中沢新一の一覧

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作品一覧

2019/08/07更新

ユーザーレビュー

  • 別冊NHK100分de名著 「日本人」とは何者か?
    斎藤環の河合隼雄「中空構造日本の深層」を軸に繰り広げられる一種曖昧論の推奨が面白い。単に良しとはせずに入り込まれる隙ともなると言う指摘もうなずける。コミュニタリアズムと同調圧力の議論にも似て、空気の研究、言葉の自動機械化という宮台の言説ともほぼ近いのでは。
  • 虎山に入る
    中沢新一だから成し得る魔術的な文集。面白過ぎ。古代人の思考法を取り戻すことで現代文明を超える!ことを繰り返し語る。河合隼雄、山口昌男、吉本隆明、井筒俊彦らを振り返るがたまにオウム事件にも言及。井筒俊彦の神秘哲学の解説は特に面白い。神と人を明確に分けたホメロス的世界観へのアンチテーゼである物質/肉体に...続きを読む
  • 森のバロック
    南方熊楠の伝記ではない。彼の生涯のうちで「もっとも深く体験されたもの」について取り出そうとする。特に思想モデルとして結実した南方マンダラに内蔵されている思想的可能性の展開について考えていく。

    「縁の論理」は、「力」をめぐるセリー論理の別名なのだ。それはマンダラの構造体を変化と変態の側面から、とらえ...続きを読む
  • 熊を夢見る
    吉本の評論においての、死と笑いの関係は、笑ってはいけないからドキュメンタルに続く松本人志の活動の根本を言い当てているような気がする。そして、寺山修司の落書き学に関しての評論では、高橋源一郎が気づいたtwitterの集合意識が詩そのものであるということに対しての裏付けとなっているような気がする。ってか...続きを読む
  • 熊から王へ カイエ・ソバージュ(2)
    カイエ・ソバージュの1冊目が面白かったので、早速、第2冊目にすすむ。

    1冊目が、レヴィ=ストロースの「神話論理」をベースにした世界各地のシンデレラ物語分析というところで、面白いものの、どこか予定調和的な感じがしなくもなかった。

    で、2冊目では、原始的な共同体から国家の誕生へと、静的な世界から...続きを読む

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