ローレンス・ブロックの作品一覧
「ローレンス・ブロック」の「エイレングラフ弁護士の事件簿」「石を放つとき」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「ローレンス・ブロック」の「エイレングラフ弁護士の事件簿」「石を放つとき」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
順番としてはアートが先に存在していて、物語はそれにヒントやインスピレーションを得て、更にこのアンソロジーのために創られたはずなのに。まるで作品の解説だったり、小説が先で挿し絵として描かれたかのような錯覚に陥るほど。
名画にはそれを見る人の想像力を掻き立てる何かがあるんでしょう。そしてそれを受け止めるアートと小説家の組合せとはなんと相性の良いことか!装丁も印刷も手ざわりも良く、丸ごと一冊どの作品も妖しく美しい。
編者ローレンス・ブロックの著書はチェックしていたのに不覚にも(!)見落としていたエドワード・ホッパーをテーマとしたアンソロジーの第一弾を読むのが益々楽しみに。
Posted by ブクログ
「エメラルドシティには八百万の物語がある。そして八百万の死にざまがある」子どもを誤射して撃ち殺してしまった過去がある元警官でアル中の探偵マットスカダー。学生の頃に「聖なる酒場の挽歌」を読んで以来だ。足抜けをした翌日にナタで殺されたコールガールのキム。彼女の依頼でマットは前日にヒモのチャンスという男に話し、心良くOKをもらっていた。そしてキムにもチャンスにも好意を抱いていた。なのに、なぜ?誰が?田舎から出てきたキムの人生。チャンスの人生、他のコールガールたちの人生。マットが通う禁酒集会所の人たちの人生。登場人物一人ひとりの人生が、まさに八百万の生きざまとして語られていく。さらにもう一人おかまの売