ヘルシンキ 生活の練習はつづく

ヘルシンキ 生活の練習はつづく

小説・文芸
1,925円 (税込)

9pt

ガチ多様性。ふたりの子どもと北欧へ渡った社会学者による、現地レポート。「考え方が変わる」と大反響の『ヘルシンキ 生活の練習』の待望の続編! 【目次】はじめに/1 大人と働く/2 戦争と平和(前編)/3 戦争と平和(後編)/4 特殊なのは誰か/5 見えないルール/6 エリライシアが普通/7 みんなのための善いこと/おわりに

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ヘルシンキ 生活の練習はつづく のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    フィンランドの保育園の教育に、日本よりもたくさんの人員は配置されていて、一人一人の特性を把握してそれにどのように対処するかを対話するというのが素晴らしい。
    多様性に関して、マイノリティをマジョリティ
    デモをする権利や、女性の妊娠出産があることに対する配慮が当たり前のこととして認識されているのが興味深いね。
    働く人間はロボットじゃないんだからって、いう雰囲気。日本ではロボットみたいに働くことが良いとされているからここは大違い。

    0
    2025年10月08日

    Posted by ブクログ

    ヘルシンキの暮らしに
    関西弁で軽快なツッコミを
    入れていく著書の語りを
    聞いているといろいろな
    当たり前が揺らいで来る。

    インクルーシブについて
    触れた4章の「特殊なのは誰か」が
    印象に残った。

    フィンランドの排外主義の
    政党のリーダーから
    「人口が減るきとも厭わず排外主義を貫く国」として日本が敬われているというくだりは、ずっこけた。どこのエルフの王国だ…

    0
    2025年02月11日

    Posted by ブクログ

    1冊目に続きとても良かった。ガチ多様性の帯のとおり、世の中ガチ多様性。結局、その多様性を受容できるのって、経験に基づく想像力と、気づきによるものでしかないのだと思った。知らないことを知らないことが多すぎる、ということに気付かされる。知らないと、ないことになってしまうことに気づいたし、それってとても怖いことだと思う。そんなことを強く思った本でした

    0
    2024年12月22日

    Posted by ブクログ

    1作目に続いて、フィンランドについてやアイデンティティ、多様性について、著者が関西弁でツッコミともぼやきとも取れるセリフを入れながら考えていく様がとても快いなあ。

    0
    2024年10月21日

    Posted by ブクログ

    前作よりも文章がなめらかになって、カジュアルで読みやすくなったと思う。
    前作のインパクトが強く、この作品にも最初から期待感があった。
    前作に引き続き面白かった!

    最も印象に残ったのは健康診断の話である。
    「仕事関係の悩み事やストレスのところに10点中4点をつけていますが、これはどういうものですか」と問診票を見て看護師が尋ねられ、作者は「この大学での仕事は楽しいし、ワークライフバランスもいいんですが、私のパートナーは日本にいます。私も日本で働いていましたが、私はヘルシンキで働くことにしました。それで家族を分断してしまったと思うのが苦しいです」と答えた。そうすると看護師さんは「あなたは人生の中でやりたいことを見つけ、いろいろな要因をロジカルに検討して選択して見事に手に入れた。それは祝われるべきことで、あなたが家族に悪いことをした罰ではない。もしアンフェアに負担が生じているなら助けを求めるべきことです。そのために私たちがいます」このように答えたという。
    こういう風に他人言われたことがないなと作者は驚く。
    しかし話はそれだけではなかった。
    「仕事の満足度に10点中7点と書いていますが、なぜですか」と看護師さんは引き続き質問する。そうすると作者は「毎日今日もダラダラしちゃった。時間があったなぁ。もっと頑張れたのになぁと思う」と答える。
    (私もきっと同じように答えると思う)
    それに対して看護師さんは怪訝な顔して、「70%以上頑張ったらおおよそあらゆる仕事の人が40代のうちに燃え尽きます。だから70%でもやりすぎな位です。60%に減らしてください」
    おおー!
    「8時間労働だったら、そのうち4割つまり3時間ちょっとぼんやりしてください。同僚とお茶するとか、窓の外を見て鳥がいるなとか」
    痛快!
    もっと私も休もうと心から思った笑
    看護師さん、海を超えて、日本でもカウンセリングしてます!

    フィンランドの現状はなかなか厳しいものもあるようで、フィンランドを全面的に賛美したり、日本と比較してどちらがいいと言ったりする本ではないが、こういうプロのエッセンシャルワーカーたちのきっぱりとした物言いは、前作同様感動できる。
    胸がすくようなフィンランドの人たちの働き方の感覚、人権の感覚。清々しいほど毅然としていて、まことにかっこいい。特に女性。

    それから、子どもたちのプラカード作りのイベントで、母である作者も一緒に作ったら、これで次のデモに出るプラカードが作れますねと気軽に言われたくだりも。その感覚の違いにキョトンとする作者に相変わらず笑えた。私も読んでキョトンとした。そんな社会、風通しよくていいね。

    ただ1つ気になる事は、作者がカジュアルに書きたいと言う気持ちが前に出すぎて「ウケる」っていう言葉を多投しすぎだなぁという所。ほどほどだと面白いし読みやすさにつながるけど、ちょっと多いかなぁ。
    自分は「痛く」ない、真面目だけじゃない、と思われたいうと言う気持ちあまり出過ぎてる感じがした。
    若い時はそういうことは気になるのだろうけど、かえって痛々しく見えてしまう。苦々しい経験をしてきた作者だからこそだろうけど、もう、気にしなくてもいいんじゃないかなぁ、堂々としてていいのになと読者としては思ってしまった。(老婆心でしかない笑)

    0
    2024年09月10日

    Posted by ブクログ

    小さなお子さんを持つ2世の女性で旦那は日本に在住し2人の子どもとフィンランドで働く母親として生活している。自分のやりたい事のために子どもに不自由させているのではないかと悩んだり、2世ゆえの差別、偏見の経験で子どもらもフィンランドで差別されていないかとか、フィンランドでの学校生活や教育、そして自身の葛藤を事細かく書いていて文化や考え方の違い、そして子どもらの考え方と母親の考え方や見ている事の違い、そして成長過程も知れて自分も考えさせられる内容だった。
    フィンランドは遊園地はなく祭りでもトラックに乗るとか地味な祭りでアトラクションのない国があるとは想像すらしなかったが現地の子たちは他の国には遊園地があると知ったら羨ましいと思うのだろうか??そして休みが長い。3か月ぐらいありその間は宿題もない。子どもらは日本に帰って日本学校に通っているが日本とフィンランドの学校を比較したことないとそこでも考え方の違いが真新しく感じる。上の子は淡々としているので世渡り上手かも。下の子は負けず嫌いの感情を表現するのが苦手な男の子。
    どちらも成長した姿をみてみたいと思わせる書き方で子どもらが大人になった時の話が読みたいがまだまだ今時点で小学生。
    随分先の話になるので筆者が子どもらの成長を書いてくれるかどうか。フィンランドの教育を主に書いているので成長過程を書いてくれるように願っている。




    0
    2024年09月08日

    Posted by ブクログ

    前作もとても好きで、本屋さんで続き(?)が出ているのをみつけて、即買い!

    夏休みの12日間の旅のお供にしたら、その旅で出会ったこと、考えたいこととリンクしまくりで、静かに興奮しながら読み進めた。

    もう一度じっくり読み返したい。
    とても大切な1冊!

    0
    2024年09月01日

    Posted by ブクログ

    前作に続き、今回も楽しく読めた。

    特に印象的だったのが、著者の娘の言葉
    ・ユキは「ユキは、何も、しない、がしたいねん!」という。ごめん、それまだ母ちゃんにはすごい難しいねん…。

    私もそう。でも、子どもを見ているとただただソファーでぼーっとしてたりもするよなぁ。見習わなきゃ。

    そして著者は、健康診断で以下のように言われたという。
    「70%以上頑張ったら、およそあらゆる仕事の人が40代のうちに、肉体的にか精神的にかわかりませんが燃え尽きます。60%に減らしてください。仕事も家事も60%以下に減らして、1日8時間労働だったらそのうち4割、つまり3時間ちょっと、ぼんやりしてください。健康のために何もしないで!」

    これもやっぱり難しい、、


    あと、「普通」「特別」の考え方の違いに考えさせられたりした1冊。この本が出たのが2024年。また、数年後に続きが出ないかな、と期待。



    以下メモ
    ・私は子どもたちを見ていて、つい何かと心配になるし口を出してしまいたくなる。彼らの大きくなる世界は、私の大きくなってきた世界とは違うし、彼らは私とは違う人間だし、私の想像力も知識もたいしたことなどないのだから、所詮たいした手助けなどできないとわかっているはずなのに。


    ・原則としてすべての子どもにもサポートが必要。
    私は、普通な子どもとそうでない子どもがいて、後者は前者と切り離されるとしか考えたことがなかった。普通な子どもと特殊な子どもがいるなら、「特殊」とみなされることは異なる扱いを受ける根拠となる。それを差別(排除)と感じることもあれば、「あいつは得している」「ずるい」(特権)と感じることもあるだろう。
    他方で誰もが特殊で自分に応じた個別の支援を必要とするなら、特殊であることは当たり前のことになる。


    ・先生からは、小屋に閉じこもってもいいけど、言語化した感情を他人に伝えてもいい、ネガティブ感情を持つことは悪いことではないのだから、相手との関係を信頼して、伝えるステップを練習してもいいかもしれない、家庭でもその練習ができるように励ましてはいかがでしょうかと提案された。
    mököttää(モコッタァ / モコッテー) 小屋に閉じこもってぶつぶつ言う

    ・多様性を認めるというのは、特殊な何かを、普通の何かの中に受け入れてあげることではない。「普通」であるはずのマジョリティもまた、その特殊で多様な「何か」の一つに過ぎないものになるということだ。

    0
    2026年05月26日

    Posted by ブクログ

    フィンランドと言えば、マリメッコやムーミン。高福祉で教育水準も高く住みやすそうな印象があった。女性誌にも、定期的に特集を組まれる森と湖の国。
    そんな好印象から、(かもめ食堂)も好きな映画だ。
    しかし、実際のフィンランドについて何も知らなかった。
    この本を読んで、建国の歴史や政治、日本との教育システムの違いが、興味深かった。羨ましいのは、子供1人に対しての教員数だ。子供の特性や必要に応じてのサポートは素晴らしい。
    今後、日本でも移民が増えていく事を考えれば、学ぶべき点が多いと思う。

    0
    2025年09月18日

    Posted by ブクログ

    - ロボットの表情から感情を読み取る練習(どんな顔か描写したり、どんな時の顔かを言う子もいる)
    -断固とした態度をとるのに怒りはいらない
    - 民族的不均衡:移民の子はその社会で普通とされるふるまいを知らないため特別支援が必要と思われがち
    - 人間が育つために余裕のある大人たちが手間ひまかけてもいいこと
    -作文:絵を見て描かれていることを描写、新聞記事を箇条書き、広告、メッセージの続き、
    - セルフアセスメント
    - 「要望をつたえることはいいこと」という前提。言わなければわからない

    0
    2025年07月30日

ヘルシンキ 生活の練習はつづく の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める ノンフィクション

ノンフィクション ランキング

朴沙羅 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す