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ライブラリアン奮闘記 人種のるつぼ、アメリカの学校で
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 学校司書の一人として、この本によって考えさせられたことは多く、自分の甘さを再認識した次第。 アメリカはニューハンプシャー州、アルバカーキーで小学校司書として働く筆者自身の体験をまとめたものである。 学校の方針で決められる自身の「クビ」の問題。日本人である彼女が受けた「人種差別」。アメリカの学校運営に関する事情。アメリカのスクール・ライブラリでの彼女の実践。彼女の息子が通うハイスクールや、アメリカの社会教育まで含めた実状等。首切りの話の所では思わず「リーパーさん、頑張れ」と言ってしまう自分。アメリカの学校図書館の実状に思わずため息。 -
モダンのクールダウン
モダンとポストモダンを通過した私たちにとって、「リアリティ」「公共性」とは何か? 東浩紀の動物化論、大塚英志の物語消費論を導きの糸として、文学、SF、萌え、そしてアレントやデリダも参照して、時代の「お約束」について考える。 -
ドライアイスであそぼう
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アイスクリームやケーキなどを買うとドライアイスを入れてくれることがあります。このドライアイスを使うと,さまざまなたのしい実験を行うことができます。 本書は,ドライアイスを使った実験のうち,家庭でも安全にたのしめるもののみを選んで紹介しています。どの実験も,全国の学校や家庭で行われ,「たのしかった! またやりたい!」という子どもたちの絶大な支持を集めたものばかりです。 もしもドライアイスが手に入ったら,ぜひ家庭や学校で,本書に従ってドライアイスの実験をしてみてください。「目に見えない気体」「ふつうの空気とは違う性質を持った気体」について,いきいきとイメージを描くことができるようになるでしょう。 ドライアイスの実験を安全にたのしく行うための注意点も,巻末の解説に詳しく書いてあります。 ★★ もくじ ★★ 「ドライアイスであそぼう」本文 解説1 ドライアイスを使った実験のいろいろ 解説2 ドライアイスの実験を安全にたのしむために -
ロジカル・セリング―最強の法人営業
営業について解説している本は数多くある。中には、伝説的な営業マンがみずからの武勇伝を語っているものもある。「トップ営業に学べ」とばかりに、こうした書籍を読んだ後に、「この著者はすごいが、ちょっとまねできないな……」という感想をもった方は多いのではないだろうか。 営業に勝つためには「仮説力」と「検証力」が重要だ。「仮説力」とは、顧客が求めている内容を事前情報から類推し、現時点の解をつくる力。「検証力」とは、類推した解を、顧客との対話を通じ、より精度の高い解に仕立てる力。 この2つの力を引き出すためには、ロジカル・シンキングを営業の現場で実践する必要がある。これを、著者たちは「ロジカル・セリング」と名づけた。 ロジカル・シンキングはビジネスパーソンの基本スキルとして、すっかり定着し、提案書やプレゼンテーション資料の作成に際しては、当たり前に使われている。この基本スキルを分析や文書作成にとどめず、営業現場での活用に踏み込み、提案営業活動全体を通じて、顧客に刺さる提案を行ない、大きな成果を獲得することが本書の狙いである。 -
監査役になったら一番はじめに読む本
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大会社、上場会社から中規模会社までの新任監査役必読!! 毎年多くの監査役が誕生しています。しかし就任当初は、監査役は何をどうすればよいのか、どのような点に注意すべきなのか等々、悩みを抱えることになります。 監査役の仕事を始めるには法律や会計の勉強が必須なのですが、監査役には60代で就任することが多く、今さらこんな勉強は面倒と感じるのも無理はありません。 そこで本書では、60代の新任監査役を想定しつつ、ある程度仕入れておくべき知識、実際の仕事で落とし穴になりそうな箇所など、監査役として最低限必要な知見や技術を、日本監査役協会事務局に長年勤務した著者が、具体例を盛りこみつつわかりやすく提供します。 -
家庭で無理なく楽しくできるコミュニケーション課題30 自閉症の子どものためのABA基本プログラム2
08年9月に刊行した「生活学習課題46」の続刊。前作同様、応用行動分析をベースにしたプログラム集であるが、今回は特にニーズの高いコミュニケーション指導にしぼって構成、家庭での指導方法をわかりやすく解説。 -
亀甲獣骨 蒼天有眼 雲ぞ見ゆ
物語の舞台は、歴史ファンの間でも注目度の高い清代末期の光緒25 年(1899 年)。 中国大陸に進出したイギリス、ドイツ、フランスをはじめとする西洋列強は、中国各地で分割支配を強めていた。 そんな列強諸国に対抗すべく、「扶清滅洋(清を扶け西洋を滅ぼす)」のスローガンを掲げた「義和団」を名乗る集団が、 山東省での暴動をきっかけに各地に広がり、社会は不安定な状況であった。 そんななか、杭州・西湖のほとりにある孤山に暮らす数え年で二十一歳の丁仁は、 金石学者である父・丁立誠の後を継ぎ、学究に勤しんでいた。 ある日、生薬である「竜骨」に神秘的な図形や文字のようなものが刻まれていて、北京で騒動になっていることを耳にした丁仁は、 丁家にかねてから出入りする北京在住の雑貨商人・元突聘に、その子細を尋ねようとする──。 -
クレア・バーチンガー自伝
ディスクレシア( 読み書き障がい) を抱えながらアフリカ、中東など世界各地の紛争地帯を奔走。 貧困や飢餓、感染症に苦しむ人々に向き合うなかで、栄養失調の子供が1000人、提供できる食料は70人分という"命の選択"を突き付けられもした。 戦争という過酷な現実に苦悩し、PTSD(心的外傷後ストレス障がい)にも苦しんだなかで出会った 人生の師匠と、自身の原点となる言葉とは――。 ナイチンゲール記章受章、大英帝国勲章叙勲、20 世紀最大のチャリティコンサート「ライブ・エイド」開催のきっかけとなる、看護に生きる一人の女性の感動の自伝。 -
グアヤキ年代記 ――遊動狩人アチェの世界
1963年、南米パラグアイ。フランスの若き人類学者クラストルは、深い森で遊動生活を送ってきた先住民族グアヤキ(自称アチェ)の調査に赴いた。彼らは白人に圧迫され衰退の道をたどっていたが、出産、通過儀礼、復讐の殺人、食人習慣など、様々な文化を保持していた。クラストルは不合理な事象の数々に時に戸惑いつつも、それらを精緻に観察し、背後にあるグアヤキの論理を鋭い視点で解明していく。暴力ではなく言葉によって自らの権威を証明しなければならない首長など、この調査で得た着想の一部は、後に『国家に抗する社会』として結実する。文学性にも優れた民族誌の傑作。解説 松村圭一郎 -
嵐の中で踊れ
第10回ほんタメ文学賞大賞(あかりん部門)受賞! “恋心に黒歴史、とんでもない嵐が貴方の中にも巻き起こります。”斎藤明里(女優/ほんタメMC) “誰もが誰かの、台風の目。スリリングで笑えて、変てこで温かな嵐の一夜。” 一穂ミチ氏、共鳴! 「最高なことは、最悪のときに起きるのかもしれない」 もしも自分にとって「いちばん会いたくなかった人」に再会してしまったら――嵐を前に避難所に偶然集った中高生や大人たち。そこで期せずして再会したそれぞれの“黒歴史”の相手。湧き起こる恋心、後悔、秘密、恥、宙ぶらりんの夢。そして、漆黒の過去との決着……。 時に不条理で、時に甘酸っぱい運命に翻弄されながらも、本気で笑って、泣いて、もがく大人や若者たちの様をエモーショナルに描く、一気読み必至のエンタメ青春群像小説! 【あらすじ】 好きな同級生に素直になれない男子高校生の厳(ごん)。夫婦関係に埋めがたい溝を感じる詩伊(しい)。女性に不自由したことはないが忘れられない元カノがいる山内(やまうち)。妻子にとある女性との情事を隠している真面目な銀行員の日出樹(ひでき)。見た目のコンプレックスで人前でマスクを外せない女子中学生の小梅(こうめ)。大切なものを探すため故郷へ戻ってきた亜揮(あき)。 嵐が近づき、期せずして同じ避難所へ集まった彼らが再会したのは、それぞれの「いちばん会いたくなかった相手」。夜の嵐に閉じ込められた体育館で、本来交わるはずのなかった人々の間に新たな化学反応が生まれ、過去との決着を求めて止まっていた時計の針が動き出す。誰もが、愛する人を求める心や捨てたい感情、秘密を抱え、もがいている。果たして嵐がもたらすのは、災厄か、それとも僥倖か――。 -
ことばの道草 ――言語学者の回想と探求
日本における社会言語学の泰斗が来し方を振り返り、人生と研究に思いをめぐらせるエッセイ集。幼い日の思い出から語り起こし、言語学を志すに至った経緯、なぜソ連研究やモンゴル研究、さらにはクレオール研究までを志すようになったのか、そのいきさつを綴る。数多くの道草をやり過ごして先を急いできた言語学者が、こころに残るそれらを思い起こし書きとめた断章のつらなりから、領域を横断する知の世界が見えてくる。 【目次】まえがき──この本を書くわけ/I 幼き日々の残照/II モンゴル研究からシベリアへ/III ドイツからフィンランドへ/IV 道草の数かず/V クレオール語研究の初しごと/VI 抵抗する言語──ウクライナ問題と言語学/VII ノモンハンのたたかい──モンゴルの存立/あとがき -
日本政治、再建の条件 ――失われた30年を超えて
機能不全に陥った日本政治。いまや自公は少数与党となり、一方で野党はまとまることができず、右派ポピュリスト政党が存在感を増している。こうしたなかで、わが国の政治を立て直すには何が必要か。「平成の政治改革」から現在まで、野党再編、政権構想、選挙制度改革、ジェンダー平等、西欧の右派ポピュリスト政党、2025年参院選など複数の視点から検証。現在地を浮かび上がらせるとともに、来るべき日本政治を展望した、必読の論集! 【目次】はじめに(山口二郎)/第一章 日本政治の失われた三〇年と野党の蹉跌――なぜオルタナティブは生まれなかったか(山口二郎)/第二章 平成の政治改革と「二党制の神話」――なぜ小選挙区比例代表並立制は機能しなかったのか (中北浩爾)/第三章 ジェンダー政治の三〇年――平等で包摂的な社会に向けた成果と課題(辻由希)/第四章 政党政治の危機状況――西欧の混迷から考える(古賀光生)/終章 二〇二五参議院選挙と政党政治の再編(山口二郎)/あとがき (中北浩爾) -
哀を飲む
大ヒット作『二人一組になってください』、『神に愛されていた』…… ベストセラー作家・木爾チレンのデビュー15周年記念作品! 愛を失くした女子たちの、性と生についての痛切な短編集。 苦しくも美しい、哀と狂気を召し上がれ。 水のように無味無臭で掴めない男との日々「水みたいな人」、 明けない夜、名前も知らない恋人との関係に耽る「ジンジャーエールに似ている」、 私の体に飽きてきた彼氏に感じる切なさ「ぬるいラムネ」、 死んだ夫の骨を飲む妻の物語「骨を飲む」……など、全7話収録。 デビュー当時から現在へと繋がる、小説家・木爾チレンの軌跡を感じる珠玉の作品たち。 愛を手に入れた時の高揚感、そして愛を手放した時の喪失感、哀しみを飲み込む辛さなど、本書には恋愛が持つ美しさと苦悩と痛みが、瑞々しく描かれている。 これは、木爾チレンが描く「究極の愛と狂気」。 人生のほんのひとときくらいは、 哀しみを味わうのも悪くない。 ――飲み込んだ哀しみは、いつかあなたを生かす血肉になる。 【著者・木爾チレンさんからのメッセージ】 何かを失った哀しみというのは、飲み込んだところですぐに消えるわけじゃない。けれど、いつかは体のなかから出ていく。 だから、人生のほんのひとときくらいは、哀しみを味わうのも悪くないのかもしれない。 そんなことを考えながら、この短編集を編みました。この本が、誰かにとっての「生きる薬」になることを願っています。 ----木爾チレン -
あなたの人生をムダにする 時間の悩みをすべて解決する技術
◆6つの時間の悩みは複雑に絡み合い、あなたの行動や感情、 思考までも左右します 「気づけば今日も“やるべきこと”で1日が終わっていた」 「大事な人との時間を大切にしたいのに、仕事でいっぱいいっぱい」 「本当はやりたいことがあるのに、毎日ただ追われるように過ぎていく」 多くの現代人がこの悩みの正体を、きちんと見つめたことがあるでしょうか。 本書では、著者が10年以上かけてたどり着いた「時間の本質的な使い方」を体系化しました。 ◆著者自身、かつては多忙を極めるビジネスパーソンとして働き、 月260時間以上の労働と引き換えに得たのは、疲弊と孤独でした。家族との時間は減り、心もすり減る日々。 そんななか、人生の質を取り戻すべく、自ら時間戦略を学び直し、 「ハイパフォーマンス・コーチング」や「10x Ambition Program」を日本人として初めて本格導入。 自らの生活を大きく変えました 本書は、そんな実体験に基づいた時間改善のための「決定版」とも言える一冊です。 時間に関する6つの悩み「時間不足」「時間浪費」「過去の後悔」「未来の不安」 「時間経過の速さ」「仕事とプライベートのバランス」を明確に分類し、 それぞれに具体的なアクションプラン、自らの時間を“取り戻す”ための実践手順を示しています。 単なる時間管理のテクニックではなく、 「人生に本当に必要なことに時間を使う」ための思考と行動のリセット、 その最初の一歩として本書をご活用ください ◆目次 はじめに ●第Ⅰ部 効率・生産性を上げる ・第1章 【時間不足】「時間が足りない」を解消する 時間を取り戻す「引き算」の技術 タスクの断捨離で時間をつくる 第1章のポイント など ・第2章 【時間浪費】時間のムダをなくす 目標設定と優先順位づけの4つのメリット シンプルで効率的な時間管理術「1ページプロダクティビティ」 第2章のポイント など ●第Ⅱ部 後悔と不安をなくす ・第3章 【過去の後悔】時間の失敗を取り戻す 失敗や後悔を「時間資産」に変える すべての経験を学びと成長の機会と捉える 過去の失敗を捉え直す5つのステップ①事実を受け入れる 過去の失敗を捉え直す5つのステップ②原因を分析する 過去の失敗を捉え直す5つのステップ③視点を変える 過去の失敗を捉え直す5つのステップ④行動計画を立て小さな成功を積み重ねる 過去の失敗を捉え直す5つのステップ⑤振り返りと改善を繰り返す 【実践例】ビジネスにおける失敗の捉え直し方 第3章のポイント など ・第4章 【未来の不安】残された時間を有意義に使う 年齢はやりたいことを諦める理由にはならない 第4章のポイント など ●第Ⅲ部 時間を味方につける ・第5章 【時間経過の速さ】過ぎ行く時間を楽しむ 強みや情熱の源泉に時間を注ぐ 「ユニークアビリティ」の力を解き放つ 第5章のポイント など ・第6章【時間を使うバランス】仕事とプライベートを両立させる 「3種類の日」で人生のバランスを図る 理想的な時間配分は「集中」「予備」「自由」の日でつくる 第6章のポイント など おわりに -
教養としての「税法」入門
所得税や消費税など、税金は私たちにとって身近なものですが、 そもそもなぜ、税金は課されるのでしょうか? その答えが、「税法」(税金関係の法律の総称)にあります。 税法を学ぶにあたっては、「どのような歴史があって、今の姿があるのか」という点を大雑把にでもとらえておくことが重要です。 そこで本書では、「税が誕生した背景」「税金の制度や種類」「税法の重要な判決」など、 税法の歴史から仕組み、考え方までをまとめました。 税の基本的な原則を丁寧に、大学で学習する学問的な内容までを 豊富な事例とともにやさしく解説します。 税法に関するすべてがこの1冊で深くわかります。 -
新 心霊探偵八雲
【待望の「八雲」新シリーズ、ついに開幕!】 八雲が、晴香が、帰ってきた! 「君にも、視えるのか」 新たな相棒は、かつての自分だった。 ーーーーー 両眼の赤い男との戦いから4年。 明政大学の助教となった斉藤八雲は、「記憶」を失い「幻覚」に苛まれる男子学生・深水蘇芳に出会う。 彼はなぜ「記憶」を失っているのか。見ているものは「幻覚」なのか、それとも――。 八雲は迷える蘇芳と共に、幽霊によって引き起こされた連続不審死事件の調査に挑む。 現場に残された「次の被害者」の名前、事故物件の謎、近づいてくる少年の幽霊。 全てがつながったとき、切なくもおぞましい呪いが、明らかになる! 果たして、八雲は初めての弟子を光のもとに導くことができるのか? 心霊探偵の新たな物語が今、始まる。 ★★★★★ 読んで育った“八雲チルドレン”の若手作家たちから、応援コメント続々! 「中学時代に同級生たちとこぞって読んでいたシリーズに新たな歴史が刻まれる。こんなに嬉しいことはありません!」 阿津川辰海 「子供の頃から、一番身近だった非日常。あるかもしれない世界への扉がほしくて、鏡を覗いて瞳が赤くなっていないかと確かめていました。」 斜線堂有紀 「役者は揃った。おかえり、八雲先生! 絶望も希望もまだまだ続いていく。八雲たちの成長が嬉しく、頼もしい新章開幕。」 芦花公園 ★★★★★ そして、オリジナル八雲シリーズも 完全改稿版にて講談社文庫から堂々刊行スタート! -
論破されずに話をうまくまとめる技術
仕事でもプライベートでも、意見の対立は起こるもの。昨今、そこでキーワードにもなっているが、「論破」。会議や議論が苦手な人ほど、対立意見を持っていてもなかなか口に出して言えず、論破されてしまい悔しい思いをすることも…。そんな人のための救いの書。そこで、弁護士でありながら、ビジネスコーチ、交渉アナリストでもある著者に「論破しないで、議論の着地点を見出す話し方・交渉術」を教えてもらう本。 -
本質をつかむ
◆本質をつかむ方法が具体的に記された本! 「要するに◯◯ですね!」が秒で出る! 日々の仕事や問題解決において、 その本質をつかむことができれば生産性が上がるが、それができないと延々と成果は出ない。 たとえば、次のようなケースのことだ。 ◎上司の指示の意図がわからない。 ◎部下が指示どおりに動いてくれない ◎何がわからないかわからない。 ◎話す内容がとっ散らかる。 ◎1を聞いて1しかできない。 これらに共通するのは、物事の表面にとらわれるあまり、本質を見失っていることだ。 ◆逆に本質をつかむ力が身につけば、「要するに◯◯ですね!」と 相手の話の要点をすぐにとらえることができるし、そのように理解してもらえる説明や指示ができるようにもなる。 では、どうすれば「本質をつかむ力」を身につけられるのか? 本書では、それを以下の7つの力に分解して、詳細に解説する。 ◆本書の構成 ・【第一章 本質を見抜く力とは何か?】 現代社会が「可視化」への依存を強めていく中で「本質を見抜く力」がなぜ重要なのかを掘り下げる。 ・【第二章 本質を見抜く7つの力】 物事の本質を見抜くうえで必要になる7つの力について解説する。 それぞれの力に対して「なぜ重要なのか?」「どのようなメリットがあるのか?」 「どのような思考の手順をたどればいいのか?」について解説する。 第二章を読み進めることで、それぞれの力にはどのようなメリットがあり、 どのように思考手順を踏めばいいかを体系的に理解できるはずだ。 その結果、物事の本質に迫るための方法論を手に入れることができる。 ・【第三章 本質を見抜く視点力】 ここまで説明してきた、本質を見抜く7つの力―意味、原因、目的、特性、価値、関係、大局―は、一言で言えば「考える力」だ。 しかし何かを「考える」には、その手前に「そもそも、何について考えるべきなのか?」を見極める「視点力」が欠かせない。 よって、第三章では本質を見抜くうえで極めて重要な「視点力」について紐解いていく。 第三章をお読みになれば、どのような頭の使い方をすれば、自由自在に視点を切り替えることができるのか?をご理解いただけるはずだ。 ・【第四章 7つの本質力を身につける1週間トレーニング】 本質を見抜く力は「3日で身につく〇〇」などのビジネスハックとは異なり、 日々の習慣によって少しずつ鍛え上げられていく筋トレのようなものだ。 この第四章では、本質を見抜く力を身につけるためのトレーニングガイドを提供する。 ◆こんな人に読んでほしい! ◎丁寧に報告したつもりでも「だから何?」「要はどういうこと?」と問われがちな人。 ◎言語化するのが苦手な人。 ◎部下にきめ細かく指示を出しているのに、全然成長してくれないと感じているリーダー。 ◆目次 第一章 本質を見抜く力とは何か? 第二章 本質を見抜く7つの力 第三章 本質を見抜く視点力 第四章 7つの本質力を身につける1週間トレーニング -
それ、すべて過緊張です。
◆多忙すぎ、困難な状況 ‥ 高ストレスで緊張がほどけない状況が「過緊張」 「仕事が終わって家に戻ってからも、職場での出来事が頭から離れずなんだか落ち着かない」 「あのときの自分のした対応が、ちょっとまずかったかなあと気になって、休日もふっと不安になる」 「顧客や上司、同僚からいわれた言葉を、何回も思い出してしまいイライラして、家族にあたってしまう」 このような苦痛を感じ始めているなら、放っておいてはいけません これらはいわゆる「過緊張」と呼ばれる状態であり その状態が続くと、高確率で心や身体に不調が起こってくるからです。 過緊張は正確に表現すると「ストレスにより交感神経系の緊張が過度に続いている状態」です ◆過緊張は、仕事をしている人なら誰しもが日常で経験します。 仕事の負荷や心労が増えてきたり人間関係がうまくいかなくなってきたりすると、 おどろくほど多くの人が容易に過緊張になってしまうのです この過緊張が、早めに、自然に、解消されれば、基本的に問題ありません。 しかしうまく解消されずに、週単位、月単位で継続してしまうと、 必ずといっていいほど、心身に本格的な不調があらわれてきます 過緊張が続くということは自律神経系のバランスの乱れが続くということであり、 それが長引けば長引くほど「自律神経失調」状態になるからです。 ◆自律神経失調状態になると、頭痛、めまい、腹痛、微熱、 ひどい倦けん怠たい感などの身体の不調や、不眠、集中力低下、 憂うつさなどの心の不調が本格的に出現してきます。 そして仕事をはじめ日常生活が正常に送れなくなってくるのです。 過緊張ケアが早めにできるようになると 心や身体の不調を未然に防止することができるようになります。 ◆一時期には、心身に鞭打ちながら必死で頑張って大活躍。 だが、そのあとに体調を崩してしまい、仕事で思うような成果が出せなくなった。 さらに体調不良が悪化してしまい、長期の戦線離脱を余儀なくされてしまった。 …こうした状態になると、会社にとって大きな損失になってしまいますし、 ご自身のキャリアにとってもつらい痛手となってしまいます。 かたや「仕事が安定的にできる人」「ムラなくコンスタントに成果が出せる人」というのは、 上司やクライアントから、大きな信頼を獲得できます。 そしてその状態が積み重なっていくほどに評価も必然的に高くなります。 つまり「仕事がデキる人」は、 「自分で自分の心身のケアがデキる人」といっても過言ではないのです 精神科医として約25年、産業医として約12年の著者の知見、経験から導き出した過緊張ケアの方法を、 長い仕事人生の幸せな成功のため、過緊張ケアに活かしてください ◆目次 第1章 「過緊張」は、誰にでも忍び寄る。こんな症状をあなたは感じていませんか? 第2章 過緊張になりやすい人、なりやすい環境とは? 第3章 過緊張症状を自覚したときにすぐにやるべきセルフケア 第4章 ドクターも実践している!過緊張を予防するための日々の習慣 第5章 過緊張になりやすい性格 タイプ別アドバイス -
逆襲の時代 脱DS支配 これからを生きるための真・世界認識
2025年からは「逆襲(リベンジ)の時代」の幕開け! 「越境3.0チャンネル」でのジェイソン・モーガン氏との対談の際、「モーガンさんと24時間語り合いたい!」と、熱く語った石田和靖氏。 ついにジェイソン・モーガン氏との対談書籍が実現。 トランプ圧勝をうけて、2025年以降は「逆襲(リベンジ)の時代が始まる」というテーマで、日本を担う現役世代、これから社会に参加する若者世代に向けて、逆襲の糧となる「世界認識」「歴史観」を共有する1冊。 『今、多くの方が世界の〝違和感〟、日本の〝違和感〟に気づいているはずです。その違和感の正体を明かし何とか是正したい。そういう方が増えていることを僕は肌感覚で感じるのです。 家族を愛し、友達や仲間を愛し、国を愛し、それはごくごく自然な人間の営みですよね。でもそういう人たちのことをマスコミは「極右」と呼ぶ。人間らしく楽しく笑って愛情を持って生きていく。そんなささやかな僕らの願いを問答無用に上から押さえつける勢力のことを「グローバリズム」と呼びます。 「人間がいいか? ロボットがいいか?」 この本は僕らの逆襲の第一幕です。本書を読み終えたらぜひお友達ともこの内容について話し合ってみてください』石田和靖 『残念ながら、真実を伝える役目のはずの日本のメディア、政治家、大手会社など自称エリートは、日本国民に本書で議論されたことを伝える気がないようです。日本に住んでいるはずの私たちは、プロパガンダの王国、ウソの楽園に住んでいた。テレビ、新聞、政治家たちは相変わらず同じウソを発信することに余念がない。しかしそのウソの時代が、まさに終わろうとしています。いや、実はもう終わったのです。 本書に書かれた真実を知るだけでどうか満足しないでいただきたい。もっと真実を知って、それを一緒に、世界に発信しましょう。仲間募集中。これからは人間の時代。常識の時代。世界をやっつけてきた嫌な連中に対して容赦なくリベンジをして、世界の平和を勝ち取る時代です。一緒に、戦いましょう』ジェイソン・モーガン -
欲ばらない練習
■必要な欲と不必要な欲を見分ける賢さを身につけよう 皆さんは欲ばりすぎて失敗したことはありませんか。 あるいは意欲が湧かなくて困ったことはありませんか。 あるいは他人の欲望や執着に悩まされたことはありませんか。 この本は、人間なら誰でももっている「欲望」についてよく考え、 「欲望」と賢くつき合えるようになるための書です。 ■本書は高校生でも読めるようにやさしく書かれてあります。 そして、大学生でも、大人でも、高齢者でも、ビジネスの成功者でも、 知識が豊富な人でも得るところがある内容だと思います。 なぜなら、どんなに知識や人生経験のある人であっても、社会的に立派な方であっても、 案外自分の欲望についてはよく知らず、欲に振り回されていたり、 欲をかきすぎて失敗してしまうことはよくあることだからです。 欲について無知だと、一時の欲に負けることで、失敗を繰り返したり、 人生を棒に振ってしまったり、いつまでも幸せになれなかったり、成長の機会を逃してしまいます。 欲を満たしても、なぜか虚しく感じることも少なくありません。 ■「欲望」の影響は、個人の問題だけには留まりません。 社会も、地球さえも、人間の欲望によって動かされています。 欲をよく知り、欲をコントロールすることは、個人の幸せのためだけではなく、 これから地球人が生き残り、あらゆる生命が平和に共存するためにも、 必須の知識と技術だということなのです。 しかし、欲をすべて捨てることができるかというと、 なかなかそれはできないし、欲がなかったら人生つまらないと思う人も多いでしょう。 この本は欲をすべて捨てることを勧めるのではありません。 それは完全な覚りを目指す出家修行者がやることです。 世俗の社会で暮らす私たちは、欲を完全に断つことは困難です。 ■私たちは欲によって行動し、その行動によって経験が生まれ、その経験から多くのことを学びます。 ですので、欲のエネルギーを使って生きることは、私たちの成長に欠かせないことですし、大切な学びの原動力になるのです。 しかし、欲ばりすぎたり、欲望の対象に強く執着すれば、かえってうまくいかなくなったり、 手に入れられないことで悩んだり、絶望したり、嫉妬したり、さまざまな苦しみが増えるというのも事実です。 必要のある適度な欲望はよい効果ももたらすことがあるけれども、 欲ばり過ぎないほうがよいことが多いのです。 幸せになるためにこそ、欲についてよく知り、「欲ばらない練習」が必要なのです。 すべての欲を捨てようとするのではなく、必要な欲と、 そうでない欲を慎重に見分けて、必要でない欲望を過剰に「はらない」ようにする練習が必要なのです。 ■本書の目次 ・Ⅰ 欲を知る【知識編】 1章 欲ばるとどうなってしまうのか? 2章 幸せになる心 3章 欲の分析と取り扱い方 4章 出家修行で見えた真実 ・Ⅱ 欲との賢いつき合い方【実践編】 5章 掃除 6章 シーラ 7章 ダーナ 8章 知足と感謝の瞑想 -
ヘルシンキ 生活の練習はつづく
ガチ多様性。ふたりの子どもと北欧へ渡った社会学者による、現地レポート。「考え方が変わる」と大反響の『ヘルシンキ 生活の練習』の待望の続編! 【目次】はじめに/1 大人と働く/2 戦争と平和(前編)/3 戦争と平和(後編)/4 特殊なのは誰か/5 見えないルール/6 エリライシアが普通/7 みんなのための善いこと/おわりに -
北の名門・北海が掲げる 勝負至上主義
負けて学び、 勝っても謙虚に。 全国最多、 夏の甲子園40回出場を誇る北海。 北海道の厳しい冬と単調な練習を、 「我慢強さ」と「根性」で乗り越えて 「勝利への執念」を育んでいき、 「勝負史上主義」で目指す、 悲願の日本一! 著者は、以下のように述べています。 本書では、私が北海で27年間どのような指導を選手たちに行い、チーム作りをしてきたのかを明らかにしていきたい。「勝利至上主義」ではなく「勝負至上主義」による指導、2016年夏の甲子園準優勝の軌跡、その後の2018~2019年にU-18侍ジャパンのコーチをした際の思い出、さらには新基準のバットとなった今後の高校野球がどうなっていくか、北海としてどう対応していくかなども記していくつもりである――本文より ■目次 第1章 北海道の高校野球と北海の歩み~なぜ私たちは、夏に強いのか?~ 香田誉士史監督が作り上げた駒大苫小牧の野球とは?/大阪桐蔭の強さとは?ほか 第2章 野球との出会いから北海の監督になるまで~U-18侍ジャパンのコーチで学んだこと~ 社会人4年目に人生の転機が訪れる~27歳の若さで北海の監督に就任~/U-18侍ジャパンのコーチになって、間近に見たすばらしい選手たち ほか 第3章 不易流行によるチーム作り~臨機応変と「勝負至上主義」が根幹にある私の指導論~ 北海の選手たちがガッツポーズをしないのはなぜか?/「我慢強さ」「根性」「勝利への執念」が「勝負至上主義」につながる ほか 第4章 北海の野球と練習法~私たちは長い冬をいかに過ごし、心身を鍛えているのか~ 冬独自の異種スポーツ練習/「コンパクトにフルスイング」でミート力の向上を目指す~野球は肘先でやるスポーツ~ ほか 第5章 悲願の日本一を目指して~これからの北海、これからの高校野球~ サイン盗みは絶対にしない/「勝負至上主義」で生きていく~自分のためにがんばる、チームのためにがんばる~ ほか -
涙にも国籍はあるのでしょうか―津波で亡くなった外国人をたどって―
震災から12年、東北を取材し続けてきたルポライターが初めて知った事実。それは「東日本大震災での外国人の犠牲者数を誰も把握していない」ということ。彼らは東北の地でどのように生きたのか。現地を訪ね歩き、出会ったのは「あの人の面影が、今も自分を生かしてくれている」という実感を胸に凛と生きる人々だった。 -
「書く力」の教室 1冊でゼロから達人になる
「プロのライター」を志し、ライターの大先輩で、シリーズ累計20万部突破のベストセラー『読みたいことを、書けばいい。』『会って、話すこと。』(ダイヤモンド社)の著者である田中泰延の元に弟子入りした23歳の学生・直塚大成。 「書いてお金をもらうって、どんな感じですか?」 「プロのライターが書く前にやっていることって、なんですか?」 「魅力的な文章を書くには、何をどうしたらいいですか?」 田中さん、世界一わかりやすく教えてください! プロのライターが実践している「調べて、書く」全スキルが身につく徹底講義が今、幕をあける! ※カバー画像が異なる場合があります。 -
店長の鬼100則
今のスタッフと環境で、繁盛店は作れる! 悩めるすべての店長に送る、スキルとモチベーションが手に入る1冊! 「モノが売れない時代」と言われて久しいです。 売上は減少するなか、スタッフはなかなか育たず、離職率も高いまま……。 日々奮闘する店長は、次のような悩みで頭がいっぱいではないでしょうか。 「頑張っているのに利益が上がらない」 「いいスタッフが集まらない」 「店内の人間関係がうまくいかない」 「リピーターが増えず、お客様がファン化しない」 本書では、そんな店長たちに向けて、売上が上がる店作り、スタッフの育成法、モチベーションを保つ心得などを100則にまとめました。 著者は、「売上」は「お客様のために」の先にあるものだと言います。 店長がこのことに気づき、スタッフへの接し方を振り返ったときから、 少しずつ、でも確実に、店は大きく変わっていくでしょう。 紹介する100則は、長年現場を見てきた著者だからこそ書ける、実際の店現場で役立つものばかりです。 ぜひ気になったところから読んでください。 ■目次 第1章 鬼の心得 第2章 売上達成の鬼 第3章 売り場作りの鬼 第4章 スタッフ定着の鬼 第5章 スタッフ定着の鬼 第6章 ファン作りの鬼 第7章 マネジメントの鬼 -
瀬越家殺人事件
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 これまで僕は自分の書いたものを奇書と思ったことはないのだが、今回ばかりは堂々と奇書を自任してもいいかもしれない。 ーーあとがきより。 「このミステリーがすごい」第1位に輝いた『涙香迷宮』の衝撃、再び! ひらがな四十八文字を重複なく使い一首に仕上げるいろは歌で、四十八のシーンを描き切った超絶技巧の書。挿絵もすべて竹本健治先生の手による、ミステリーファン垂涎のアートブックが完成しました。 断崖絶壁を背にした屋敷に住むのは、瀬越満堂(せごえ・まんどう)と三人の娘、使用人たち。そこに招かれしは、探偵の納谷峙楼(なや・ぢろう)。姉妹を誘拐するという予告が壁に殴り書きされた満堂から、犯人を突き止めてほしいという依頼だった。屋敷から発見される白骨、秘められた過去。事件の先にあるもの何なのか……。 -
中世の覚醒
12世紀の中世ヨーロッパ、一人の哲学者の著作が再発見され、社会に類例のない衝撃を与えた。そこに記された知識体系が、西ヨーロッパの人々の思考様式を根底から変えてしまったのである。「アリストテレス革命」というべきこの出来事は、変貌する世界に道徳的秩序と知的秩序―信仰と理性の調和―を与えるべく、トマス・アクィナスをはじめ、キリスト教思想家たちを激しい論争の渦へと巻き込んでいった。彼らの知的遺産は、現代にどのような意義を持つのであろうか。政治活動の発展と文化的覚醒が進んだ時代の思想を物語性豊かに描いた名著。 -
日本で軍事を語るということ 軍事分析入門
2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻により、「大国間大戦争」の時代が到来したことを、世界中が強く認識せざるを得なくなった。 グローバルなパワーバランスは変化し、米国の軍事力ももはや絶対的なものではなくなっている。北朝鮮が核・ミサイル開発を進め、中国が急速に軍事力の近代化を行うなか、日本も、安全保障や軍事について、より当事者意識を持たなければならなくなった。 軍事力の最も優れた使い方は、戦争を起こさないこと、つまり抑止力として機能させることである。抑止力を強化した上で、安全保障上の対立が戦争にエスカレートしないよう、危機管理に取り組んでいかなければならない。 そのためには、一部の官僚や専門家だけでなく、国民全体がある程度の軍事に関する知識を持つことが必要となる。防衛費の大幅な増額が決まったが、戦争を抑止するために自衛隊は適切に整備され、運用されているのか? それを検証し、必要があれば別の意見を提示する――納税者である国民が、自分たちでも創造的に政策の在り方を考えていかなければならないときに来ている。日本でも、軍事を考えることが必要になってきているのである。 -
逆襲する宗教 パンデミックと原理主義
宗教から眺めると世界の「いま」が分かる! アメリカのクリスチャン・ナショナリストはなぜ陰謀論めいた主張を叫んでやまないのか。インドでは反イスラムの動きが先鋭化し、モスクワこそが「第3のローマ」と謳うロシアの原理主義者たちもまた陰謀論を思わせる「世界の終末」を唱える。一体、いま世界で何が起こっているのか。――その背景には1970年代以降に広がった「宗教復興」の潮流があった。 パンデミックに揺れる世界で、一気に噴き出した宗教と社会の問題を、各国各宗教ごとに解き明かす。 宗教ぬきに国際情勢を理解することはもはや不可能となった現代にあって、「いま」をあと一歩深く知るために必読の書! イランのイスラム革命に象徴されるように、世界は1970年代から宗教の季節を迎える。それはイスラム教に限ったことではなく、アメリカやロシアなどの大国をも含む複数の国で「宗教復興」とでも言うべき現象が起こり、その勢いはいまなお衰えをみせない。 イスラム教においては、その一部がジハード主義者たちのテロ行為へとつながっていくが、そこで標的となったアメリカもまた、「宗教復興」と無縁ではない。それを示すのが、1980年の大統領選におけるロナルド・レーガンの逆転勝利である。このときアメリカが直面したキリスト教保守主義vs.世俗リベラルの図式は、今日いっそう深刻な分断となって我々の前に立ち現れている。 宗教が各地で影響力を強めていくなかで突然訪れた世界規模のパンデミックは、感染防止のための礼拝の禁止や宗教施設の閉鎖をめぐって大きな反発を生み、各国で思いがけない事態を引き起こした。その一方で、広く影響力をもつ宗教勢力と協力して、危機を乗り越える力を得た国もある。 世界情勢はもはや宗教なしに理解することが不可能となりつつある。本書は、国際交流基金に長く勤めた経験のある著者ならではの筆致で、危機の到来によって急激に前景化した宗教と社会の関係を各国ごとに明快に解き明かす。 読めば世界の見え方がちょっと変わる、「いま」に対する探究心に応える一冊! 【本書の内容】 はじめに 序章 世界の宗教復興現象――コロナ禍が宗教復興をもたらす 第1章 キリスト教(プロテスタント)――反ワクチン運動に揺れる米国 第2章 ユダヤ教――近代を拒否する原理主義者が孤立するイスラエル 第3章 ロシア正教――信仰と政治が一体化するロシア 第4章 ヒンドゥー教――反イスラム感情で軋むインド 第5章 イスラム教――ジハード主義者が天罰論拡散を図る中東・中央アジア 第6章 もうひとつのイスラム教――宗教復興の多面性を示すイスラム社会、インドネシア 終章 コロナ禍で日本に宗教復興は起きるか 参考文献 あとがき -
貴族とは何か―ノブレス・オブリージュの光と影―(新潮選書)
不当な特権と財産を有し、豪奢で享楽的な生活を送る怠け者たち――このような負のイメージは貴族の一面を切り取ったものに過ぎない。古代ギリシャから現代イギリスまで、古今東西の貴族の歴史を丁寧に辿り、いかに貴族階級が形成され、彼らがどのような社会的役割を担い、なぜ多くの国で衰退していったのかを解き明かす。 -
完全解読 フッサール『現象学の理念』
完全解読シリーズ第4弾は、現象学の祖フッサール前期の代表作。主-客問題を批判し認識問題に大転換をもたらした画期的著作を読む。 -
徹底検証 日本の右傾化
日本の右傾化が進んでいると言われて久しい。実際、ヘイトスピーチや改憲潮流、日本会議など、それを示す事例には事欠かない。ならば日本社会は、全般的に右傾化が進んでいるのか? 本書ではその全体像を明らかにすべく、ジャーナリストから研究者まで第一級の書き手が結集。「社会」「政治と市民」「国家と教育」「家族と女性」「言論と報道」「宗教」の六分野において、それぞれ実態を明らかにしていく。いま、もっとも包括的にして最良の「右傾化」研究の書である。 ※ 著者からの申し出により、本電子書籍版に「第6章 有権者の「右傾化」を検証する」は収録されていません。 -
SHARP BRAIN たった12週間で天才脳を養う方法
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ERROR FREE 世界のトップ企業がこぞって採用したMIT博士のミスを減らす秘訣
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 仕組みを変えれば、ミスやヒューマンエラーはゼロにできる 超一流企業に共通する「ビジネスで絶対に負けない秘訣」 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 8万件超のデータから導き出した成功をもたらすメソッド Apple、Microsoft、ディズニー…… 超一流企業に共通する「ビジネスで絶対に負けない秘訣」があった。 弱冠25歳でMIT博士号を取得した危機管理のスペシャリストが放つベストセラー! 専門家チームが30年の研究とビッグデータから導き出した、 ビジネス必勝のための「エラー・フリー」戦略を徹底解説。 アレキサンダー大王の死からアップルの成功まで、さまざまな重大局面のケーススタディから 「エラーを減らして成功率を高める」3ステップを伝授する。 デカルトの『方法序説』をベースにした「エラー・フリー・メソッド」で、 ミスを起こさない組織をつくりだす。 【目次】 ■PART 1 エラーフリーとは何か 第1章 エラーを起こさないことこそが成功のカギ 第2章 エラーフリー思考 第3章 人間の性質を理解する 第4章 エラーフリーがもたらす幸福と成功 ■PART 2 人間はエラーを起こす 第5章 知識型エラー - 意思決定者の悪夢 第6章 規則型エラー - 企業が最も犯しがちな過ち 第7章 スキル型エラー - こんなことがなぜ起こる!? 第8章 設備はなぜ事故を起このすか ■PART 3 エラーフリー・マネジメント 第9章 エラーフリー企業を創造する 第10章 機会とイノベーションのマネジメント -
身近な野生動物たちとの共存を全力で考えた! 動物行動学者、モモンガに怒られる
目をあけて眠るアカネズミ、公衆トイレをつくるタヌキ、孤島に1頭で生きるシカ、ハエに血を吸われるコウモリ——。 野生動物を「好きすぎる」著者の奮闘動物エッセイ!! 野生動物たちのユニークな生態、彼らと濃く触れ合う日常、共存のあり方まで語り尽くす。 ※フィールドワーク中の写真などを使用しているため、一部、画質が荒い写真があります ■内容 1.アカネズミは目をあけて眠る 野生のアカネズミとの出会い/「テキパキ」という名のネズミ/アカネズミとドングリの謎 2.動物行動学者、モモンガに怒られる 産む子どもの数が問題だ/母モモンガに睨みつけられる/モモンガの森と生きる 3.スナヤツメを追って川人になる あの大切な「樋門」が!!/スナヤツメの不思議な生態/ここにいて、あっちにいないのはなぜ? 4.負傷したドバトとの出会いと別れ 翼の折れたハト/森で生きる生物、草原で生きる生物/ホバからもらった宝物 5.小さな島に一頭だけで生きるシカ 津生島へ上陸を果たす/調査でわかった島の驚くべき植生/ヒトが生きていくために必要なこと 6.脱皮しながら自分の皮を食べるヒキガエル 数千分の一を生き延びろ/ヤマカガシとヒキガエルの深い関係/動物の生態を理解する喜び 7.タヌキは公衆トイレをつくる コバキチ点を追え!/タヌキの雄は意外と子煩悩/溜め糞が教えてくれたこと 8.コウモリにはいろいろな生物が寄生している コウモリには立派な鼻がある/コウモリを襲う奇病の存在/生きる上でのリスクとどうつきあう? 9.ザリガニに食われるアカハライモリ アカハライモリの可愛すぎる幼体/動物行動学者、深夜の草むらで格闘する/動物との接し方についての新しい規範 ■著者について 小林 朋道(こばやし・ともみち) 1958年、岡山県生まれ。公立鳥取環境大学副学長。 岡山大学理学部生物学科卒業後、京都大学で理学博士取得。 岡山県で高等学校に勤務後、2001年に鳥取環境大学環境情報学部環境政策学科(現:公立鳥取環境大学環境学部)助教授、2005年に教授に就任。 環境学部長を経て2022年より現職。専門は、動物行動学、進化心理学。 著書に『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 〔鳥取環境大学〕の森の人間動物行動学』をはじめとする先生シリーズ(築地書館)、『ヒト、動物に会う コバヤシ教授の動物行動学』(新潮社)など多数。 研究、およびプライベートでさまざまな動物と交流を深め、数々の知られざる生態を発見してきた。 ヒトと自然の精神的なつながりや、動物行動学を活かした野生生物の生息地の保全にも取り組んでいる。 -
十三機兵防衛圏 公式保存記録:Double Helix
その奥深さで、関係者、愛好家、また、SF作品界に衝撃を与えたアトラス×ヴァニラウェアによる快作『十三機兵防衛圏』。目まぐるしく時空を前後交錯し、難解で深遠な歴史が紐解かれていく同作の物語を読み解くための公式設定資料集が、ソフト発売1周年を記念してついに発売です。時系列順のキャラクターの行動記録、機兵・怪獣の詳細情報、「ミステリーファイル」および「イベントアーカイブ」の内容、各種関連ビジュアルなどを掲載しているほか、「聖典」も公開する充実の内容でお届け! 同日発売の「公式脚本集」とともに、ファンなら必携のコレクターズアイテムです。 -
未来を見てしまった男 木内鶴彦の超驚異的な超宇宙 地球と共に生き残るたった一つの道すじ
膨大な宇宙意識に溶け込み、地球の過去・未来を証拠を残しながら渡り歩いた結果、過去の歴史上の人物の意識にまで入れるようになった男の脳内量子情報を探る。 臨死を超え「死後」体験をしてきた世界的に著名なコメットハンター木内鶴彦氏に聞いた「あの世の仕組み」と「この世の生き方」には地球の蘇生法と意識に秘められた未知のパワーがあった。 ・死後30分後に奇跡的に息を吹き返す ・エジプトのピラミッドがつくられた謎を目撃 ・意識体で友だちに会い、肉体が蘇った時のために印を残す ・臨死時に見た光景が18年後にそっくりそのまま起きた ・木内説を裏づけるような証拠が確認された!? ・二度目の臨死時に確認できた「月の起源」 ・国際特許を取得した木内式「炭素化炉システム」とは? ・原発に匹敵する発電量がまかなえるエネルギー革命装置 ・溶解度の高い水は体内の不純物を溶かして外に出す ・「太古の水」には原始生命を生み出した情報が記憶されている!? ・人間は苦労を楽しむために生きている ・イエス・キリストは四国の剣山から昇天した!? ・織田信長は明智光秀と共にバチカンを目指した!? ・いくらAIが進歩しても人間の脳や時間を超えられない ・赤ちゃんや無邪気な子供は5次元意識と一体化している ・未来の選択肢の中からどれを選ぶかは自分次第 ・死後体験は人類の意識覚醒を促すモーニング・コール ・自他の境界がなくって宇宙と一体化する感覚 ・宇宙の「原意識」と脳内の「量子情報」が行き来する ・「エゴ」中心から大洪水が起きる前の「意識」中心の生き方へ -
笑いの哲学
笑いについての考察は古来さまざまに試みられてきた。西洋哲学においては笑いの底に人間の「突然の得意=優越感」あるいは「小心さ」を見た。また「笑いの空間」と「差別の空間」が重なり合うところで起きていることも意識されてきた。 では、笑いという現象を解く一個の原理があるのだろうか。 笑いとは平穏な日常の破裂である。独特の状況や人間関係のなかから生まれる。また、笑いとは生ものである、刹那的である等々、笑いという現象はいろんな側面からその特徴を見出すことができる。 本書では西洋哲学の知見から現代日本における「お笑い」さらに広く芸術まで、笑いの現場を視野に入れつつ秩序、掟への揺さぶりとしての笑いの可能性を縦横に考察する。 -
教養の書
全国のごく少数の幸福な読者のみなさん、ついに書いてしまいました。教養とは何か。なぜ大切か。教養への道をどう歩めばいいのか。おまけにお勉強の実践スキルまで。すべて詰まった「知の教典」誕生です。 -
暗黒の啓蒙書
民主主義と平等主義の欺瞞を暴け。 資本主義を加速せよ。 民主主義を棄て去り、資本主義を極限まで推し進め、 この世界から〈イグジット〉するのでなければ、真の自由は獲得できない――。 “現代思想の黒いカリスマ”が放つ、禁断の書。 * * * 「声などどこにもない、ただ自由な出口だけがある。」 近代の啓蒙のプロセスを嘲笑い、民主主義的かつ平等主義的な価値観をも転倒せんとするニック・ランドの「暗黒啓蒙(The Dark Enlightenment)」は、ピーター・ティールやカーティス・ヤーヴィンらリバタリアン起業家たちが主導する「新反動主義」に理論的フレームを与え、哲学の最新潮流である「思弁的転回」や「加速主義」、そして「オルタナ右翼」へのインスピレーションをも喚起しつづけてきた。 果たしてそれは、人類の進歩的プロセスを否認する反動主義であり、野蛮な人種主義にすぎないのか。それとも、来たるべき未来を照らすオルタナティヴな光源なのか――。 * * * [目次] 序文 『暗黒の啓蒙書』への「入口」 木澤佐登志 Part 1 新反動主義者は出口(イグジット)へ向かう Part 2 歴史の描く弧は長い、だがそれはかならず、ゾンビ・アポカリプスへと向かっていく Part 3 Part 4 ふたたび破滅へと向かっていく白色人種 Part 4a 人種にかんする恐怖をめぐるいくつかの副次的脱線 Part 4b 厄介な者たちの発言 Part 4c 〈クラッカー・ファクトリー〉 Part 4d 奇妙な結婚 Part 4e 暗号に横断された歴史 Part 4f 生物工学的な地平へのアプローチ 訳者解説 なにから離脱するべきか 五井健太郎 -
「心の哲学」批判序説
意意識とは何か。いつ、どのように生まれて、何のために存在するのか。 人や動物が生存していくための意識による具体的効果や、その機能とは――? 認知科学、神経科学的の最新成果により、昨今注目を浴びる「心の哲学」を、 あえて、事実性重視の現象学的立場から批判的に検証。 私が「私」を認めるために重要な、「経験する私」の意味、 私の意識の中で「淘汰」され、成長する意識の本質など、 進化論的な視座も踏まえ、「意識の実像」を捉え直す。 目次 第一部 「心の哲学」との対決 序 可能性の議論への違和感 第一章 意識は無用か 第二章 意識の有用性 第三章 心は物質に宿る──スーパーヴィニエンス── 第四章 運命を知りえぬことが、自由を私たちに残さないか 第五章 意識は瞬間ごとに死ぬ?──ひとつの懐疑── 第六章 意識とは誤解の産物である──消去主義の検討── 第七章 「物理世界は完結し、心の働きかけを許さない」と言えるのか 二部 意識は本当はどういうものか 第八章 意識の実像──ふたつの実存とふたつの視覚経路── 第九章 実践的意識が見る世界 結論 -
哲学者マクルーハン 知の抗争史としてのメディア論
「メディアはメッセージ」「グローバル・ヴィレッジ」「空間と時間の消滅」などインパクトの強い言葉で1960年代を席巻したマクルーハン。「文明批評家」「未来学者」「メディア社会学者」「ポップカルチャーの哲学者」「インターネット時代の預言者」「コミュニケーション理論家」など、さまざまな呼称で輪郭づけられたトロント大学英文学者マーシャル・マクルーハンの正体と思想の中身は、本当のところ何だったのか。エリザベス朝文学を出発点とする個人研究史は、メタファーが持つ人間的思考の本質の探究へ、さらに狭いアカデミズム世界を超え出て技術・社会・文化の問題へと射程を広げてゆく。そこで焦点化されてくるのは人間の思考・行為を方向づけている「メディア」の偉力であった。メディアとは単なる媒体ではない。印刷・電信・電話・テレビはもちろん、衣服も住宅も貨幣も、道具も兵器も、あらゆる人工物がメディアであってそれは人間の拡張をもたらすこと、また究極のメディアは言語であってそれは人間を整形し、知のかたちを変形しうることを見通すに到ったのである。古今東西の事象に精通し博覧強記をもって知られたマクルーハン。また「論」を立てること、論理的文章を練り上げることを忌避したマクルーハン。アルファベットの発明がやがて文字・概念重視、視覚優位の西洋思想を築き上げていったことへの警鐘、そのアンチテーゼとしての聴触覚重視「口誦」文化復権への主張。難解と言われる著書と研究の射程を見抜き、計り知れない現代的意味の重さを読み解く。 -
もっとも深いところで、すでに受け容れられている
イギリスの若手ノンデュアリティの旗手、邦訳本、初登場! すべては思い込みだった! すべては受け容れられていたのだ! ポジティブなこともネガティブなことも。そこに気づいたとき、「解放」が起こる! 今の瞬間がまったく受け入れられないものに思えるときでさえも今の瞬間を受け入れるには、どうしたらいいのか? そもそも、「どうしたら今の瞬間を受け入れられるのか?」というのは果たして適切な問いかけなのか?実際、私たちは今の瞬間から分離していているものなのか? この瞬間、あらゆる気に入らない波、存在してほしくない波も含めて、すべての波が受容されている。受容は美しく見えたり感じたりする必要はない。真の受容は、受容はこうあるべだといったあらゆる観念を超越している。真の受容とは、本質的にあなたという存在そのものであり、この瞬間をまさにありのままに許すものだ。受容できないことでさえ、本当のあなたという存在は受容している。この受容は、根源的なものなのだ。(本文より) -
「男はつらいよ」を旅する(新潮選書)
「寅さんの負け犬ぶりにいまだに共感する」という著者が、〈美しきもの見し人〉車寅次郎の旅路を追って、「男はつらいよ」全作品を詳細に読み解きながら、北海道知床から沖縄まで辿り歩いた画期的シネマ紀行文。なぜ、あのいつもずっこける放浪者はかくも日本人に愛されるのか? 映画に“動態保存”された「時代」がいま甦る。 ※新潮選書に掲載の写真の一部は、電子版には収録しておりません。 -
内的時間意識の現象学
現代哲学、思想、そして科学にも大きな影響を及ぼしている名著の新訳。フッサールの現象学はなによりも学問の基礎づけを目指すが、その際「いちばん根底に横たわる」問題が時間である。時間は一瞬で流れ去るのに、多くのものはなぜ持続的に「存在する」ということが可能なのか。フッサールは、「客観的時間」というものへの信憑を括弧に入れて、それが意識のなかでどのように構成されるのかを解明する。そして、時間を構成する意識それ自体が時間のなかに現れてくるという根本的な事態に光を当て、「意識の壮大な生体解剖」を行う。詳密な訳註と解説を付し、初心者の理解を助ける。
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