腐芯

腐芯

小説・文芸
2,090円 (税込)

10pt

3.7

住宅街の空家で高齢男性の遺体が発見された。猛暑にもかかわらず遺体はまったく腐乱していない。刑事第一課の竜胆一郎は、被害者の息子夫婦に疑念を抱き捜査を進める。曖昧な証言、不可解な遺体状況、家族の歪んだ関係……複数の謎に頭を悩ませるなか、証拠物をきっかけに事件は思わぬ方向へ動きはじめ――。静かな衝撃と重い余韻を残す人間ドラマ×警察ミステリー。島田荘司選 第18回 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    光文社
  • タイトル
    :
    腐芯
  • タイトルID
    :
    2197115
  • 電子版発売日
    :
    2026年03月11日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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腐芯 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    面白かった!
    最後にある島田荘司さんの選評も、読んでると、うーん?そうかな??なんて思ってたのですが、続けて積読してあった、宮部みゆきさんの小説を読み始めたら…!!!
    島田さんの指摘していることがよくわかった!
    なるほど!
    でも、とても面白い本だった!

    0
    2026年04月01日

    Posted by ブクログ

    遺体は腐らないのに、生きている関係者たちの心は腐っているという痛烈な対比が印象的。捜査が進むにつれて不可能犯罪に見える状況が出現したりして、二転三転する展開も飽きさせなくて良かった。

    0
    2026年08月02日

    Posted by ブクログ

    住宅街の空き家で高齢男性の遺体が発見されるが、連日の猛暑にもかかわらず、遺体の腐乱はなかった。
    東野署刑事の竜胆は、被害者と同居していた息子夫婦に疑念を抱き捜査をするのだが…

    息子夫婦の妻の態度が刑事を前にしても動じる事なくしたたかで、しかも余裕すらあることに疑問を感じつつ、夫の不可解な行動に、この家族の関係の歪さを知ることになり困惑する。

    後半になり、事件の概要が見えてくる。

    人を狂わせるのは心の闇とは限らない。
    愛情も加減を間違えれば、心を腐らせるとあった。

    手を汚すことなく自分の思い通りになったとほくそ笑んでいたのは、やはり…。
    形にならない悪意を裁くことは出来ないことに竜胆たちはなす術もないだろう。




    0
    2026年04月24日

    Posted by ブクログ

    「セントヘレナ島で亡くなったナポレオンの遺体は、本国に移送するため十九年後に墓から掘り返したら、白骨化どころか腐敗もしていなかったそうです」

    真夏の空き家に数日放置された老人の遺体はきれいなままだった
    その理由を冒頭の歴史的事実から推測するところから物語は始まる

    真相には比較的早い段階でたどり着くんだけど、なぜそうなったかの芯の部分は腐敗していて凶々しい悪臭を放っていた

    それにしてもこの小説読む限り、相変わらずの旧態依然とした男社会として警察組織が細かく描写されてたから勝手に男性作家と思い込んでけど、解説読んで著者が女性だったことが分かりびっくり!

    "The body of Napoleon, who died on Saint Helena, was reportedly found not only skeletal-free but completely un-decomposed when it was exhumed 19 years later for its return to France."

    ​A story begins here: speculating on the reason why an elderly person’s body remained pristine after being left in a vacant house for several days in the height of summer, drawing parallels to that historical fact.

    ​While the truth is uncovered relatively early, the core of "why it happened" is deeply rotten, emitting a sinister, nauseating stench.

    ​Even so, based on the meticulous depiction of the police force as an old-fashioned, male-dominated society, I had assumed the author was a man. I was genuinely surprised to learn from the afterword that the writer was a woman!

    0
    2026年04月23日

    Posted by ブクログ

    最近の気候にぴったりの腐敗してない死体。多分おもしろかったのだろう。なかなか読み進められず。最初の佳代子の介護の愚痴を聞くと殺しても仕方ない気がしたし明らかに怪しい描かれ方。みんな腐ってると言うのは簡単だけど腐るにも理由がある。

    0
    2026年08月09日

    Posted by ブクログ

    空き家で老人の遺体が発見された

    遺体は真夏に発見された死後3、4日経っていたのにも関わらず腐敗していなかった

    そのことで事件性を感じた警察は家族を探る

    そうしてたどり着いたのは麻薬や家族のすれ違い

    0
    2026年07月15日

    Posted by ブクログ

    第18回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞した本作。

    八月二日に発見された遺体は、連日の猛暑にも関わらず全く腐乱していなかった。

    帯には「腐っていないのは“遺体”だけだった」とある。
    では、腐っていたのは何なのか。

    被害者は認知症を患う昭和気質の高齢男性。
    次男夫婦と同居していたが、この夫婦も癖が強く、読者はまず彼らを疑うだろう。

    読み進めると、思い込みや偶然が重なって生まれた悲劇に胸が痛む。

    人には多面性がある。

    腐敗した心が悪意へと姿を変え、誰かを操る強かさを持つこともある。
    そんな人間の側面にゾッとする読後だ。

    0
    2026年04月18日

腐芯 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    光文社
  • タイトル
    :
    腐芯
  • タイトルID
    :
    2197115
  • 電子版発売日
    :
    2026年03月11日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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