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Posted by ブクログ 2009年11月22日
生物・民俗学・宗教学の先駆者である南方熊楠の思想を継承するための熊楠読本。彼の専門であった粘菌(動菌)の特性であるオートポイエーシスをとおして本当のエコロジー(生態・社会・精神のエコロジーの連動)について語っている。関連分野の学者は勿論、他分野の研究者や更には足下みえてない政治家は是非読んでもらいた...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年03月22日
南方熊楠の思想についての本。
本草学と夢の思考と野生の思考は多様な領域をアナロジー
分類の博物学からシステムとしてのオートポエーシスへ
森のエコロジーは公楽論理の原神道マンダラ郷土
ニルヴァーナと幽霊と高次元と粘菌
中沢新一の本のなかでは一番読み応えがあった。一人の人間についてここまで粘っこく書い...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月01日
南方熊楠の事が知りたくて購入したけど、一冊目にしては少しハードルの高い内容だった。前書きにある通り伝記ではなく、その思想を掘り下げ後継していくことに主眼が当てられている。それを正確に理解しこれだけの書籍に仕上げる中沢さんも凄いと思うが、南方マンダラなる思想に辿りつき、この時代から広く俯瞰した視点をも...続きを読む
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