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本好きになることはできるか――。 働いていると本当に本は読めないのか――。 読書家はどう本を選び、ハマるのか――。 読書をめぐる俗説や規範を検証し、「孤独な営み」の常識をくつがえす。国内外の膨大な先行研究を軽やかな語り口でひもとく入門書。 三宅香帆さん推薦!
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Posted by ブクログ
「読書は決して『個人的行為』ではない」。 本書は、人々の読書のあり方が社会や制度、さらには読書を支える科学技術の発展によって大きく規定されていることを明らかにしようとするものである。 本書では、読書をめぐるさまざまなテーマについて社会学的な視点から考察が行われている。その内容を要約すると次の通りであ...続きを読むる。 ・読書人口の減少をどのように捉えるべきか、またその調査方法は妥当なのか。 ・人が自らを読書家である、あるいはそうではないと認識する要因は何か。 ・人はどのような方法で読みたい本へたどり着こうとしているのか。 ・人が読書に没入するための条件とは何か。 ・現代人が読書時間を確保できるかどうかを左右する要因は何か。 ・読書の目的や傾向と、社会学者ブルデューのいう文化資本との関係。 ・読書会をはじめとする読書コミュニティの意義。 ・社会的地位や人種、経済格差などに起因する読書格差を解消するための取り組み。 ・電子書籍やオーディオブックなど、読書関連技術の発展が読書に与える影響。 読書好きの人間にとって、これらはいずれも関心を引かれるテーマである。また、本書を読むことで、自らの読書習慣や読書観を改めて見つめ直す機会を得ることができた。読書を個人の趣味としてではなく、社会との関わりの中で捉え直そうとする本書は、多くの読書家にとって示唆に富む一冊である。
p.89を読んで、「再読っていいな」と改めて思った。新しい本を読むことに意識が向きがちだけど、昔好きだった本を読み返すことで、当時とは違う自分の視点や感じ方にも出会える。懐かしい物語に触れることが安心感や社会とのつながりにもなるという話も興味深かった。 特に小説は今まであまり再読してこなかったので...続きを読む、時間をおいて読み返す「読書」をこれから取り入れてみたい。
エンタメ性に富んだ研究資料という感じだった。 読書論に興味があるので、おもしろく読めた。 「「○○は読むべき」という論にはあまりふりまわされずに、好きな本を読んだらいいんじゃないでしょうか」というところに勇気づけられた。 読書環境を整えて、これからも読書を楽しもうと思った。
読書好きの著者による読書研究の調査手法の特徴とそれぞれの調査結果への比較分析から始まり、人と読書の関係の特性毎に章割りして解説されている。
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桜井政成
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