ローレンス・ブロックの作品一覧 「ローレンス・ブロック」の新着作品・人気作品や、最新のユーザーレビューをお届けします! 作者をフォローする フォローするとこの作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
作品一覧 2021/08/01更新 石を放つとき 試し読み フォロー 暗闇にひと突き 試し読み フォロー 短編回廊 アートから生まれた17の物語 試し読み フォロー 短編画廊 絵から生まれた17の物語 試し読み フォロー 泥棒は選べない 試し読み フォロー 泥棒はクロゼットのなか 試し読み フォロー 泥棒は詩を口ずさむ 試し読み フォロー 八百万の死にざま 試し読み フォロー ローレンス・ブロック傑作集 試し読み フォロー 1~9件目 / 9件<<<1・・・・・・・・・>>> ローレンス・ブロックの作品をすべて見る
ユーザーレビュー 短編画廊 絵から生まれた17の物語 ローレンス・ブロック / スティーヴン・キング / ジェフリー・ディーヴァー / マイクル・コナリー / リー・チャイルド / 他 / 田口俊樹 / 白石朗 / 池田真紀子 / 古沢嘉通 / 小林宏明 恥ずかしながら私自身は本書を読むまで作品と名前が一致していなかったのだけれど、米国では誰もが知る巨匠エドワード・ホッパー。 様々な作家の作品からなる『短編回廊』とは違って、一冊丸ごとエドワード・ホッパーの絵画から紡がれた物語はどこか懐かしく、登場人物とはこれまでもドラマや映画、小説などで出会っていた...続きを読むような不思議な既視感と絵そのものから漂う危うい気配にゾクゾクした。おもしろかった! Posted by ブクログ 短編回廊 アートから生まれた17の物語 ローレンス・ブロック / 田口俊樹・他 順番としてはアートが先に存在していて、物語はそれにヒントやインスピレーションを得て、更にこのアンソロジーのために創られたはずなのに。まるで作品の解説だったり、小説が先で挿し絵として描かれたかのような錯覚に陥るほど。 名画にはそれを見る人の想像力を掻き立てる何かがあるんでしょう。そしてそれを受け止め...続きを読むるアートと小説家の組合せとはなんと相性の良いことか!装丁も印刷も手ざわりも良く、丸ごと一冊どの作品も妖しく美しい。 編者ローレンス・ブロックの著書はチェックしていたのに不覚にも(!)見落としていたエドワード・ホッパーをテーマとしたアンソロジーの第一弾を読むのが益々楽しみに。 Posted by ブクログ 八百万の死にざま ローレンス・ブロック / 田口俊樹 「エメラルドシティには八百万の物語がある。そして八百万の死にざまがある」子どもを誤射して撃ち殺してしまった過去がある元警官でアル中の探偵マットスカダー。学生の頃に「聖なる酒場の挽歌」を読んで以来だ。足抜けをした翌日にナタで殺されたコールガールのキム。彼女の依頼でマットは前日にヒモのチャンスという男に...続きを読む話し、心良くOKをもらっていた。そしてキムにもチャンスにも好意を抱いていた。なのに、なぜ?誰が?田舎から出てきたキムの人生。チャンスの人生、他のコールガールたちの人生。マットが通う禁酒集会所の人たちの人生。登場人物一人ひとりの人生が、まさに八百万の生きざまとして語られていく。さらにもう一人おかまの売春婦が同じ手口で殺された。マットは自らを囮にして犯人を誘い出す。酒を断ちコーヒーを飲みながら、時に失敗を繰り返す。都会では多くの人たちの意図や願い、感情がすれ違い、交錯し、錯綜する。助け合い、求め合うも、描かれるのは埋めようのない孤独。人生は意味もなく苦い。 Posted by ブクログ 短編回廊 アートから生まれた17の物語 ローレンス・ブロック / 田口俊樹・他 ある絵(あるいは、一部、彫刻のような美術作品)をモチーフにした短編小説を17人の作家に書いてもらい、それを1冊の本にまとめあげるというコンセプトに基づいて編まれた短編集の2冊目。編者は2冊とも同じくローレンス・ブロック。 1冊目の書名は「短編画廊」といい、エドワード・ホッパーというアメリカの画家の描...続きを読むいた絵を題材にしたもの。 本書、2冊目は「短編回廊」という書名で、誰のどのような作品を選択するかは、それぞれの作家に任されている。マイクル・コナリー、ジェフリー・ディーバー、ジョイス・キャロル・オーツなどの有名作家が1冊目に引き続き、この2冊目にも作品を寄せている。もちろん、編者のローレンス・ブロックも。 作家のイマジネーションが跳ぶ様が垣間見れて面白い。 Posted by ブクログ 短編画廊 絵から生まれた17の物語 ローレンス・ブロック / スティーヴン・キング / ジェフリー・ディーヴァー / マイクル・コナリー / リー・チャイルド / 他 / 田口俊樹 / 白石朗 / 池田真紀子 / 古沢嘉通 / 小林宏明 1882年に生まれ、1967年に亡くなった、エドワード・ホッパーというアメリカの画家の17の作品を題材にして、17人の作家が、それぞれの絵に対しての短編物語をつくるというコンセプトの本。要するに、エドワード・ホッパーの17の作品に対して、17編の短編が書かれ、本書はそれを収めた短編集だ。 アイデアを...続きを読む思いつき、物語をつくることに参加を呼びかけたのは、ローレンス・ブロックである。ローレンス・ブロックは私の最も好きな作家の一人なので、読んでみることにしたのだが、ローレンス・ブロックが書いた短編だけではなく、面白い短編が多かった。ローレンス・ブロック以外にも、マイクル・コナリー、ジェフリー・ディーバー、スティーブン・キングなどの有名な作家が短編を寄せている。 エドワード・ホッパーという画家は知らなかったが、とても独特なタッチの絵を描く作家だ。アメリカでは名の知れた画家なのだろう。 また、絵を題材に物語をつくるという試みは成功している。思いもよらない物語を寄せている作家も多い。 Posted by ブクログ ローレンス・ブロックのレビューをもっと見る