヨンジュは、追いつめられたかのようにその店を立ち上げた。書店にやってくるのは、就活に失敗したアルバイトのバリスタ・ミンジュン、夫の愚痴をこぼすコーヒー業者のジミ、無気力な高校生ミンチョルとその母ミンチョルオンマ、ネットでブログが炎上した作家のスンウ……。
それぞれに悩みを抱えたふつうの人々が、今日もヒュナム洞書店で出会う。

新米女性書店主と店に集う人々の、本とささやかな毎日を描く。

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ようこそ、ヒュナム洞書店へ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月20日

    かつてこれほど、読んでいる途中でフレーズをメモした本はない気がする。
    私は次の本、次の本、とどんどん新しい本を求めてしまう性分だが、この本を読んで一冊の本とその本について考える時間をしっかり取ってみたいと思った。
    ヒュナム洞書店の店主のヨンジュはこう言う
    「本で読んだいい話を、本の中だけにとどまらせ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月14日

    かなりのボリュームだったけど、読み終えてよかった。自分にとって、初めての韓国の小説。
    本好きな人間として、心にヒュナム洞書店があればいいな。
    評価をするとき、自分にとって最高、また読みたいと思った本は星5つにしている。
    これ、映画化されたら観たいなぁ。

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    Posted by ブクログ 2024年04月16日

    「完璧な人生なんてないけれど、これでいいと思える今日はある」
    本帯のその言葉に惹かれて読みました。これでいいと思える今日の先に、完璧ではないけれど、これでいいと思える未来を積み上げてゆける、そんな希望がもてる本でした。

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    Posted by ブクログ 2024年03月23日

    ―「いい人が周りにたくさんいる人生が、成功した人生なんだって。……」
    (p.320)

    韓国の架空の町"ヒュナム洞"にある本屋さん・ヒュナム洞書店を舞台に、書店...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月16日

    閑静な住宅街に書店を構えた何やら訳ありな主人公、この書店に集まる登場人物たち。

    年齢も性別もばらばらだけれど、常に、将来(就職)のために今を我慢して過ごしてきたり、常に準備して生きてきたり、その果てに、これでいいのか?と思うようになった人たちと、現代の町の本屋さん。

    登場人物がみんないい人たちで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月03日

    本当に本当に大好きな本に出会えました。
    読む終わりたくなくて仕方がなく、大切に読みました。
    本屋さんとコーヒー。
    大好きなものであふれてる!
    こんな本屋さんが近くにあったらどんなにいいだろう。

    お仕事の悩み、人生の悩み、韓国も日本も変わらない悩み、登場人物に共感しまくりでした。

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    Posted by ブクログ 2024年02月28日

    心に残った言葉

    本を読むと、他者に共感するようになるじゃないですか。成功に向かって無限に走りつづけるよう仕向けるこの世の中で、走るのをやめて、周りの人に目を向けるようになるわけです。だから、本を読む人が増えれば世の中が少しでも良くなるんじゃないかと、私は思っています。

    幸せって、そう遠くにあるわ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月14日

    新米女性書店主・ヨンジュは、書店を開いた当初、力なく座ってぼんやりし、時には涙までこぼして客を当惑させていた。
    バリスタ募集をし、ミンジュンが来てから徐々に書店の雰囲気も変化していく。

    ヨンジュの性格も掴みきれないままだったが、話が進むにつれて彼女の過去が明らかになり、かつては燃え尽き症候群だった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月07日

    読書記録61.
    『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』

    10月に旅先の釜山で読んだ作品

    自分の弱さと人の痛み
    社会への思いと心の持ちよう
    悩みを抱えた人々がゆっくりと繋がり、本と書店という空間が彼らをそっと優しく、包み込むように進んで行く物語

    韓国のどこかにこんな本屋さんがあったら、수세미(たわし)を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月16日

    読書が好き。本が好き。書店が好き。本に関するあれこれが好きな人に悪い人はいない、というのが持論です。この物語を読んでいる間、空間としての書店の心地よさにゆったりと身を委ねていました。登場人物の思考、会話、行動、ひとつひとつが丁寧で、きちんと自分と向き合っている人たち。普段はサクサクと読み進めていくタ...続きを読む

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