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贋金王
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一攫千金の夢に憂き身をやつし、日夜贋金づくりにいそしむ強者たち。貧しさに糊口をしのぐ者、官憲を欺き傲岸不遜に嗤う者……セーラー服の可憐な美少女から有名博物学者まで、だましだまされながらも「本物を超える芸術」に挑んだ錬金術師列伝。 -
ゼロからはじめる 建築の[インテリア]入門
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大好評「ゼロからはじめる」シリーズ7冊目。ライト、マッキントッシュ、ガウディなど歴史的建築家のインテリアデザインの話題から、材料、納まり、金物など実践で役立つ基礎知識が、296のQ&Aでよくわかる。 [主な目次] 1. インテリアのはじまり 2. 近代のインテリア 3. 日本のインテリア 4. 材料 5. 端部の納まり 6. 床・壁・天井の納まり 7. 建具の納まり 8. 建具と金物 9. カーテンとブラインド 10. 設備 -
世に出ないことば
『夜のある町で』『忘れられる過去』につづくエッセイ集である本書『世に出ないことば』について、あとがきで著者は、こう書いている。「読書が、この本の中心になった。いろんな作品を読み、以下のことを感じた。文章は、どの人のものも、ことばという木の葉をいくつか、ときには、いっぱいつけて出てくる。身がかくれるようないでたちで、登場する。書きたくはなかったこと、そうは思えなかったこと、急だったこと、いまは埋めておきたいこと、このあとで気づくことになることなどが、あるためだろう。そのあたりは光が足りず、なかなか決められないものだ。文章にも、ことばひとつにも、世に出ない世界があるのだ。そのまわりを歩いた。木の葉をつけて、歩いてみた。」「水曜日の戦い」「ぼくのせっけん」「悲しくはない絵」「封筒の世界」「東京にはいない人」など66編。いちばん気になる作家の、いまとこれからが、つまっている。 -
The Stylist
伝説スタイリスト大久保篤志の人生と仕事論。 木村拓哉、真田広之、勝新太郎から木梨憲武まで……45年のキャリアを誇る〈伝説のスタイリスト〉が垣間見たスターたちの舞台裏と〈原宿カルチャー〉のリアルがここにある。 矢沢永吉やBOOWY、ヨウジヤマモト(<Y’s for men>)を手がけた80年代、サザンオールスターズから小室ファミリー、Mr.Childrenとサヨナラした90年代。ドラマ『プライド』から始まる木村拓哉とのタッグ、緒形拳との最後の仕事も忘れがたい2000年代。 70歳となった今もなお、市川團十郎や葉加瀬太郎、相葉雅紀(嵐)が絶大な信頼を寄せるスタイリスト・大久保篤志の破天荒すぎる人生劇場! 〈目次抜粋〉 真田広之さんの流儀 竹下通り 初めての『anan』 極限状態のロケ 勝新太郎さんと靴下 ジルボーは「想像上のアメリカ」と言った 陰謀の北京ダック ジョー・マッケンナをスタイリングする 長州力さんと古舘さん 矢沢永吉さんとの出会い 失踪 マイアミのツケ 菊池武夫さんの凄み ハリウッドランチマーケットのボス テンダーロインのふたり 木村拓哉さんとドラマ『プライド』 わりとすぐ冷めた、エア・マックス 時代の寵児だった小室哲哉さん 甘い考えが生んだ失敗 ドトールコーヒーのユニフォーム 突然、壊れた それでも現場が好き (底本 2026年5月発売作品) ※この作品はカラーが含まれます。 -
新装版 ABARA
『シドニアの騎士』『BLAME!』の弐瓶勉がゼロ年代中期に放った傑作SF、圧倒的仕様でここに新生! 旧版収録の『ABARA』と短編『DIGIMORTAL』を完全収録! 途方もなく巨大な廟がそびえ立つ世界。人間を捕食し成長する白奇居子(シロガウナ)の出現により、平穏は破られた。謎の男・駆動電次は、正体不明の異生物に唯一対抗できる人型兵器・黒奇居子(クロガウナ)へと変態し、壮絶な戦いに身を投じていく──。事態の裏に見え隠れする企業・第四紀連とは? 殺戮の限りを尽くしながら廟を目指す白奇居子の目的とは? 『シドニアの騎士』『BLAME!』の著者が描く、漆黒の黙示録。 -
富士は爆発するぞ! 日月神示が語る今この時
『日月神示』の研究と実践に力を注ぐ3人の対話から見えてきた、ミロクの世へと導く日本の使命を語り尽くす! 宮中祭祀の鍵を握る伯家神道と岡本天明を繋ぐ縁が明らかに。 また中矢氏宛に送られた資料を公開、将来の皇統をダウジングで精査すると『竹内文書』の世界を彷彿とさせる驚愕結果が!? さらに、伝説のガリ版刷り『日月神示』「上つ巻」と会報誌『予言と霊界』(富士は爆発す/世界大戦に関する神示/水爆と38度線に関する日月神示/食に関する神示)、2冊ともに岡本天明の直筆による、超稀覯本をここに復刻。天明さんのメッセージが甦った! ・「伊勢と出雲の遷宮が重なり、日本の神々が動き出した。地球規模・宇宙規模の変化からも2013年は節目の年になりそうです」(中矢) ・「日本という国は、世界をミロクの世へと導く責任がある。最悪の状況に落ちたところで、一厘の仕組みが発動される」(内記) ・「日月神示は不安に煽る予言ではない。対処方法としての『立直』、人のあるべき道が示された本物の神示。降ろされた日付を探ると、忘れられた第一義解釈が見えてくる」(黒川) -
ホモ・デジタリスの時代:AIと戦うための(革命の)哲学
刊行されるや、黄色いベスト運動に揺れるフランスにおいてAmazonの経済エッセイ部門で第1位獲得! フランスを代表する経済学者が、1968年5月革命以後の「世界史の構造」を総括! 新たな人文知のため、デジタル社会における「経済成長」の真実に迫る。 68年の学生運動は何だったのか、70年代に左派が過激化したのはなぜか。工業化社会からサービス社会に移行した80年代の保守革命を経て、90年代のIT革命により実現された21世紀のソーシャル・ネットワーク──SNSが「68年」の理想を体現しつつ社会を分断するのはなぜか。 アーレントが分析したナチス台頭時の群衆と現在の大衆を弁別した上で、著者は、リベラル左派エリート層にも「労働のない労働者の社会」にも警鐘を鳴らす。 ポピュリストはなぜ台頭するのか、GAFAとはどう付き合うべきか。AI革命で人間の仕事はどうなる? マルクスをはじめフーラスティエやクルーグマンやセンら経済学者、ラカンやドゥルーズ=ガタリら思想家のみならず、『ホモ・デウス』、ネットフリックスや2ちゃんねるまで目配りよく援用し、iPhone世代の将来を左右する問題を考察。 -
キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 平成30年度
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 きたみりゅうじ氏による情報処理技術者試験本「キタミ式イラストIT塾」の基本情報技術者試験本です。すべての解説をイラストベースで行っているため,とてもわかりやすい解説となっており,出題範囲が広く,また専門的な知識が必要となる基本情報技術者試験にとって,まず大切となる「仕組みや内容を理解しながら,試験の用語や問題、計算に慣れること」ができる書籍となっています。またIT関連の書籍で定評のある金子則彦氏による過去問を抜粋した練習問題と解説も収録しています。 -
完全版 袴田事件を裁いた男 無罪を確信しながら死刑判決文を書いた元エリート裁判官・熊本典道の転落
心にもない「死刑判決文」を書かされた熊本は懊悩(おうのう)し、裁判官を辞め、やがて行方不明となる。事件から40年以上が経ち、突然マスコミの前に現れて「あの裁判は間違っていた」と語り出す。償いなのか、売名行為なのか? 大幅加筆で[完全版]として緊急出版!! -
グーミンと日本病 ここは愚の果て雑魚の群れ
坂の上 私から言わせれば、厚生労働省は「国民を殺しま省(しょう)」のようです。農林水産省も「国民に毒を盛りま省(しょう)」です。 内海 自分で病気になっている。自業自得だし、次の世代もまた同じことをやる。「それを変える気のないやつの治療なんかするか」と、俺はいつも言っています。 坂の上 一番上にいるのはCIAであって、アメリカであって、その上にいるのがグローバリストの多国籍企業群なわけですから。日本を政治で救うことはできません。 坂の上 政治にも絶望しました。政治では日本を救えないと悟りました。政治は金の支配をうけますから。金の奴隷ですから。金を出す資本家や組織にしたら、政治家はショッピングされる商品です。言いなりになってくれていたら良いのです。 内海 先住民から先住民じゃなくなった人間は、まさに地球のがん細胞中のがん細胞、ごみ中のごみぐらいに思っています。自分自身を含めて、人間は存在自体が不要とさえ思っています。人間が滅んだら、地球はすぐもとどおりになります。 病気になればいい 苦しめばいい 死んでいけばいい 全ては知ろうとしないあなたの問題である! 闇を見ろ! 目を背けんばかりの現実をここまで 剥き出しにさらけ出していいのか 医療の本質は 治すことにあらず 殺すことにあり 歴史的に医者とは下賤な職業だった 悪魔崇拝を広めるために そこに目をつけたのがロックフェラー 戦場医学はロボット修理、奴隷修理 センター試験はロボット作り 悪魔の手先が人間である 人間は地球のがん細胞中のがん細胞 人間はゴミ中のゴミ 人間が滅んだらすぐ地球は元に戻る 児童相談所は児童を固定資産としてキープする 老人施設は老人を固定資産としてキープする 医療は患者を固定資産としてキープする ホントのことを知ろうとしない人は論外です 知って何もやろうとしないのもまた論外です -
夜の恩寵
夢のなかで生まれたものは、夢のなかに還っていく。 「カリスマ」をテーマに描き出される五つの物語。 故郷の父親からの電話で三年ぶりに帰った俺を待っていたのは、相変わらず若々しい継母の姿だったが――(「神馬に乗る女」)。他、夢見の力(予知夢)がある祖母をもつ未千が、二十一歳の誕生日に高熱に浮かされて以降、それまで見ることのなかった夢を見るようになる「胡蝶」や、「夢見る家族」「金の糸」「夢の子ども」の全五篇が奏でる、夢をめぐる妖しくも美しい不思議な物語。 その問いに答えてはいけない。決して。 夢か、うつつか、それとも――。 【著者略歴】 三浦しをん(みうら・しをん)1976年東京都生まれ。2000年に『格闘する者に○』でデビュー。06年『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞、12年『舟を編む』で本屋大賞受賞。『あの家に暮らす四人の女』(織田作之助賞)、『ののはな通信』(島清恋愛文学賞・河合隼雄物語賞)、『愛なき世界』(日本植物学会賞特別賞)、『墨のゆらめき』『ゆびさきに魔法』等著書多数。『のっけから失礼します』『マナーはいらない 小説の書きかた講座』『しんがりで寝ています』等エッセイも多い。 -
乃埋商店街の渦【電子版特典付き】
さびれた商店街のトラブルや謎を解決してくれる、喫茶店の二人の美形男性。 一見素敵な彼らだが、でもこの二人、なんだかちょっと、いや、すごく、変……!? 乃埋(のうず)商店街は、地方のさびれた商店街。シャッター通り化が進みつつあり、いつまで持つか未来が見通せない。 そんな商店街に、喫茶「うずまき」はある。 店長の藤谷保(ふじたに・たもつ)も、副店長の中之瀬圭一(なかのせ・けいいち)も美形男性で、歳は三十歳前後か、年配の店主ばかりになった商店街のなかでは、とびぬけて若い存在だ。 二人はひょんな流れで、商店街で持ち上がったトラブルや謎の解決をしていくことに。 酒屋の盗難騒動、駄菓子屋の万引き事件、総菜店の親子トラブルなどの、謎を解き解決していく藤谷と中之瀬。 最初はよそ者だった彼らを評価する人たちが着々と増えてきたが、彼らの本当の思惑は、この商店街を彼らのための「渦」に巻きこむことだった。 二人の絆と執着に身悶えする、バディストーリー! 驚愕のラストに二度読み必至! == 藤谷 保(ふじたに・たもつ) 考え中の癖は喉をさすること 絞められたことがあるからさする 中之瀬圭一(なかのせ・けいいち) 毎回違う夢を言う 本当の夢はもう叶っている ◆目次 プロローグ 第一章 上柳酒店の守り神 第二章 駄菓子の葛和と枠の中 第三章 鳳惣菜の跡取り 第四章 菅澤書店の傍観者 第五章 喫茶うずまきと乃埋の未来 エピローグ 装画=星野ちいこ *電子書籍版特典として、書き下ろし番外編ショートストーリーを収録。 -
殺し屋の営業術
◎2026年本屋大賞ノミネート◎ ◎王様のブランチBOOK大賞2025 受賞◎ (TBS系 毎週土曜日 あさ9時30分から生放送) ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 大大大反響!! 大大大重版!!!! テレビ、新聞、ラジオ、雑誌で話題沸騰! 第71回江戸川乱歩賞受賞作 異例の超ハイレベル最終候補作の中で、ぶっちりぎり第1位! ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ 有栖川有栖 「乱歩賞作品の中でも異彩を放つ一作だろう」 貫井徳郎 「この物語に惚れ込みました」 東野圭吾 「読み手の心を掴む力に満ちていた」 湊かなえ 「主人公の内面の変化にワクワクしました」 横関大 「新人賞のレベルを超えた優れたエンターテインメント作品」 「営業ノルマ」は、2週間で2億円。 稼げなければ、全員まとめて地獄行き。 〈あらすじ〉 営業成績第1位、契約成立のためには手段を選ばない、凄腕営業マン・鳥井。 アポイント先で刺殺体を発見し、自身も背後から襲われ意識を失ってしまう。 鳥井を襲ったのは、「ビジネス」として家主の殺害を請け負っていた「殺し屋」だった。 目撃者となってしまった鳥井は、口封じとして消されそうになる。 絶体絶命の状況の中で、鳥井は殺し屋相手に「ここで私を殺したら、あなたは必ず後悔します」と語り出す。 「今月のノルマはいくらでしょう? 売上目標は?」 「契約率は25%……、残念ながら、かなり低いと言わざるを得ません」 「どうしてこんな状況になるまでプロの営業を雇わなかったんですか?」 そう……これは商談なのだ。 研ぎ澄まされた営業トークを矢継ぎ早に展開し、場の空気を掌握する鳥井。 「あなたは幸運です。私を雇いませんか? この命に代えて、あなたを救って差し上げます」 契約成立。 鳥井は、殺人請負会社に入社することに。 前代未聞の、「命がけの営業」が始まる――。 常識を覆す発想から走り出す、ジェットコースター・ミステリー! -
無音 忌み語を紡ぐ町
那月がD県十櫃町に帰ってくるのは、14年ぶりのことだった。電車から降りた瞬間、背がひやりとした。この町には忌み語が多い。たがい違い、アカンボ、くっつく・・・・・・そしてタカシマサキ。那月が中学時代の同級生の名、鷹島咲も忌み語のひとつだった。彼女の死を皮切りに原因不明の自殺が続いた事実と、その葬儀で聞いたおかしな声を今でも忘れられない。「ひーい」・・・・・・この世のものとは思えない、その声を。いちばんの気がかりは再婚相手の名字になり、娘の名前が「タカシマサキ」になったことだ。忌み語なんて迷信。そう思おうとしても、あの声が今でも聞こえてくる。「ひーい」・・・・・・。 娘の異様な言動が増え、いつしか笑顔が消えた。夫の不在、母の呪詛、元夫のモラハラの記憶、どんどん大きくなるお腹・・・・・・この町は私を追い詰める。「ひーい」・・・・・・。 呪いは、暴走する――。 【著者プロフィール】 櫛木理宇(くしき・りう) 1972年新潟県生まれ。2012年『ホーンテッド・キャンパス』で第19回日本ホラー小説大賞・読者賞を、 同年、『赤と白』で第25回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。他の著作に依存症シリーズ、『死刑にいたる病』『氷の致死量』『虜囚の犬』『鵜頭川村事件』『少年籠城』『死蝋の匣』『ふたり腐れ』『七月の鋭利な破片』『鬼門の村』『氷河期のゴミ』など多数。 -
ブリリアント・ジャーク 静かにチームを壊す人たち
「一人の天才がもたらすプラスよりも、その天才が周囲の意欲を削ぐことによるマイナスの方が大きい」大手動画配信サービス会社Netflixは、高い成果を上げる(=Brilliant)が、周囲に悪影響を及ぼす(=Jerk)人材「ブリリアント・ジャーク」に“居場所はない”と明言した。「ハラスメント」「心理的安全性」がそうであったように、名前がつき、構造が見えるようになることで事態は解決へと向かい始める。「ブリリアント・ジャーク」は今まさに、その時を迎えている。◆誰しもに存在しうる闇の三特性(ダークトライアド)◆「仕事を人質にとる」というカード◆個性という免罪符が招いたマネジメント放棄◆優秀な人が「闇堕ち」する土壌の共通点……etc.「名もなき違和感」として見過ごされてきた問題の正体を暴き、組織を守るための必読書。 -
アンビバレント 山上徹也が私だけに明かした謎の核心
山上徹也とは何者だったのか? その人物像、国民の誰もが気づいていない犯行の真の動機を山上が鈴木エイトだけに対面で語った! ついにはじまった安倍晋三元首相銃撃事件の裁判を傍聴し続けた鈴木エイトが、 メディアやYouTubeが伝えない事件の深層と、 山上の発言、真意を解き明かしていく。 そして、山上との4回計90分間の対話に成功。 山上が裁判で語らなかったこと、 語ったものの真意がつたわらなかったことを鈴木エイトだけに明かした。 山上が安倍晋三元首相を撃った本当の理由、その心中とは――。 「はじめに」より 私は判決公判の翌週、意を決して拘置所を訪ね、面会室で対面した山上徹也被告に、直接あの言葉が持つ強烈な違和感が示していたものの正体を確認することができた。 ――被告人質問の徹也さんの発言のなかに、気になっているものがあります。 ほぼすべての公判を傍聴し、さらには判決公判前後に山上徹也被告と拘置所で数度にわたり面会し、私なりに事件の真相に迫ることができた。本書では、そこに至る過程を示し、世間やメディアがいまだ知ることのない山上被告の真実を追っていきたい。 (目次) はじめに 序章 はじめて対面した山上徹也 第一章 初公判 第二章 検察側と弁護側の攻防 第三章 第一回被告人質問 第四章 二回目の被告人質問 第五章 三回目の被告人質問 第六章 安倍昭恵入廷 第七章 最後の被告人質問 第八章 求刑 第九章 山上徹也との対話 終章 統一教会系議員たちの復権 おわりに -
KISS 30
木原音瀬作家生活30周年記念――。 愛の本質を巧みに描く木原音瀬の幻の雑誌掲載作品「ハッピーライフ」をはじめ、未書籍化の作品を厳選し収録した珠玉の作品集。 それぞれ各作品ごとに単行本書き下ろし小説を収録、全3巻構成の第2巻。 大人気豪華漫画家陣が、卓越した文章力と唯一無二の物語世界の木原ワールドをイラストで描く。 【期間限定特典 2026年4月17日~2027年4月16日まで】 3冊購入してパスワードを集めると書き下ろし小説が読める★ 「HUG 30」「KISS 30」「LOVE 30」3巻購入特典「木原音瀬作家生活30周年記念書き下ろし小説」 ※紙書籍と電子書籍の特典は同じです。 -
学校では教えてくれないシェイクスピア
◆各メディアで掲載! ★読売新聞 大森静佳さん書評(2025年10月12日掲載) ★毎日新聞 鴻巣友季子さん書評(2025年10月18日掲載) ★週刊読書人 かげはら史帆さん書評(2025年10月24日号) ★『Meets Regional』永江朗さん書評(2025年10月号) 「こんな授業があったら、もっと勉強が好きになっていただろう。こんな先生がいたら、もっと学校に行くのが楽しかっただろう。 この本を読んでぼくのシェイクスピア観が変わった」 ★毎日新聞「2025年 この3冊」永江朗さん選(2025年12月20日) ★NHKラジオ「著者からの手紙」(2025年11月23日) ★J-WAVE『ACROSS THE SKY』(2025年12月21日) 16世紀末から現代までをタイムトラベル! 舞台芸術史研究者で不真面目な批評家・北村紗衣×男子高校生の5日間の講義録。 シェイクスピアに興味のなかった高校生たちが、「読むのが面白くなってきました」「シェイクスピアに近づけた気がする」と。そう感じた理由は? シェイクスピアと友達になれる6つのポイント 1.「無限の多様性」。暴力的な残酷描写や下ネタ満載。悲劇でもギャグやドタバタ満載。面白おかしいところと悲しいところが混在、緩急のメリハリがある作品群。 2.喜劇、悲劇、史劇、問題劇……、意外に多いロマンティック・コメディの恋愛ものなど、作品の全容がわかる! 3.良い人なのか悪人なのかもわからない。みんなシャレが好き。おしゃべりだけれど、観客が本当に知りたい物語の肝は絶対教えてくれない。登場人物たちの魅力と謎。 4.「巨匠」だからっておじけづかなくて大丈夫。シェイクスピアにも遠慮せず突っ込み、とことん楽しもう! 流通、経済効果、帝国主義――周辺をどこまでも探る。 5.シェイクスピアは「今の私たち」のために芝居を書いた! 政治の駆け引き、抑圧と差別、人種、ジェンダー……どの時代の、どの地域の人とも一緒に生きるシェイクスピア! 6.イラスト多数。登場人物が、役者たちや舞台が目に浮かぶ! 16世紀の舞台を、当時の人たちと一緒に見に行っているような気持ちを味わう。 シェイクスピアは、世の中とつながり、楽しいことを見つけ、人生を面白くするための「突破口」です。 ----------------------------------------- 本書ではシェイクスピアをそれだけで完結するものとして考えるのではなく、作品から広がるいろいろな世界を探求します。いわゆる「シェイクスピア入門」的な知識紹介もありますが、観光とか流通とかジェンダーとか人種とか批評理論とか、いったいシェイクスピアと何の関係が……と思うようなこともたくさん出てきます。読んでいただければわかるように、実は全部シェイクスピアからつながって出てくる話です。私にとって、シェイクスピアは世の中とつながり、楽しいことを見つけ、人生を面白くするための便利な窓のようなものです。(プロローグより) ----------------------------------------- 【目次】 プロローグ 序幕 授業の前に シェイクスピアを「批判的に楽しむ」授業を男子校でやる理由 第一幕 第一場 生涯 シェイクスピアは学のない劇作家だった? 第二場 作品 暴力的で下ネタ満載。良い人か悪い人かもわからない インタールード 研究室へようこそ! 参考文献を紹介します 第二幕 第一場 登場人物から作品を知る 十代の男の子が演じた女性登場人物たち インタールード 調べものにウィキペディアを使うのは是か非か 第二場 英語 リズムの乱れは心の乱れ! 第三場 『ロミオ+ジュリエット』を見る うっかりミスや手違いで、若者たちが非業の死を遂げるのはなぜ? 第三幕 第一場 戯曲は設計図 頭の中に演出家を住まわせてみよう 第二場 舞台 大砲で火事に! 現在とは大違いのステージ 第四幕 第一場 『オセロー』を人種とジェンダーから読む 妻が本当に不倫していたら、オセローは何をするべき? 第二場 映画『O』を見る 舞台は二〇〇〇年頃のアメリカの高校。現代化する時の面白さと難しさ 第三場 批評とは 褒めるのもけなすのも証拠を挙げて インタールード 三コママンガを描いて、自分の着目点を知ろう 第五幕 第一場 批評の講評 書きたいことを書けない時は 第二場 出版と読者 一冊一〇億円、ファースト・フォリオを探せ! 第三場 観客 シェイクスピアを未来に残していくのは私たちだ エピローグ -
盾と矛
罪を犯した者を必ず捕らえて有罪にする「絶対に逃さない探偵」草津正守。旧友である霧島は、草津の「助手」として彼の探偵事務所に勤めている。 ある日、雪山の別荘で発生した殺人事件の調査が舞い込み、霧島は現地調査へ向かう。事務所に戻った霧島から報告を聞いた草津は、すぐさま犯人を見抜く。 早くも事件解決――と思われた矢先、犯人確定に必要な証拠が「消失」してしまう。 事件を隠蔽・捏造して犯人を確実に逃がす「必ず無罪にする仕事人」ヒミコが裏にいると気づく草津。 「事件は犯人が分かってからが本番だよね」 草津は霧島と共に現地へ臨場し、仕事人ヒミコとの上書き推理合戦に挑む! -
絶望の凶弾 安倍元首相銃撃事件 山上被告を追った1294日
2022年7月8日、安倍晋三元首相が選挙演説のさなかに山上徹也によって銃撃された。 凶弾を放った山上の「絶望と危機感」の正体とは何か。 なぜ、山上はここまで追い詰められたのか。 戦後初めて、首相経験者が殺害された悲劇は、社会の何を炙り出したのか。 事件当日から判決までの1294日間、山上を追い続けた読売新聞大阪本社記者による渾身のルポルタージュ。 -
インクルーシブな英語――多様性の時代に偏見・差別を生まない表現
★あらゆる偏見を排し、違いを受け入れる言葉遣いを学ぶ 障がい者のほか、性別、年齢、人種、文化、宗教、身体状態、性的指向などが異なるすべての人々とともに学び、働き、生活するうえで、どんな言葉遣いを心掛けるべきか? あらゆる偏見を排し、違いを受け入れ、すべての人々を「包み込む」(include)言語を学ぶ。 豊富な実例とともにインクルーシブ表現をくわしく解説。 [中村桃子(言語学者、『女ことばと日本語』ほか)推薦] お互いの違いを尊重するインクルーシブな社会。 そんな社会の実現のためには、ことばがとても大切です。 ことばが変われば、社会も変わります。 本書はインクルーシブな英語の書き方を通して、その考え方も教えてくれます。 クイズや練習問題も盛りだくさん。 読み進むうちに、あなたの視野を広げてくれる刺激的な1冊です! 自閉症の人、発達障がいの人、精神的な病を持つ人、色覚障がい者、聴覚障がい者、定型発達者……。 認知症の人、薬の依存症の人、同性愛者、高齢者、独身女性、貧しい人……は英語で何と言う? 答えは本書の中! 〈目次から〉 第I章 文字通りの意味と隠れた意味 1 語の隠れた意味(ポジティブ、ネガティブ、中立) 2 コノテーションを考慮しインクルーシブな語を選ぶ 第II章 インクルーシブ言語 1 ジェンダー・ニュートラル(性的中立) Words Matter コラム1 nonbinary they と宇多田ヒカル Words Matter コラム2 Merry Christmasなどの挨拶 2 年齢 3 the+形容詞 4 障がい Words Matter コラム3 politically correct (PC) とinclusive は何が違う? Words Matter コラム4 para とは? 5 性的指向と性自認 Words Matter コラム5 「性別」を示すgender とsex の違い Words Matter コラム6 queer の復権 6 人種 Words Matter コラム7 「肌色」のクレヨンと下着 第III章 言葉の影響とインクルーシブ言語の理念 1 職業と性別の先入観 2 言葉による印象操作 3 インクルーシブ言語に対する批判と理念の大切さ 第IV章 ジェンダー・ニュートラルな英文を書くコツと長文問題 1 ジェンダー・ニュートラルな英文を書くコツ 2 長文問題 -
HACK
一般読者から、 「圧倒的な没入感」 「世界の解像度が上がる」 というレビュー続々! 今度の「マネーロンダリング」は、暗号資産(=仮想通貨=クリプト)! これが令和の冒険ミステリーだ!! 橘玲11年ぶりの書き下ろし長編。 2024年、秋。 暗号資産で得た利益への課税を逃れ、バンコクで暮らすハッカーの樹生(たつき、30歳)は、大麻ショップの屋上で日本人の情報屋・沈没男(ちんぼつおとこ)から相談を受ける。彼は、特殊詐欺で稼いだ違法資金を、ビットコインを使ってマネーロンダリングしたい、というのだ。 頭脳明晰だが退屈な日々を送る樹生は、その話に乗ることにした。彼にとってはハッキングもマネロンもクリプト(暗号資産)もすべて「ゲーム」だった。 そんな樹生は、五年前のスキャンダルで失踪した元アイドル咲桜(さら)がバンコクにいることを知り、そして彼女から連絡を受けたことがきっかけで、国際的な「陰謀世界」へと迷い込んでいく——。 樹生にとって、最初は取るに足らないゲームのはずだった。彼に近づく検察と公安の諜報機関。北朝鮮のハッカー集団ラザルス。関知せず動かないタイ警察。なぜか樹生にコンタクトを取り続ける伝説のハッカーHAL(ハル)---。 ハッキング技術を駆使した、目眩くマネーロンダリング手法と、二重三重に仕組まれた罠と裏切りで、狙い狙われるのは、10億円が500億、そして2500億円へと瞬く間に膨れ上がる北朝鮮の暗号資産マネー——。 -
降りる人
〇「滑稽でもあり哀れでもある主人公が、実在の人物に思えるほど描写が自然で的確」(冲方丁/選評) 〇「名作が名作として読者の心に届く瞬間を目の当たりにできた思いで胸が熱くなった。」(辻村深月/選評) 〇「選評を書いているいまも、得がたい余韻がつづいている。」(道尾秀介/選評) 〇「淡々とした、ときにはユーモラスな語り口ながら、最後の一行まで緊張感が失われないのは、主人公の根源的な戦いを、緻密に、正確に、描いているからだ。感銘を受けた。」(森見登美彦/選評) 〇「こういう人の、こういう日々こそを、青春と呼びたい。いや、呼ばせてください。」(尾崎世界観) 心身ともに疲弊して仕事を辞めた30歳の宮田は、唯一の友人である浜野から、期間工は人と接することの少ない「人間だとは思われない、ほとんど透明」な仕事だと聞き、浜野と共に工場で働くことに。 絶え間なく人間性を削り取られるような境遇の中、気付けば人間らしい営みを求めるようになっていく宮田だったが、実はある秘密を抱えており――。 選考委員の胸を打った、第16回小説野性時代新人賞受賞作! -
読むと死ぬ本
それでもこの本を開こうとするあなたへ。 お急ぎでない場合は、身辺の整理を済ませておくことを強くお勧めします。 正直なところ、どこまで読んだら「この本を読んだ」という判定になるのか判断しかねるのが心苦しいところです。 警告はしました。 かつてロシアには「読むと死ぬ本」が存在しました。 日本でも翻訳され、読者が本当に次々と亡くなっていったため、この世から消えた--はずでした。 今、私の目の前に現れた一冊の本。 この本を開いたときから、私の運命は狂い始めたのです。 【あらすじ】 ベストセラー作家を夢見ながらも売れない小説を書き続ける私。ロシアで「読むと死ぬ本」と呼ばれる本を書き、謎の生涯を送ったセージャ・ダビニフスのドキュメントを書き上げ、担当編集の氷上さんに手渡すと、「実は見つかったんですよ、本物が。彩藤さん、読みたくありませんか……?」と告げられた。本当に読むと死ぬというのだろうか。その呪いは本物なのだろうか。私は興味をひかれつつもその日は答えを出さずに帰宅した。そして、その日、あの人に死が訪れた--。現代によみがえった本が、私の生活を侵食していく。いやだ、死にたくない。だれか助けてください。 ひらけば最後、死が訪れる――。 -
沸騰大陸
「生け贄」として埋められる子ども。 78歳の老人に嫁がされた9歳の少女。 銃撃を逃れて毒ナタを振るう少年。 新聞社の特派員としてアフリカの最深部に迫った著者の手元には、生々しさゆえにお蔵入りとなった膨大な取材メモが残された。驚くべき事実の数々から厳選した34編を収録。 ノンフィクション賞を次々と受賞した気鋭のルポライターが、閉塞感に包まれた現代日本に問う、むき出しの「生」と「死」の物語。心を揺さぶるルポ・エッセイの新境地! -
前川さん、すべて自邸でやってたんですね
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 著者は、日本のモダニズム建築を牽引した建築家・前川國男の晩年に間に合った所員であり、前川没後に、前川の最初の自邸「旧前川邸」を「江戸東京たてもの園」に再建する際には事務所の責任者として指揮をとった。本書は、仕事の折々に前川國男が漏らした含みのある言葉に込めた意味が、初期の作品「旧前川邸」に凝縮していたという著者の発見を紹介する。高度成長期の真只中でも建築を取り巻く社会構造の危うさを憂慮し、警告を発し、闘い続けた前川が晩年に漏らしたインフォーマルな言葉は、現代の困難な状況の中でも社会のためによい建築をつくろうとするすべての人に、共感と勇気を与えてくれる。 巻末に、著者による前川國男作品系統図を掲載。従来の前川論とは異なる作品の類別を提示している。 -
いわゆる「サザン」について
サザンオールスターズのやめそびれた歴史と、その真実。 昨年2023年にデビュー45周年を迎え、今年2024年には新作オリジナル・アルバムの制作を発表するなど今もなお精力的な活動を続け、その名曲の数々で常に日本のミュージックシーンを牽引し続けている唯一無二のバンド、サザンオールスターズ。 そんなサザンの誕生から国民的アーティストになるまで、そして無期限活動休止を経て現在に至るまでの軌跡を、音楽評論家 小貫信昭氏が余すところなく克明に綴りました。 40年以上にわたり、ことあるごとに取材をし、唯一その言葉を聞き続けた小貫氏だからこそ書けた、「サザンオールスターズについて」の決定版。サザンの歴史を振り返りながら彼らの楽曲や音楽人としての魅力、そしてこれからを紐解く、音楽ファン必読の一冊です。 本書は私が長年にわたりサザンオールスターズを取材して知り得たこと、感じたことをもとに書き下ろしたものである。たいへん有り難いことに、ほぼ執筆し終わろうかという時に、新たに桑田さんに時間を頂き、追加取材もした。文中に引用させて頂いた桑田さんの発言は、出典を明記しているもの以外、すべて直接ご本人に伺ったものから構成している。しかし一貫して言えるのは、サザンオールスターズの「作品」こそが主役の本、ということだ。 (本文より) 昔々、"軽薄なノリ"が名誉であり、ヤンチャなものに対してやや寛容な時代があった。 ついつい、調子に乗ってそれをやめそびれた我々は、 未だに「まともな音楽人」として衆人に認知されていない。 ーーーサザンオールスターズ・桑田佳祐 目次 序章・サザンオールスターズ誕生 1章・1978年~「勝手にシンドバッド」の衝動と「いとしのエリー」の老獪さ 2章・1981年~「ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)」で得た自信 3章・1985年~2枚組大作『KAMAKURA』は「終わり」の「始まり」 4章・1987年~デビュー10周年 復活を告げる「みんなのうた」 5章・1991年~甘くてしょっぱい「涙のキッス」でチャートを席巻 6章・1995年~「マンピーのG★SPOT」誕生の瞬間 7章・1999年~新たな代表曲「TSUNAMI」が描く「侘しさ」とは 8章・2003年~不退転の覚悟と『キラーストリート』の充実 9章・2008年~スタジアムも泣いた「無期限活動休止」の夜 10章・2019年~下を向きがちな世の中にこそ“SMILE”を 終章・2023年~バンドの半世紀へ向け、桑田から届いた本音のメッセージ あとがき ◆著者プロフィール 小貫 信昭 (おぬき のぶあき) 1957年東京都生まれ。1980年、『ミュージック・マガジン』を皮切りに音楽について文章を書きはじめ、音楽評論家として 40年以上のキャリアを持ち、 長年にわたりサザンオールスターズの魅力を言葉として紡ぎ続けてきた。著書に『歌のなかの言葉の魔法』『小田和正ドキュメント1998-2011』『Mr.Children 道標の歌』『槇原敬之 歌の履歴書』など。 -
死蝋の匣
茨城県の住宅で顔面に劇薬をかけられ滅多刺しにされた男女の死体が発見される。 現場には犯人の下足痕・指紋・DNAまでもが残されていた。 関係者を洗う敷鑑班に割り振られた捜査一課の和井田は、被害者たちがジュニアアイドル事務所を経営し、12歳以下の幼い少年少女にきわどい仕事をさせていたとの情報を掴む。 多方面から恨みを買っていたと確信する和井田のもとへ指紋鑑定の結果が。 指紋は椎野千草という女性のデータと一致し、彼女はかつて起こった一家心中事件の生き残りで、和井田の親友・白石が家裁調査官として担当した少女だった。 和井田は千草の話を聞くために白石を訪れるが、白石は「彼女に人は殺せない」と主張。 それには千草の父親が起こした一家心中事件が深くかかわっていた。 -
人斬り以蔵の道理
忠臣か、異常者か。最恐の暗殺者の本性とは? 「死んだら助かるろう? 幸せになれるがよ」 元治元年(一八六四年)、土佐藩の獄卒・小田切聡介は尋問の場にあった。罪人の名は岡田以蔵。かつて幼なじみであったこの男は、数多の人々の命を奪った罪に問われ、さらには聡介の兄を殺害した下手人である可能性があった。張りつめた空気の中、以蔵は子どもの頃と変わらぬ笑顔で、自らが手を染めた殺人の記憶を語り始める。 幕末期の記録に残る岡田以蔵の不可解な言動。そこには、常人には理解しがたい恐るべき「道理」が存在した――。 気鋭の筆が「人斬り以蔵」の謎に迫る、戦慄の歴史サスペンス。 -
新薬に出会うまで 私の履歴書
サントリーの営業から大手製薬会社・第一三共のトップとなった著者が、自らのあゆみを振り返りながら、人を救うことができる創薬事業のすばらしさを語る、波瀾万丈の半世紀。 祖父・中山福蔵(元参議院議員)、祖母・中山マサ(元厚生大臣)、父・中山太郎(元外務大臣)という政治家一家に生まれながらも、「自分に政治家は向かない」とサントリーに入社した著者。居酒屋へ酒の飛び込み営業をする日々を過ごすも、経験のまったくない医薬事業部へ異動となり、この異動が大きな転機となる。 創薬のやりがい・素晴らしさに気づき、医薬事業を支え発展させると誓うも、医薬事業部は第一製薬に買収されることに。300人の社員を説得し、自らも一緒に第一製薬に移るが、今度は三共と合併、第一三共のトップに就任すると、買収したインド後発薬大手企業の巨額な損失を取り戻すべく奔走する。 「私の履歴書」(2023年6月、日本経済新聞朝刊掲載)で語られる、それまでの新薬と後発薬の開発によるハイブリッドビジネスモデルから、抗がん剤領域に絞った事業の大転換を行い経営を安定させた手腕は必読である。 他に「あすへの話題」(2019年7月~12月、日本経済新聞夕刊掲載)、「こころの玉手箱」(2022年1月17日~21日、日本経済新聞夕刊掲載)、『日経ビジネス』(2021年4月12日号)に掲載された「有訓無訓」も同時収録。特に「あすへの話題」は、わかりにくいとされる創薬事業の複雑な仕組みや現場の様子が詳しく書かれ、好評を博した内容であり、著者の人生哲学から創薬事業のポイントまでつかめる1冊となっている。 -
水脈
『痣』の名コンビ宮下刑事&真壁刑事が帰ってきた! 【著者からのコメント】 真壁、宮下という〝無茶〟な刑事コンビが初登場した作品が『痣』(徳間文庫)でした。 その後、この2人に人気が出て、わたしの作としてはめずらしくキャラがひとり歩きし、版元をまたいであちこちの作品に登場することとなりました。(少しでも顔を出している作品の総部数は80万部を超えます) あの二人組が、本作『水脈』で、堂々〝主役〟として戻ってきます。 そして、シリーズものを書かないわたしとしては、初の「続編」チャレンジになります。 今回は、エリート血統の帰国子女という「お荷物」のお守りをしながら、未知の闇に挑みます。 事件を解決するのか、ぶち壊すのか。最後まで流れゆく先がわからない『水脈』をご堪能いただければと思います。 【あらすじ】 神田川の護岸に設けられた排水口から、遺体が発見された。 台風の雨で増水した影響で、遺体は地下水路の「暗渠」を通って流れ着いたようだ。死後数日経過しており、猛暑で一部は腐敗も始まっていた。 和泉署に合同捜査本部が立てられ、宮下は久しぶりに真壁と組むことになるのだが、そこには“お客様”も加わることになった。 暗渠に妙に詳しいその客は謎に包まれていた――。 この事件は濁流のひとつにすぎない。 地底には、見えない「水路」が無数に広がっている―― 【主な登場人物】 ・宮下真人 警視庁高円寺北署、刑事課所属。奥多摩分署時代、真壁と組んでいた。 ・真壁修 奥多摩分署から警視庁捜査一課へ引き抜かれる。現在は特務班所属。 -
乱歩殺人事件――「悪霊」ふたたび【電子版特典付き】
江戸川乱歩のいわくつきの未完作「悪霊」 デビュー百年を越え、いま明かされる、犯人・蔵の密室・謎の記号の正体。 そして、なぜ本作が、未完となったのか―― 乱歩の中絶作を、芦辺拓が書き継ぎ完結させる! そのうえ、物語は更なる仕掛けへ……。 1923年(大正12年)に「二銭銅貨」でデビューし、探偵小説という最先端の文学を日本の風土と言語空間に着地させた江戸川乱歩。満を持して1933年(昭和8年)に鳴り物入りで連載スタートした「悪霊」は、これまでの彼の作品と同様、傑作となるはずだった。 謎めいた犯罪記録の手紙を著者らしき人物が手に入れ、そこで語られるのは、美しき未亡人が不可思議な血痕をまとった凄惨な遺体となって蔵の2階で発見された密室殺人、現場で見つかった不可解な記号、怪しげな人物ばかりの降霊会の集い、そして新たに「又一人美しい人が死ぬ」という予告……。 期待満載で幕を開けたこの作品はしかし、連載3回ののち2度の休載を挟み、乱歩の「作者としての無力を告白」したお手上げ宣言で途絶した。 本書は、『大鞠家殺人事件』で日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞を受賞した芦辺拓が、乱歩がぶちあげた謎を全て解き明かすと同時に、なぜ「悪霊」が未完になったかをも構築する超弩級ミステリである。 【電子版特典】 「芦辺拓+江戸川乱歩特別対談 ~「悪霊」の九十年ぶり完結を記念して~」 (※芦辺拓書き下ろし) -
母、アンナ ロシアの真実を暴いたジャーナリストの情熱と人生
いまプーチンが、最も世界に読まれてほしくない本! アンナ・ポリトコフスカヤ。彼女が殺されたのはプーチンの誕生日だった。 娘は語る。「わたしの母は、ロシア当局にとってのみならず、一般の人たちにとっても、つねに居心地の悪さを感じさせる人だった。兵士や犯罪組織、そして戦争という『肉挽き機』に巻きこまれた一般市民について、残酷な真実をありのままに報じ、苦悩や流血、死、ばらばらになった肉体、打ち砕かれた希望を文字にした」 ロシアを代表するリベラル紙「ノーヴァヤ・ガゼータ」の記者アンナ・ポリトコフスカヤは、死の間際まで、第二次チェチェン戦争や、プーチン政権下のロシアにおける汚職や犯罪、「沈黙の掟」についてペンを執りつづけた。2006年10月7日、アンナがモスクワの中心部にある自宅アパートで殺害されると、その姿はたちまち言論の自由の象徴となった。 当時二十六歳だった娘のヴェーラは、その日以降、兄のイリヤーとともに、正義のために戦ってきた。そして、ロシアの司法機関の緩慢や杜撰、矛盾する情報やあまりに理不尽な憶測といった問題を、身をもって経験してきた。それでも彼女は、母アンナの遺した教訓を人々の記憶にとどめるために戦いつづけてきた。「勇敢でありなさい。そしてすべての物事を然るべき名前で呼ぶのです。独裁者は独裁者と」 ロシアによるウクライナ侵攻が始まると、ポリトコフスカヤという名字はふたたび殺害の脅迫の対象となり、ヴェーラは家族とともに、行先を伏せて国外へ移り住むことを余儀なくされた。彼女が本書の執筆を決意したのは、母アンナがその腕に抱くことの叶わなかった孫である自身の娘、そして全世界の人びとの記憶に、母の物語を刻みたかったからだ。ウラジーミル・プーチンの政治を歯に衣着せずに批判し、人々を脅かす「大ロシア帝国」構想の立役者となった元KGB将校によってロシアでおこなわれてきた人権侵害を怯むことなく告発した、ひとりの女性の唯一無二の物語を。 【内容】 プロローグ 哀惜の響き 第一章 「眠らない目」 第二章 父 第三章 クーデター 第四章 プーチンの王国 第五章 報道と検閲 第六章 母なら「戦争」と呼んだだろう 第七章 貧しき者たちの戦争 第八章 脱出 第九章 約束 第十章 「こんなこと二度とごめんだわ」 第十一章 モスクワの錯乱者 第十二章 わたしだったかもしれない 第十三章 兄妹、記憶をたぐりよせて 第十四章 プーチンの毒薬 第十五章 幸せはココナッツチョコレート 第十六章 マーティンとファン・ゴッホ 第十七章 襲撃 第十八章 徒労 第十九章 最後の取材 第二十章 自由の国の亡霊 第二十一章 家が燃え、橋が焼け落ちる -
イメージをカタチにするロゴデザイン 65のヒントで見つかる自分だけのアイデア
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ロゴを作りたい!ぼんやりとしたイメージはあるけど、具体的なデザインが思い浮かばない」本書はそんな方に向けた、わかりやすく実践的なロゴデザインの解説書です。 「ポップ」「エレガント」「伝統的」「スタイリッシュ」といったイメージ別にロゴの見本を掲載。それぞれのデザインのテクニックやポイントもしっかりと解説します。 本書にはロゴデザイナーである遠島啓介氏がデザインする250以上のロゴを掲載。ページをめくるたびに素敵なロゴが目に入ります。ロゴの基礎知識や、「擬人化」や「反復」「誇張」などのよく使われる手法についても紹介。 1冊でロゴづくりの基本がすべてわかる!ノンデザイナーでも「イメージ」に合ったクオリティの高いロゴが作れるようになります。 -
The Power Law(ザ・パワー・ロー) ベンチャーキャピタルが変える世界
インテル、アップル、グーグル……。世界を変えた企業の誕生と成長を演出したベンチャーキャピタルの内実を活き活き描く、興奮のノンフィクション。 ・数多のスタートアップから原石を見つけ、世界を変革する巨大企業へと導くベンチャーキャピタル。彼らは、何に突き動かされ、どうやって企業(創業者)を見極め、どう育てて、莫大な投資収益を生み出していくのか――。 ・数百人にわたるインタビューで多くの関係者を取材、「The Power Law(べき乗則)」が支配するベンチャーキャピタルの世界--数少ない成功が、巨額の利益を生む--の秘密を解き明かす。 ・スティーブ・ジョブズ、孫正義、ジャック・マー、イーロン・マスク、ジョン・ドーアなど世界的に活躍する登場人物が織りなすストーリーはまさに発見と驚きの連続で、エンターテインメントとしても超一級の読み物となっている。 -
英熟語の鬼100則
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『熟語になると、この単語がこんな意味を持つのはなぜ』 謎が解ければ、見えてくる! 記憶できる! 全部知ってるはずの、簡単な単語なのに 予想外の意味が出る「熟語」や「構文」。 それぞれの構造を読み解き、 単語や、その組み合わせにより 表される<気持ち>を理解できれば なるほど、ストンと肚に落ちます。 たとえば「クジラの構文」。 クジラ?馬?こんなもんどこで使うんだ?と思いつつ力業でパターンを覚えませんでしたか? それが…no moreの<気持ち>がわかれば、 みるみるクリアになり使いこなせます。 もちろん、『英文法の鬼100則』で学んだ 文法知識と連動させると、その理解はさらに深く、吸収はさらに加速される仕組みになっています。 つらい暗記はもう終わり。 認知言語学を下敷きに、気持ちから英語を学ぶ、 わかる喜びをあなたにも。 -
テレビはプロレスから始まった 全日本プロレス中継を作ったテレビマンたち
あの頃、「テレビじゃなければ見られないプロレス」があった 力道山の姿を一目見ようと街頭テレビに群集が押し寄せた黎明期、日本プロレスの熱狂、全日本プロレス旗揚げの真実、プロレス実況の飛躍、バラエティとプロレス、あの頃の「裏方」たちの狂騒。 名プロデューサー原章を筆頭に、徳光和夫や福澤朗ら時代を彩った名実況者に取材。 【目次】 まえがき 第1章 テレビがまさしくプロレスだ 第2章 鉄の爪を逃さない 第3章 テレビはプロレスを「作れない」 第4章 ブラウン管ごしの抗争 第5章 「プロレスは正力の遺産だ」 第6章 厳しい船出 第7章 リングのスター、テレビのスター 第8章 お茶の間の人気をとる 第9章 土曜8時の終焉 第10章 夕方5時半時代 第11章 「放送はどこまで行っても大衆への奉仕である」 第12章 「一人の人間の生きざまを見せる」 第13章 プロレス中継、斜陽の時代 第14章 プロレスニュース 第15章 終幕へ 第16章 別れ あとがき -
占領期 首相たちの新日本
吉野作造賞受賞作 「亡国の再生」に挑んだ5人の首相たち 敗戦2日後に誕生した東久邇内閣を皮切りとして、7年後の占領統治の終焉までに、幣原、吉田、片山、芦田、再び吉田と5人の首相、6代の内閣が生まれた。眼前には、非軍事化、民主化、食糧難、新憲法制定等、難問が山積する。占領という未曾有の難局、苛烈をきわめるGHQの指令のもとで、日本再生の重責を担った歴代首相たちの事績と人間像に迫る。 本書は占領下で重い荷を負った「首相たちの新日本」を再現せんとする試みである。戦後日本の再生のドラマを、通史的に描くのではなく、5人・6代の首相たち(吉田のみ再度、政権についた)が、何を想い、何を資源として、この地に堕ちた国を支え上げようとしたか。そして何に成功し、何に行き詰まったか。「人とその時代」を6つ重ね合わせるスタイルで描こうとの試みである。――<本書「まえがき」より> ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 -
絶対に明かされない世界の未解決ファイル99 コンパクト版 ファティマ第三の予言からチュパカブラまで
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 遺跡、暗号、奇跡、超常現象、予言、怪物、UFO、凶悪事件、大事故など、何千年も前の古代から21世紀の現在まで、世界各地で発生した人類史上の99の“未解決ミステリー"を、時間と空間を超えて訪ね歩き、その真相に迫ります。 超古代文明や人々の興味をかき立てる陰謀論、怪奇的なうわさ、うずまく異説・新説。そして血なまぐさい犯罪や王室スキャンダルなどの人間臭い未解決事件まで、各エピソードに謎に満ちた写真や図版を収録。 * 本書は2014年12月に発行した「絶対に明かされない 世界の未解決ファイル99」を改題し、仕様を変更したものです。 -
機龍警察 白骨街道
国際指名手配犯の君島がミャンマー奥地で逮捕された。日本初となる国産機甲兵装開発計画の鍵を握る彼の身柄引取役として官邸は警視庁特捜部突入班の三人を指名した。やむなくミャンマー入りした三人を襲う数々の罠。沖津特捜部長は事案の背後に妖気とも称すべき何かを察知するが、それは特捜部を崩壊へと導くものだった……傷つき血を流しながら今この時代と切り結ぶ大河警察小説、因果と怨念の第6弾。 -
SNS時代のフォトグラファーガイドブック
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 写真が好き、SNSが好き でも、どう活用していいのかわからない…… そんなあなたのためにつくりました! WEBマガジン「XICO」(ヒーコ)がプロデュースする SNS時代に求められるフォトグラファーのあり方をまとめた1冊。 7名のフォトグラファーの思考・信条を通じて、 SNSを活用して、写真活動を広げていく方法を紹介します。 ▼執筆陣は7名、総フォロワー数は100万人超! ・黒田明臣(@crypingraphy) ・もろんのん(@moron_non) ・ENO(@eeeno1218) ・haru wagnus(@HaRu_Nus) ・高橋伸哉(@shinya_1972_) ・宮瀬浩一(@koichi1717) ・別所隆弘(@TakahiroBessho) -
声の物語
近未来のアメリカ、すべての女性は一日100語以上喋ることを禁じられた。その中で怒りを抱えながら夫と子供たちと暮らす認知言語学者のジーンの生活に、ある日転機が訪れる。声を、愛を、創造を奪われた女たちを描く、いまこの時代に読むべきディストピア物語。解説収録/丸屋九兵衛 -
ソーシャルメディアで億万長者になる! 最強インフルエンサー術
<いまの仕事にうんざりしているなら、この本を読め!そして自分を売りだせ!>NYタイムズ、実用書部門で初登場第1位! Twitter、YouTube、Facebook、Instagram…「次世代のザッカーバーグ」と称されるゲイリー・ヴェイナチャック。ソーシャルメディアの世界で最も稼ぐ伝説の起業家が、ビジネスにおけるSNS活用の全テクニックを伝授する。 強いパーソナルブランドこそが成功の秘訣! 年商300万ドルのワイン会社を5年で6000万ドル企業へと成長させ、今や年商1億2500万ドルのメディア会社を経営するヴェイナチャック。彼を成功に導いた究極の絶対法則とは!? 本書ではメソッドで成功をおさめたインフルエンサーたちの事例20を詳細に紹介する。 -
ワンミッション 米軍発、世界最先端の組織活性化メソッド
組織はなぜ、力を発揮できないのか? 本書の最大のテーマは「スタートアップ企業のようなスピードと敏捷さで、大きな組織を動かすにはどうすればいいのか?」。その具体的な方法を、本書は実例をもとに解説する。 現在、ほとんどの組織は、専門性や職務で区分された縦割り型の「官僚制モデル」を採用している。各部署はスピード感をもって動いても、組織全体で見ると、決断や行動に時間がかかり、 部署間の連携も悪く、パフォーマンスが出ないケースが非常に多い。複雑性と不確実性が増す現代において、「官僚制モデル」は不適合を起こしている。 たとえば「官僚制モデル」の指揮命令系統は、伝言ゲームのように部署や部門をへるごとにメッセージがゆがめられ、不信感が増幅してしまう。 その結果、情報の鮮度が落ちる前にスピード感をもって組織全体で生かすことができない。 本書では、従来の「官僚制組織モデル」に「ネットワーク型組織」を重ね合わせた「ハイブリッド・モデル」をそのソリューションとして提唱する。 -
昨日までの世界
「現代社会を深く考えるための必読書」――養老孟司 「ダイアモンド文明論の決定版的集大成」――福岡伸一 ■600万年におよぶ人類の進化の歴史のなかで、国家が成立し、文字が出現したのはわずか5400年前のことであり、狩猟採集社会が農耕社会に移行したのもわずか1万1000年前のことである。長大な人類史から考えればこの時間はほんの一瞬にすぎない。では、それ以前の社会、つまり「昨日までの世界」の人類は何をしてきたのだろうか? ■領土問題、戦争、子育て、高齢者介護、宗教、多言語教育……人類が数万年にわたり実践してきた問題解決法とは何か? ピュリツァー賞受賞の世界的研究者が、身近なテーマから人類史の壮大な謎を解き明かす、全米大ベストセラーの超話題作! 「本書はひとりひとりの人生や生活、日々の選択といった個人の興味関心に直接関係するテーマを扱っており、私の著作のなかではもっとも生活に身近な内容になっている」(「日本語版への序文」より) -
PC遠隔操作事件
2012年、パソコンを乗っ取られた人々が、遠隔操作で飛行機の爆破予告や小学校の襲撃予告などを書いたことにされ、うち4人が誤認逮捕されるという事件が起きた。この通称「PC遠隔操作事件」の犯人・片山祐輔は、そもそもなぜ一文の得にもならないこのような事件を引き起こさなければならなかったのか? なぜ警察・検察・メディアは、片山の情報発信にミスリードされ続けたのか? 読んだ人の腹にズシンとくる、560ページ52万字。 -
クトゥルフ神話TRPG リプレイ るるいえあかでみっく
そろそろ受験のことが気になるさやかは御津門大学を見学に。そこで遭遇する不思議な先生や謎の先端技術がさやかを新たな神話体験へといざなう! 傑作ホラーTRPG『クトゥルフ神話TRPG』が良くわかる! 「ねぇ……やっぱり私にむったんを助けさせてくれないかなぁ?」 復活したさやかは、睦らとともに辰巳と佐々原がいる御津門大学を見学に。そこには水無瀬准教授や「あの先生」とだけ呼ばれる謎の外国人講師が。そして最先端技術の被験体となったさやかの体に異変が……。日本のミスカトニック大学とも言われる御津門大学を舞台とする、人気シリーズ第10弾! -
クトゥルフ神話TRPGリプレイ るるいえあーかむしてぃ
消えたさやかの手掛かりを求め、古き良きアメリカはアーカムを訪れた睦たち「るるいえ堂」メンバー。彼らはアーカムに巣くう人外に立ち向かうのだが……! 新メンバーのケイトと睦たちが繰り広げる第9弾! -
クトゥルフ神話TRPGリプレイ るるいえみつかどにっく
地味な女子高生たちの間で流行しているSNS「OTHERS」。彼女たちがそこで和訳をしている一冊の洋書――それは魔導書だった。声紋認証によってログインできるシステムにより、無意識に呪文を唱えた彼女たちは徐々に宇宙的恐怖を呼び寄せてしまう……。『御津門学園ゲーム部の冒涜的な活動』の探索者・あいりや『みなせゼミの名状しがたき夏休み』の探索者・水無瀬と協力し、SNSを配信した正体を突き詰める!! 大人気『クトゥルフ神話TRPG』のリプレイ第8弾! -
ポル・ポト〈革命〉史 虐殺と破壊の四年間
人口を4分の1減らした「革命」「解放」の真実。囚人14000人、生還者7人の監獄。無軌道に展開した強制労働、密告、そして処刑。社会基盤を破壊し全国民の4分の1を死に追いやったポル・ポト政権はいかにして「革命」を遂行したのか。20世紀最大の蛮行、その軌跡と背景を完全解読。(講談社選書メチエ) -
[改訂版]相手を「必ず動かす」英文メールの書き方
メールしたけれど、返事が来ない、依頼通りに進まない、交渉に応じてくれない…。全ての原因は「書き方」にあったのです。大手企業200社以上での指導実績をもつ著者が、状況と立場に応じた英語表現の使い分けを押さえ、「相手が無視できない」「自分の目的に沿って相手に行動を起こしてもらえるようにする」メールの書き方を指南します。 ●計144種類の戦略を駆使してあらゆるトラブルに対処 本書の眼目は、相手との力関係、状況の緊急度などの観点に基づく「トラブル対処のための書き方の戦略」144。実践例の英文も豊富に収録されており、実践の場での使い勝手は抜群。ビジネスパーソンのための「戦略的英文メールデータベース」として活用できる。 ●「ソフトな書き方」と「キツイ書き方」の比較に学ぶ 144の戦略を押さえた後は、応用例として、30の状況別に、普通の相手向けの「ソフトな書き方」と、仕事をしてくれない相手向けの「キツイ書き方」を比較。礼儀をわきまえつつ、相手に応じてどのように表現の強さを変えていけばいいのかが分かる。 ●巻末付録は2本立て。「交渉に役立つ文例120」を新しく追加 1つ目の付録は、改訂前から高評価をいただいていた「依頼表現100」。依頼の強制力の強さを基準に6段階に分類されたフレーズが学べる。このたびの改訂版では、2つ目の付録として「交渉に役立つ文例120」を用意。「礼儀正しいソフトな表現40」「プレッシャーをかける表現40」「ソフトにプレッシャーをかける表現40」の3部構成で、相手の対応をコントロールするための実践的な戦略が分かる。 ※本書は、2004年に刊行された『相手を「必ず動かす」英文メールの書き方』の改訂版です。内容の一部をアップデートしたほか、付録2「交渉に役立つ文例120」を新しく追加しています。 対象レベル:英検2級/TOEIC TEST500程度から 【著者プロフィール】 ポール・ビソネット(Paul Bissonnette): カナダ・モントリオール生まれ。カナダのカールトン大学卒業後、1975年に来日。レンセレア・ポリテクニック・インスティテュートでテクニカルコミュニケーションの修士号を取得後に再来日。現在に至るまで、トヨタ、武田薬品、JAXAをはじめ200社を超える大手企業でビジネスライティングおよびテクニカルライティングを指導。東京外国語大学講師として10年間の指導経歴を持ち、連載・書籍などの執筆活動も行う。2005年には、ドキュメント・コンサルティング・ファームとしてピー・ビー・ライティングセンターを設立し、ビジネスライティングに特化したソリューションを提供している。【※本作品はブラウザビューアで閲覧すると表組みのレイアウトが崩れて表示されることがあります。予めご了承下さい。】 -
クトゥルフ神話TRPGリプレイ るるいえがすらいと
ここは1900年のロンドン。世界の中心地の一つであり、混沌に包まれた大都市だ。そこに美少女調査探偵が店番をする小道具店「るるいえ堂」があった?! テムズ川の川岸、ガス灯の明かりの影にうごめく陰謀とは? 舞台は変わって現代日本、佐々原がるるいえ堂から買って従妹にプレゼントしたアンティーク・レースをめぐり、「女帝」と呼ばれる年齢不詳の美しい女性と出会う。二つの時代で並行して進む怪事件。そこにはある外なる神――アウター・ゴッド――の思惑があった! ソースブック『クトゥルフ神話TRPG クトゥルフ・バイ・ガスライト』を使い、時空を超えて展開するシリーズ第7弾! -
クトゥルフ神話TRPGリプレイ るるいえぐりもあーる
「汝自身の死を見つめることこそ、真の知恵――すなわち、あの世の知識を知ることなり」。最も古き歴史を持つ土地、シリアに生を受けた少女アギフ。成長し、多くを学んだ彼女は、内なる囁き声に従い、旅をすることにした。そう、日本――。アーティファクトをるるいえ堂に買い取ってほしいと言って突然現れた謎の少女アギフ。その意図は? そして正体は? 『屍食教典儀』『ヘスタン文書』『ナチュラン・デモント』……。忌まわしき魔道書(グリモアール)がもたらす災厄の数々にるるいえ堂のメンバーたちが立ち向かう! ベテラン・プレイヤーが青ざめるほどの強敵に挑むシリーズ第6弾! -
クトゥルフ神話TRPGリプレイ るるいえとらべらーず
私は樋口さやか。いま私たちは北海道へ向かう寝台特急の中にいます。るるいえ堂の2階に蘭弗叔父さんが残したもの。それは過去から時間を超えて訪れた、思いもよらない存在でした。蘭弗叔父さんの過去、辰巳先生の過去、そして現代によみがえった大いなるものの巫女……。これらの運命が交わったとき、大いなるものが復活してしまう。私たちの「旅」は恐ろしい陰謀に立ち向かう戦いのほんのはじまりにすぎなかったのです……。大いなる運命に導かれたさやかたちは寝台特急「カシオペア」で北海道へと向かう旅に出る。そして邪神崇拝者たちの陰謀を追うことになったさやかたちが最終的にたどり着いた場所とは! 大スケールでお送りするキャンペーンリプレイ、ますますパワーを増したシリーズ第5弾ついに登場! ※電子版にはオリジナルドラマCDは同梱されておりません。 -
クトゥルフ神話TRPGリプレイ るるいえばーすでい
この世には、宇宙的恐怖という、みんなの知らないものがある。それはずっと昔から存在している。るるいえ堂の古書の棚を見れば、そんな禁断の知識が記された魔道書と呼ばれる大昔の本が何冊も並んでいます。なんだかじっとしていられず、私はカウンターから立ち上がると、そのうちの一冊を手に取ってみます。タイトルは『屍食教典儀』という、英語で書かれたノート。私はおそるおそる、ページをめくってみます……。さやかの誕生日を前に御津門学園で起こる怪事件、1930年代のるるいえ堂の開業にまつわる怪奇譚、辰巳邸で起こった惨劇をきっかけに開いた異界への扉……再び神話的怪事件に挑戦するさやかたちを描く、シリーズ4弾!3本の新リプレイ! -
クトゥルフ神話TRPGリプレイ るるいえばけーしょん
このまま我が網に抱かれるか? 深きものどもを受け入れるか?おまえはどちらを選ぶのか? 邪神アトラック=ナチャが「深きもの」と結んだ契約の対象となってしまった小学五年生の女の子、唯花。その未来は深きものと交配するか、それとも蜘蛛神の生け贄になるかの二択だという。唯花にかけられた呪縛を解くため探索を開始したさやか、睦、佐々原、辰巳先生の四人は日本を離れ、時には夢にも思わぬ夢の世界に踏み込み、地球の太古に結ばれた「死の木の契約」に挑む。アトラック=ナチャと深きものとの板挟みとなった、女子高生さやかたちの必死の探索行が始まる!
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