大阪アースダイバー

大阪アースダイバー

作者名 :
通常価格 1,705円 (1,550円+税)
紙の本 [参考] 2,090円 (税込)
獲得ポイント

8pt

    【対応端末】
  • Lideo
  • Win PC
  • iOS
  • Android
  • ブラウザ
    【縦読み対応端末】
  • Android
  • ブラウザ

※縦読み機能のご利用については、ご利用ガイドをご確認ください

新規会員限定半額クーポンプレゼント

作品内容

著者は、心の無意識までを含んだ四次元の地図を作成する作業の全体を、「アースダイバー」と名づけました。258万年前から現在にいたる地質の変遷を示す「第四紀地図」図と考古学の発掘記録、それに現代の市街図を組み合わせて、土地のもつ「本当の姿」を明らかにしていきます。またその作業には、古代人の心の構造を教える人類学、歴史学、心理学などあらゆる知が境界を越えて動員されます。今回その対象となるのは、大阪です。現在の大阪は5000年前にはほとんどが海面下にありました。南北に走る細長い上町台地だけが、古くからある陸地です。その南北の線を軸に、そして東の生駒山脈から発する死のパワー(デュオニソス軸)が、東西に力を加え、その座標軸が大阪の基盤をつくっていると著者は考えます。そしてその交点にある四天王寺が大阪の中心となっています。物差しをもつ聖徳太子=太子信仰は、職人的世界のバックボーンになっています。一方ミナミ、キタ、ナニワなど大阪の中心地は、「くらげなす」砂州の上に成立し、それゆえに浮遊する世界=都市=商業を発展させえたということなります。大阪の古層にある、南からの海洋民、半島から到達した「海民」をキーワードに、大阪の無意識へとダイヴィングするスリリングな冒険を試みます。

ジャンル
出版社
講談社
ページ数
320ページ
電子版発売日
2019年06月28日
紙の本の発売
2012年10月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
68MB

大阪アースダイバー のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2014年09月24日

    おもしろかった!
    今度ミナミに行くときには、今までとはちょっと違った目で周囲の風景が見られそうだ。
    それにしても、大阪はDeepだ!

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2012年12月24日

    大阪に商業が興隆し、アジアの拠点都市としての薫りが色濃く漂い、笑いの文化が生じたのは何故か、古の大地からの声を聴き、アースダイバーは考察する。
    チベットのモーツァルトを著した宗教学者の中沢新一は、無縁・公界・楽を著した歴史学者の甥にして後継者だと唸る好著。

    アジアとの繋がり、ヤマト政権・朝廷に敗れ...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2012年12月07日

    東京アースダイブよりもスリリングだった。
    なぜなら大阪は差別問題をはじめ様々な問題を抱えた都市であり、コリアンとの親密な関係の上に成り立つ都市であり、
    日本というスケールに収まりきらないエネルギーを抱え持った、日本でもっとも自由で野性的な都市ということが、肌身に感じられたからだ。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2012年11月21日

     アースダイバーの大阪編。生駒山に死のパワーを感じることから始まり、流れ着いた海民が「都市」を形成していく歴史を幻視する。
     吉本のお笑い芸人にまで結びつく、語られる歴史は荒唐無稽ではあるが、しかし圧倒的に面白いし、その面白さが説得力を生み出す。ご丁寧に欄外に「実は嘘」的な記述があっても、それでも説...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2020年02月15日

    大阪は東京とはずいぶん違った発展の仕方をしたらしい。
    大阪に行く前にこれを読んでおくと、景色がちがって見えるはず。(コアラ)

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2019年03月10日

    昔の職場近辺の話が盛りだくさん。へーとかほーとか言いなが一気に読んでしまった。大阪のディープさは古代から脈々と受け継がれている。

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2018年12月22日

    大阪は南北を貫く軸に、太陽が通る「東西」の軸をメインにした場所であった。

    ナニワでは信用に対する信仰に支えられた商人たちが活躍し、「有縁社会の中の無縁」を体現しており、ミトコンドリアのように大阪に活気を与えていた。

    四天王寺には聖徳太子伝説が息づき、敗者をも退けない「和」という思想がみられた。
    ...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2017年12月18日

    〜というようなことが言えるんじゃないかな。みたいな本。柳田国男だとか荒俣宏、澁澤龍彦の仕事に近い。アカデミックではなくセンスで書いてある。様々な事実を踏まえて感性で融合させている。中沢新一氏が博学で勉強熱心だと認めた上で読み方を間違えなければ面白い読み物。こういう風に歴史を眺めるのは素敵なことではあ...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2016年04月04日

    タイムマシンに乗って数千年前から数百年前の大阪に行ってドローンから空撮した映像を見ている気分になる本。アースダイバーというよりバードビューアーか。学問的な裏付けがあるかどうかはともかく、人間の生活・移動の観点から大局的に分析して推論を組み立てていて、とても面白い。

    この本を読み始めたことで、この週...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

    Posted by ブクログ 2014年07月29日

    中沢新一による「アースダイバー」第二弾、大阪を舞台にしています。
    大阪に行く機会があったので読んでみましたが、相変わらずぶっ飛んだ世界観で、時空を行き来しているアースダイバーとしての著者の姿がおもしろいです。

    「アースダイバー的見方」という表現も出てきますが、これは地政学と文化人類学を併せたような...続きを読む

    このレビューは参考になりましたか?

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています