リー・カーペンターの作品一覧

「リー・カーペンター」の「11日間」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 11日間
    4.3
    1巻2,640円 (税込)
    同時多発テロをきっかけに兵士になることを決めたサラの一人息子、ジェイソン。優秀な特殊部隊員となった彼は、最後と決めた任務のさなか、行方不明になってしまう。 息子の安否の情報をひたすら待つ母のサラ。彼女が年の離れた謎めいた男デイビッドと恋におち、若くして生んだのがジェイソンだった。物静かで強い青年に育った彼はいま、どこにいるのだろうか。アメリカが生み出した戦争文学の新しい傑作。

ユーザーレビュー

  • 11日間

    Posted by ブクログ

    母の名前はサラ。父の名前はデイビッド。二人の間に生まれたのが
    一人息子のジェイソン。だが、ある日、父デイビッドは母と息子の前
    から姿を消し、次には訃報が届いた。ジェイソンがまだほんの子供
    の頃だ。

    母はひとりでジェイソンを育てた。穏やかで深い愛情を注いで。そう
    して成長したジェイソンは大学進学ではなく、兵士なることを選び、
    兵学校に入学し、アメリカ海軍特殊部隊を志願し、優秀な兵士と
    なった。

    類まれな兵士としての能力。だが、ジェイソンンの心のうちでは他の
    選択肢もあるのではないかとの思いも育っていた。そうだ、次の任務
    を最後に軍を退こう。

    最後になるはずだった任務の

    0
    2017年08月24日
  • 11日間

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    もし911がなかったら、ジェイソンが軍に入ることはなかったのだろうか。アメリカ人は単に好戦的なのではない、戦う意味も時代によって変わっていることがよく示されていた。軍務経験がない女性による訓練の描写、見事な取材力だ。果たして日本政府はジェイソンほどの哲学を以って、国民を戦場に送る覚悟があるのだろうか。兵士の仕事を認めることと、兵士を英雄視することは月だと思った。

    0
    2015年06月03日
  • 11日間

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    帯の評価に釣られて購入。

    任務中に行方不明になった息子を回顧する母の視点で話は進みます。
    血湧き肉踊る戦闘シーンは無いので、ミリタリー系の方は読んでも不完全燃焼感が高まるだけかと思います。

    文章全体としては読みやすく、色々な伏線が設定されていたりするので、個人的にはこの作家さん好きです。

    読み終わった後に、息子の可能性・親子愛など色々考えさせられました。

    0
    2014年10月09日

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