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「寅さんの負け犬ぶりにいまだに共感する」という著者が、〈美しきもの見し人〉車寅次郎の旅路を追って、「男はつらいよ」全作品を詳細に読み解きながら、北海道知床から沖縄まで辿り歩いた画期的シネマ紀行文。なぜ、あのいつもずっこける放浪者はかくも日本人に愛されるのか? 映画に“動態保存”された「時代」がいま甦る。 ※新潮選書に掲載の写真の一部は、電子版には収録しておりません。
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弁護士としてのキャリアスタート時につまずきやすい、弁護士特有のビジネスマナーや問題について、先輩弁護士が豊富な体験談を元にアドバイス。若手弁護士はもちろん、若手を指導する弁護士も、必読。
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意識の謎を解明するトノーニの「統合情報理論」を紹介。 極上のサイエンス・エンターテインメント。
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それは日露戦争勝利の時から運命付けられていた?!……。なぜ、日本は勝てる見込みのない戦いを仕掛けたのか? 「史上最悪の愚策」―真珠湾攻撃はどのように決断されたのか? いつ、開戦回避が不可能となったのか? ベストセラー『戦後史の正体』の著者(元外務省国際情報局長)が、膨大な資料と当時の人々の証言から解き明かした歴史の真相!この教訓が岐路に立つ現代日本に何をもたらすのか。戦後70年特別企画、話題の書を同時電子化!
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人間と認められるのは十二歳以上、十二歳未満の子供は狩り立てられてしまう……衝撃のディストピアを描く表題作を新訳で収録。『ユービック』と同一設定の中篇「宇宙の死者」、現実崩壊SFの傑作「地図にない町」(新訳)、晩年の異色作「シビュラの目」ほか、幻想系/子供テーマSF全十二篇を収録する傑作選
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画期的な発想や発明は、枠の外(アウトサイド・ボックス)で考えて初めてものにできる、というのがこれまでのビジネス本や自己啓発本の定説でした。ところがコロンビア大学ビジネススクールのゴールデンバーグ教授と、P&Gなどのメーカーでイノベーションを指導してきたボイド氏が、実際に歴史上のイノベーションを400例以上研究したところ、それはまったくの逆だ、ということが判明したのです。 大きなブレイクスルーは、実は「制約の中」(インサイド・ボックス)で考え抜くことで生まれる――この意外な事実を豊富な実例をもとに立証していきます。たとえばアウトサイド・ボックスの代表例としてよく出される走り高跳びの「背面跳び」。従来の飛び方「ベリーロール」の発想を逆転させたといわれてきましたが、実は、これを発明した選手は、はさみ跳びを変化させて背面跳びに行き着いたことを著者二人はつきとめます。他にも、洗剤から汚れを落とす成分を取り去ってみる、携帯電話から電話をかける機能を外してみる、メールの字数を140文字に制限する、など画期的なイノベーションを生んだ「インサイドボックス」の思考法を紹介していきます。脳髄をしぼりながら、徹底的に考える――あなたの仕事にもキキます。
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かえるはいかにして騎士となり、敬愛する女王のもとから去るに至ったのか。 名前もないかえるは、地下室の檻で寝起きする見世物暮らし。 ある夜、騒ぎに乗じて逃げだしたかえるは、行く先々でたくさんの人たちと出会う。 数奇な運命によって遠く離れた土地へと導かれたかえるは、やがて闇を支配する恐ろしき敵との戦いに身を投じてゆく。 「ぼくは何ものなのか」。長い旅の果てに、かえるは何を見つけるのか。 世にも苛酷で優しいダークファンタジー、ここに開幕! ●著者 十文字青(じゅうもんじあお) 2004年『第7回角川学園小説大賞』特別賞を受賞し『薔薇のマリア』(KADOKAWA)でデビュー。 著作に『灰と幻想のグリムガル』(オーバーラップ文庫)、『果てなき天のファタルシス』(星海社)などがある。
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その正義、正しい? 驚愕の反転ミステリー どんでん返し×驚愕の心理トリック そのときあなたの“正義“が揺さぶられる 『嘘と隣人』が直木賞候補、『夜の道標』で日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)を受賞した芦沢央さんの最新短編集です。 日常に潜む人間の心の歪みや、「正しさ」が孕む危うさを鋭く描き出した6編を収録しています。どの物語も、登場人物が信じる「正しさ」が、思わぬ悲劇や皮肉な結末を呼び起こし、人間の心理を深くえぐる筆致に価値観が激しく揺さぶられます。 鮮烈な印象を残すのが、表題作の「あなたが正しくいられたとき」。 同窓会で再会した元カノ・黒川の娘が川に落ちるという、衝撃的な場面から物語は始まります。主人公の窪田はとっさに川へ飛び込み、少女を救助します。自らの行動を「正しい」と信じて疑わない窪田ですが、物語が進むにつれて意外な真相が明らかになり――。 「窪田くんは、正しい人だよね」「物語に出てくるヒーローみたい」と黒川に言われる窪田の「正しさ」とは何なのでしょうか。 現代社会の不安を巧みに掬い取った「立体パズル」もまた、忘れがたい一編です。 主人公の幼稚園児の息子と同い年の子どもが、「子どもは静かにするもんだろうが」と主張する犯人に殺されるという事件が起こります。 犯人はかつて神童と呼ばれたエリートでした。その犯人が、主人公が住む街をうろついているらしいという噂が流れます。子どもの安全を守りたいという親としての「正しさ」が行きついた先とは……。 本書に収められた6つの物語は読者の心に鋭い棘を残します。登場人物たちの行動は、決して他人事ではありません。損をしたくない、誰かを守りたい、過去の過ちを正したい――。誰もが抱く切実な思いが、「正しさ」という名のナイフに変わる瞬間を、芦沢さんは描きます。 あなたが信じる正義は、本当に正しいのか。読み終えた後、その問いが深く胸に突き刺さる、傑作短編集です。
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手を重ねて観える未来が心を癒す時代小説 深川佐賀町の水茶屋「ささげや」の女将・お玉。彼女は、人の掌に触れると、その人の「人生の束の間が観える」という不思議な力を持っています。悩みを抱えた人々が「豆は煮えたか」という符牒を合図に彼女を訪れ、その不思議な力に導かれていきます。お玉自身も、悲しい事故で夫を失っています。お玉をはじめ、人知れず特別な力を持つ者たちが織りなす連作短編集です。 ささげやの女将お玉は、名物の豆餅を売る水茶屋を営んでいます。しかし、彼女にはもう一つの顔がありました。訪れる客の掌に触れることで、その人の未来を垣間見る力。それは本人が望んだものではなく、彼女自身も「あまり気の進む生業ではない」と感じています。 しかし、夫と営んでいたささげやの名物、豆餅をお玉はどうしても上手くつくることができません。女の腕で餅をついても目指すものはできず、小豆を煮ても火加減、塩加減、砂糖の加減までまるで見当違いで、恋しい味にならないのです。客の評判も下がるいっぽうで、どのみち来ない客を待つならと、気が進まないながらも求められると占いをしています。 あるとき、親の決めた縁談と想い人との間で悩む娘、おこうが店を訪れます(「豆は煮えたか」)。お玉の力は、ただ未来を告げるだけでなく、相談者が自らの足で幸せな道を選ぶための、ささやかな道標となっていきます。 本作の魅力は、お玉だけにとどまりません。物語が進むにつれて、それぞれ異なる不思議な力を持つ人物たちが登場し、彼らの運命が交錯していきます。不思議な力を通して描かれるのは、懸命に生きる人々の姿であり、彼らを支える温かな人の縁。登場人物たちが紡ぐ優しさに触れるたび、心がじんわりと温かくなる。読み終えた後、ささげやの豆餅が食べたくなるような、滋味深い一冊です。
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史上最悪の少年犯罪、加害少年6人のその後 史上最悪の少年犯罪と呼ばれる「綾瀬女子高校生コンクリート詰め殺人事件」。たった7日間しかなかった昭和64年(1989年)の1月に被害者のX子さんは息絶えた――。 おぞましい犯行に及んだ主犯格A、準主犯格B、自宅が監禁場所だったC、監視役D、暴行に加わったE、F。6人の加害少年はその後、どんな人生を歩んでいるのか。本当に更生を果たしたのか。 元「ニュースステーション」ディレクターで、現在は北海道放送(HBC)の報道局デスクを務める山崎裕侍氏は、2000年頃から本件の取材を続けてきた。Fが振り返った凶行の中身と悔恨。張り込みの末に行ったCやEへの直撃。さらにDの母親による告白など、本人や家族へのインタビューを重ねていく。著者の葛藤も交えながら描かれるテレビ報道の舞台裏も本書の特徴の一つだ。 とりわけ多くのページが割かれているのが、準主犯格Bの存在。彼は刑務所から出所後、更生するどころか、暴力団関係者らとトラブルになって再犯事件を起こしていた。B本人との手紙のやり取りや面会、Bの母親や義兄への取材を通じて、「事件の裏側」と「加害少年のその後」に迫っていく。そして主犯格Aの親族もまた取材に対し――。 加害少年の中には、結婚して新たな人生を歩んでいる者もいれば、50歳前後で命を落としている者もいた。一体、「償い」とは何なのか。加害者や被害者と同世代の著者が地を這う取材で紡ぎ出した渾身ノンフィクションが誕生!
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一話ごとに反転する真相に驚愕必至! 「……俺はいつからハメられてたんだ?」 〈姫川玲子シリーズ〉〈ジウシリーズ〉を手掛ける警察小説の名手の新境地は、1話ごとに真相が反転する、慟哭の【警察×スパイ】ミステリー。 ◇◇◇ 警視庁公安部の佐島はある日、被疑者取調べに駆り出された。大学時代の友人・稲澤が、勤務先の女性部下・矢代を殺害した容疑をかけられていたのだ。被害者はなぜか、二人が学生時代に共に恋焦がれた女性・綾と瓜二つだった。 容疑を否認しつつ稲澤は言う。 「矢代は中国のスパイだったんじゃないか」 取調べを終え部屋を出ると、そこには特捜幹部が顔を揃えていた。彼らは1枚の紙を佐島に突きつけた――いったい、何がどうなっているんだ? ◇◇◇ 1話ごとに視点人物が移り変わり、それによって明らかになってゆく事実。 事実が事実を揺るがし、真相は煙雨のなかに彷徨う。 ラストに辿り着いたとき、あなたの頬に流れるのは、涙か、雨粒か――。 ◇◇◇ ――私に残ったのは、あの人だけだった。 だからこそ、赦せなかった。
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若者たちの生を鮮やかに描く、芥川賞候補作 第173回芥川賞候補作 若者たちの生を鮮烈な文章で描く、これが文学の未来! 「かいぶつ」と呼ばれる時計台が見下ろす公園で出会った二人の少女と一人の青年。 美容外科のポスターに啓示を受け、花を食べる“異食の道化師”薗(その)。 「みんなのひと」になりたくて、フリーハグを続ける“抱擁師”ハグ。 “プロの軟派師”としてデビューしたばかりの弘愛(ひろめぐ)。 「こんなふうだったら、かんぺきだと思う」 「なにが」 「人と人とのむすびつきがさ」 ここは帰るべき家を持たない少年少女たちの残酷な楽園 21歳の新鋭が爆発させる愛と幻想の世界!
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第173回芥川賞候補作 英会話教師として日本で就職したブランドンは、アポロ11号の月面着陸計画の記録を教材に、熟年の生徒・カワムラとレッスンを続ける。 やがて、2人のあいだに不思議な交流が生まれていく。 日本に逃げたアメリカ人と、かつてアメリカに憧れた日本人。 2人の人生の軌道<トラジェクトリー>がすれ違う時、何かが起きる―― アメリカ出身の作家が端正な日本語で描く、新世代の「越境文学」 ニューオーリンズにフォークナーと小泉八雲の残影を見る珠玉の短編「汽水」併録
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著者6年ぶり、世界が待ち望んだ長篇小説400枚。 内気な人々が集まって暮らすその土地は、“アカシアの野辺”と名付けられていた。たったひとりの家族であるおばあさんが働いているあいだ、幼いリリカは野辺の老介護人に預けられて育った。野辺の人々は沈黙を愛し、十本の指を駆使した指言葉でつつましく会話した。リリカもまた、言葉を話す前に指言葉を覚えた。たった一つの舌よりも、二つの目と十本の指の方がずっと多くのことを語れるのだ。 やがてリリカは歌うことを覚える。野辺の重要な行事である“羊の毛刈り”で初めて披露された彼女の歌は、どこまでも素直で、これみよがしでなく、いつ始まったかもわからないくらいにもかかわらず、なぜか、鼓膜に深く染み込む生気をたたえていた。この不思議な歌声が、リリカの人生を動かし始める。歌声の力が、さまざまな人と引き合わせ、野辺の外へ連れ出し、そして恋にも巡り合わせる。果たして、リリカの歌はどこへと向かっていくのか? 名手の卓越した筆は、沈黙と歌声を互いに抱き留め合わせる。叙情あふるる静かな傑作。
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世界も注目する日豪交流の現場から コロナ禍の2020年12月に着任、2023年4月までの2年4か月、 数々の難局を乗り越えて両国関係の発展に尽力した外交官の情熱と奮闘 在オーストラリア日本国大使館公式ホームページにて 和英両文で102回発表された「南半球便り」を厳選して刊行 巻末に英文原稿2編併録 ------------ 『中国「戦狼外交」と闘う』『日本外交の劣化 再生への道』(ともに文春新書)などの著書がある山上氏。本書は、氏が外交官として最後に務めた駐オーストラリア大使時代の記録です。大使とはどんな仕事をするのか。どんな日常を送っているのか。両国友好のため、どんなことを考えているのか……。本書を読めば、それが手に取るようにわかります!
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ラーメンの神様が教えてくれた人生の極意 「おまえだけは俺の味を変えるなよ」 伝説のラーメン職人が遺した「味」と「心」を継いだ愛弟子がたどりついた人生の極意とは。 伝説のラーメン職人・山岸一雄(旧東池袋「大勝軒」創業者)が小学生でつけ麺の虜になった愛弟子に伝えたかった、全力で生きるための「味」と「心」。
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~『人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした』の 大木亜希子が贈る最新作は、“人生が愛おしくなるお料理エンタメ”~ 「ずっと、人に振り回されてきた。私さ、心が空っぽなの。 これからはもっと、自分のために生きたい」 元料理人の主婦・白石葉は、夫のモラハラに耐える日々を送っていた。 財布の紐、交友関係、食事、体型まで徹底的に管理されてきたが、 ある日事件が起きる。家から逃げ出した葉が辿り着いたのは、 街の小さなレストランだった。 ☆大人気料理家・今井真実さんのレシピつき!☆ 自立とはなにか。その答えを葉とともに追う、旅のような物語――寺地はるな(作家) 食べることは、生きること。一つのお店を通して交差するいくつもの人生を追体験して、 何度も心が揺れました。――深川麻衣(女優)
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「痛くて切なくて、めちゃくちゃ笑える。 出し抜いたりうまく騙したりできなくても、人生はめちゃくちゃ面白くなる。 このクソみたいな世界に、上坂あゆ美は笑いと怒りと言葉で立ち向かう。 爆弾みたいな本だった。」――佐久間宣行(TVプロデューサー) 第一歌集『老人ホームで死ぬほどモテたい』が異例のヒット! 唯一無二の短歌を紡ぐ新世代歌人のパンチライン炸裂エッセイ集。 不倫にギャンブルにやりたい放題の末、家族を捨ててフィリピンに飛んだ“クズ”の父、女海賊のように豪快で腕っぷしの強い母、ギャルでヤンキーでトラブルメーカーな姉、そして真実を執拗に追求するあまり人間関係において大事故を起こしてきた私…… 数々の失敗を繰り返しながらようやく最近“人間”になってきた著者のこれまでを赤裸々かつユーモラスに物語る。 ■目次 ほんとうのことがこの世にあるとしてそれは蟻の巣的なかたちだ 人生でまだ主人公だと思う?って声がイートインコーナーからする 父がくれるお菓子はいつも騒音と玉の重みで少し凹んでた 栗南瓜の煮付けのような夕暮れに甘くしょっぱく照らされる家 めくるめく生クリームに母の声 いつかのメリー・クリスマスイヴ 人生はこんなもんだよ 眉毛すら自由に剃れない星でぼくらは ヒョウ柄とゼブラで車を埋め尽くす姉は何かを信仰している それっぽい土手とかないしサンクスの駐車場にていろいろを誓う 今日なにがあっても伸びる豆苗と必死で生きる僕たちのこと ロシア産鮭とアメリカ産イクラでも丼さえあれば親子になれる ルフィより強くてジャイアンよりでかい母は今年で六十になる ほか
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27年前の轢き逃げ事案、あれは〈殺し〉だったのか? 電気街・秋葉原に眠る“ある一族の秘密”が、時を経ていま目覚める―― 警察小説の巨匠・佐々木譲が描く未解決事件【コールドケース】 ◆あらすじ 1997年10月、神田明神下の路地で起こった轢き逃げ事案。被害者は秋葉原【アキバ】に根を下ろす一族経営の電器店の常務だった。 未解決のままだったこの事案に、2024年11月、〈殺し〉の可能性が浮上する。 警視庁捜査一課特命捜査対策室の刑事・水戸部と、地元・万世橋署の“やる気のない年上部下”柿本のバディは、電気街の歴史をかき分け真実をつかめるのか!? 主演・松重豊でドラマ化も果たした〈特命捜査対策室〉シリーズ、待望の最新刊! ◆シリーズ既刊 『地層捜査』 『代官山コールドケース』 (ともに文春文庫刊)
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蔦屋が隠した謎の絵師、写楽の真実とは? 多くの傑作を残し、約10ヵ月で姿を消した「東洲斎写楽」。 この謎多き絵師にふたたび筆をとらせたい老舗版元の主・鶴屋喜右衛門は、「写楽の正体」だと噂される猿楽師、斎藤十郎兵衛のもとを訪れる。 だが、斎藤の口から語られたのは、「東洲斎写楽の名で出た絵のうち、幾枚かは某の絵ではない」「(自分は)本物の写楽には及ばない」という驚愕の事実。さらに斎藤が「描いていない」絵のなかには、写楽の代表作とされる「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」も含まれていた。 写楽はふたりいた――。そう知った喜右衛門は、喜多川歌麿とともにもう一人の写楽探しに乗り出す。しかし、写楽を売り出した張本人である蔦屋重三郎が妨害しはじめ……。果たして、本物の写楽の正体とは。そして、蔦屋重三郎と写楽との関係とは。 大田南畝、山東京伝、歌川豊国など、この時代の文化人たちも次々と登場! 蔦屋重三郎を主人公とする2025年大河ドラマ「べらぼう」と共通する世界で繰り広げられる時代ミステリです。
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生き残るために、自分を変えろ。 不安の「正体」とは? 日本復活のカギは何? 混迷の時代を生き抜くためのヒントが満載! ニッポンの問題をやさしく読み解く「警世の書」 「多様性とは何か? 自由になって、生きたいように生きればいい。 それが自分も世界も幸せにする、という考え方です。 自由とは誰かが与えてくれるものではなく、自分で勝ち取るものです。 その自覚こそが自由の始まりです」(本書あとがきより)
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スワローズのレジェンドとスワローズを愛する音楽家/作家の対話から立ち現れる新たな“世界観”! ヤクルトスワローズのレジェンド青木宣親と熱烈なヤクルトファンのミュージシャンにして作家の尾崎世界観。これは、プライベートでも交流のある二人が、縦横無尽に語り合う対話集だ。 テーマは「チャンス」「才能」「技術」「数字」「失敗」「コミュニケーション」「継続」「勝利」「引退」の9つ。 尾崎さんは「チャンスをつかむために必要なことは?」「才能とは何なのか?」「数字は仕事においてどういう意味を持つのか?」といった問いを次々に青木さんにぶつけ、青木さんは自らの経験をもとに、それらの問いを真剣に打ち返していく。 「最終打席でも最後に一本打てる選手じゃないと生き残れない」「勝ったと思ったらもうそれ以上先はないですよね」「自分の才能の“取扱説明書”は、自分自身で持ってないと」「とにかく一歩踏み出せば、二歩目が進める。二歩目って、割と楽なんですよ」「結局は何事も“自分流”なんですよ」 ヤクルトファンにとっては、レジェンド青木宣親の“世界観“の一端に触れることができる一冊であり、尾崎世界観ファンにとっては、小説、音楽とはまた違う尾崎さんの新たな“世界観”を知る一冊であり、野球ファンにとっては、超一流プレーヤーの思考回路を覗き見ることができる一冊になっている。しかし、この対話集は単なる「野球の本」でもシンプルな「対談集」でもなく、すべての仕事を持つ人に刺さる「プロフェッショナルによるプロフェッショナルのための本」でもある。
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本格ミステリ×捕物帖! 大胆トリックの意欲作 本所一帯を縄張りに、十手を預かる若い岡っ引きの佐吉。 「相生町の親分」と呼ばれた亡き父の人徳で、周囲の人々に顔を立ててもらってはいるが、いまだ自分の生業に自信が持てずにいる。 ある朝、大川で若い女の死体があがった。裸に剥かれ、真新しいあざと傷だらけ。顔は腫れあがり髪まで剃られているという惨たらしい有様だった。 佐吉はさっそく女の身元を調べ始めるが、いくら聞きまわっても杳として知れない。 下手人は誰か。それ以前に、殺された女はいったい誰なのか? 町医者の秋高とタッグを組み、突き止めた事件の真相とは―― 新婚早々に殺された妻と消えた夫。 死体のそばに二十四文銭を残す辻斬り。 寿命が尽きる寸前に殺された男…… 男たちの意地。女たちの覚悟。執念と因縁が渦を巻く。 江戸を舞台に仕掛ける大胆不敵なトリック。 著者渾身の時代物本格ミステリ連作集。
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国民的広告クリエイターが贈る“考え方の黄金則”とは? 行き詰った時こそアイデアの出番。考えるための最高の道具がここにある。 ――楠木建(経営学者) アイデアを出すための観点が100以上得られた!(本当に) ――けんすう(起業家) 「伊右衛門」「ザ・プレミアム・モルツ」「PlayStation」…… 数々の大ヒットを生んできた国民的広告クリエイターが贈る、最高の「思考ツール」決定版! 「人生思考」メソッド 、ホワイトかけ算メモ、そもそも思考、3秒ハードルメモ……“最弱”広告マンでも急成長できたスゴ技とは? まずゼロ円でできることを考える/ヒットを生む「ブラックわり算メモ」/「離見の見」で、進化せよ/ルールより、ゴールはなにか?/課題の再整理と人生思考が生む「マルチととのい」/セッションは、一番遠いヤツと/煮詰まったら、「嫌われてみる」/正解はない、正問はある/売るのに困ったら、「行動」を売れ/アイデアの究極奥義は「X→Z」/プレゼンの必勝方程式「課題→未来→実現案」/名前づけは魔法の杖/迷ったら、三択/最強メモ術「 セルフ・セレンディピティ」/未来が過去をつくる……etc. 各界の経営者が「これはすごい」と評価し、「もっと早くに知りたかった」と多くの声が寄せられてきた独自の「思考ツール」を100の方程式に凝縮! 仕事の壁を突破する、一生使える“シンキングツール”がここに。
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どうしてなんだろう―― それでも人はつながろうとする 高梨家の一人娘・真奈が婚約者の渡辺優吾を連れて実家に来た。優吾は快活でさわやか、とても好青年であることは間違いないが、両親の健一と智子とはどこか会話が噛み合わない。 真奈は優吾君とうまくやっていけるのか? 両親の胸にきざす一抹の不安。 そして健一と智子もそれぞれ心の中にモヤモヤを抱えている。健一は長年勤めた会社で役職定年が近づき、最近会社での居心地が良くない。週末は介護施設の母を見舞っている。将来の見通しは決して明るくない。 智子は着付け教室の講師をして忙しくしているが、家で不機嫌な健一に辟易している。もっと仲のいい夫婦のはずだったのに……。 娘の婚約をきっかけに一家は荒波に揺さぶられ始める。 父母そして娘。三人それぞれの心の旅路は、ときに隔たり、ときに結びつき…… つむがれていく家族の物語。
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映画監督の毎日は、平凡で、ドラマチック(ときどき爆笑) 血の味がしたランニング、幻のオリンピック・チケット、宣伝地獄からの東京脱出、替え玉受験疑惑……。 数々の賞に輝く映画監督が初めて明かす等身大の素顔 「またオリンピックか。困るんだ、こうしょっちゅうやられては」 にもかかわらず、始まってしまえば猫にマタタビ。手に汗握り、自律神経が狂うほど興奮し、夜中に全ての中継が終わった頃にはぐったりして机に向かう気力も失っている。「勇気を与えられた」はずなのに、いま目の当たりにしたアスリートの万分の一も頑張らずに寝る。お前はバカか、と自分でも思う。(本文より) 西川美和さんといえば、作品を発表する度に国内外で大きな話題と高い評価を得る人気映画監督です。また同時に、小説作品も直木賞候補に選ばれるなど、映画業界という枠を超え、文筆の世界でも名文家として知られています。 これまでも映画にまつわるエッセイ集などを多く刊行されている西川さんですが、本書はスポーツや時事問題など、映画から離れたテーマも数多く、第一線で活躍する映画監督の日常を綴ったものとして、これまでのエッセイ作品とはひと味もふた味も違った表情を見せています。 自身のランニング体験や青春時代の思い出をユーモラスに綴ったかと思えば、コロナ禍でのオリンピックやウクライナでの戦争、ハラスメント問題などに、日常ボケした私たちの心をひと刺しします。西川美和さんってこんなにチャーミングで、こんなに日々の問題に誠実なの!? と驚くことうけあいです。たとえば一日の終わりに一篇ずつ、名エッセイと映画監督の意外な素顔に浸ってみてはいかがでしょうか?
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架空の県を舞台にした連作小説集 「黒蟹とはまた、微妙ですね」 微妙、などと言われてしまう地味な県は全国にたくさんあって、黒蟹県もそのひとつだ。 県のシンボルのようにそびえたつのは黒蟹山、その肩に目立つ北斎が描いた波のようにギザギザの岩は、地元では「黒蟹の鋏」と呼ばれ親しまれている。県庁や裁判所を有し、新幹線も停まる県のビジネス拠点としての役割を担う紫苑市と、かつての中心地で歴史的町並みや重要文化財である黒蟹城を擁する灯籠寺市とは、案の定、昔からの遺恨で仲が悪い。空港と見まごうほどの巨大な敷地を持つショッピングモールの先には延々と荒れ地や牧草地が続き、廃業して解体されてしまって今はもう跡地すらどこだかわからない百貨店に由来する「デパート通り」はいつまで経っても改称されず、同じ姓を持つ住民ばかりの暮らす村がある。 つまり、わたしたち皆に馴染みのある、日本のどこにでもある「微妙」な県なのだ。 この土地に生まれ暮らす者、他県から赴任してきた者、地元テレビ出演のために訪れた者、いちどは故郷を捨てるもひっそり戻ってきた者、しばしば降臨する神(ただし、全知全能ならぬ半知半能の)。そういった様々な者たちのささやかでなんてことないが、ときに少しの神秘を帯びる営みを、土地を描くことに定評のある著者が巧みに浮かび上がらせる。
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『屍人荘の殺人』の著者が仕掛ける ジュブナイル×オカルト×本格ミステリ 小学校最後の夏休みが終わった。小学校卒業まであと半年。 ユースケは、自分のオカルト趣味を壁新聞作りに注ぎ込むため、“掲示係”に立候補する。この地味で面倒だと思われている掲示係の人気は低い。これで思う存分怖い話を壁新聞に書ける!……はずだったが、なぜか学級委員長をやると思われたサツキも立候補する。 優等生のサツキが掲示係を選んだ理由は、去年亡くなった従姉のマリ姉にあった。 マリ姉は一年前の奥神祭りの前日、グラウンドの真ん中で死んでいた。現場に凶器はなく、うっすらと積もった雪には第一発見者以外の足跡は残されていなかった。犯人はまだ捕まっていない。 捜査が進展しない中、サツキはマリ姉の遺品のパソコンの中に『奥郷町の七不思議』のファイルを見つける。それは一見地元に伝わる怪談話を集めたもののようだったが、どれも微妙に変更が加えられている。しかも、『七不思議』のはずなのに六つしかない。 マリ姉がわざわざ『七不思議』を残したからには、そこに意味があるはず。 そう思ったサツキは掲示係になり『七不思議』の謎を解こうとする。ユースケはオカルト好きの観点から謎を推理するが、サツキはあくまで現実的にマリ姉の意図を察しようとする。その二人の推理を聞いて、三人目の掲示係であるミナが冷静にジャッジを下す……。 死の謎は『奥郷町の七不思議』に隠されているのか? 三人の“掲示係”が挑む小学校生活最後の謎。 こんな小学6年生でありたかった、という思いを掻き立てる傑作推理長編の誕生です。
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大型新人が放つ、幕末時代活劇 〈運びの掟〉 一つ、中身を見ぬこと。 二つ、相手を探らぬこと。 三つ、刻と所を違えぬこと。 約束の物は何があっても届け切る。それが〈運び屋〉。 母は病に倒れ、父も道場の経営に失敗して体を壊した。 自力で稼がなくてはならなくなった円十郎は〈運び屋〉を営む〈あけぼの〉に雇われることになった。 腕のいい〈運び屋〉として江戸の街を駆け回る円十郎だったが、 荷を運んでいたある夜、攘夷の志を口にする武士と手練れの忍び(?)に立て続けに襲われる。 一体何が起きているのか? 円十郎は知らず知らずのうちに時代の大きな渦に巻き込まれていく……。 オール讀物新人賞受賞の大型新人が放つ、幕末時代活劇。
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Twitter、noteで話題の筆者が贈る、初の著書! 外資系大手コンサルティング会社を12年間生き延びた 元文系バンドマンでもできた“最速仕事術”とは!? 答えがあることを自分で考えない、 議事録は会議前に作れる、 迷子にならないための論点思考……etc どんな業界でも使える門外不出の秘技を初公開! ・「”速い”はそれ自体が重要な価値だ」仕事のスピードを生む方法 ・「3ヶ月後に何を言えれば成功なのか?」論点思考・仮説思考の型 ・「ピカソの絵を買う人は値段を見て買わない」細部が生む説得力とは ・「自分の限界を会社の限界にするな」会社の〈集合知〉の活用法 ……etc. 読むか、残業か? 社会人1年目に知りたかった暗黙知のすべてが凝縮された 〈コンサルタントの仕事術〉決定版! 電子特典「ビジネス言い換え集」を巻末に収録!
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漫才、そしてM‐1に青春を賭けた芸人たち。彼らは何とバカで、たまらなく惹かれる生き物なのだろう―― 一夜にして富と人気を手にすることができるM‐1グランプリ。 いまや年末の風物詩であるお笑いのビッグイベントは、吉本興業内に作られた一人だけの新部署「漫才プロジェクト」の社員、そして稀代のプロデューサー島田紳助の「賞金をな、1千万にするんや」という途方もないアイディアによって誕生した。 このM‐1に、「ちゃっちゃっと優勝して、天下を獲ったるわい」と乗り込んだコンビがいた。のちに「ミスターM‐1」「M‐1の申し子」と呼ばれ、2002年から9年連続で決勝に進出した笑い飯である。大阪の地下芸人だった哲夫と西田は、純情と狂気が生み出す圧倒的熱量で「笑い」を追い求め、その狂熱は他の芸人にも影響を与えていく――。 芸人、スタッフ80人以上の証言から浮かび上がる、M‐1と漫才の深淵。 笑い飯、千鳥、フットボールアワー、ブラックマヨネーズ、チュートリアル、キングコング、NON STYLE、スリムクラブ……。 漫才師たちの、「笑い」の発明と革新の20年を活写する圧巻のノンフィクション、誕生! プロローグ 笑い飯 笑い飯と千鳥 「島田紳助 様」 ますだおかだ、ハリガネロック 再び、笑い飯 フットボールアワー 再び、笑い飯と千鳥 ABC ブラックマヨネーズ チュートリアル、変ホ長調 キングコング NON STYLE パンクブーブー スリムクラブ 三たび、笑い飯 エピローグ
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2017年4月、長崎海星高校2年の男子生徒が首つり自殺した。いじめを示唆する遺書が残され、後に加害者の実名が記されたノートも発見された。 親族のみでひっそりと葬儀を終えた両親に対し、学校の教頭は自殺を「突然死」や「転校」に偽装することを提案する。学校がいじめを隠蔽しようとしているのではないかと疑問を持った両親は、息子がいじめを苦に自殺したことを全校生徒や保護者に伝え、再発防止に努めてほしいと要望する。 学校は自殺の原因を調査する第三者委員会を設置するが、第三者委がいじめと自殺の因果関係を認める結論を出すと、その報告書の受け入れを拒否する。両親が2019年2月に記者会見してその事実を公表すると、全国的な大きなニュースとなった。 だが、その後も、報告書を受け入れて再発防止策を履行するように県の指導を受けながらも、学校が態度を改めることはなかった。 そして、両親の会見から3カ月後、長崎海星高校では新たな自殺者が出た――。
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世界で3兆円に迫る売上高を誇る巨大企業、サントリーは、同時に日本最大の非上場企業、ファミリー企業でもある。2014年、米ビーム社を買収し、文字通りグローバル企業となったサントリーにとって、経営の世襲はプラスか、マイナスか。2001年からグループを率いる総帥、佐治信忠はマスコミにほとんど登場しないことから、日本一ミステリアスな経営者と呼ばれてきた。その佐治が、今回初めて、その信念とプライベートのすべてを語った。 佐治の言葉は明快だ。 ・社長は運の強い人間であることが必要。 ・大きな夢を掲げないと、社員だってついてこない。 ・自分だけが得をすればよいという考えの人がオーナーや社長であったら困る。 ・(トップは)苦しいな、しんどいなと思った時も明るく努めないといけない。 現社長の新浪剛史、次期社長最有力候補の鳥井信宏、2人のロングインタビューも所収。
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妻子の待つ武漢へ、新型肺炎が蔓延し封鎖された中国をゆく男の決死行。 中国からの亡命を余儀なくされた作家が放つ渾身のコロナ文学。 本書は2通りの読み方ができます。まず、新型コロナ発生源となった中国で何が起きていたかを描くものとして―― 反骨の亡命文学者が、コロナ禍下の民衆の悲劇と、それを隠蔽する国家の罪を暴く告発の書として。そしてまた、 いち早くコロナ禍に正面から挑んだ現代小説として――封鎖された大地を旅する艾丁を通じて、現在の「中国」が、 スリリングに、ときに大らかに描かれてゆきます。病毒の街・武漢で、艾丁を待ちうける運命とは……。
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強いAI、遺伝子工学、デジタル監視社会、ビッグデータ、ポストヒューマン、仮想通貨、IoT、ポスト資本主義……人類はどこへ向かうのか? 石器に印刷術、デジタル経済圏まで「技術の哲学」で読み解く人類全史。 サピエンスの誕生から文字、宗教の誕生、 書籍の発明からマスメディアの登場、 そしてデジタル技術、バイオテクノロジー革命まで。 アリストテレス、カント、ヘーゲル、フロイト、マルクス、ニーチェ、キットラー、ドゥルーズ、ハラリ…… 世界の哲学者はこれまで人間と技術(テクノロジー)について何を考え、哲学を展開してきたのか。 古代から人新世まで、 「技術の哲学」が解き明かすホモ・サピエンスの終焉。 〈本書のおもな内容〉 第1章 「21世紀の資本主義」の哲学 ――メディアの終わりと世界の行方 第2章 「人類史」を世界の哲学者たちが問う理由 ――ホモ・サピエンスはなぜ終わるのか? 第3章 私たちはどこから来たのか ――「ホモ・サピエンス」のはじまり 第4章 ギリシア哲学と「最大の謎」 ――「文字」の誕生 第5章 キリスト教はなぜ世界最大宗教になったのか ――中世メディア革命と「書物」 第6章 「国民国家」はいかに生まれたか ――活版印刷術と哲学の大転回 第7章 「無意識」の発見と近代の終わり ――マルクス、ニーチェ、フロイト 第8章 20世紀、メディアが「大衆社会」を生んだ ――マスメディアの哲学
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勝つことの真の意味がここにある!市原緑高校、習志野高校を全国トップレベルに引き上げ、07-08シーズンには流通経済大柏高校で高校サッカー3冠(高円宮杯、選手権、インターハイ)を達成した本田裕一郎監督が初めて明かす選手育成法。高校サッカー界で“日本一の指導力”を誇る本田監督が、チームを強くするためにいかなる指導を行い、いかなる失敗や成功を繰り返してここまできたのか――。指導者として、教育者として、名将はどのように子どもたちを見つめ、関わってきたのか、その“指導哲学”の秘密を解き明かす。現場のサッカー指導者、保護者、高校サッカーファン必読の書!
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アマチュア写真家が集う社会人サークル〈札幌フォトジェニック〉に所属する大学生の森島章子。彼女の撮るものは、日常の何気ない景色ばかりなのに、どこか人を惹きつける不思議な魅力を具えていた。章子に撮ってもらいたいという人は多く、周囲もポートレイトを撮ることを勧めるのだが、 彼女はかたくなに誰にもレンズを向けようとせず……。元恋人、サークルの知人、小説家志望の歳上の女友だち、家庭教師として勉強を教えている中学生。周りの人々の目に映る章子の横顔と、章子がファインダー越しに覗く世界を描いた、心揺さぶる青春群像劇。/【目次】フォトジェニック/ファインダー越しの、/単焦点トランスレーション/ぼくのポートレイト/露光
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アスクル創業者・岩田彰一郎、初の著書。社内ベンチャーから大企業を創り上げた唯一無二の経営哲学を語る。「あの時、なぜその道を選んだのか?」大企業を創り上げたリーダーの経験と葛藤をQ&A形式で公開。新規事業の立ち上げ、組織の壁、そして訪れる決断の瞬間。次世代のビジネスリーダーたちが直面する難問を突破するための「思考のフレームワーク」が詰まった1冊です。 《推薦の言葉》●楠木建氏(経営学者) 「リスクを伴う意思決定こそが経営者の仕事。決断の基準がここにある」 ●入山章栄氏(経営学者) 「尊敬する岩田さんによる、最高の経営の教科書! これは必読」 「経営をしていれば、理想と現実のギャップにぶつかり、葛藤する局面が次々とやってきます。社会のためのビジネスか? お金のためのビジネスか? 初志貫徹するか? ニーズに合わせて変化するか? 最初に大きな投資をするか? 身の丈に合った投資をするか? 業績不振の事業から撤退するか? 粘るか? 上場を目指すか? 非上場を貫くか? どちらを選択すべきか、その決断は非常に重く、会社の運命を大きく左右します。簡単には決められないことでしょう。そんな時、私の決断を支えてきたのが、『はじめに意志ありき』という考え方です。迷った時には、『お客様のために進化する』『社会最適を考える』『すべての相手はイコールパートナー』『三面鏡経営』『大義に従う』といった考え方に立ち返ってきました。(中略)ベンチャー企業をエンジェルとして支援していると、過去の私と同じように、理想と現実のギャップに直面し、葛藤している経営者が多いことに気づかされます。そんな時、私はあくまでヒントとして、自分の意志に基づいて決断をしてきた経験をお話ししています。私の経験には、今の時代に合わないものもあるかもしれません。しかし、一人の経営者の意志と葛藤を飾ることなくお伝えすることで、何か重要な決断をする時の参考になるのではないかと思います」(本書「はじめに」より) 《本書の内容》●第1章 ビジネスモデルの難問 稼ぐことと社会課題の解決、どちらを優先させるべきでしょうか? 競合他社に勝つために、どのような分析をしますか? 等 ●第2章 事業活動の難問 何をKPIに設定すればいいのでしょうか? 挑戦しているんですから、赤字は当然ですよね? 等 ●第3章 お金の難問 事業を大きく成長させるにはVCから資金調達すべきですか? 会社を成長させるためには何に投資すべきですか? ●第4章 組織・人事の難問 どうすれば自律型の組織がつくれますか? 会社が大きく成長する採用戦略は? ●第5章 起業家・企業としてのあり方の難問 社外の人とのネットワークづくりは重要だと思うのですが、人付き合いが苦手です……株主? 社員? どちらを重視すればいいのでしょうか?
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地球から十光年離れた未開の星で見つけたのは、銃殺遺体――。量子テレポーテーション通信の開発によって、遠く離れた星同士でも通信が可能になった時代。宇宙開発コンペに参加するため、地球から十光年離れた星に降り立ったエンジニアの零司と相棒のAI・ディセンバーは、別の区域にいるはずの競合相手、ピエールが何者かに銃殺されているのを発見する。ほかの参加者に事態打開の協力を求めるも拒絶され、さらにコンペ運営本部との通信も途絶えてしまい、零司とディセンバーは孤立無援に陥るが――。不穏な侵入者、新たな惨劇……宇宙を駆け巡る壮大なSFミステリ!
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飾り職人の夫・新吉が帰ってこない――。不安に駆られたおいちだったが、新吉は朝になって、何事もなかったかのように家に戻ってきた。しかし、新吉が言付けを頼んだ職人らしき人物が、菖蒲長屋近くで殺されていたことが判明する。しかもその懐には、きれいなビードロの風鈴がしのばせてあった。おいちは、身重であることも忘れ、岡っ引の仙五朗とともに、事件の解明に乗り出す。そんな折、おいちは石渡塾で共に学ぶ和江が、血飛沫を浴びたかのように紅く染まった幻を見てしまう。これは何かの予兆なのか。おいちは忍び寄る禍々しい気配に身をすくませる。シリーズ累計46万部突破! 仕事も家庭も大事にしたい娘の奮闘と成長を描いた青春「時代」ミステリー第七弾!
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過疎化が進んだ町で小学校時代を過ごした大地は、二十年以上前の卒業以来初めて東京で同級生二人と再会する。虫取りやスイカ割りなどのノスタルジックな思い出話は、自然と五年生の時に起こった事故の話に移っていく。リーダー格の少年・翔貴が沼に落ちて昏睡状態となり、目覚めぬまま最近亡くなった水難事故の真相とは? 第一回創元ミステリ短編賞受賞作「嘘つきたちへ」など、全五編の“嘘つきたちの競演”。注目新人のデビュー短編集。※本電子書籍は、『嘘つきたちへ』(ミステリ・フロンティア 2025年5月初版発行)を電子書籍化したものです。/【目次】このラジオは終わらせない/ミステリ好きな男/赤い糸を暴く/保健室のホームズ/嘘つきたちへ
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延命治療の自粛、緩和医療やホスピスケアの充実、推進に理解を示すようになってはきた。しかし安楽死そのものの核心に手を突っ込むことはしなかった。死ぬことに手を貸すことなどもっての外、の一点張りを通してきたからだ。人が病室で死ねば、医師は首を垂れ、言葉少なく静かに病室を去っていく。その最期のときが近づいたとき、病床の遺体から去っていく。そこはもはやお医者さんの立ち入る場所ではなくなっているからだ。あと一歩、あと半歩前に進めば、そこにはまだ「死の場所」があるというのに、背中を見せて去っていく。お医者さんは、なぜ「あと半歩」「あと一歩」をさらに前に踏み込もうとはしないのか。日本人には、死を心臓死という点ではなく「老病死」という流れでとらえてきた歴史がある。いま、その思想をあらためてとらえ直すべきではないか。その考えに、医師はどう応えるのか。これからの医療のあり方、そして「死生観の転換」を問う。
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ※本ムックはカラーページを含みます。お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。 CRAFTED IN JAPAN Casa BRUTUS特別編集 古今東西かしゆか商店 日本の美しい手仕事を巡る旅。 日常を少し贅沢にするもの、日本の風土が感じられるもの。 そんな手仕事を探し、全国を巡り続ける店主兼バイヤーのかしゆかは、 北海道から沖縄まで日本各地に伝わる古今東西のものづくりの現場を訪問。 そして2025年春、これまで買い付けた逸品が一堂に会するリアルショップがついに開店! 本誌連載にて18年から巡ってきた47都道府県の旅の足跡を辿りながら、 日本の職人たちの伝統工芸の「粋」と美しい手仕事の魅力をお届けします。 〈かしゆか商店〉がこの春、開店します。 【食】FOOD 01 石川【白磁の急須】 02 奈良【黒釉の輪花鉢】 03 秋田 【曲げわっぱ】 04 新潟 【庖丁】 05 京都【金網の吊りカゴ】 06 広島 【宮島杓子】 07 岩手【南部鉄器の鉄瓶】 08 青森【津軽塗の椀】 09 鹿児島【薩摩切子の猪口】 10 埼玉 【純銅のおろし金】 11 栃木 【琺瑯の保存容器】 12 長崎 【長崎ガラスのチロリ】 13 島根【出西窯のカップ】 14 和歌山【棕櫚のたわし】 15 高知【虎斑竹のバスケット】 16 大阪 【アルミの行平鍋】 17 佐賀 【色鍋島の蓋物】 【衣】CLOTHING 18 大分 【竹細工のバッグ】 19 徳島 【藍染め和紙】 20 福島 【刺し子織り】 21 東京 【洋服ブラシ】 22 沖縄 【紅型の扇子】 23 福井 【鯖江の眼鏡フレーム】 24 愛知 【有松絞りの手拭い】 25 山梨 【甲州印伝の巾着】 26 岡山 【いぐさのカゴ】 27 千葉 【萬祝染の長着】 28 茨城 【本場結城紬の反物】 29 三重 【伊賀くみひもの帯締め】 30 福岡 【線香花火】 【住】LIVING 31 岐阜 【ガラスの風鈴】 32 宮崎 【縄飾り】 33 群馬 【だるま】 34 香川 【讃岐かがり手まり】 35 神奈川 【寄木細工の小箱 】 36 山形 【山形緞通の絨毯 】 37 滋賀 【和ろうそく】 38 長野 【松本箒】 39 愛媛 【伊予提灯】
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保阪正康氏、推薦! 「中国を知る最良の方法とは何か? それは中国特有の歴史構造を読み解くことだ。本書はまさにその最適な書である」最も近接し、否応なくつきあわねばならない大国――中国。中国を知ることは、日本人が現代の世界に生きていくうえで必須喫緊の課題であり、いま求められている教養です。なぜ中国は「一つの中国」に固執するのか。なぜ中国はあれほど強烈な「中華思想」をもつのか。なぜ中国は「共産党一党独裁」になったのか。なぜ中国はあれほど格差が大きいのか。なぜ中国は「産業革命」が起きなかったのか。「対の構造」をはじめとする中国の個性がわかれば、こうした疑問を解き明かす道筋が見えてくる! 東洋史研究の第一人者が明快に語る隣国の本当の姿。
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何も持っていなかったから、走り続けることができた。誰もが心通わせられる世にどうしてもしたかった――。歴史小説界のトップランナーが郵便制度を創設した前島密を鮮やかに描き切る感動長編!郵便制度の祖と呼ばれ、現在では一円切手の肖像にもなっている前島密。だが彼は士農工商の身分制度の影響が色濃く残る時代にあって、代々の幕臣でも薩長土肥の藩士出身でもなく農家の生まれだった。生後すぐに父を亡くし、後ろ盾が何もない。勉強を誰よりしても、旅をしていくら見聞を広めても、なかなか世に出ることができなかった。そんな苦悩を乗り越え、前島は道をどう切り開いたのか。そして、誰もが想いを届けられる仕組みをいかにしてつくったのか。
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「いやだ!」「ノー!」と言わなければ、結局、身体がわたしたちの代わりに「ノー」と言い始めるだろう。 患者たちの語りから垣間見える、無力でストレスに満ちた子供時代。環境に自分を合わせ、生き延びるために無意識にとった戦略が病気の元となるとは……。 抑圧された感情がいかに自己免疫疾患をはじめとするさまざまな症状を引き起こすかを、患者へのインタビューを中心に“精神神経免疫学”の観点から解き明かす。 著者が患者に行なったインタビューの他、レーガン元大統領、フォード元大統領夫人、スティーヴン・ホーキング、ルー・ゲーリック、ジャクリーヌ・デュ・プレ(天才チェリスト)など有名人のエピソードも多数掲載。しっかりした医学的知見と心理学的的洞察に基づいた説得力のある一書。
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1795年、フランスとの長きにわたる戦いによって、イギリス海軍は慢性的な兵士不足に陥っていた。戦列艦ハルバート号は一般市民の強制徴募によって水兵を補充し、任務地である北海へ向けて出航する。ある新月の晩、衆人環視下で水兵が何者かに殺害されるが、犯人を目撃した者は皆無だった。逃げ場のない船の上で、誰が、なぜ、そしてどうやって殺したのか? フランス海軍との苛烈な戦闘を挟んで、さらに殺人は続く。水兵出身の海尉ヴァーノンは姿なき殺人者の正体に迫るべく調査を進めるが――海上の軍艦という巨大な密室で起きる不可能犯罪を真っ向から描いた、第33回鮎川哲也賞受賞作。/第33回鮎川哲也賞選考経過、選評=辻真先 東川篤哉 麻耶雄嵩
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反転、反転、また反転――! 本気の「仕掛け」を堪能せよ! 『珈琲店タレーランの事件簿』の著者がおくる、2023年大本命ミステリー。 ●STORY 大御所ミステリー作家・室見響子の遺稿が見つかった。それは彼女が小説家になる前に書いた『鏡の国』という私小説を、死の直前に手直ししたものだった。「室見響子、最後の本」として出版の準備が進んでいたところ、担当編集者が著作権継承者である響子の姪を訪ね、突然こう告げる。「『鏡の国』には、削除されたエピソードがあると思います」――。削除されたパートは実在するのか、だとしたらなぜ響子はそのシーンを「削除」したのか、そもそも彼女は何のためにこの原稿を書いたのか……その答えが明かされた時、驚愕の真実が浮かび上がる。
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「新しい地球(テラ)」の創造は日本から始まる。宇宙人による45億年前からのプロジェクトがついに発動。宇宙人の魂をもって生まれ、もっとも進化した並行宇宙でも活躍する著者が、「神=宇宙人」という真実から、宇宙人の進化と変遷、地球人類の誕生の理由、日本の神様の特徴と日本人の特質、これからの日本人の役割などを、宇宙のスタンダートの視点から書いた渾身の力作。神の真実を明かすとともに、テラが選んだ勇者である日本人を「約777年後に最盛期を迎える新しい文明のために最も重要な役割を引きうけた魂である」とし、日本の神々とともに人類の進化のためにすべきことを説く。そして、それは地球の繁栄に繋がるとともに銀河宇宙の発展のためでもある。「歴史観を正す銀河レベルの最新情報! 私たちは洗脳されていた!!」と、池川明さん推薦!
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2010年10月。宮城県の港町に暮らす高校2年生の小羽(こはね)は、統合失調症を患う母を抱え、介護と家事に忙殺されていた。彼女の鬱屈した感情は、同級生である、双極性障害の祖母を介護する航平と、アルコール依存症の母と幼い弟の面倒を見る凜子にしか理解されない。3人は周囲の介護についての無理解に苦しめられ、誰にも助けを求められない孤立した日常を送っていた。しかし、町にある親族の家に身を寄せていた青葉という女性が、小羽たちの孤独に理解を示す。優しく寄り添い続ける青葉との交流で、3人が前向きな日常を過ごせるようになっていった矢先、2011年3月の震災によって全てが一変してしまう。2022年7月。看護師になった小羽は、震災時の後悔と癒えない傷に苦しんでいた。そんなある時、彼女は旧友たちと再会し、それを機に過去や、青葉が抱えていた秘密と向き合うことになる……。宮城県出身の現役看護師による、魂が震える傑作!
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優秀な刑事ながらも組織に迎合しない性格から、上から疎まれつつ地道な捜査を続ける埼玉県警の何森稔(いずもりみのる)。翌年春の定年を控えたある日、ベトナム人技能実習生が会社の上司を刺して姿をくらました事件を担当することになる。実習生の行方はようとして掴めず、捜査は暗礁に乗り上げたが、何森は相棒の荒井みゆきとともに、被害者の同僚から重要な情報を聞き出し──。技能実習生の妊娠や非正規滞在外国人の仮放免、コロナ禍による失業と貧困化などを題材に、罪を犯さざるを得なかった女性たちを描いた全3編を収録。渋みのある刑事たちの活躍を描く、〈デフ・ヴォイス〉シリーズスピンオフ。/【目次】「逃女(とうじょ)」――ベトナム人技能実習生による傷害事件。何森は、女性の逃亡を手助けする組織の存在を知り……/「永遠(エターナル)」――ラブホテルでの殺人事件の重要参考人は、パパ活をしていた若い女性だった……/「小火(しょうか)」――公園トイレの放火事件に、容疑者として浮かび上がったのは高齢者ホームレスだったが……/あとがき
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リーマン・ショック後に世界各国の抱える債務は大幅に増加。かつて中国政府が大幅な財政出動を行い世界経済を救ったような奇跡は、二度と起きない。世界経済全体の成長率が低下している一方で、日銀をはじめ各国が競って金融緩和を行い、通貨発行額は天文学的な数字に拡大、バブルの危険性が迫る。その一方で、世界経済がますますグローバル化するなか、自由貿易の提唱者である米国自身が、保護主義に回帰しようとしている。だがしかし、対中貿易戦争の結果は、ブーメランのように米国経済をもむしばむ。「ゆがみ」が拡大するなか、世界の経済・金融システムは、果たして今の状態を続けられるのだろうか。ポピュリズム的経済・金融政策が、大きな破綻を招く可能性に著者は警鐘を鳴らす。日銀による国債&ETFの大量買入れ、およびマイナス金利政策の導入によって、中央銀行の打つ手がつきている日本では、景気悪化により日銀が追加緩和に踏み切ることで、市場流動性が一層低下し、それが大きな相場変動のきっかけとなりかねない。貿易戦争の拡大、およびトランプ政権のポピュリズム的政策が双子の赤字問題を再燃させているアメリカでは、覇権のゆらぎによるペトロダラー体制のほころびが、強固に見えた米国の金融システムを水面下で腐食させている。政府債務を海外の米国債需要によって無限にファイナンスしつづけるという錬金術が、はたして今後継続できるのだろうか。また、リーマン・ショック時に世界経済の牽引役となった中国は、いまだ実態が把握しきれない理財商品すなわちシャドーバンキングという爆弾を抱えている。米中交渉の行方もいまだ予断を許さない。次のリーマン・ショックはいつ、どこで、どのように起こるのか。元日銀政策審議委員としてアベノミクスに反対票を投じつづけた著者が、世界経済の行く末を占う。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
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100年に1度の金融危機といわれ、多くの金融機関や企業が倒産したリーマン・ショックが発生してから、2018年9月でちょうど10年になる。 本書は、リーマン・ショック発生当時、財務省で国際関係を統括する事務次官級ポストの財務官(07年10月~09年7月)を務め、事後処理をIMF副専務理事として担当した篠原尚之・東京大学教授の回想録である。リーマン・ショックでは、三菱UFJが米証券大手のモルガンスタンレーに出資するなど、日本は火消し役の立場でもあったが、篠原氏は、当局担当者として交渉にかかわっている。世界規模の金融危機のど真ん中で、如何に各国政府と協調し、対応したのか、当事者が、その全てを語る。株価が上昇し、バブルが懸念される今こそリーマン・ショックの教訓から学ぶべきことは多い。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
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日本人の視点から第一次世界大戦とその時代を俯瞰する類をみない一冊。 戦場が遠かったので、日本人にとっては縁遠い感もある第一次世界大戦だが、そこには、日英同盟を軸にしたたかな外交で強国の地位を確立していく日本の姿があった。 技術や産業が発達し人や金が国境を越えるグローバリゼーションが完成した時代、平和と繁栄を享受していた世界はなぜ戦争に突入したのか。戦争を生み出した「第一次グローバリゼーション」の世界を、金融、産業、技術、メディア等、国際金融のプロならではの視点から読み解いていく。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください
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石牟礼道子、茨木のり子、島尾ミホ、田辺聖子、辺見じゅん……。 不朽の名作を生んだ9人の女性作家たち。 唯一無二の父娘(おやこ)関係が生んだ、彼女たちの強く、しなやかな生涯。 『狂うひと』『原民喜』『サガレン』など、話題作を発表し続けるノンフィクション作家が紡ぐ、豊穣たる父娘の物語(ナイン・ストーリーズ)。 目次 ・渡辺和子 目の前で父を惨殺された娘はなぜ、「あの場にいられてよかった」と語ったのか? ・齋藤 史 二・二六事件で父は投獄された。その死後、天皇と対面した娘が抱いた感慨とは――。 ・島尾ミホ 慈愛に満ちた父を捨て、娘は幸薄い結婚を選んでしまい、それを悔い続けた……。 ・石垣りん 四人目の妻に甘えて暮らす、老いた父。嫌悪の中で、それでも娘は家族を養い続けた。 ・茨木のり子 時代に先駆けて「女の自立」を説いた父の教えを、娘は生涯貫いた。 ・田辺聖子 終戦後の混乱と窮乏のなかで病み衰えた父の弱さを、娘は受け入れられなかった。 ・辺見じゅん 父の望む人生を捨てた娘は、父の時代――戦争の物語を語り継ぐことを仕事とした。 ・萩原葉子 私は、父・朔太郎の犠牲者だった――。書かずには死ねないとの一念が、娘を作家にした。 ・石牟礼道子 貧しく苦しい生活の中でも自前の哲学を生きた父を、娘は生涯の範とした。 ・「書く女」とその父 あとがきにかえて
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治承四年(一一八〇年)。平清盛は、高倉上皇や平家一門の反対を押し切って、京から福原への遷都を強行する。清盛の息子たち、宗盛・知盛・重衡は父親に富士川の戦いでの大敗を報告し、都を京へ戻すよう説得しようと清盛邸を訪れるが、その夜、邸で怪事件が続発する。清盛の寝所から平家を守護する刀が消え、「化鳥を目撃した」という物の怪騒ぎが起き、翌日には平家にとって不吉な夢を見たと喧伝していた青侍が、ばらばらに切断された屍で発見されたのだ。邸に泊まっていた清盛の異母弟・平頼盛は、甥たちから源頼朝との内通を疑われながらも、事件解決に乗り出すが……。第四回細谷正充賞を受賞した話題作『蝶として死す』に続く、長編歴史ミステリ!
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ただ漫然と映画を見ていませんか? 本書は、「映画の見方」を教える本です。数百名以上の大学生を感動の渦に巻き込んだ「日本一わかりやすい映画講師」が、鑑賞にあたって知るべき事前知識から、撮影テクニック、場面展開、シーンの「意味付け」に至るまで、『東京物語』『ボヘミアン・ラプソディ』など不朽の名作を題材にして、映画を学びに変える鑑賞法を講義形式で解説します。本書がめざすのは「能力の底上げ」。作品のメッセージが手に取るようにわかるようになれば、感性が磨かれ、教養を深めることができます。映画を意識的に見ることで、人間としての魅力や人生の向上にもつながります。ネット動画をついダラダラ見てしまう方、口コミや評判をもとにコンテンツを享受しているような方にこそ、自分を変えるきっかけにもなる一冊です。さらに、「何からみればいいの?」という人に向けて、洋画・邦画合わせて200以上のおすすめ作品を紹介。
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男はなぜ闘うのか? 私は何と闘うのか? ひとりのジャーナリストが、身をもって経験した 「男らしさ」の意味。 女性として生まれた著者。しかし心の性と体の性が一致せず、30歳の時に男性になる。ただ、外見は男性になったものの、社会で「男らしく」行動するとはどういうことか、かえって悩むことに。そこで、最も男らしいとされているボクシングの世界を見ることに決め、アマチュア・ボクシングのチャリティーマッチに思い切って応募する。「男らしさ」、そして「男性」とは何なのか? 男性としても、ボクサーとしてもまだ歩き始めたばかりの自己を見つめたノンフィクション。
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フランス革命、国民国家、ナショナリズム、世界大戦、移民問題、EUの未来……。フランス史を知れば、世界史や現代社会がわかる。歴史の中に現代を読み解く鍵がある。ロワール川沿いのお城にヴェルサイユ宮殿、フランス革命やナポレオン、あるいは芸術やファッション、フレンチ料理やワイン……、さまざまな魅力に満ちているフランス。それらは、歴史の激動や課題のクリアがなされてきた中で、特徴をもって形作られてきた。西洋近現代史研究の第一人者が2000年を超える歴史の流れを大きくとらえて語りきる、現代人必読の書。国家間の対立が激しい現代世界、国民国家を生み出したフランスの歴史は、今、学ぶべき教養だ! 【目次より】1. 「フランス」の始まり/2. 打ち続く試練から王権の強化へ/3. 絶対王政とヨーロッパ世界の拡大/4. フランス革命とナポレオン/5. 王政・共和政・帝政、揺れるフランス/6. なぜ、世界大戦は起こったのか
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人間のポジティブな思考の大切さを説いた自己啓発書は数多くあるが、本書は細胞生物学者が科学的にそれを証明した画期的な本。遺伝子やDNAが私たちの生体機能をコントロールしているのではなく、細胞の「外側」からやってくるシグナルがDNAをコントロールしているという。さらに、私たちが抱く思考は、肯定的なものも否定的なものも強力なメッセージを発していて、それらも細胞をコントロールしていることを示してくれる。本書は生物学はもちろん、量子物理学における最新の研究をも統合して、驚くべき成果を提示した。私たちの思考とは、自分の肉体をも変えうる無限の可能性を持っているということである。著者の画期的な研究は、エピジェネティクスという新しい生物学の端緒を開き、科学とスピリット(魂)の橋渡しに貢献している。ユーモアあふれる語り口と適切な喩えで、難しい生物学の話をわかりやすく教えてくれる本である。
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2018年12月、没後50年を迎える中村天風。かつて、「心身統一法」の講習会の最後の日(当時は5日目)に「研修科」として話された“門外不出”の講話を厳選収録。「人生をいかに生きるか」という命題を、自身のエピソードを交えながら、ユーモアにあふれた語り口で説く。その内容は、「自分とは何か」「心にはどのような働きがあるのか」「意志とは何か」そして「意識というものについての哲学的理解」など、人間が日々考え続けなくてはならない人生真理ばかり。中村天風との対話を通して、現代のストレス社会で必要とされる「メンタル・タフネス」に通ずる、“感情のコントロール法”を習得することができる。2011年刊の好評講演録『幸福なる人生』と併読すれば、「心身統一法」の理解がより深まるだろう。世代を問わず堪能できる、天風座談の決定版。(本書は、天風会創立百周年を記念して発売されているCD『心を磨く』から厳選された講話を編集したものです) 【本書の主な内容】●第一章 人間の正体は気体である ●第二章 生き方を間違えると「心の奴隷」になる─有意義な人生のための基礎知識 ●第三章 「正しい心の使い方」ができる人・できない人 ●第四章 五官感覚を磨き上げ、自己肯定に徹して生きよ ●第五章 「心機転換」こそが問題を解決する ●第六章 本能に打ち克つ人が幸福になる 【本書「まえがき」より抜粋】本書の内容は「人生いかに生きるべきか」ということを説いた哲学的なものですが、実際には「人間は本来運命や病(やまい)に負けるような弱いものではなく、どんな困難をも乗り越える力がある」ということを、ユーモアにあふれた軽妙な語り口や、具体的で絶妙なたとえ話などを交えながら、現実の日常生活を送る我々人間が合理的に納得のできる理論で説明されています。天風先生はよく、易しい内容を難しそうに説くのは簡単だ、難しい内容を難しく説くのも簡単だ、難しい内容を易しく説くのが一番難しいと言われましたが、本書は難しい内容をたいへんわかり易く読んでいただける、まさに天風先生の面目躍如たる実践哲学書です。
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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 信長も、秀吉も、家康も、「地震・津波・噴火……」の真っ只中に生きていた。本能寺の変の際に起こった日食、秀吉、家康の運命を左右した地震……、「天変地異」から日本史を読み解く! 人類は誕生以来、つねに天変地異の中に生きてきた。そして天変地異とともに歴史は作られてきた。日本史を俯瞰してみても、「もしあの地震がなければ、この噴火がなければ、歴史は変わっていたかもしれない」、そんな事例が数々ある。鬼才・黒鉄ヒロシが独自の視点から、日本史と天変地異の関わりを見つめ、コミカルに表現していく歴史漫画。 【目次】●凍える卑弥呼 ●不死山 ●本能寺の天気 ●天平大地震 ●帰雲城 ●伏見地震 ●浅間山大噴火 ●日本三大雪景色 ●雨ニモマケズ
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パンデミックによって浮かび上がる、人間の光と闇。これほどの絶望に、人は立ち向かえるのか。時は天平、若き官人である蜂田名代は、光明皇后の兄・藤原四子(武智麻呂、房前、宇合、麻呂)によって設立された施薬院の仕事に嫌気が差していた。ある日、同輩に連れられて出かけた新羅到来物の市で、房前の家令・猪名部諸男に出会う。施薬院への悪態をつき、医師への憎しみをあらわにする諸男に対して反感を持つ名代だったが、高熱に倒れた遣新羅使の男の面倒をみると連れ帰った行為に興味も抱く。そんな中、施薬院では、ひどい高熱が数日続いたあと、突如熱が下がるという不思議な病が次々と発生。医師である綱手は首をかしげるが、施薬院から早く逃げ出したい名代は気にも留めない。だが、それこそが都を阿鼻叫喚の事態へと陥らせた、“疫神”豌豆瘡(天然痘)の前兆だったのだ。病の蔓延を食い止めようとする医師たちと、偽りの神を祀り上げて混乱に乗じる者たち――。疫病の流行、政治・医療不信、偽神による詐欺……絶望的な状況で露わになる人間の「業」を圧倒的筆力で描き切った歴史長編。
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宇宙、地球、文明……これらは皆、「人間が見ることによって存在している」といえる。人間はこれらを「科学的視点」から見たり、「宗教的視点」から考えたりする。するとそこに、「さまざまな思想」が生まれ、その正否をめぐって論戦が展開される。そのような「知の対決」によって、哲学も科学も宗教も発展してきた。21世紀を迎えた現在、インターネットの普及により世界中の情報を一瞬にして知ることができるまでに、人間の文化は爛熟した。目に見えるものは何でも知ることができるようになった今、人間はついに、自らの「心」の正体について考える時代に至っている。本書は、湯川秀樹や朝永振一郎を輩出した京都大学の園教授門下の最後の碩学が、「人間の心とは何か」「人間存在の意味とは」に静かに深く迫ってゆく思索の記録である。読むこと、そして、考えることの喜びを満喫できる内容は、「本物の知との対話」の時間を読者に提供する。
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日露戦争時、実はロシアと清国は「露清密約」を結んでおり、“連合軍”として日本と戦ったのであるが、このことは日本人には教えられていない。終戦の調停役であったアメリカも、当然オトボケで条約を結ばせたため、グルだった。これが知られていれば日本は清国に賠償を要求できたのだ。この一事でも分かるとおり、満洲国建国をめぐって、日本が国際連盟脱退に至る歴史は、一般的解釈とされている「日本の侵略」ではなく、清国利権を狙う、アメリカを始めとする欧米列強の謀略であり、国際的な「日本イジメ」だったのである。本書では、アメリカのジャーナリストであり、満洲国の顧問を務めていた著者が、列強の言動のあまりの理不尽さに憤慨し書き残した、「満洲国をめぐる真実」である。特に、著者は、「アメリカの意図はどこにあるのか」を厳しく追及している。アメリカ政府が日本人に最も読まれたくないであろう歴史の証言を、詳密に新訳した一冊である。
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殺すことで、私は変わるのか? 幸せな将来を捨て、彼女がなろうとしたのは“殺し屋”。傷ついた者たちに安息の時は訪れるのか――。大藪春彦賞作家が満を持して放つ衝撃作。父・清隆(きよたか)を銃殺した杉山(すぎやま)と帰宅後、不運にも鉢合わせした塔子(とうこ)は、重傷を負わされてしまう。かろうじて一命を取りとめたものの、半年間の昏睡状態に陥ったのち、奇跡的に目覚めた。犯人・杉山への判決に納得がいかない塔子に、担当刑事の犬伏(いぬぶし)は、「捜査に強い圧力がかかり、十分な捜査ができなかった」と告げる。さらに犬伏は、警察も捜査できない事件を扱う文目屋(あやめや)なる“殺しの集団”の存在を塔子に明かすのだった……。
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京都三条御幸町にある、著者の社会奉仕施設「光の学校」。ここでは、悩みや苦しみを抱える人たちに、著者の無料カウンセリングが行われている。さまざまな心の痛みを抱えた人々がやってくるが、その中で、「もう、私は死にたい」と訴える人も数多い。本書で取り上げるのは、この、「死にたい、死にたい」と訴える人たちへのカウンセリングの模様である。ダイアログ形式でまとめられており、読み進むうちに、行き詰ってしまったかに見えた人生に、突破口が見えてくる。カウンセリング・ルームで展開される、真剣な対話から、悩む人はいろいろな気付きを得ることができるであろう。心が疲れた人にこそ読んでほしい、人生に対する貴重な示唆に富んだ人生論である。
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著者は、中小企業を中心にきめ細かなコンサルティングを行い、絶大な信頼を得ている、日本経営合理化協会を率いる人物である。社長専門コンサルタントとして、11万社を超える指導実績を持ち、経営者を育ててきた、「伝説の人物」と言っても言い過ぎではない男である。本書は、日本経営合理化協会が毎月発行しているニューズレターに、毎回、著者が綴ってきた、巻頭エッセイのこの10年分から厳選し、経営マインドが凝縮された97編を収録したものである。社長が持つべき「哲学」とは、「情」のある人間でなければならない、幾代にもわたって繁栄を続けるためには……など、社長という立場にある人が大切にすべき視点が満載されており、読んで損することはないと言っていい。社長は、人の上に立っているのではない、戦いの先頭に立っているのである。常に、革新的人物であるための、骨太の経営哲学を学び取ることができる一冊である。
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世界の経営思想家ランキング「Thinkers50」において、2期(2011年、2013年)連続で1位に選ばれた、ハーバード・ビジネススクールのクレイトン・クリステンセン教授。本書では、その代表的著作である『イノベーションのジレンマ』『イノベーションへの解』『イノベーションへの最終解』の3部作を中心に、製品戦略や技術戦略といった個別戦略ではなく、「経営戦略としてのイノベーション論」を徹底解説します。また、ページマップやワークシートなど、視覚的にも理解がしやすい工夫も散りばめてあります。『イノベーションのジレンマ』を読んだが把握に自信がない方、『イノベーションのジレンマ』は把握しているが、『イノベーションへの解』や『イノベーションの最終解』については十分理解していない、または繋がりがわからない方、関連するイノベーション理論や組織行動論、不確実な世界における戦略論などとの結びつきが不明な方に最適。
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日本国内で、いまだに「反日」を掲げて、子どもたちに偏向教育を続けている人たちがいる。一部の報道で明らかにされたように、全国一の偏向教育県は、いまや広島県でも沖縄県でもなく、日本人の“心の故郷”ともいわれる「お伊勢さん」の地元・三重県である。「国旗・国家の実施率の低い都道府県ほど生徒の問題行動が多い」という調査も発表されているが、高校生のいじめや暴力行為が全国でもトップクラスの三重県は、まさにそれに当てはまる。その元凶と思われるのが、「全国一」といわれる日教組の加入率(98%)である。日教組の“不正な勤務”と“異常な教育”は、いまなお日本の教育の深刻な問題であり続けている。「日教組王国」といわれる三重県では、どのような異常な教育が行われてきており、また、いまなお続いているのか。三重県在住の教育者(皇學館大学助教授)がその惨状を明らかにし、三重県教育の正常化のために行動した闘いの記録を綴る。
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U理論はMITのオットー・シャーマー博士とマッキンゼーの知的連携により、世界トップクラスの革新的なリーダー約130人を調査した結果生まれたイノベーションの方法です。誰もが頭をかかえる人と組織の問題に対しても、これまでとは全く異なるアプローチにより、対症療法に終わらない本質的な解決をもたらすことができます。では、なぜそれができるかというと、我々が変革を起こそうとする際の「盲点」に気づいたからです。我々は革新的なリーダーが「何をどうやるか」に注目し、学んでもいますが、「どんな内面の状態から行動を起こすか」という行動の「源」には目を向けていなかったのです。本書はその「行動の源」を転換すべくU字型の谷をくぐり抜け、イノベーションを起こすU理論の入門書。原書『U理論』訳者で、変革ファシリテーションの実績を豊富にもつ著者が、現場のエピソードを盛り込んで、U理論の本質と実践法をわかりやすく解説します。
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世界中見渡しても、こんなに優雅な文明を維持しながら、戦争や殺戮より平和な経済競争が優位を占める近代市民社会が成立するまで生き延びた国民は、ほかにはいない。ところが、これだけ幸福な星のもとに生まれた日本人が、自分たちはどんなに幸せな歴史を生きてきたのかということをほとんど知らない。皮肉なことに、おそらく世界中の知識人の中で日本の知識人がいちばん、ヨーロッパ文明こそ善(よ)き文明であり、義(ただ)しき文明であるというデマ宣伝を信じこまされ、ヨーロッパの文物に対する抜きがたい劣等感にさいなまれている。おそらく、一度もヨーロッパ諸国の植民地にされたことがなく、ヨーロッパ文明の中からいいものだけを自分たちの意志で選択的に取り入れてきたからこそのヨーロッパ崇拝なのだろう。だが、もうそろそろ真相に気がつくべき時期だ(本書「はじめに」からの引用)。呪われたヨーロッパの歴史をひもとき、「幸せな日本史」を描く。
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