Posted by ブクログ 2017年03月21日
一篇はたった5~6頁ほどですが巨匠ブラッドベリの手に掛かれば彩り豊かな宝石箱のような様相を見せます。22篇が収められた短編集は全体的に明るい作品が多め。そして日本語訳の表現も素晴らしい。もっと注目されてほしい一冊。
『穏やかな一日』
とある画家の絵画に想いを馳せるひとりの男性。バカンス先で起こった...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月03日
火竜(dragon )なんか、詩的に描写を重ねて世界と心情を作り上げていて、さすがレイブラッドベリだなーと思ったら、その描写自体をオチにするという、割と性格悪い話
だけど、詩的な表現は一級。憎い
綺麗な悪女、という本
あと、ブラッドベリにとって火星とはなんなんだろう。はっきり意味があるのは間違い...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年09月06日
異色作家短篇集の15巻です。
SF作家で有名な人らしいですが、私は存じませんでした。
SFは読みませんからね。
本書はSF、ホラーを中心に収録されています。
あまり好みの話はなかったです。
ですが、ピカソを崇拝していると言っても過言ではない男の話の「穏やかな一日」は気に入りました。
あとは「すばらし...続きを読む